北海道の公立の医科大学6年ですw 小説ブログですw
昔書いた小説、ふと浮かんだミニ小説など書いてますw
良く晴れた青空は気持ちよく澄み渡り、まるでさっきまでの大雨が嘘のようだった。すでにだいぶ薄くなった虹が名残惜しそうに遠くの田んぼに色を落としている。先ほどまで…
信号 突然の赤信号に僕は戸惑いを隠せなかったずっと青が続く道を歩いてきた風が気持ちよかったんだ 気づけば見知らぬ土地それでもそこに君がいたからずっと永遠に続く…
「なんだかなぁ・・・」雫は思わずため息をついた。きっと騙されたんだ、そうに違いない。雫は手に持った双眼鏡のような器械をやるせない想いで見つめていた。いい人が見…
夕方、私は公園に向かって歩いていた。「お母さん!」私を見つけた柚希が泥だらけの手を振りながら駆け寄ってくる。「たくさん遊んだ?」私が聞くと、柚希が嬉しそうに頷…
私は歩いていた。ただひたすらに同じ景色が続く、この黄土色の乾いた土地。 時折吹く風はあたりの砂を巻き上げる。砂漠。 不思議だ。都会にいた時には噴水も池も川も、…
球を作りたい。私は突然そう思った。何かきっかけがあったわけではない。本当に突然、外を歩いていてそう直感したのだ。 いや、そうじゃない。 きっと・・・私は疲れて…
その足跡は、山の奥まで続いている。しんしんと雪が降る細い道。その道が続く先は、うるさいくらいの闇がこれでもかと待ち構えている。そして、そのさらに奥へと、足跡は…
あいつはあの時、山にいた。そんなことを言うと、みんなおかしいというだろう。でも確かに僕はあいつを見た。とても疲れた顔をしていた。 僕はあの日、山にタケノコ…
「5 years」 作詞Deri光が消えた街地球全体が泣いた夜人は恐れ人は泣き肩を寄せて震えていた笑顔が消えた空太陽が空しく通り過ぎがんばろうとがんば…
「だから僕は生きるんだ」 作詞Deriなんでだろう僕は今前を見ているどこまでも続く道をため息とともにまっすぐ見つめてるんだなんでだろう僕は今風を聞いて…
復興支援ソング3 「追悼 ~いきとしいけるもの~」 作詞Deriいいんだよ いいんだよ泣いたって いいんだよ悲しいときにはいつだって泣いていいんだよいい…
復興支援ソング2 「一緒に歩いたこの道を」 作詞Deri水たまりに映る雲がゆったりと流れていくあの日一緒に飛び越えた水たまりを一人またいで歩く綿菓子のよ…
復興支援ソング1「空に伸ばした僕の手が」 作詞 Deri空に伸ばした僕の手が輝く星をつかまえたガラスのように輝く星を夜空でそっと微笑んでいつでも変わらずそこに…
みかん 貞雄は十分ほど前からみかん売りの荷台の前をうろうろしていた。たまたまみかんが荷台から落ちてこないかな。そしてみかん売りが、もう売れないからお前にや…
虹 雨の降らない町に虹が出た。遠くに見える山と山をつなぐような、大きなきれいな虹が出た。 この町は、三階建て以上の建物はほとんどなく、人々はのんびりと過ご…
傘 放射状、均等に伸びる金属の棒に、防水の布が張られた。僕はこうして生まれた。簡単で軽い、それが僕。 ビニールの袋に包まれて、僕は仲間とともに鉄の棒にぶら下が…
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