たのむ一念

聖人の御流は、たのむ一念のところ肝要なり。故に、たのむということをば代々あそばしおかれ候えども、くわしく何とたのめということをしらざりき。然れば前々住上人（蓮…

機の深信「地獄一定」は、十方衆生の実機。

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏久しぶりの更新。飛雲氏のブログを久しぶりに見ると劣化が目立つ。飛雲氏には順当の内容とも言えよう。> 親鸞聖人 善人と悪人とがいる>…

浄土教を信受する機とは。

十方衆生のなかに、浄土教を信受する機あり、信受せざる機あり。いかんとならば、『大経』のなかに説くがごとく、過去の宿善あつきものは今生にこの教にあうてまさに信楽…

「宿善」と「獲信」との関係。

「宿善」と「獲信」とは、どのような関係か。 十方衆生のなかに、浄土教を信受する機あり、信受せざる機あり。いかんとならば、『大経』のなかに説くがごとく、過去の宿…

凡夫の浅智を知る世界

宗祖聖人の御一流、他力の信心たるもの、凡夫の浅智で、僅かなりとも、何が知れるか、ではない。凡夫の浅智で知るは自力。凡夫の浅智を知らされたのが他力。方向が、まる…

凡夫の浅智 と 如来広大の恩徳

●宗祖聖人 真仮を知らざるによりて如来広大の恩徳を迷失す。 （教行信証） 弥陀の本願の真仮を知らないから、…

修善も雑毒なるゆえに

●宗祖聖人 いずれの行も及びがたき身 （歎異抄） 「私は、どんな善も出来ない身」 修善も雑毒なるゆえに虚仮の行とぞなづけたる （愚禿悲歎述懐） 「…

機の善悪と、報土往生の可否

機に生れつきたる善悪のふたつ、報土往生の得ともならず失ともならざる条勿論なり。 （口伝鈔） ひとりひとりの善悪の宿業は、 …

宗祖の「地獄一定」は「機の深信」

なかなか忙しくて、更新できないまま月日が過ぎてしまったが、これまでのことを、なるべく理解し易く、コンパクトにまとめて、反面教師「飛雲」を通して、正しい真宗を学…

真宗の繁盛

750回大遠忌で、今年は親鸞聖人が注目の的である。しかし、どんなに多くの人が集まったとしても、観光や仏事作法や読経のみで、肝心の御聴聞がなければ、宗祖は悲しま…