1965/66チャンピオンズカップ決勝（レアル・マドリー×パルチザン）

まだフランコ独裁政権下ながら徐々に新たな風が流れ込み、独裁からの解放へと進む1960年代後半。そんな時代に若者の間で流行した曲が"She Loves You"という曲です。イェイェ・マドリーとは、ビートルズの"She Loves You"から付けられた当時のレアル・マドリーの愛称。それま

1964/65チャンピオンズカップ決勝（インテル×ベンフィカ）

魔術師と呼ばれたエレニオ・エレラは、ロッカールームに「現代サッカーはスピードだ、速くプレイしろ、速く走れ、速く考えろ、マークの受け渡しも速くしろ」といった内容の貼り紙をしたそうです。確かに今まで時代を追って見てきたチームもスピードにおいて進化が感じられま

1963/64チャンピオンズカップ決勝（インテル×レアル・マドリー）

アンジェロ・モラッティ前回、王者ベンフィカを粉砕したネレオ・ロッコ率いるミラン。その翌シーズンには、同じ街のインテルが初のチャンピオンズ制覇を成し遂げます。一般的に今回紹介するグランデ・インテルがカテナチオとして広く知られていますよね。魔術師と呼ばれたエ

リバプール×ローマ

「戻らせてくれたクラブに感謝する。少し遅かったかもしれないがね。私は去るときに、友人に戻ってくると約束していた。2年契約？ クラブが考えたことだ。私は以前のように考えている。何がオファーを受けさせたか？ 私は18年前からローマに住む。自分の街だと感じている

11/12アスレティック・ビルバオ総括

新シーズンに向けて始動したビルバオですが、色々と荒れてますね。。ビエルサはとりあえず1年は続けるようですが...。今回は今更ですが、11/12シーズンのビルバオについて思う事を少し書こうと思います。本当はもっと細かくやろうと思ったのですが、EUROをダラダラ見ていたら

EURO2012（スペイン×イタリア）

ユーロ2012もいよいよ決勝トーナメントへと突入しますね。各チーム一通り見て、一番面白いコンビだったのが上の二人でした。今回は彼らがいるイタリア代表について少しだけ書いていこうと思います。今回のイタリア代表を見て私は、カテナチオが帰ってきたと感じました。カテ

いかにして廻すのか・・・ ＿ 2/2

ミケルスプレッシングがなぜ現代では難しいのか・・・。今回はここから進めていきたいと思います。この答えはとてもシンプルです。フットボールのルールは変化しているからです。ミケルスにしろ、サッキにしろ、そのアイデアをそのまま現代で行っても結果は出ないでしょう。

いかにして廻すのか・・・ ＿ 1/2

「自陣ではなく、敵陣でプレイする時間を増やすこと。ボールを奪い返すことに頭を使うのではなく、ボールをより長く保持し続けることが重要だ」 これはビエルサ就任時のコメントなんですが、このフットボールを行うのことはとても難しいことです。なぜ難しいのかは追々説

すべては廻る

「自然の中に唯一存在しないものが直線である。社会や文化が存在しないこの直線に基づいているとすれば、やがてすべては崩壊するだろう」  フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーオーストリア人のフンデルトヴァッサーは第二次大戦後に画家を志し、スケッチブックを手

バルセロナ×ビルバオ

FC Barcelona 2 - 0 Athletic Bilbao シャルケ戦から中1日というスケジュールでこれだけ走り続けるんですから凄い！近年は、ボールをどう動かし、ボールに対してどう守るのか？そういったフットボールの時代だからこそ、人を動かし、人に対して守るビルバオは輝く存在なん