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  • プロ挫折家として

    この一年で奥歯が半分にすり減った。人生に対していい感じに諦めがついてきたので、これからはプロ挫折家を名乗っていこうと思う。■引き続き、マンガ「乳首が見たい」を描いている。だれかひとりに伝わってくれたらそれでいいとの思いで連載しているが、漫画投稿サイトでは

  • チェリーピッキング

    みんなは元気にしているのだろうか。みんなというのは、みんなだ。一日に一回くらいは笑えているだろうか。ちゃんと眠れているだろうか。仕事は続けられているだろうか。趣味は続けられているだろうか。最近はどんな映画を観て、どんな本を読んでいるだろうか。こちらは、い

  • 生まれてきた時代が悪かったと言いたい

    たとえばいま現在、見たら嘔気を催すものは、ライブ配信アプリのCM総理スガの存在すべて巨乳美少女ロリコンアニメマンガぜんぶわけのわからん早口論客瞳孔の開いたフェミニストいまの日本のテレビドラマと映画の9割秋元康アイドルグループぜんぶツイッターのつぶやきぜんぶな

  • デジタル奴隷

    ヘニドを手描きのアナログで描いたりタッチペンを使ってデジタルで描いたりしているが、アナログとデジタルの両方で描いてみて、ひとつハッキリとわかったことがある。デジタルではまったく想像力が働かず、創作に必要な偶然性もほとんど生まれないということだ。まず、絵を

  • そしてやせがまんはつづく

    じぶんが活躍できるかもしれなかった時代はもう完全に終わったと思っている。結果を残せず残念だが、仕方がない。がんばりが足りなかったのか、運がなかったのか。たぶんその両方だろう。しかし、後悔はない。昔から過去へは一秒たりとも戻りたくない質である。それに、じぶ

  • もう遅い

    このブログを読んでくれている方は、余程奇特な人なのだろうと思う。ありがとうございます。数年前「昔は言わなくても伝わっていたことが、今は言っても伝わらなくなっている」とだれかが嘆いていて、なるほど確かにそうだと思ったが、現在ではもう伝えることすら無意味に思

  • 69の日

    会社をやめ、二十年来の仕事と人の繋がりを断ち、ちょうど一年が経った。この一年、前半は懸命に言葉を紡ぎ、後半は言葉を押し殺した。十年前とはまるで世の中が変わってしまった。二十年前はもう異世界だ。そして、この一年でついにわけがわからなくなった。新しく取り組ん

  • 座席争いを抜けて。

    昼、『主権者のいない国』(白井聡 著)を読む。時折、本を閉じてヘニドを描く。すこし描いてはまた本を開く。それで数時間が過ぎる。夕刻、駅前へ夕飯の調達に出る。雨降りで風も強いから、裸足にサンダルを履いていく。一度濡れた靴はなかなか乾かないから。ペタペタと歩きな

  • さいならっ今日

    本日は、朝から洗濯をした。窓を開け放し、部屋の中へ風を通しながら、映画「サウンド・オブ・メタル」を観た。昼にモームの「月と六ペンス」を少し読み返した。ヘニドを一枚仕上げた。夕刻に映画「スカーフェイス」を観た。夜は食パンと野菜炒めを食べた。よい一日だった。

  • 嘔気

    死にたいときに死にたいと言って許される場所はどこだろうか。そんな場所はないんだろうか。だからみんな黙って死ぬんだろうか。とりあえず、死にたいひとはいつでも死んで良いという風になってくれないだろうか。電車に飛び込んだり、高いところから飛び降りたりせずとも、

  • 独歩

    己が小説『乳首が見たい』のリライトを終える。この小説が名刺代わりになってくれたら良いなぁと思っている。ここ十年くらいの思いを詰め込んだから。なので、仮にあした死んだとしても良いっちゃ良いし、もうこれ以上乳首は見なくて良い。いろいろしんどい。おっさんになっ

  • 中年のキキ

    朝、インスタグラムで知り合ったイラン人のおっさんとチャットをする。お互いに同じような絵を描くから。アッバス・キアロスタミが大好きでたまらんよと言ったら、彼はとても喜んだ。昼、己が小説『乳首が見たい』のリライトをする。谷崎潤一郎の『文章読本』を読む。夕、牛

