聴覚障害者安藤美紀は聴導犬レオンのことを4コマ漫画で綴ります。聴導犬をマンガで広めよう。
聴導犬レオンのことを4コマ漫画で綴る。 MAMIEという場を作ったのは 「自分がやれるところを発揮する」ものである。 人と人のつながりを大切にしながら育てていくのがMAMIEである。http://www.mamie.jp/
朝、起きると真っ先に気がつくのはピンクのカレンダーを探している自分がいる。ピンクのカレンダーとは。。。怖くてめくれなくなった小さいカレンダー。それはもう捨てた…
新型コロナウイルスのことでだんだんと 全てが崩壊していきそうな有様を 目の前にして私がいつも思うのは 「私は塔」 です。 母が私のことをいつも言っていたのは「…
お仕事があるということはもう感謝感謝そのものです悲しみを埋めるものではなく悲しみに向き合うためにも受け入れるためにもお仕事があって自分が存在していること自体に…
川内花火大会のときおとんは母の遺影を抱いて出てきてくれたそんなおとんの姿を見てて思いました私は見て見ぬフリしながら酒を片手に写真を撮っていましたおとんの背中そ…
今日は疲れて昼寝してしまい、いつの間に3時間も寝てしまいました12月に最愛の叔母がなくなり5月に最愛の母がなくなり8月8日に兄の義母がなくなりました立て続けに…
自分はどういう人間として何故生かされているのか?昔から私は自分のことをそう思っていた「自分の言葉」が言えなかった少女時代それは自分の中でもがいていたお友達が私…
ナミねぇのお母様が終末期を迎えたと聞きすぐさま、メールを送りました。私はナミねぇを励ますつもりだったのが逆に励まされました「ミキティのおかんも、ナミねぇのおか…
「私は流れに逆らって泳ぐことで強くなったの」ココ・シャネルの名言のひとつだ。流れに逆らって泳ぐ。私の大好きな言葉です。私は母に反抗しながらここまで来たんです…
中学生の頃の私は 作文を書くのが好きでした 弁論大会に出る目標はなかったのですが クラスの中で一番私の作文が選ばれました それは自分がみんなから認められたと …
今日も一日が無事終わったよ私ははっきり言って母ロスになるのでは?と思うほど、母が大好きで大好きでこれまでを生きて参りました最後の最後まで母の死を認めたくなかっ…
参議院議員の薬師寺先生が7月28日で任期満了という知らせが届いたときあぁ、今日で満了なんだと思った同時に私は彼女にもっと活躍して頂きたかったいつも私は彼女に相…
久しぶりに母の夢を見ました母が私をずっと抱きしめてくれていましたハグをずっとしてくれていた昔、抱きしめてくれなかった母の温もり夢の中で私は「ほんまにオオママ?…
久しぶりに大阪に戻ってそのまま私は講演に向かいました聴導犬啓蒙活動のお話をみなさんに聞いてもらえて私は幸せだと思います何か大切で何を伝えるべきか考えるのも大切…
昨夜は母から手紙を受け取った夢を見ましたそこを開けると「安藤美紀様 安藤孝明様」と書いてあった本文は小さくて読めなかった朝、目が覚めたとき読めなくてごめんなさ…
昨日は何も夢を見なかったの私が落ち着いたからなのかな珍しいことに一昨日までは毎日夢ばっかり見ていたけど昨日、ようやく兄と向き合えたような気がしました兄からメー…
オオママ、昨夜去年の12月に亡くなったキヌ子おばちゃんの夢を見たよ私に「ごめんね」と謝るんだ キヌ子おばちゃんは 私の兄のことを自分の息子のように愛していた…
「誰が為に鐘は鳴る」私はこの言葉に引っ掛かっていた。どういう意味なんだろうと。調べたところ、イギリスの詩人、ジョン・ダンの言葉であることがわかった。ここでい…
少しは気持ちが落ち着いて来ましたそれは母が今も私のそばにいると感じるからです昨日も一昨日も夢に出てくれたね私の不安定な心を落ち着かせるために「また会えるからね…
オオママあなたが最後までできなかったことを私が変わってやることにしたよ私は立場が悪くなっても構いません大切な人を守るために私はぶれない間違っていることは水に流…
昨日、母の夢を見ました母はいつもあなたのそばにいるよと言ってくれましたそしてみんなは私のことは見えていないけど私が見えているのはあなただけ真実はあなただけが知…
オオママ昨日は珍しくブログを休んでしまいましたごめんなさい一人になりたくて一人で考えたくて無になろうと必死でした私はどうしたいのか自分の中で必死に答えを見つけ…
昨夜はひとりでいろいろ考えていました母の弟、妹のこと二人はあなたが亡くなってから体調を悪くしていることを私は知っています二人とも私の兄に気を使う余り「うちらは…
7月6日のことだった。 「自民党公認 参議院議員候補 おつじ秀久さんを支える女性の集い」でいろんな想いを聴くことができました主催は尾辻秀久事務所野田聖子先生、…
昨日 久しぶりにオオママのお骨のところに帰ってきたオオママのお骨はおとんに預けているおとんは私のために出し巻き作ってくれたんよその出し巻きと大好物ハラカワ(…
