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2011/07/25

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  • 5月の庭に咲く・・・

    ハナルリソウ(花瑠璃草)。花と葉の色との取り合わせがとても爽やかな植物。生育適地は、冷涼な気候の地域を好む多年草です。花と葉の取り合わせがとても清々しい。どこか勿忘草に似るが全く異なる植物です。3種類のプリムラを育てています。ジュリアン、ベリス。ポリアンタ。そのなかで、一番初めに花を咲かせるはジュリアン。全くの放任栽培ですが、毎年可憐な花を咲かせてくれる庭花です。アンドロサセスターダスト、細い茎先に1センチほどの小さな花を散りばめ咲かせています。昨年の秋、地上に零れた種は冬の間に株を形成。今、カスミ草に似た花を咲かせています。アラビス・プロクレンスは、今の季節、我が家の庭の主役です。細い花茎の先端にアブラナ科特有の4弁の小花を密に付け咲かせる。株は地を這いマット状に広がります。また、挿芽での発根率は高く株...5月の庭に咲く・・・

  • 爽 風・・・

    牧草地の上空を五月の爽やかな風がゆったりと流れて行く。深緑色の牧草が、セイヨウタンポポの花で埋め尽くされる。毎年、この時期を待ちに待っているカメラの被写体。撮影の立ち位置は隣町のの郊外に広がる牧草地からの朝景色です。牧草と競い咲く西洋タンポポを前景に、頂に残っていた雪が消えた室蘭岳を望む。今年は例年に比べて、気候が影響しているのか西洋タンポポの花数が多い。※gooblogサービス終了に伴う、当ブログの対応について。当分の間、移転先のHatenablogとgooblogを併用して行きます。HatenablogURL:グリーンフォレスト(歳時日記)爽風・・・

  • 牧草地の中で花を咲かせる一本桜

    室蘭岳の裾野に広がる牧草地の中に、一本のエゾヤマザクラが佇む。永年、風雪に耐えて来た枝幹を覆い隠すように花を咲かせる。見る目に、爽やかな感動を覚える桜です。この桜の木の推定樹齢は100数十年。永い歳月、風雪に耐え抜いてきた風格を感じさせてくれるエゾヤマザクラです。満開‼全ての枝先に花を咲かせています。毎年この時期になると、列島が東西南北に長く広いことを実感する。今日のTVのニースで、道北の稚内や道東の釧路方面でも桜が開花したことを知る【お知らせ】gooblogサービス終了に伴う、当ブログの対応について。当分の間、移転先の「はてなブログ」の機能に慣れるまで、当ブログを併用して行きます。なお、タイトル名はグリーンフォレスト(歳時日記)を継続。gooblog同様、皆様方の当ブログへのご訪問を宜しくお願い致します...牧草地の中で花を咲かせる一本桜

  • 風薫る・・・

    室蘭八幡宮は、市街地に隣接する、港を眼下に望む小高い丘の上に佇む。創建は1869年、さらに、遠い昔に鯨に関わりがあることから、別名「くじら八幡」とも呼ばれている市内で最も規模が大きな神社です。「鯉のぼり」ではなく、「鯨のぼり」が風薫る五月の空に泳ぐ。境内では桜の標本木のソメイヨシノを始め、数種類のヤマザクラが花を咲かせる。当地では春本番が訪れると、桜も梅もほぼ同じ時期に開花します。境内の周辺は鬱蒼と木々が茂る鎮守の森に囲まれる。朝の境内に、オオルリの澄ん囀りが響き渡る。【お知らせ】gooblogサービス終了に伴う、当ブログの対応について。当分の間、移転先の「はてなブログ」の機能に慣れるまで、当ブログを併用して行きます。なお、タイトル名はグリーンフォレスト(歳時日記)を継続。gooblog同様、皆様方の当ブ...風薫る・・・

