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フランス人観察記録 https://blog.goo.ne.jp/yaenosakura

フランス人との交流の中で日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

最初は普通の旅行でしたが、今では美しい景色より、人との交流が一番の楽しみです。 宿泊スタイルも、ホームステイ、プチホテル、シャンブル・ドット(B&B)から、友人宅のはしごと変わってきました。 普通の旅行では、なかなか見ることのできない生活も垣間見れ、その中で気付いたことがいろいろあり、記したものです。

ふらんすびいき
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奈良市
出身
奈良市
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2011/07/26

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  • シンディとエレーヌのコンビがやってきた。

    春にはアンリの奥さんのアニエスの紹介で、この二人がやってきた。シンディは、アニエスが勤める中学校で体育の教師をしている。左がエレーヌ、右がシンディ友人のエレーヌは、数学の教師だ。と言っても同じ学校ではなく、特定の学校、いわば塾や家庭教師のような先生だという。彼女たちを駅に迎えに行くと、大きなスーツケースを持っているので、「タクシーで行こうか」と言ったが、「大丈夫」という。そして大きな荷物があると20分近く歩いてかかる我が家までが、遠く感じる。その荷物をずっと運んだのは、シンディだ。エレーヌはまるで自分の分担ではないというように、手を貸そうともしない。シンディは体育会系だが、やはり荷物は重そうだった。シンディはハキハキとしている。エレーヌはニコニコ笑っているばかりだ。彼女たちは、お昼前に奈良に着いたので、昼食を済...シンディとエレーヌのコンビがやってきた。

  • 仏のフォスターペアレンツ協会の会長さんは日本酒がお好き

    そうそう、この来日は、当時彼らの13歳の孫、マテオも一緒だった。彼らは三度目の日本だが、マテオはもちろん初めてだった。一年前に不慮の事故で長男、つまり孫の父親を亡くし、今は母親と住んでいるということだが、その孫の寂しさを慰めるための旅行でもあった。カトリーヌはさまざまな問題を抱える子供の教育をしていて、今は退職、Jフランソワは会社員だが、フランスのフォスターペアレンツ(養子縁組)の協会の会長をしていることもあり、長男については聞いたことがないが、二男のソフィアンは養子縁組で引き取られ、彼らの深い愛情で育てられていることがよく解る。今回、東京で5種類くらいのアルバイトをして、生計を立てているという話や、「お父さんが本を読みなさい。」というので、最近読み始めたという村上春樹の本を持っていた。見た目はいまどき風の若者...仏のフォスターペアレンツ協会の会長さんは日本酒がお好き

  • 年末年始にやってきた親子の宿探し

    2011年の年末・年始にやってきたのは、この親子だった。手狭な我が家ということで、息子だけうちで泊まり、両親はすでに奈良の宿を予約しているとの連絡があった。「この宿はどうだ?」と、もう予約の済んだ後に連絡があった。確かに良さそうな宿ではあったが、かなり不便なところなのでそう言ったが、、「静かなところがいいので問題ない」ということだった。息子は東京在住だったので、一緒に奈良に来るのかと思いきや、両親は新幹線、息子はリーズナブルなバスで別々にやってくるという。両親が到着、そしてすぐにSOSの電話があった。「ここはあまりにも離れすぎている。宿を変えたいのだが、宿のオーナーと話をしてもらえないか?そしていい宿を知っていたら教えてほしい。」だった!!!だから言ったではないか。とは言わなかったが、「そうでしょ。わかった。電...年末年始にやってきた親子の宿探し

  • フランス人の顔をした、ドイツ人

    11月になって、食いしん坊のクリスチャンの奥さん(ジョエル)の友人が、世界を旅するということで、紹介されやってきた。セリーヌと言う女性だ。彼女は、「コーチ・サーフィン」という制度を利用して、各国を旅していた。基本的にそういう登録者のところでは、無料で宿泊が提供されるそうだ。日本ではあまり知られていないので、登録者は少ないと言っていたが、私も初めて聞くシステムだった。彼女が京都から奈良にやってきたとき、その「コーチサーフィン」で知り合ったドイツ人も一緒に泊めてもらえるか?という。北海道にいたとき、彼がカードでお金を引き出せないので貸すことにしたのが、JRパスを持っているから、それを乗り継いで来るから、ここへの到着が夜中になるという。こういう時、フランスではなんというのだろう。「Quelleaventure!!」(...フランス人の顔をした、ドイツ人

  • アンリ・モルガンの最後の来日

    まだ残暑の残る9月の初めに、5回目の来日をしたのがアンリ・モルガンだ。今回の目的の一つは、神戸牛を食べることだった。前年は、病後(胃がん治療後)でやつれた感じがしたが、今回は治療や薬が効いていたのか、いつものように京都駅で迎えたとき、元気そうに見えた。彼のお気に入りの東洋亭でランチの後、京都観光は三十三間堂を選んだ。翌日の神戸で、彼のスカイプでの日本語の先生に会うこと、これも彼の願いだった。フランス人、特に彼のような高齢の方はなかなか厳しい目を持っているが、彼が選んだ先生は、若くてかわいく(これ大事、笑)、とても感じが良くて、しっかりした先生で、彼女のフィアンセもまた同様の好青年であった。彼女が予約してくれたお店で、念願の神戸牛ステーキを、本当においしそうに食べていたのが思い出される。ワインはその前年から、水を...アンリ・モルガンの最後の来日

  • 美しい妹、母親とともにやってきた!!