  • リライト

    己が小説『乳首が見たい』の書き直しをしている。先日、浅草キッドの水道橋博士のことをブログ記事に書いたら、本人からフォローをいただいた。ありがたいことである。

  • サラバ此処。

    引っ越しの準備に勤しんでいる。あと数日で吉原遊廓ともオサラバである。名残惜しさは微塵もない。此処に住む意味はもうまったくないのである。いまは、あたらしい生活と仕事のことでけっこう頭がパンパンである。浮き足立ち、あまり本なども集中して読めないような感じであ

  • 深掘TV

    まさに神回であった。次回も楽しみだ。

  • 山本周旋

    水道橋博士が好きである。この人は周旋芸人として、もっと評価されて然るべきだと思っている。「博士も知らないニッポンのウラ」や「博士の異常な鼎談」はどれだけ観返したかわからない。おそらく、じぶんの人生のうちで最も繰り返して観た番組である。どの回もとても面白く

  • あきらめ隊

    あのとき、あきらめなくて良かったと思える今でありたい。首の皮一枚でもいいから。基本的にはそう思っている。が、本当にあきらめたらダメなのか。「あきらめる」の語源は「あきらかになる」だ。現在の世の中の様々な危機を回避する方法について、幾人かの理論家の本を立て

  • ゼロかヒャク

    ゼロかヒャクである。ハンブンはない。ここ数年間はヒャクでやっていたが、ダメだったのでまたゼロになった。死に体のゼロ、生きているヒャク、ハンブンはただの生き延ばしである。言葉が、頭の中でぐるぐると渦を巻いている。エアー抽選機の中を舞う三角クジのように。それ

  • 死中に活を求む

    「人新世の『資本論』」を読んでいる。こうした、まともに考えて書かれた本がベストセラーになっていることが、なによりの救いだ。作者も若い。このところは、個人的な懊悩が地球規模にまで肥大化し、もうこの世にはドアホしかいないのではないかと暗澹たる気持ちになること

  • 「テレワーク」は「自宅待機」に呼び方を変えるべきである。

    「テレワーク」は「自宅待機」に呼び方を変えるべきである。このままでは、オンラインで社会が丸ごと代替できると思い込む人間が増える一方だ。サラリーマンの大半は、朝に出て行って夜に帰ってくるだけで、これがほぼ唯一の仕事であるのに、単なる自宅待機に尤もらしい名前

  • 幻想殺し

    神が死んだのは、もう遥か前。1990年代にロックが死に、2000年代に恋愛が死んだ。そうして、2010年代にはついに心が死んだ。心は、良心と言い換えても良いかも知れない。良心の喪失は、すなわちサイコパスへの道である。となれば、次の2020年代に死ぬのは精神だろう。精神と

  • 『壊』

    今年はいろいろとあった。最後にいろいろと書こうと思ったけれど、いろいろと考えてなにも書かぬことにした。それではまた。

  • 現代にナウシカの心は通じまい

    テレビで風の谷のナウシカを観ていたら、始めから最後まで涙がポロポロと出て止まらなかった。どういうこっちゃと思ったけれど、きっとあの頃はいろんなものを信じていたからだろう。昔は言わなくても伝わっていたことが、今は言っても伝わらない。残念だが、現代にナウシカ

  • ヒェア

    宮台真司はサイコーだ。素晴らしくて泣けてくる。歌詞は聴き取れんけども。

  • ヘニーちゃん

  • ヘニドくん

  • いま、死にたい人たちこそが希望。

    アイザック・アシモフの『はだかの太陽』を読んだ。SFを読むのは苦痛である。スター・ウォーズも理解できないくらいだから。しかし、がんばって読んだ。惑星ソラリアは地球と同じくらいの大きさだが、人口は二万人しかいない。その代わり、労働するロボットが二億体いる。つ

  • 出店希望

    今年、もっともしんどかった時に描いていたヘニドを完成させた。270✖️235㎜の和紙の色紙。どこかのフリーマーケットの片隅で、今までに描いたヘニドを並べて一日中座っていたい。「ぜんぜん売れんなー」とかひとりごちながら。もちろん体育座りで。いま一番やりたいことだ