  • キタコブシの花が咲く季節です・・・

    昨日から降り出した雨、夜半には雨足を強めていたが、早朝には降りやむ。今朝は一変、雨で洗い流された周辺の景色が、清々しく目に映り込んで来ます。キタコブシの花が咲き始めました。青空を背景に咲く純白な花は目に清々しく映る。このキタコブシの木は、15メートルを越す高木。長く伸ばした全ての枝先に花を満開に咲かせています。キタコブシ(北辛夷)は、北国の春を代表するモクレン科の落葉高木です。純白な花びらが、春の陽射しを受け風になびく。当地では、キタコブシの花が咲くと春本番の季節を迎えます。キタコブシの花を撮影した帰路・・・草原で群れ咲く、ヒメオドリコソウ。カタクリが、落葉広葉林床で花を咲かせる。キタコブシの花が咲く季節です・・・

  • 絵鞆半島の春を行く・・・

    絵鞆半島の最西端、絵鞆岬展望台からの眺望です。室蘭港の入口付近に大黒島が浮かぶ。後方、左側には有珠山、中央の小さな山は昭和新山。さらに、雪を抱く羊蹄山の3活火山の揃い踏みです。一帯は室蘭八景の一つに指定されている市内を代表する景勝地です。絵鞆半島の最先端の岬の周辺には家々が立ち並ぶ、大自然と人々の生活が隣り合う稀な場所です。沿道から。絵鞆半島の内側、室蘭港にかかる白鳥大橋や室蘭岳方面の眺望です。沿道沿いの草むらに自生する、コジマエンレイソウ(小島延齢草)が花の時期を迎える。若草色の大きな葉を広げ、深紅の独創的な花を咲かせ始める。道脇の木々の間をゴジュカラが飛び交う。時折、道をふさぐように降り立つ。半島の道路沿いの草むらは、市内で屈指のニリンソウの自生地。今年は例年に比べて開花が遅め。今、純白で華麗なニリン...絵鞆半島の春を行く・・・

  • エゾヤマザクラが開花・・・

    エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)は、北海道を代表する桜です。本州方面の桜の開花から列島を約1ヶ月ほどかけて北上して来た桜前線が到達。ようやく、サクラの季節が訪れて来ました。エゾヤマザクラは、ソメイヨシノより一足早く花を咲かせ始めます。エゾヤマザクラは、開花とほぼ同時に赤茶色の若葉を生やす。花は淡紅色、葉の色とのコントラストが美しい桜です。春が来た‼アオジの澄んださえずりが周辺一帯に響き渡る。エゾヤマザクラが開花・・・

  • 春が来ました・・・

    このところ、春の季節へのハードルような天候が続いていました。今朝は一変、限りなく爽やかな陽気。当市との境、隣町の郊外に広がる畑作地帯の朝景色です。家から至近距にある水芭蕉の自生地。例年に比べてやや遅れ気味ですが、水芭蕉が花を咲かせ始めています。水芭蕉は毎年楽しみにしている、春を代表するカメラの被写体です。こんこんと地下水が湧き出る。エゾノリュウキンカ(蝦夷龍立金花)は、キンポウゲ科の植物。一際、目を引く鮮やかな黄色の花を咲かせています。キクザキイチゲ(菊咲一華)、清楚な花を咲かせ始めました。先日投稿しました、下のアズマイチゲと花姿は似るが、葉の形が異なるため判別は容易です。※庭の花木も、ようやく新芽を萌え立たせ始める。今、我が家の庭で花を咲かせているチオノドクサとクリスマスローズです。チオノドクサ、青紫色...春が来ました・・・

  • 野鳥も春の気配を・・・

    絵鞆半島には、手つかずの鬱蒼とした森が広がる。周辺一帯は道内屈指の野鳥の生息地。今日出会ったのは、ヤマガラ・コガラ・シジュウカラなどのガラ系の野鳥たちです。ヤマガラ(山雀)は羽根の色が鮮やか。警戒心が少なく人懐っこい野鳥です。コガラが周辺を忙し気に飛び交う。なかなかファインダーに捉えずらい野鳥です。シジュウカラ、雑木林の中で見る代表的な野鳥です。野鳥も春の気配を・・・

