わが町も馬の繁殖シーズンに入ったけれども繁殖牝馬の飼養頭数は相変わらずで生まれる仔馬の数も10頭前後という「低迷?」が続いている。発情鑑定の依頼も少なくしたがって膣鏡の使用頻度も下がっている。「したがって?」膣鏡が錆びついてしまった・・・などと自分の使う道具
わが町も馬の繁殖シーズンに入ったけれども繁殖牝馬の飼養頭数は相変わらずで生まれる仔馬の数も10頭前後という「低迷?」が続いている。発情鑑定の依頼も少なくしたがって膣鏡の使用頻度も下がっている。「したがって?」膣鏡が錆びついてしまった・・・などと自分の使う道具
一昨日は、今年度初めての夜当番の日だった。17時過ぎに、新しい勤務システムの終業の打刻をしたその矢先緊急電話が鳴った。酪農家の◎さんから「親牛がお腹を痛がっている・・・」という稟告。よくある稟告なので気軽に診療車を走らせて(着く頃には痛みが消えているといい
3月17日(日)の第56回ばんえい記念はあの、メジロゴーリキ(10才♂)が優勝しばんえい競馬最高峰レースのタイトルを奪還した。 あの、メジロゴーリキ、というのはとりもなおさずこの馬は我が幕別町生まれであり生後数日から強烈な個性を発揮していた忘れられない馬だからで
まさか、これほど早く記録が塗り替えられるとは思ってもみなかった。昨日、X線フィルムの現像に隣町の東部支所の診療所へ行った時O獣医師とS獣医師が「安田さん・・・低カルシウム選手権、記録出ましたよ・・・」と言ってカルテのコピーを出してくれた。その中に記されていた
「乳牛は血中の低カルシウムにどれだけ耐えられるのか?」すなわち「乳牛の血中カルシウム濃度のデッドラインは何(mg/dl)か?」という命題をかかげ実際にその血中カルシウム濃度(最低値)を探る記事を何回か書いた。低カルシウム選手権(1)低カルシウム選手権(2)この2つ
暦では、今日からもう「春」である。寒い「冬」は昨日で終わった・・・らしい、が北海道十勝地方は晴天が続き連日、朝はマイナス15℃以下の気温になる。約1週間ほど前に結構な雪を降らせた低気圧が通過してそれがゆっくりと去りそのあとに強い寒気団が北海道を覆って冬型の気
昨年から地元の幕別町百年記念ホールの1部屋で、隔週で開いている川柳講座、「遊び心の川柳入門」の第5回目を昨日行った。講座の後半に句会を行いそれが終わったあと生徒さん達も私も句会に出した川柳をハガキに書いて北海道新聞の「どうしん川柳」と毎日新聞の「万能川柳」
あけましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願い致します。昨年の暮れに3日に1度というブログの更新ノルマを止めてから自分の体と気持ちが楽になったのだがその分更新が停滞するようになったことはこのブログを読んでいただいている皆さんには薄々おわかりのこ
年末の冬至に合わせるようにここへ来て日本全国寒波に見舞われている。北海道の十勝地方もその影響は強く毎朝氷点下10数度以下の真冬の寒さとなっている。ほぼ週一で回ってくる夜間当番の日の早朝には決まって仔牛の診療依頼が入る。下痢をしてぐったり脱水して目が落ち低体
今年の8月19日(土)に行われた「第1回くしろ元町フットパス句会」の記録動画が完成しました!豆作の「のったり俳句ひねもーすチャンネル」でどうぞご覧ください!↓YouTube動画「第1回くしろ元町フットパス句会」よろしければチャンネル登録や評価などもどうぞ、お願いいた
第38回北海道新聞・短歌賞・俳句賞の表彰式で初めてお会いした名取光恵さんと対馬埜臬さんの他にもうひとり初めてお会いした方がいた。それは私が長年尊敬の念を抱き続けてきた歌人の時田則雄さんである。時田さんは長年短歌賞の方の選考委員をされているが最近は表彰式には
11月29日は日帰りで札幌へ。北海道新聞俳句賞の贈呈式に俳句の選考委員の一人として出席した。今年の受賞者は本賞も佳作も私の推しの方が受賞されたので是非とも二人にお会いしてお祝いの言葉を述べたいと思いそれを実現することができた♪デジタル版で動画もどうぞhttps://w
先月から始まっている「遊び心の川柳入門」という私の講座。今月から皆さんでハガキ1枚に3句ずつ新聞へ投稿し始めた。すると昨日早くも北海道新聞のどうしん川柳欄にこの講座の生徒さんの一句が入選していた! スクワット大丈夫かと訊(き)かれても 帯広・飛島文江が
