*創作サイト(絵、memo、絵日記etc...)
ちっこいころさ、近所のおじさん綿菓子買ってくれたんよ、 んでアパートに呼びよったさ、 んでもよ、 あたしがおっぱいちびっと膨らんでよ、赤飯になったときさ、 もうおじさん綿菓子買ってくれんようになった。
ひずむる ゆがむる きしむる るるる こねこの、おひげに、あおかび、はえうる えほんの、ひょうしに、しょうちゅう、こぼるる るるる、るるる ぐるぐる まわるる ぱられる るる、る
赤い帆を張った船が、やってきます。 村の、みんなは、口を揃えて、「不吉な船だ。」と、言っています。 女の子は、ひとり、海岸沿いを歩き続けました。 じっと、赤い帆を張った船を、見つめながら。 お
パレットさんは、いつも、真っ白でいて、 真っ白い間は、ずっと、ひとりぼっちです。 誰かが、何色でもいいから、色を落としてくれるまでは、 ずっと、ずっと、ひとりぼっちのまんます。 パレットさんは
あたしはパパが大好きで、パパがお仕事で出張へいくたんびに ママと一緒に泣いては、パパにしがみついた。 パパは、たったの一週間じゃあないか、と笑って ママも笑っていたけど、あたしにとっての一週間は
しあわせなんて、ちっぽけで、葉っぱに埋もれて よく見えないものだって、 パパは、お髭を、くるっと指でいじりながら、 遠い目をして、わたしに話した。 わたしは、「そっかぁ。」って、 あんまりよ
近頃、見せ見せおじさんを見なくなった。 例えば、お父さんがお風呂で悪戯してくれんくなった皆さん、 「ちょっとおめえおっぱいでっかくなったんでねーか?」 『いやだ、気持ちわるいよん』 そんなんちび
天使が羽を もいでも、 輪っかが どっか飛んでって とぼとぼ うなだれ 水たまりに 落っこちても ただの ちっちゃな 赤ん坊になっても ずぶぬれちっちゃな赤ん坊は ずーっと 神様が 羽のかわり
僕は、まいんち、おじいちゃんとふたり並んで 川原を お散歩していたの。 川原のそばには 僕のだいすきなぶらんこがあるちっこい公園があってね、 日が暮れるまで、 おじいちゃんと ふたり ぶらんこ漕
その男が 通り過ぎると だれもかれも みんなが 鼻を詰まんで いやーな顔で 振り返る。 振り返ると、 だれもかれも みんなが いやーな顔を 見合わせて 「身の毛のよだつ恐ろしい顔だ。」っ
クラスの男の子は、 おつむが ガキんちょみたいで ぜんぜん おもしろくないし スカートめくり、かんけり、けいどろ、 ばっかみたい。 でも、 白馬くんだけは ちがうのよ。 真っ白い アンテ
ふうちゃんはそよ風みたいにグラウンドを走った。 ふうちゃんはうちのクラスで一番の痩せっぽっちのおチビさんで、 給食に出てくる揚げパンを 端っこの席から順番に 少しずつ 配って 「みんな、
女の子は、山奥で、 ひとり、 迷子になってしまいました。 山奥の夜は、凍えそうに寒くて、 いつ狼さんに襲われてしまうのかわからない、 怖くて、心細くて、 女の子は、眠れません。 女の子
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