  • 朝霧が漂う風景

    早朝から、港の周辺一帯がうすい霧に包まれる。当地では、これから初夏にかけて霧の日が頻繁に出現します。霧が演出する風景は興味を惹く、朝霧が立ちこめる港の一角を被写体を求めて散策してみました。うすい霧が漂う、エンルムマリーナ・プレジャーボートの船溜まり。周辺の景色が普段と異なる雰囲気を醸し出す。霧は、陽射しが強まるに連れて瞬く間に消滅します。うっすらと霞む小島は室蘭港の入口付近に浮かぶ大黒島。霧が晴れた直後の光景です。プレジャーボートの係留エリアーからの眺望です。出動です‼陸に保管されていたプレージャボートが、クレーに吊り下げられ海におろされる。朝霧が漂う風景

  • 釣り人と夕日

    日の入り直前、春本番のまぢかな季節。どことなく夕景の色合いが春先と異なり、柔らかさを増す。薄らと夕日に染まる海面を、夜釣りに向かう小舟が滑るように行く。かぎりなく穏やかな夕暮れ時です。室蘭港の波堤上の釣り人が、夕日に照らされシルエットで浮かび上がる。噴火湾を隔てる対岸の渡島半島の山並みに沈む、〇二絵文字のような夕日。マジックアワー。日の入りから15分ほどが経過、夕日の残照が海と空を照らし出す。今日、当地の日没時間は18時14分。室蘭港崎守埠頭から、茜色に染まる西空の光景です。釣り人と夕日

  • ウミアイサ

    今日の日中の最高気温は今シーズン最高の14.5℃。渡り鳥は気温や太陽光の変化に敏感。先日までこの海岸一帯で、羽を休めていた水鳥の殆どは遥か彼方の繁殖地を目指して飛び立って行きました。磯の岩場には水鳥が好む海草や海藻が豊富。毎年、数種類の水鳥が長旅の途中に舞い降り羽を休める絶好の餌場です。今、海岸一帯には数羽の小さな群れの、ウミアイサが羽を休めています。雄の頭部は光沢がある濃緑色。さらに頭部には長くてボサボサの細い羽が特徴的な水鳥です。ウミアイサ、恋の季節です。求愛行動は、雄だけが行うかと思っていましたがメスも同じ、海面を動き回りながら様々な行動を繰り返す。求愛行動は、一般的にはオスからメスへのアピール。メスの近くを泳ぎながら、くちばしを突き上げたり、身体を弓なりなどを行う。ウミアイサはカモの仲間、数羽のマ...ウミアイサ

  • ようやく本格的な春の足音が・・・・

    毎年、今の時期になるとリアルタイムで伝わってくる、各地のブロガーの方々が投稿される春の記事を拝見していると、日本列島が東西南北に長く広いことを今更ながら感じます。一方、当地でもようやく明日から4月中旬並みの陽気に転じとるとの天気予報予報。シラー・チューベルゲニアナの花が開花、我が家の庭で咲く春の一番花です。花弁の裏に水色の筋模様が入る、清楚な花を咲かせています。シラー・チューベルゲニアナに続き花を咲かせるのは、クロッカスや多年草のアラビス・プロクレンス。ともに蕾を膨らませ始めています。エロディウム・バリビアビレの流通名はヒメフウロ。昨年の秋、庭から掘り上げ室内で育てる。太陽光を好む多年草、今の時期になると次から次へと花を咲かせます。ようやく本格的な春の足音が・・・・

  • 4月の朝景色

    今日、当地の日の出時間は5時17分。早朝から爽やかな空が広がる。朝の静けさに包まれる室蘭港崎守埠頭からの朝景色です。カメラを右側に90°振る南側の眺望です。連日、春もやで霞んでいた対岸の渡島半島。今朝はスッキリと晴れ渡り、半島に君臨する北海道駒ヶ岳が山容を現しました。4月の朝景色