約5年ほど前私はこのブログでこんな記事を書いていた。輸入チーズの記事であるまずは読んでいただきたい。 ↓ ↓ ↓「ダノンのヨーグルトと同じように、クラフトのチーズというのも、我が国のスーパーマーケットの、乳製品売り場に、とても安い価格で並んでいる。 「
NPOとかち文化会議は、創立して40周年を迎えた。十勝の様々な文化が垣根を超えて一堂に集まるという理念のもとに始まり十勝毎日新聞がその屋台骨を支えている。18年前からは毎年1回とかちプラザを中心に「とかち文化まつり」が開催されている。コロナ禍で数年開催出来なかっ
今年の北海道新聞俳句賞は本賞句集「羽のかろさ」名取光恵(なとり・みつえ)さん佳作句集「青丹斎日乗抄」對馬埜臬(つしま・やげつ)さんに決定した。選考委員は櫂未知子さん、橋本喜夫さん、私の3人で未知子さんと私が1位に推した「羽のかろさ」が本賞にまた、私が2位に推
なぜ全身麻酔をして横臥でやらないのか?アニマルウェルフェアの観点から問題はないのか?というご意見に対しては、麻酔技術の未熟と動物愛護意識の未熟として、今後の課題とさせていただくので、とりあえずお読みいただけると有難い。そういう前提で馬(ポニー)のニコイチ捻
清水町図書館のエントランスホールで、10月30日まで、洞内由紀子(ほらないゆきこ)さんの、絵画展をやっている。水彩画と鉛筆画合わせて9点が展示され亡きお父様の写真と一編の詩が添えられている。由紀子さんは故郷を遠く離れて十勝清水町の酪農家の従業員として働きながら
今朝の気温は4℃、昨日の朝の気温は3℃、ようやく秋が来たと思ったら、あっという間に、晩秋の気温になってしまった。山間では霜や初氷も観測されているようだ。先日の酪農家〆さんの繁殖検診が終わって診療車に戻ってみると運転席に猫が座っていた。このヤロウと睨みつける
「安田さん、タイ記録出ました!」同僚のT獣医師が、ラインで送って来たカルテは、病名が「乳熱」、6才のホルスタインだった。分娩翌日の起立不能T38.4 P96 R 44とはかなり激しい臨床症状だったことが伺えた。詳細はカルテの通りだが注目箇所はやはり血中Ca濃度の2.7 m
コロナ禍が下火になり、あちこちで人が集まるイベントが復活して来た。ゴールデンウイークを前にして第9波を心配する声も聞かれるがもし第9波がやって来たとしてももうそれほど移動規制はかからず個人の自己責任に転化されるのではないかと思われる。俳句の句会などのイベン
乳牛の産後の低カルシウム血症、いわゆる乳熱において、血中カルシウム濃度を測ることは、常識になっている。せっかく測定しているのだから、その数値をデーターベースとして、もっと有意義なものにしておきたいものである。そんな気持ちから「低カルシウム選手権」と称して
乳牛の乳熱などで必ず見られる、乳牛の低カルシウム血症。乳牛の病気に対して、「選手権」などというような言葉を付けるのは不謹慎極まりない言動かもしれない。しかし私は純粋に学術的な興味から「乳牛は血液中の低カルシウム濃度にどれだけ耐えられるのか?」という疑問を抱
とりあえずこのシリーズ記事の、今までをおさらいしておくと、(1) 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」(2)「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み(3) 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」(4)巨大なペヤング「ソースやきそば
釧路駅では、石川青狼さんの出迎えをいただき、まなぽっとで昼食ののち、集合の厳島神社へ。厳島神社では、青狼さんの句会の方3名とくしろ元町青年団の皆さん9名が集合。ご挨拶もそこそこに今日の日程を説明。青年団の皆さんはとにかく元気が良くて声が大きくて明るかった。
今朝眼が覚めると、雨の音がしきりに聴こえていた。窓から外を見ると雨粒が白い色を帯びてポタポタと降っている霙(みぞれ)である。今日は以前からの予定で釧路へ俳句の修行にゆく♪・・・修行というより今年の私の俳句活動の最大目標として釧路の米町公園にある高浜虚子句
今から1ヶ月前、往診先のN田牧場の、日当たりの良い事務所の建物の、南側の軒下付近に、早くも私は、フキノトウが出ているのを発見し、写真を撮っていた。それが1枚目と2枚目の写真である。正確には3月6日(月)に撮った写真である。周囲にはまだ根雪がたくさん残っていてフ