  • 命を遣い切る極意〜死神にハロー!〜

    十年ぶりに、V・E・フランクルの夜と霧を再読した。運命の流れには、ヘタに逆らわない。といっても、単に諦めて流されるのではなく、己の丈いっぱいに引き受けて苦悩する。これ以外に生きる理由はない。そう言い切るフランクル博士の思想は、人間が人生を理解し、まっとうに

  • 世にしたがへば身くるし。したがはねば狂せるににたり。

    早朝、方丈記を読む。鴨長明はなかなかのお人好しだったのではなかろうか。まじでこの世しんどいわ、いろいろうまくいかんしもういいわ、友だちとかまじでいらんわ、みたいなことをずっと書いている。勉強する気分じゃないときはYouTubeとかみて怠けるし、べつにそれでいいじ

  • 悪の気まぐれ

    たまたまテレビで観た『鈴木家の嘘』という映画が非常に良かった。途中からは端座して観ていた。表向き平和に見えようが、どの家庭にも必ず何かしらの問題がある。皆、言わないだけだ。先月、伯従母がFacebookのロマンス詐欺というやつに騙されて自殺した。ロマンス詐欺がど

  • ホンに

    二葉亭四迷の平凡をおもしろく読んでいる。先日の浅草逍遥の際に購ったのだが、どうしてこの本を選んだのかまったく思い出せない。棚から抜き取ってレジへ持っていった記憶もない。万引きはしていない。なぜならば、そのあと書店の紙袋を持って隅田川沿いを歩いたことを憶え

  • 散歩

    どうにも気持ちの遣る瀬なく、浅草を散歩した。浅草付近はとても散歩に適している。隅田川もあるし。書店を二軒まわり、二葉亭四迷などを買った。少しだけ気分が晴れた。

  • コロ子追悼ヘニド

  • コロ子

    愛犬のコロ子が死んだ。17歳だった。天寿を全うし、安らかに逝った。母と私のあいだに挟まれて。下記に思い出などをいろいろと記そうと思ったが(実際に一度書いてもみたが)、やめておく。この悲しみは至極個人的なものであり、他人にとってはどうでもよいことからだ。ただ、

  • 黒白

    一晩中ヘニドを描いて、寝て、起きてまたヘニドを描く。四六判ヘニドはなかなか終わらない。五センチ四方を描くだけでも四、五時間がかかる。疲れてきたら、ペンを置いてボーッと座椅子に凭れたり、窓から空を見上げたりする。特に今日の東京は雲ひとつない青空だったから、

  • サヘルの旅 〜傷みと生きるということ〜

    たった今NHKで観た「サヘルの旅 〜傷みと生きるということ〜」というドキュメンタリーが素晴らしかった。言葉にならない。本当に素晴らしかった。観ることができてよかった。

  • この一週間くらいに観た映画

    太陽を盗んだ男仁義なき戦い私はダニエル・ブレイクスイス・アーミー・マン郵便配達は二度ベルを鳴らす(1946)ザ・ファンゴッド・ファーザーPart1グッド・フェローズアイリッシュマン冬冬の夏休みスタンド・バイ・ミーピザ!がんばれ!ベアーズベスト・キッド1・2レヴェナント

  • ファック ザ この世

  • おれは自由。フォローはなくとも。

    ハローワークという場所が非常につらい。あすこに居ると、端的に死にたくなる。しかし今日は行かねばならぬ日だった。一ヶ月前から今日の来る日が毎日嫌で仕方がなかった。昨晩はまんじりともせず、脂汗を噴き出しながら嘔気を催していた。今日で手続きは三度目である。いま

  • 深更の変なロボ

  • 読むのがこわいか。

    三時間経った頃から徐々に面白くなり、五時間を超えた辺りからもっと面白くなる。サビは七時間を過ぎてから。人の考えていることは何時間も聞かなければわからない。一言つぶやいてみたってなんにもならない。だから、ツイッターやなんやらSNSは全部消えてなくなれ。孤独を忘

  • 無職など恐れるに足らん

    Amazonプライムで観たアニメ映画「アシュラ』がとても良かった。生きているだけで苦しいと泣いていたアシュラの姿が忘れられない。絵のタッチも良かった。アニメ自体も丁寧に作られている感じがした。ジョージ秋山先生の漫画は読んだことはないけれど、今年の五月に亡くなっ