  • 春まぢかな 絵鞆岬と絵鞆漁港 ・・・

    絵鞆半島の最西端、絵鞆岬展望台からの眺望です。室蘭港の入口付近に大黒島が浮かぶ。後方、左側には有珠山・中央に昭和新山、右側には残雪を抱く羊蹄山の3活火山の揃い踏みです。絵鞆岬の海にせり出す展望台に立つと、海面から立ち昇る磯の香が仄かに漂う。さらに、視線を遠くに向けると、噴火湾の大海原と遠方の山々の大パノラマが広がります。岬一帯は、市内を代表する景勝地の一つです。対岸は渡島半島、噴火湾の大海原を隔て当地と三十数キロほど離れる。頂から山腹にかけて残雪を抱く、北海道駒ケ岳が優美な山容を洋上に浮かべる。絵鞆岬展望台の駐車場近傍から望む港側には、家々がビッシリと建ち並ぶ。岬の周辺一帯は、大自然と人々の日常が共存する特異な場所です。絵鞆岬を後にして、港側に曲がりくねる坂道を下る。途中、眼下には絵鞆漁港遠方には、室蘭港...春まぢかな絵鞆岬と絵鞆漁港・・・

  • 早春賦の世界・・・

    雪が解け、牧草地に早春の陽射しが降りそそぐ。ゆったりと流れる風は、わずかに冷たさを感じるが、目に映る景色が軽やかさを増して来ました。咲き始めた頃の福寿草の花の記事を投稿したのは2月28日。それから一か月近く、近頃の気温の上昇につれて、メタリックな光沢を放つ花を満開に咲かせています。この落葉広葉樹の落ち葉が積もる林床は、市内屈指の福寿草の自生地です。今の季節、当地の山野で新芽や花を見せてくれる一番バッターはネコヤナギ。空の青さを背景に白銀色の花穂が清々しさイッパイ‼早春の息吹を感じさせてくれる樹木です。(2025/3/26;一部の画像を更新しました)早春賦の世界・・・

  • 春ぽっい陽気・・・

    午前中は時折小雨が降り、午後になると薄雲をすり抜けて日差しが降り注ぐ。風もピッタッと吹き止まり、撮影時の気温は11℃ほど。この時期にしては、暖かな陽気。港の後方の景色が靄にかすむ。どことなく、冬のなごりを感じるが、周辺の景色は春へとゆっくりと移り始めてきました。陽気にさそわれ、エンルムマリーナ室蘭の近傍を散策。エンルムマリーナ室蘭は、道内では数少ない通年型のマリーナです。規模は、海上に係留できるのは50艇ほど。その他のプレジャーボートは、海から陸にクレーンで吊り上げられ保管されます。陸で、ズラッと船首を揃えるプレジャーボート。メンテナンスを施し出番を待つ・・・。エンルムマリーナ室蘭の一角、釣り船や遊漁船の船溜まり。クロガモが、ゆったりと長旅の途中の羽を休める。室蘭港は、遥か北の繁殖地に戻る数種類の水鳥の中...春ぽっい陽気・・・

  • 家の近くを ぶらっと・・・

    この時期にしては珍しくまとまった雪が降る。春を迎える準備が整っていた、周辺の風景が一瞬にして冬景色にタイムスリップ。一方3月も下旬。日毎に日差しが増し始め、降った雪は瞬く間に解け始める場所も・・・。雪景色が何処となく、冬とは異なるように目に映り込みます。陽気に誘われ、キタキツネが日向ぼっこ・・・。雪を背景にした福寿草の花は、開花時期と降雪時期が重なる事は稀。永年、待ち構えていた被写体の撮影でした。フキノトウ、一見するとミニレタス。雪とのショットは、福寿草の花と同じく、なかなか撮影する事が叶いませんでした。ブログを開設、明日で5.800日が経過しますが撮影したのは始めての事です。ナナカマドの実とツグミ。この時期になると、他の木の実はほぼ食べ尽くされる。野鳥は木の実の食べ頃を知っているか、ツグミが熟れた実をた...家の近くをぶらっと・・・