    このヴァンサンが三週間ど度滞在し、途中直島に行ったとき、その合間?にやってきた家族がいる。以前三人組でやってきたリールに住むセリア、そう、友人たちともやってきて、我が家に泊まったこともある。そして、こんどは家族とやってきた。お母さんと妹と一緒だった。彼女は京都のアパートに滞在しているので、うちには泊まらず、昼食に招待し、その後案内をすることになった。この妹さんが、本当に美人だった。家では三人に着物を着てもらったが、セリアは見栄えのする着物を妹に譲った形だ。そして、奈良を歩いていても、この妹さん、やたら日本人の若い男性から声をかけられる。それくらい目立って美しかった。真夏でとても暑く、彼女たちは皆、ムームーというようなワンピースを着ていた。もちろんお母さんもだ。肩や胸を大きくだし、ワンピースもごく薄い生地で、下着...美しい妹、母親とともにやってきた!!

  • 山中湖の宿は、外国人お断り?

    直島の次は、富士山に行きたいとのことだった。三島文学館のある山中湖に滞在希望だったので、民宿を探したが、観光案内所の紹介のところへ電話したら「外国人は断わります」と言われ、がっかりした。大の日本びいきの彼が、「なぜ?今日本は観光客が減っているこの時期に外国人だからという理由で?」とショックを隠せない。「言葉が通じないとコミュニケーションがとれない、また外国人の中でもドタキャンするような人がいるからだと思う」と説明したものの、宿の主人は説明もなく「NO」でした。世界のどこに「言葉が通じないから」と断る宿があるだろうか?このような対応に情けなく、恥ずかしい思いだった。こういう宿は日本人にとってもいいはずはないのでは?。宿、特に小さな民宿の信条であるはずのホスピタリティって何だろうと考えさせられました。直島の民宿とえ...山中湖の宿は、外国人お断り?

  • なぜか直島がフランス人に人気

    クレールとセバスチャンの後にやってきたのは、三度目の来日のヴァンサンである。彼は震災直前の二月にも来ていて、震災以降、日本に一層心を寄せてくれている。今回は三週間の滞在で、ほとんどが我が家での滞在、最初の数日は時差ボケもあるので、奈良近郊を散策していた。そして数日後から日本語のレッスンも受けたいとのことで、京都にあるボランティアレッスンにも少し参加した。午前中レッスンを受け、午後観光である。京都では彼の友人と会ったり、また我が家で、私の日本人の友達とも交流をということで、何回かそういう機会もあった。三週間のうち、もちろん遠出の旅行もした。今回は直島と山中湖であった。まずは、直島この島は本当にフランス人に人気がある。以前クリスチャンが泊まった民宿は、とても気さくなご夫婦で料理もおいしいと聞いていたので、そこを予約...なぜか直島がフランス人に人気

  • セブリーヌの幼友達がやってきた。

    震災の後、さすがに観光客が減ったが、夏くらいから少しずつ戻り始めてきた。七月にはセブリーヌからの紹介で、やってきたのはクレールとセバスチャン。セブリーヌとファニーとセバスチャンはアルビの中学と高校の同級生だそうだ。実はセブリーヌも恋人と一緒に同じ時期、また来日したのだが、彼女は今回は九州周遊を決めたのだった。ということで、二泊だけだったけれど、夕方着いた彼らを迎えにJR奈良駅へ行った。感じのいいセブリーヌの友人はやっぱり感じがいい。暑い時期のこと、冷たいかぼちゃのスープと冷しゃぶをとても喜んでくれた。日本に来たフランス人が良く言う。日本食を食べていると、野菜不足になると。確かに外食になると、おすしを取ってもそれだけだと野菜不足かもしれない。また生野菜を多く食べる彼らにしてみると、煮物だと物足りないのかもしれない...セブリーヌの幼友達がやってきた。

  • 大切に着ている35年前のラコステのことなど

    彼は広島から帰った翌日には疲れもないのか、名古屋の熱田神宮へと向かった。そして、その翌日、今度はネットで知り合ったという日本人の友人に会いに京都へ出かけて行った。夕食も彼と共にするので要らないということであった。帰ってきたのは夜10時半を回ったころで、京都の料亭で夕食をご馳走になったと少しほろ酔い気分であった。そんな気分も手伝ってか、多弁なフランス人にしては比較的口数の少ないジュリアンが、珍しく話し始めた。今日は龍安寺や友人の家にも寄り、大変おいしいご馳走を頂き、素晴らしい一日だったという。しかしと、彼はつづけた、「その友人は素晴らしいおもてなしをしてくれた、そのことにとても感謝をしているけれど、自分はサラリーも多くなく、彼がフランスに来てもとても同じようなおもてなしはできない。」と思うと。そして「僕は車を持っ...大切に着ている35年前のラコステのことなど

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