今回はペヤングがいかに凄いか、というペヤング賛美の、ペヤンガーの喜ぶこと間違い無しの、レポートである。その前に今までのシリーズをおさらいしておくと、(1) 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」(2)「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み(3)
平成4年度も今日で終わり。仕事の年度納めは毎年のことながら、最近お世話になっている地元のラジオ局、FMウイングの番組編成も、年度の更新で改変の時期になった。私がMCで出演させてもらっている俳句の番組豆作の「のったり俳句ひねもーす」もなんとか3周年を迎えることが
俳句のラジオ、豆作の「のったり俳句ひねもーす」も、今月の放送で丸3年を迎えることになった。私一人の力では到底なし得ないことがFMウイングのプロデューサーをはじめスタッフの皆さんそしてアシスタントの皆さんの力添えのおかげで無事に続けられていることがとても嬉しい
春分の日は仕事だった。往診の途中で、インターネットのニュースの、スポーツ欄を覗くと、WBC(ワールドベースボールクラシック)の準決勝、侍ジャパンが9回の裏の攻撃、メキシコにリードを許していた。・・・これはもう負けそうだ・・・そう思ってそのまま速報は見ずに仕事
ばんえい競馬の今年の3歳馬のG1レース。初年度の明け3歳の最強馬を決める、「第54回イレネー記念」、が3月19日に行われた。我が町幕別町の浅井嘉市さんの生産馬アシュラダイマオーが優勝し3歳馬の頂点に立った。5番人気で評価はそれほど高くなかったがゴール前の大混戦を制し
数日前に同じ飼主さんから、再びミニチュアホースの去勢の依頼があったので、その症例もついでに報告しておこうと思う。年は同じくらいの成馬である。体重は80kg程度専用の小さな枠馬に入れる。ロープで保定する。後肢2本は柱に縛る(蹴りの予防)。鎮静剤(ドミトール)を0.
ミニチュアホースの小さい体格に合わせた、専用の小さい枠馬は、この馬たちを飼うためには、必須の施設である。今回はその枠馬にミニチュアホースを入れてロープで普通に保定しさらに左右の後肢を左右の後柱に縛り股間を操作しやすいように保定した。鎮静剤(ドミトール)を
ミニチュアホースは、成馬でも体重が70~80kg程度、数ヶ月齢の子牛よりもさらに小さい。馬というのは1000kg(1トン)以上もある重種馬から100kg にも満たない小型種まで様々な大きさがある。これは牛と大きく違っているところである。今回はミニチュアホースを去勢するにあた
ミニチュアホースを、ニコイチ捻転棒を用いて、去勢する機会を得たので報告したいと思う。症例を報告する前にひとこと言って置きたいことは「諸事情」により馬の保定が枠馬での立位であること使用薬品が局所麻酔剤と鎮静剤と抗生物質であり「全身麻酔ではない」ことである。
先日の当番の夜は、湿度が高かった割には非常に寒く、そのせいかどうかは知らないが、非常に忙しく、夜の11時を過ぎてようやく夕食にありつくことができた。翌朝は大気中の水分が樹々に結氷し町中の樹々に木華を咲かせ太陽が出ても気温がなかなか上がらずずっと氷点下が続き
先日の深夜1時頃、ようやく夜間当番の往診を終え、事務所へ診療車を走らせていると、西の夜空に、まるで月蝕の月のような、半分欠けている暗いオレンジ色の大きな月が今にも山の端に沈もうとしていた。なかなか美しい月だったので携帯のカメラを向けてシャッターを切ったがピ
今回の記事、まさかの3連発(笑)、閲覧数が急降下することも厭わず、今までのシリーズをおさらいしておくと、(1) 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」(2)「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み(3) 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バ
このシリーズ記事、まさかの2連発(笑)。今回は、先月から新聞に取り沙汰されるなど、非常に気になっていた、マルちゃんやきそば弁当「北見焼肉味」、を紹介したい。まずはこの商品1月の中旬に新聞紙上でのPRから始まった。発売日は2月6日例によって北海道限定である。その