  • 庭に積もっていた雪がとけて・・・

    昨年の12月中旬ごろから、庭に積もった雪の下で冬を越していた植物が姿を現す。アラビスプログデンス、雪の下でと思うように秋の葉の状態とほぼ同じ。あと一ヵ月ほどすると、細い茎を伸ばした先に菜の花にそっくりな白い花を咲かせます。コーカサスキリンソウも寒さに強い多年草です。我家の庭で育てているのは、ドラゴンズブラッドとトリカラー。6月中旬頃になると、紅色で星形の鮮やかな花を咲かせます。コテングクワガタ、本来は雑草ですが庭の踏み石の目地として育ています。花は5ミリほどと小さく、白い花弁に青系統の筋斑が入る。さらに、一年を通して、深緑色の葉が清々しい帰化植物です。アンドロサセ・スターダスト。秋口になるとたくさんの種を付けます。発根率は高く秋が深まる頃には株は成長、そのままの状態で雪の下で冬を越す。とても寒さに強い植物...庭に積もっていた雪がとけて・・・

  • 長旅の途中 羽を休める・・・

    市の郊外の臨海道路沿いの磯は、遥か彼方の北の繁殖地を目指す水鳥の中継地。季節が進むにつれて、この磯に飛来するヒドリガモの数が増えて来ました。大きな群れではありませんが、ヒドリガモが羽を休める。雄の頭部は茶褐色、一方、地味な羽の色をしているのは牝です。ヒドリガモは、餌取りのための潜水はしません。餌は、波に揉まれて千切れた海草や海藻を捕食。磯の岩場などには海草や海藻が豊富。毎年、数種類の水鳥が長旅の途中に舞い降り羽を休める絶好な餌場です。長旅の途中羽を休める・・・

  • みずぬるむ・・・

    日中の最高気温は12℃、日差しを受けると暑さを感じるほど、一挙に春本番が訪れたかのような一日。この陽気で、雪解けが進み小川の水かさも増し始める。一年を通して、地下水が湧き出る小川の縁でクレソンが自生する。早春の陽射しをタップリと浴び、葉を茂らし、水中に白いひげ根を旺盛に伸ばす。先日、咲き始めた福寿草の記事を投稿しましが、本格的な福寿草の花の季節が到来。厚く積もる落ち葉をはねのけ、福寿草が花を咲かせています。福寿草の花は、山野草のシーズンの開幕を知らせてくれる「春告草」です。日当たりの良い牧草地。跡形もなく雪が解け、雪の下で冬を越していた牧草が現れる。みずぬるむ・・・

  • コクガン、北帰行の途中に羽を休める・・・

    市の郊外の海岸線沿いで、国の天然記念物のコクガンが渡りの途中に羽を休めています。沿岸部の海中には、餌となる海藻などが豊富。長旅のエネルギー補給に、毎年数種類の水鳥が降り立つ場所です。コクガンの群れと、行動を共にするスズカモとマガモ。磯の周辺には、コクガンの好物のフノリなどの海草や海藻がたくさん。間もなくすると、コクガンは遥か遠くの北の繁殖地へと飛び立って行きます。磯の前面には噴火湾の大海原が広がる。37km程離れる、対岸の渡島半島に君臨する北海道駒ケ岳が春靄の中に浮かび上がる。付近一帯の海域にはホタテ貝の養殖場が点在、漁船がホタテ貝を満載エンジン全開で漁港へと・・・。コクガン、北帰行の途中に羽を休める・・・

