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転生は現代へ最終展開「みたびよたびの吉備津彦」メガネ弁護士×デレ同時通訳「エバのあふれだす言葉」

アドのオリジナル18禁BL小説ブログです。FC2からの移行記事と新連載を連載して行きます。「アレキサンドライト別館」とYahoo版「アレキサンドライト」は閉鎖いたしました。

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2011/07/31

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  • みたびよたびの吉備津彦 65 ベルンハルトの好きなもの

    ちゅっちゅっと、吉備津彦のむき出しの尻をベルンハルトが吸う。「あっ、あっ」 そのたび律儀にびくびくと反応する吉備津彦の姿に、今、精を放ったばかりの鬼の欲望がキリ無く膨らむ。 さっきまで激しく睦み合って、もうできないと音を上げた吉備津彦は星

  • みたびよたびの吉備津彦 64 犬と鳥

    ジュネーブの冬は厳しい。一度、香港から東京に戻った森彦、珠臣、健は冬支度の荷造りをした。一ヶ月の滞在中に、ピアノコンクールがある。 出発前夜に、やはり帰国している伊世乃の店に呼ばれると、開店前のラウンジで森彦の好物であるステーキ重が出され

  • みたびよたびの吉備津彦 63 犬飼 健という男

    〜現代・レパルスベイホテル〜 激しく睦み合って最初に森彦が失神した。続いて、珠臣が「からだを洗いたい」と言い出して、健は真珠の粉をまぶしたように発光する珠臣の躰を隅々まで洗い清めた。「健、好きだよ」 バスタオルで躰を拭かれながら珠臣が、ち

  • R18 みたびよたびの吉備津彦 62 甘い瓶詰めの桃

    ベルンハルトの作業部屋が寒いことを知っている吉備津彦は、長袖のTシャツの上からカーディガンを羽織っていた。 「温めてあげる」と、腰に跨っていた形のままソファに仰向けの体勢に入れ替えられると、吉備津彦の華奢な躰はベルンハルトの大きな躯に押し

  • みたびよたびの吉備津彦 61 覚醒しない男

    〜レパルスベイ・鬼が島・現代〜『吉備津彦さん、この株ってもう売り抜けた方がいいですか?』 中国系アメリカ人のラビが、通りかかった吉備津彦の手首を捕まえてコンピューターの画面を示す。 ここは、ベルンハルトのコンピュータールームだ。所有する

  • R18 みたびよたびの吉備津彦 60 双子が一人になったとき

    〜江戸・真金屋〜 屋敷奥の離れで、森彦は昼日中に健の口淫を受けていた。「あ……だめっ、もう出る」 高価な夜具が敷かれ、雨戸を締めて、仮りそめの夜が作られた奥座敷。森彦を後ろから支える珠臣の白い躰が、行灯の灯りにぼうぅと光る。「森彦、今、見

  • R18 みたびよたびの吉備津彦 59 音楽

    〜現世・香港〜 前世の自分が、それを悦んだのならば躰はふたたび官能を紡ぎ出すはずだ。「どうすれば……」 どうすればいいのと、熱心に森彦の後孔をほぐす珠臣に伺いを立てる。「いい子だね」 珠臣が、うっとりするほど色っぽい表情を見せた。「健の上に

  • R18 みたびよたびの吉備津彦 58 二人の男に愛されるということ

    〜香港・レパルスベイ〜 健に横抱きでベッドから持ち上げられると、腹の奥から健の放った体液が漏れ出してしまいそうになって森彦は尻の輪筋を、ぎゅうっと締めて体を固くした。「出しちゃえばいいのに」 マッサージルームに移動されるのについて歩きな

  • 10万ヒット御礼:恋をどうぞ愛をどうぞ

    香稀の様子がおかしい。いや、ぱっと見はいつもと変わらない。頭が軽くて、可愛くて、甘えん坊だ。甘えん坊…それが、ヒートアップしているような…。 俺は別にいいけど……ちょっと嬉しいけど。かなり、デレっとなるけど。しまりがないな、俺。 大きな