  • 脳みそいらず

    今日はひねもすヘニドを描いた。世界堂で買った四六判の紙に。もう一年半くらい描き続けている。描き続けているといっても、日々に忙殺されてほとんど停滞していたので期間ばかりが長くなってしまった。先日書き終えた小説と同じである。テーブルに広げて、上からビニールを

  • ソーシャルクラッシャー

    よく考えてみたらドラえもんの登場人物にはまともなやつが一人もおらんな、と思った昼下がり。『乳首が見たい』の原稿を出版社へ送るべく、テクテクと郵便局まで歩く。精一杯書いたから悔いはない。帰宅してからは読書。天気が良いから洗濯物もよく乾く。四六判ヘニドも少し

  • 脱稿

    己が小説「乳首が見たい」を書き終えた。400字詰換算で120枚の短編である。ブログを見返せば、2018年の1月14日に書き始めているから、たったこれだけの量に2年半以上もかかったことになる。この間には色々なことがあった。毎日くたくたになって帰宅して、丸太のように眠った

  • 感銘を受けた

    ひたすら全力で生きるしかなかった 安藤忠雄という生き方【完全版】(RED Chair) https://video.yahoo.co.jp/c/4041/a882beccfa1af0512a36c7fd448a139b524fcd20

  • ゆきゆきて吉祥寺

    朝から、原一男監督の「れいわ一揆」を観に行った。ジョージ・オーウェル「一九八四年」を読みながら。トークショーも含めて五時間。個人的には笑いもせず泣きもせず、なんなら被写体に少し反感すら覚えたが、他の観客はけっこう笑って泣いていた。ただ、上映後に原一男監督

  • 乳首のイデア

    壊れるといっても、いったいどういう風に壊れるんかイマイチピンと来ないけども、壊れるならはよ壊れろ日本。焼け野原くらい頼む。無職本という本を読んだのだが、その中に寄稿していた竹馬靖具さんという映画監督が気になり、新作「ふたつのシルエット」を吉祥寺まで観に行

  • 我利我利

    江川紹子さんからの流れでもしやと思ったが、最後に神保さんが当てられた。嬉しくて、思わずスクリーンショットを撮った。

  • 臥薪嘗胆

    一日に原稿用紙二枚くらいの執筆ペースである。我ながら遅いと思うが仕方がない。毎日最低六時間は机に向かうことにしているけども、ウンウンと唸ってもぜんぜん良い文章が浮かばず、今日はダメかしらと思い始めた辺りで不意に浮かぶ感じがなんとも良い。本もいろいろと読ん

  • サンキュー!&ファッキュー!

    69の日。今日はイースタンユースの野音DVDを観ていた。コロナっつうのは、人間のいろいろな部分を炙り出したな。怒りもかなしみも忘れるものか。毎日を場当たり的に過ごしてはいけない。世間の仕様もなさに負けてはいけない。すべてがなし崩しに進んでいくから。この三年は、

  • 夢想

    ほんとうにきつい日々である。みなじぶんで精一杯。他人の話に耳を傾ける者はいない。たまに連絡を取ってみても、相手方はじぶんのことを話すばかり。毎度、声をかけて失敗したと思う。この二ヶ月は、恩に報いるために一日も休まず出勤した。共に歯を食いしばっている友人は

  • 生活

    毎日くたくたになって帰宅し、泥のように眠っている。合間に己が小説を書き、ヘニドを描いているが、とにかく時間が足りない。ゆっくり急ぐということをいつも考えているけども、そうこうしているうちに死んじまうんじゃないかという焦燥が拭えない。貴重な貴重な休日である

  • サイバー独裁

    だれよりも家にいたい。生まれたときからそう思っている。どこへも行きたくないし、働きたくないし、だれにも会いたくない。しかし、いまはフルタイムで出勤している。社長が我らの生活を守ろうと日々金策に奔走しているからである。テレワークの名の下に、家でぐうたら過ご

  • 自己本位に過ごす休日は長い

    休日。コタツに温まり、鶯谷の古書店にて三千円で購ったコリン・ウィルソンの軌跡を記した本を読む。今日は天気が悪く、ベランダへ洗濯物を干せずに残念だった。しかし、午後は曇り空を良い気分で眺めた。四六判ヘニドもコツコツと描いている。コタツテーブルに広げ、上から