1枚の写真を見つけたこれは15年前のことであるプロップステーションで当時厚生労働省大臣だった尾辻秀久先生に会った頃ですナミねぇが在宅ワークを紹介するためにこの…
ようやく夢の中に出てきた母あなたが逝ってどれくらい経つだろうかあ、2ヶ月になるんだ私は夢の中で母に問う私のことを心配してる?いいえ、心配ではないわ心配なのは私…
「あなたに美しい音楽を聴かせてやりたい」母がよく言っていた。母は元歌手で、いちき串木野市の演歌を歌ってた。昨夜、私はナミねぇのライブで自分の心を洗っているかの…
今日はなんか、晴れ晴れとした気持ちになれましたそれは私が元夫の母親と和解し元夫の母親のところに今でも足を運んでいると兄に打ち明けた兄と元夫はとても仲良しだった…
艱難汝を玉にす(読み)カンナンナンジヲタマニス艱難(かんなん・・苦しいことやつらいこと),汝(なんじ・・あなた),玉(たま・・すばらしい物)。人間は苦労を乗…
オオママに教えてもらった 人に優しくするのは大切だけどその人のためにならない時もあるその時は相手のことを思いやり 落ち着いて誠のことをお話しする相手に気づい…
朝、起きると母が起こしてくれているような錯覚に陥る。「そろそろ起きなさいよ」うん、起きるよ。と起き上る私。昔は体を壊してばかりで軟弱だった私。心臓も2回止ま…
今、私はナミねぇの魂の歌声を聴いて心が癒されています 何故こんなにも力強い声なのか 何故こんなにも癒される声なのか 今日はまず、尾辻義先生のお話をしようと思…
「西に入る 月を誘い 法をへて 今日ぞ火宅を逃れけるかな」私が母が死んだあと、この言葉を思い出した。母はきっとこの言葉通り、満足したのであろう。この言葉は徳川…
ここ数日私は仕事のおかげで鹿児島、大阪、東京と転々と移動しながら仕事していますが少しずつですが心は立ち直りつつあります仕事に感謝しなければと思います新しいイラ…
心からこみ上げるものそれは私にとっては「言葉」であるいつもみんなに言われていたことがある「本当は聞こえているのでは?」無理もない私は長いこと聞こえないフリをし…
鹿児島を後にして私はやっぱり寂しいと今まではこんな感情はなかったのですがおとんを一人残していくのは胸にくるものがありました母のお骨が待っているあの家に帰るどん…
私は二歳のとき、母に抱かれて鹿児島市に引っ越ししたどこからでもよく見える桜島私は田上町の上野団地というところに住んでいた そこには子どもたちが大勢遊んでいた今…
今日、串木野港に行ってきたんよあなたの半人生を過ごした町潮の香が強くてホッとしました串木野灯台も近くまで行って海を眺めることができました串木野灯台から眺めた串…
今日は母の四十九日でした無事に終わったけれども何が変わったことでもないのですが一つの区切りがおとんの中で決めたことがあるようですそれは何かわかりませんが私の中…
オオママ、ごめんなさい 昨夜、おとんと酒飲んでて 私は思わず言葉をこぼした私は鹿児島という土地に受け入れられるのだろうか不安なことを口走ってしまった私は鹿児…
雪を見る度 私は京都で一人暮らしていた時を 思い出す あの頃は27歳だった 3歳の可愛い息子と生き別れして 夫から家を追い出されたかのように 私は家を出た …
もし、私の耳がきこえていたら田舎を出ることはしなかったんだろうもし、私の耳がきこえていたら絵は描いていなかったんだろう母は私が言葉を覚えるようにたくさん絵を…
昨夜のことだった母が夢枕に立っていたね私にゴメンねってなんで謝るのごめんなさい私は母に言った謝ることないんじゃないあなたは頑張ろうとしたけど限度が来たんだねわ…
母が愛した庭母が愛した家母が愛した花あなたの姿は見えないけど私はここにいますおとんのことを考えて私はここに少しずつ留まろうと思いますなぜかというとあなたの残し…
1933年のことである今から86年も前のことである鳩山由紀夫の祖父にあたる鳩山一郎が文部大臣時代のときだった聾教育は口話法となってしまったそこから時代が大きく…
昨日は元夫のお墓参りに行ってきました実はあなたの生まれ育った街で講演の仕事があり呼ばれたのいろいろ考えていました私は湖を眺めていた息子はずっとあなたのお墓を洗…
光が見えた両手を上に上げるあぁ、誰かが私を呼んでいるあ、懐かしい声が聞こえるあ、誰かが私に読み聞かせてくれる毎日毎日パパは私に読み聞かせしてくれるのねこの内容…
いつからだったろうか 言葉が上手く話せなくて 私は1歳半上の兄が羨ましかった 私よりも顔が綺麗で 私よりも頭が切れて 私よりも喋れて 私よりも友達が多くて …
オオママ あなたが見えない理由がわかりました あなたが夢に出ない理由 それは私の後ろにいるんだね まだ四十九日も迎えてないのに 私を守ってくれているんだね …