  • R18 みたびよたびの吉備津彦 56 ピアノコンクール

    三人での性行為の描写があります、年齢に満たない方、苦手な方の閲覧は、お控えください。 ぐっぐっぐっと、健の力強い抽挿がなされるたびに「ぐううっ、あっ…はぁっ」っと森彦が声を上げる。大きすぎる。それとともに「そこ…すごくいい…」珠臣が、しっか

  • R18 みたびよたびの吉備津彦 55 三位一体

    18禁です、三人での性行為がありますので年齢に満たない方、苦手な方は閲覧をお控えください。 〜現代・香港〜 大きなベッドの最高級のシーツの上、仰向けに横たわる珠臣に正面から抱きついて森彦が珠臣の首から胸にかけての肌を唇でくすぐっている

  • みたびよたびの吉備津彦 54 香港の虹

    「森彦…、僕と森彦のとりかえの件だけど。 森彦は、とてもしっかりしているから最初から森彦として店の手伝いをしていいんだよ。店のものに吉備津彦って呼ばれるのは嫌だろう?」 吉備津彦は、森彦の男としての自負心を気にして提案していた。入れ替われば

  • みたびよたびの吉備津彦 53 鬼が島での真相

    吉備津彦が意志の強い顔にさらに決意を込めた表情で、そこにいる三人を見た。「みんなは、鬼が島に鬼退治に行った時のことは覚えているね」 おとぎ話の桃太郎では、動物の姿で後世に伝えられている話だが古代の吉備津彦は、それぞれの能力を持つこの三人と

  • みたびよたびの吉備津彦 52 天晴れ森彦

    ——吉備津彦さまと同じ、まだ子供だ。でも、愛している。森彦さん。   飛脚から「明日夕方帰宅」の知らせを受けた健は、昼過ぎから裏木戸を出たり入ったりしていた。森彦は、名前を変え女の子の姿をして江戸に入るとも、文にはしたためら

  • みたびよたびの吉備津彦 51 座布団あそび

    その夜、吉備津彦は用心のため、寝ないことになった。店の奥で帳簿つけなどしていると、やることは山のようにある。昼間、さんざん寝てしまった吉備津彦なのだが行燈の灯りのもとで数字を見ていると、やはり眠くなってくる。「吉備津彦様、眠気を覚ましまし

  • みたびよたびの吉備津彦 50 健の恥ずかしい観察

    「吉備津彦様、吉備津彦様」 聞きなれた声に目が覚めると、枕元には健がいた。 *************「…健…?」 どうして起こされたのか、不満な声で吉備津彦は目をあけた。「お取込み中、すみません」「…あ」 また、見られていた。恥

  • 最終回 さくらんぼの実るころ 8 ネクタイふたたび

    電気の消えたリビングのソファにうずくまって、ツルギがしゃくり上げる。 「ツルギ…」 寝室から天明が顔を出すと「東尾せん…せい…」とツルギがまた新しい涙を零した。 ************* 天明が冷え始めたツルギを抱きあげてダブルベッ

  • R18 みたびよたびの吉備津彦 49 痛ましいかわいらしさ

    「良い匂いだ。キビツヒコの肌は、昔から良い香りがした」 首筋に顔を埋めたベルンハルトは、吉備津彦の肌から立つ清潔で華やかな香りを噛みしめる。香りが記憶を刺激し過去のページを開いて行く。「僕も、ベルンハルトの草原に吹く風みたいな香りが好きだよ

  • さくらんぼの実るころ 7 嫉妬と慈愛

    ——タケルくんが来たから、免疫力アップのようです、不思議です—— **********「ここ1週間は面会謝絶で二人は会っていないです。 病室にタケちゃんを呼んで良くなるんでしょうか?」「俺は、多少の改善があると思う」 太一に答え

  • みたびよたびの吉備津彦 48 穴兎(あなうさぎ)