  • ぬい

    休日。ぽんぽんに着膨れしてこたつ。ひねもすじぶんの仕事をする。時折ベランダの洗濯物を眺めて一服。日暮れが早いから、暗くなってもまだ18時。うれしいうれしい休日。

  • 意志

    大晦日は、ゲンロンカフェの生中継を視聴しながらヘニドを描いて過ごした。やはり東浩紀は良いなぁと思った。執筆もキリの良いところまで進んだ。2020年も描いて、書く。生活のテーマは「作為的不可逆性」と決めた。今年もよろしくお願い申し上げます。

  • 準備

    深更、こたつでみかんを食しながらヘニドを描く。二時間ばかり描いて、モームの短編をいくつか読む。その後に少し己が執筆もする。それからはまたヘニド。気づけば朝になっている。己を救う方法がこれしかないから。

  • おっとっと100袋

    おっとっとを100袋頂いた。とても嬉しい。塩の加減とサクサク具合、おっとっとが最高だ。

  • ヘニドスウェット

    ヘニドのスウェットができた。

  • 対立は統合の証

    昨夜もまた、十年前のじぶんに助けられた。気持ちのキツいときにはいつもあの頃のじぶんがヒントをくれる。十年前とも世の中はまるで変わり、今はもう価値の共有すら難しく、対立することさえ適わなくなった。むき出しの個々人が独善的な妄想を逞しくし、己の生活の半

  • 病み上がり

    小田実の動画ばかりみている。小田実のような人はもういない。こんなにつまんない世の中になるとは彼も予想しなかったのではないか。ゴッホ展に行ってみたが10分ほどで出てきた。もうじぶんの仕事をしなければならない。

  • 意図して空けてる隙間でねぇ。

    現在、四六判に描いているヘニドは、四月から始めたのでもう半年以上描いていることになる。まだまだ終わらない。あと半年はかかる見込みだ。完成したらディカプリオに売りたいと考えている。なんとなくディカプリオだったら買ってくれそうな気がするから。なので、今

  • ファッキュー・スティーブ・ジョブズ

    最高の休日。洗濯物はベランダで風に戦いでいるし、栽培中の唐辛子も気持ちよさそうに陽の光を浴びている。起きてしばらくヘニドを描いたあとは、アイスコーヒーを片手に読書。再読中のモーム「人間の絆」もまもなく終わる。フィリップともそろそろお別れだ。しかし、

  • 朝令暮改の徒

    帰宅して本を開く。少し読んではヘニドを描く。己が小説の執筆もする。ゾラの小説に書いてあった「気狂いにはなんでも許してやらなければならない」という言葉がぐるぐると頭の中を廻っている。ほんとうにそうだからだ。

  • 言葉にできない

    今日は執筆が進んだ。ヘニドも良い感じに描けた。とても嬉しい。夜は大好きなお菓子であるおっとっとを食べた。この先、気が触れてしまったとしてもおっとっとは食べ続けるだろう。

  • 言葉にならない

    休日、執筆を進める。時折ヘニドも描く。夜は大好きな映画である『6才のボクが、大人になるまで。』を観た。

  • 腰かけのルーチン

    毎日の通勤の行き帰りにモームを読み、帰宅してからヘニドをちょこっと描き、寝る前に「チップス先生,さようなら」を読んでいる。己の本棚にある本の再読ばかりしている。小説「乳首が見たい」の執筆はそれぞれの合間にポチポチとやっている。読みたくて読むというよ

  • イングロリアス

    良き連休であった。先のGWはヘニドばかりを描いていたが、今回の盆休みは「乳首が見たい」の執筆も進めた。太宰治の小説を何遍か読み直した。ほとんどなにもわかっちゃいない人間から送られてきた人格否定のメールに返信した。少し腹が立ったが、こちらからは感謝の

  • えんぎれ

    正午前、むくりと起き、洗濯をする。なにか洗うものがないか、まだ汚れていないタオルも昨日洗ったばかりの枕カバーもとりあえず洗濯機に放り込む。風に戦ぐ洗濯物を見たいから。本日も良い天気である。窓から青空を眺められる幸せを殊更に意識して噛み締める。この吉