母に言ってないことがあるんだ墓場まで持っていくつもりだったまさか亡くなるとは思わなかったから母まで逝ってしまうとは思わなかった実は元夫三年前の秋に亡くなりまし…
今朝のことだった 私は亡くなった母の声が聞こえた ずるいよ 私は全く耳が聞こえないのに あなたの声が聞こえるなんて 「美紀、ごめんね」 え?何のことよ 「あ…
私にはもう母も父もいないと思ったけど違うおとん私は母の彼氏を「おとん」と呼ぼうとしてる27年前奈落の底に居た母を救ってくれた母の彼氏母は私の母として生きた人生…
遠い昔のこと聾学校へと繋がる細い道鹿児島県立鹿児島聾学校の幼稚部に通っていた頃ほぼ毎日、通りすがりの人に石を投げられていた私はそこで見た彼らのことを覚えている…
「これは魔法のカードだよ」と母が私の首にかける母が私にかけてくれたのは「友愛」というカードだったこれは障害者の交通無料カードこれを首にぶら下げるということは「…
真ん中に座っている女性が私の母である。千鶴子。私の母の名前である。いつも凛としていた。芯が強くて自分に厳しくて娘の私に厳しくて他人にはとても優しい生きていく…
私は16年間、鹿児島市で暮らし育った生まれつき全く聞こえない、話せない私ははっきり言って耳の障害について辛いと思ったことはなかったそんな中、母は私を一般の学校…
鹿児島を出るとき私は母の弟に会ってきた。まずは私は彼に詫びたかった。父のこと。母のこと。私という人間が生まれたばかりで、仮面夫婦だったふたり。聞こえない私のた…
昨日、育った町に行ったよ。鹿児島市田上町という町。ことばを覚えるために私はここで暮らしていたここは2才から17才まで暮らしていたっけ。私が17のとき、父がもう…
母のお骨を父のお墓に入れない。兄に伝えましたそしたら初めからわかっているよ。そのつもりだよ。と言ってくれました。よかったね私はあなたのお骨、守るね大好きだった…
母が愛した花。母が愛した庭。もうあなたはいないけれどここにいるような気がします。昨夜、母の彼氏に伝えた。父の墓に母のお骨を入れない。私が決める。母のお骨はあの…
私は感じる。母が私のそばにいる。姿は見えないけど、母が私を育て、何のためにこの世に残したのか。それが私にとって大きな課題でもあり、試練なのだ。私は毎日、あなた…
私が4歳の頃だったかな母は私が発音がはっきり言えるまでご飯を食べさせてくれなかった私はお腹すいたよ、のど乾いたよ、とわんわん泣いていたかなその時だった隣の家…
母が亡くなった夜私は「あなたにもう一度会いたい、夢でもいいから」とお願いしたところある人が夢に出た。それはナミねぇだった。なんで?あなたじゃなくて、ナミねぇな…
私は耳は全く聞こえないけど、母がよく言っていた。「あなたに美しい音楽を聴かせてあげられないのは悲しい」母は元歌手だった。私が中学生のとき母は再び歌手になろうと…
はじめて見た映画それは「ジョーズ」だった。私に取ってこの映画はショッキングだったのね。。。普通、子どもに見せる映画といえば、「ドラえもん」。あとから母に聞いて…
父が衝撃な死を告げてから29年あの日、私の心は死んでいましたそれでも私は母のためにあなたを恨むことで生きてこれた私の心に父は存在しないとそうしないと私は生きて…
私の父が衝撃な死を告げたあと、 母はあの家を出て 自分の故郷を出て 遠い土地に移り、自分の居酒屋を持った。 その名前は「千里」 どんな気持ちで生きてきたのだろ…
あなたが逝ってから20日になろうとしています。私はいつもと同じように聴導犬を連れて歩くのですが、美しい花や、青い空を見ていつも変わりない風景なのですが、スロモ…
母は私に言葉を覚えてもらうために徹夜で手作りの絵カードを作っていた。リンゴの絵を描いて、右に「りんご」とフェルトペンで書く。「さくら」「あさがお」「かき」「う…
母が逝って17日になる。むちゃくちゃ長かった。 たくさんの涙を流した。たくさん涙が流れるのは、 あなたが深い愛情を与えてくれたから。 でも抱きしめてくれたこと…
東京タワーを見ると、 必ず母のことを思い出す。 私が初めて飛行機に乗ったのは2歳。 子どもは初めて飛行機に乗ると、びっくりして泣く子が多かったそうだ。 スチュ…
全く聞こえない障害があるせいか、私は直感力が生まれつき強かった。兄から母の状態が良くならないと連絡を受け、嫌な感じがしてしまい、そのまま大阪から駆けつけるので…
「ザラザラ」母は私の手を掴んで、海の岩を触らせる。「こういうのが、ザラザラというの」「チャラチャラ」私は、まだ「サ」も「ザ」もうまく言えなかった。何回も繰り返…
私は旧串木野港の近くで生まれた。目の前に港があるところに生家がある。今は土地だけが残っている。静かに、さびしくそこにあるのだ。そこから離れると港が見え、船が多…
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