「ええ!何?いきなりその展開は?」予想通り、出勤するなり蛍から昨日の報告を受けて奈緒美は驚いた。「急展開でしょ・・・」苦笑しながら首元に手をあてた蛍の、その指…
「室長、私・・・見たんです」 「ああ、それを弁明するために、俺は追いかけてきたんだ」(え・・・そこであったのは偶然ではなく、私を追いかけてきたというの?) 「…
元気の無いまま、蛍は一週間過ごした。詳しく考えて見れば、自分と貴志とは、何の関係も無かったという事が身に染みてわかった。嫉妬する資格さえない事・・・連絡を取…
エレナ・ワトソン・・・・3日前にイシスに現れた助っ人技術者・・・貴志が呼んだソリッドパヒューム要員だが、彼女が来てからと言うもの蛍は何処となく元気が無かった。…
会社の近くのファミレスで、蛍は貴志と向かい合って昼食をとる・・・「初めての一緒の食事が、ファミレスで申し訳ない、この次はもっといいところ予約するから」パスタを…
日曜日、蛍は朝から会社の11階、研究室の応接室に出勤した。この前、レポートを提出した時に、貴志が午後からの出勤だったために新作のチェックが出来なかったので、休…
「昨日はありがとうございました。逆方向なのに、わざわざ送ってもらってしまって・・・」一週間の新作テストを終えて、蛍は就業後に研究室を訪ねた。「いいよ、別に。秋…
「昨日長谷川部長に呼ばれた件、どうだった?」退勤後、奈緒美と近くのファミリーレストランで夕食を取っていた蛍はため息をつく。「それがさあ、奈緒美だけに言うけど・…
毎日暑いですね・・・カメ更新中ですが、読者登録されました 感謝感激です。今までいなかった読者さんが出来たとさ。さてそろそろ、サーチにも登録しようか・・・
「今つけてる香水が新作なわけ?」朝の休憩時間に、自動販売機の横のベンチに腰掛けて、奈緒美は訊いて来た。「匂いがきついと松川さんが何か言いそうだから、わからない…
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