  • 3月の夕空

    穏やかな夕暮れ時。静まり返る海面に、周辺の景色がシルエットで浮かび上がる。当地の日の入り時間は17:32。室蘭港崎守埠頭の西端から日没直前の空と海の光景です。日の入り直後出直後、雲間から放された光は『太陽柱』か定かではありませんが、自然が織りなす珍しい気象現象をカメラに撮り込みました。静まり返る海面を照らす夕日の光が飛び跳ねる。裏夕焼け‼、身体を反転させた夕日と真逆な東側に出現。裏夕焼けは時折出現しまが、このように鮮やかに照らすのは稀に見る光景です3月の夕空

  • 3月の朝景色

    3月の訪れに連れて気温が上昇傾向に転じる。港の後方には山頂に雪を抱く室蘭岳が朝もやにかすむ。天気予報では2日続けて日中の最高気温は11℃。この時期にしては稀な暖かな陽気です。撮影時には風もピッタと吹き止まり、水鏡のように静まる海面に周辺の景色が映り込む。港の入り口付近に位置する、「エンルムマリーナ室蘭」に隣接する遊漁船の係留地からの眺望です。微かにそよぐ風に冬の名残りを感じますが、周辺の景色は早春へと移り始める。カメラポジションは、室蘭エンルムマリーナー近傍からの眺望です。遊漁船やプレジャーボートが春の出番を待つ‼3月の朝景色

  • 何処からともなく 早春のきざしが・・・

    遠方の景色がモヤで霞む。今日の日中の最高気温は11℃、3月下旬ごろの暖かさ。この陽気で周辺一帯の雪解けが進む。一方当地では季節の変わり目は、天候の変動が大きい。それにしても、気温の上下が少々激しすぎる。日当たりの良い土手で、フキノトウが早春の訪れを知らせるかのように芽吹き始めています。気温の上昇に連れて、道沿いの土手から雪解け水が湧き出す。福寿草は、山野草のシーズンの開幕を知らせてくれる「春告草」です。昨年の開花は3月中旬ごろ、半月ほど早い開花です。市の郊外、室蘭岳の裾野に広がる雪解けが進む牧草地からの眺望です。オジロワシ、ゆったりと上昇気流に乗って上空を滑空・・・クマゲラが、嘴で木の幹を突っつく音が一帯に響く。目にするのは十数年ぶり、60年ほど前に、国の天然記念物に指定されている貴重な野鳥。体長は45c...何処からともなく早春のきざしが・・・

  • はるか北の繁殖地を目指して・・・

    市の郊外の磯は渡り鳥の中継地です。2月も下旬を迎えると、列島の南の地域や噴火湾の沿岸で冬を越していた数種類の水鳥が飛来し始める。秋に飛来して来たルートを逆戻り、遥か彼方3000kmほど離れた繁殖地に向かう長旅の途中での降り立ちです。今の時期磯に降り立つ主な水鳥は、国の天然記念物に認定されているコクガン。磯には餌の海草や海藻が豊富、エネルギーを蓄え繁殖地のシベリア方面へと飛び立って行きます。十数羽の小さな群れですが、ヒドリガモ(緋鳥鴨)も羽を休める。頭部が茶褐色なのは雄、地味な羽の色をしているのは牝です。マガモ、この餌場が気に入っているのか毎年飛来する常連の水鳥です。マガモの群れにヒドリガモが一羽。ここまで仲の良い水鳥は他では見かけません。今の時期、磯の岩に生える海藻の布海苔(ふのり)が旬。この場所に降り立...はるか北の繁殖地を目指して・・・

  • 港の一角の海面に薄氷が張る・・・

    今朝は、放射冷却現象の影響もあり冷え込む。港内の波静かな小型船舶の船溜まりに、薄氷が海面を覆い尽くしました。薄氷は、太陽の高度が高くなるに連れて海水の温度が上昇すると、瞬く間に跡形もなく消滅。例年、春先まじかになると出現する室蘭港の風物詩です。港の一角の海面に薄氷が張る・・・