  • 家庭の幸福は諸悪の根源

    夕刻、起き抜けのTシャツのままフラフラと銀座へ映画を観に出かけ、その映画にふと思うところがあり、夜に帰宅して少し太宰治を読み返す。久々の太宰は面白く、声に出して笑っちまうところもあったりして(やはり太宰治はすごい)、結局本棚から他のも取り出しいくつ

  • 髭が緑 仕事を真面目にやろうとすれば死ぬということ。

    生活仕事が盆休みになった。このところはとにかく忙殺されていたが故、昨日と今日は泥のように眠っていた。その直前の金曜などは、疲労が極まりひねもす吐き気がしていた。なんとも苦しい日々であった。過労死というものは、おそらくこの延長線上にあるのだろうと思っ

  • チャルスコパ

    安倍なんてのは今日の吉本芸人の会見を見習えばよいのだ。明日の投票は山本太郎に入れる。山本太郎をバカにするヤツはなにもわかっちゃいない。知った気になっている浅い浅い自己完結野郎だ。今宵はテレビでBUCK-TICKのライブを観ながらヘニド。乳首とコンサートは似

  • 無私の実験3年目

    毎日の通勤の行き帰りに読書をし、そして自らの執筆を行っている。自宅に帰り着けば眠る前までヘニド描き。毎日毎日少しずつやっている。それ以外に道がないから。無私の実験も3年目。時の流れはもう一切気にならなくなった。

  • 最後の余力

    土曜日、起きて洗濯機を2回まわす。その間、窓を開け心地のよい風を部屋に取り入れながらヘニド描き。とにかくどこへも出かけたくない。近所のコンビニさえも行きたくない。楽しみはすべてじぶんの内にあり、外には存在しない。それはじぶんで作るものであり他人から

  • 元気がでた。

  • 1

    午後2時、目を覚ます。連休最終日にして生活リズムの大逆転である。明朝の起床が絶望地獄となることは決定的だが、10連休は毎日ひねもす絵を描きつづけ本当に幸せだった。あす、死にたいやつは死ねというやつは死ね。安易なレベルで人生を結論づけているやつにはわか

  • 3

    午後3時。ソファに腰かけ、窓から空を眺める。休日は残り3日。(やはりGW明けの自殺者は多いのだろうか。おれだってべつにいつ死んでもよいけれど、とりあえずこの四六判のヘニドを完成させるまでは死にたくないなー)などと考える。そのまま小一時間ほどぼーっとする

  • 4

    静かな午後。本日も窓を開け放ち、自室を通り抜けていく風を堪能する。ベランダでは洗濯物が戦いでいる。遠くで子どもが泣いている。四六判に乗っかってヘニド。5センチ四方を描くくらいでも4時間ほどかかる。時折コップに注いだ牛乳で一服。テレビは消している。本

  • 5

    己が意思の赴くまま続けりゃよいのだ。テレビでB′zのコンサートを観るともなく観ながら思った。

  • 6

    思いつくままテキトーに描くヘニドは描こうと思えばだれにでも描ける。描くか描かないかだけである。描けば埋まるし描かなきゃ白紙、それだけだ。はっきり申し上げてこの連休は最高である。

  • 7

    この休みはとにかく己の心身に負荷をかけぬようにしている。好きなときに寝て、好きなときに食事をし、あとはひたすらヘニドを描いている。ネガティブ要素は一切受け付けていない。せめてこの期間中だけは己をとことん楽させ、悦ばす。窓を開け放した部屋には今日も

  • 8

    窓を開け放ち部屋の中へ少し肌寒い空気を取り入れながら、朝からヘニドを描く。幸福感に震える。昼に肉を焼いて白飯と食す。腹ペコすぎて箸を持つ手が震える。食後にはアイスコーヒー、そうしてまたヘニド。初の四六判サイズは描きごたえがある。

  • 9

    最初にヘニドを描いたのは中学生のときで、そのときは(じぶんオリジナルのとんでもない表現技法を思いついた!)と得意になったモンだった。ノートに少しだけ描いたものを成績優秀のFくんが褒めてくれたのを憶えている。程なくして、ヘニドがべつに大したモンではな