    夢の中、吉備津彦は鬼が島の自室にいた。西洋風に造られた部屋は暖炉があり、壁に沢山の絵がかけられているのはベルンハルトの部屋と同じだが、色合いが若草色に統一されている。 この小さな絵を、ベルンハルトが描いたのだと思い出した吉備津彦は、一つ一

  • さくらんぼの実るころ 6 かなしみの中で

    ———タケルは、いつでも洗ったばかりって顔してる。 綺麗に整っているだけでなく、さっぱりした清潔感が漂うタケルの顔をツルギは、つい、にこにこと見つめた。 ***********「俺、変だっただろう? ルー、笑うなよぉー」 ツルギのコート

  • みたびよたびの吉備津彦 47 珠臣の出発

    朝食が運ばれる前、両親の部屋を訪れた三人に、総次郎とお小枝は特に驚くでも無く「おはいり」と、大きな唐木座卓に茶を出した。「お願いがあります」 きりりと眉の上がった意思の強そうな顔立ちの息子が、父を真っ直ぐに見る。「言ってみなさい」「鬼の

  • さくらんぼの実るころ 5 太一とツルギ

    「まだ、寝てる?」 隣にいるとツルギからメールを貰った太一が仕事から直接、東尾家に帰って来た。「うん、おかえりなさい。パパ疲れてない? 紅茶淹れるね」「ルーちゃん、着替えもしてないし…一度ぐらい家に戻っても良かったんじゃないの?」 ツルギ

  • みたびよたびの吉備津彦 46 ベルンハルトの覚醒

    「僕を連れて行くつもりだったの?」 きっ、とベルンハルトの横顔を睨んだ吉備津彦が躰をばたつかせて腕から逃れようとするが鬼の腕力は、びくともしない。「鬼が島に連れて行く。 朝には箱も子供の寝床も空っぽで店は大騒ぎという愉快な計画だ」 蔵の中に

  • さくらんぼの実るころ 4 太陽と月

    大学病院で土曜当番の比呂志と、休みだが学会に出席する天明がツルギにあとを頼んで出て行くと、ダイニングテーブルにポツンと座ったツルギは、問題集にとりかかった。1時間、2時間、3時間…ツルギは数冊の問題集を開いて解いて、ところどころに付箋を貼

  • みたびよたびの吉備津彦 45 二世の契り

    「吉備津彦様のかかとは、桃の実のように可愛らしい」どきりと吉備津彦の躰が揺れた。「見ていたの?」 ************「失礼、つい」「ついって……」 健が、覗き趣味で見たのでは無い事は分かる。心配してくれているのだ。しかし、あ

  • さくらんぼの実るころ 3 千夜一夜

    タケルをベッドに寝かしつけてから3人は「ふーっ」と、息をついてダイニングテーブルを囲んだ。3人がかりでも立派な体格に成長したタケルは重かった。 本日、ツルギのパパである太一は、看護師の早番で出勤しているし、お父さんの秋山医師は学会で地方

  • R18 みたびよたびの吉備津彦 44 孕むほどに

    「はははははっ、とても具合がいい」 醜悪なほど猛々しい性器を半分ほど収めたベルンハルトは、吉備津彦の内部がきつく締めあげてくる感触に機嫌を良くしていた。「ああっ、ベルッ…お願いっ…いちど…抜いて」 息もできないほどの充溢感に、縛られた手を動

  • さくらんぼの実るころ 2 タケルの熱量

    「タケル? タケルどうしたの?」 立ち止まってしまったタケルの腕を掴むとタケルがふらふらした。「あぶないっ、座って」 ツルギには、体の大きなタケルは支えられない。絡まるように、ベンチに倒れ込むと一瞬目を開けたタケルがツルギを見た。その瞳が

  • R18 みたびよたびの吉備津彦 43 桃色のかかと

    ベルンハルトがズボンのポケットから何か取り出した。見なくても分かる。 薄くて平らで繊細な細工の容器に入った秘伝の潤滑油だ。あの異形の性器を思いがけず滑らかに躰の中に滑り込ませる作用がある。——あれを塗られたら…。 特別な効能を含んだ油は、

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