  • 10

    GW初日。13時間ほどの眠りから目覚める。これから10日間好きなだけじぶんの時間を過ごせるのだと思えば幸せで仕方がない。やることは大きくわけてふたつ。ヘニドと読書である。眠りたくなったら眠り、シコりたくなったらシコる。食欲についてはある程度我慢するが、と

  • 諦観の片道17分

    モームを繰り返し読んでいる。毎日の通勤の行き帰りに。吉原遊廓に引っ越して以来通勤はだいぶ楽になったが、1ミリとも興味の湧かぬ「作業」に一日を費やすというのはなんともつらいことである(「仕事」とは、たとえばゴッホが耳を削ぎ落としてまでひまわりを描いた

  • ワレメ

    本日も帰ってヘニドを描いた。今回のものはA4サイズ。間もなく描き終わる。小さなものに描くのは少々飽きてきたので、つぎは模造紙に描こうと計画している。B2くらいの画用紙でも2ヶ月ほどかかるが故、もしかしたら1年くらいかかるかもしれない。しかし時間をかけるほど完成

  • さらば今週の日曜日

  • ライオンだから

    土曜日。休むはずだったが午前中だけ現場に顔を出す。定食屋であらゆる揚げ物の積載された超大盛りランチを平らげ「それでは残り一日半、お互いに有意義な休日を」と言って親友兼仕事仲間と別れる。この親友兼仕事仲間にはとても感謝している。彼がいなければじぶんはこんな

  • 転居

    15年ほど住み続けた西東京市へ別れを告げ、吉原遊廓へ引っ越しをした。荷物はハイエース一台と友人ひとりの力を借りて運んだ。物はほとんど棄てた。冷蔵庫や洗濯機やガスコンロやレンジやそうしたものはすべて新調した。ベッドはフカフカのセミダブルを買った。その他細々し

  • しょたいけん

    モームのお菓子とビールの抜き書きをす。読みながら傍線を引いた箇所を。己が小説「乳首が見たい」をちょこっとだけ読み返す。その後は只管ヘニド。ヘニドヘニドヘニド。贈答用。キャンバスに描くという初体験。初体験を「はつたいけん」と読むのは誤りです。「しょたいけん

  • 人生の愉悦

    モームのお菓子とビールを読了す。「完璧やなー」とひとりごつ。何ヶ月もバッグの中に入れていたので紙はふにゃふにゃのぼろぼろになった。毛羽立った表紙を指先でさすりながらモスバーガーのアイスコーヒーで一服す。はじめたばかりのインスタに過去のヘニドを一枚投稿す。

  • 生者必滅会者定離

    おれはいつでも孤独へ帰ることができる。いつでもこの世界でひとりきりになれる準備がある。聖書を買った。講談社出版のバルバロ訳を。引っ越しを決めた。西から東へ。或るひとりの女子を大切にしていくことにした。半ば一方的に。ヘニドの記録用にインスタを始めた。ど

  • 今年の最終形は

    今年最後のヘニドを描いている。ヘニドはけっこう描き進んだ段階にならないと最終形のイメージが湧かない。「最終形もなにもいつも一緒じゃん」とも言えようが、自分のなかでは毎回ちょっと違うつもりなのだ。

  • 死んでも悔いはないテクニック

    昨年に続き、今年も本当に忙しい日々だった。毎日くたくたになって帰宅した。読了できた本はほんの数冊、己が執筆もまったく進まなかった。会社にはできる限り金を入れた。じぶんの給料分くらいはなんとか稼げたのではないかと思う。細い糸を繋げて繋げて、切れかかったとき

  • ひっひっひ

    10年前と5年前の自分に感謝している。よくぞ踏ん張り、そして立ち上がってくれたから。きっと5年後の自分もいまの自分に感謝してくれることだろう。10年後の自分は5年後の自分に感謝するだろう。過去の一切に悔いがない。いろいろなことがあったが、だいたい憶えている。や

  • やせがまんのペテン師

    「人間はひとりきりで生まれいで、ひとりきりで死ぬ。他人との関係をのさばらして、自分本来の孤独をうっかり忘れてしまう人間は、阿呆の天国に住んでいるのだ。」(たぶんブレイク。じゃなかったらコリン・ウィルソン)孤独はひとのふるさと。だからおれはあんたのふるさ

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