  • ナナカマドの実とツグミ

    ナナカマド、今シーズンは例年になく赤い実をたわわにみのらせています。ツグミは、この時期のナナカマドの熟れた実が大好物。冬の季節も終盤まぢか、野山に雪が積もり餌が乏しくなると、群をつくり標高の低い場所へとやって来ます。ツグミは人の気配や物音に敏感に反応します。頻繁に、ナナカマドの木から飛び立ち、周辺の様子を見計らい舞い戻るを繰り返す。必然的に狙いを定め、50mほど離れた場所からの撮影です。木の実を啄む野鳥は、毎年待ちに待っているカメラの被写体です。ナナカマドの実を好む野鳥は、当地ではツグミのほかヒヨドリやキレンジャクなど。これから暫く、偶然のシャッターチャンス待ち構えての毎日です。ナナカマドの実とツグミ

  • 陽射しに勢いが・・・

    等高線が渦巻き状態の低気圧は遥か東の洋上に。西高東低の気圧配置も緩む。まだ季節の進み方は混沌としているが、2月も中旬になると陽射しに勢いを感じる。今日の日中の最高気温は7℃。つれて、庭に積もっていた雪も融け始め草木が姿を現す。アラビスプロクレンス、数か月間も雪をかぶっていたと思えないほど、生き生きとした常緑の葉を現わす。アラビスプロクレンスは、寒さにとても強いアブラナ科の多年草です。陽射しを受けた、ベニシタンの紅色の実と雪の白さは一際鮮やかに目に映ります。ヒーユケラも、寒さをものともしない多年草です。庭先のフェンスが日差しを受け、雪の上に映す影が濃淡を強める。ヤブコウジ(藪柑子)も、先日の降雪で雪をスッポリとかぶっていましたが、2月の陽射しが雪を溶かし、鮮やかな葉と赤い実を見せる。陽射しに勢いが・・・

  • 2月の朝景色・・・

    今朝は、数日ぶりに透き通るような空が広がる。撮影時の気温は1℃、ビーンと張り詰める大気が身を包み込む。家から車を走らせ5分ほど行く、小高い丘の上に広がる牧草地からの朝撮りの景色です。2月の朝景色・・・

  • 季節は早春へと歩み始める・・・

    今日は冬型の気圧配置が緩む、道内にかかる等高線も間隔を広げ穏やかな陽気。早春の季節へとゲートは開いたが、次の季節への歩みは一進一退。まだまだ寒さは尾を行くが、2月も中旬になると冬も閉幕間近。季節は早春へとゆっくり移り始めました。雲の形や彩りも軽やかに・・・上空を太陽光をよこぎり流れる雲が、雲の縁をうっすらと薄紅色や薄緑色に染める。緩やかに渡る風はまだ冷たさを感じる、雪解けが始まった市の郊外に広がる牧草地からの朝の風景です。季節は早春へと歩み始める・・・

  • 低気圧一過の冬晴れ・・・

    先日の猛烈に発達した低気圧が通過してからも、天候がすっきりとしませんでしたが、今日は一変、澄み渡る冬の空が広がりました。季節の変わり目は例年天候の変動が激しく、このまますんなりと次へとは行きませんが、何処となく早春のきざしを感じる一日でした。2月の雪景色はコントラストが明瞭、冬の間で最も美しく見える季節です。湧水が流れる小川の傍に生える草が「霜の花」を咲かせる。冷え込みが強い朝に限定、自然が創り出す小さな造形です。純白な雪原をキャンバスに、森の木々の影が模様を描き出す。低気圧一過の冬晴れ・・・

  • 暴れ荒れん坊低気圧が通り過ぎる・・・

    昨日から昨夜にかけて、道内の上空を低気圧が、強い風とまとまった雪を降らせながら通過。今日、室蘭地方気象台の発表の積雪量は12cm。午後になると、天気は回復基調、久しぶりに家の周りの除雪に汗をにじませる一日でした。2日前には枯草色だった庭も雪化粧、すっかり雪に覆われた庭の点描です。(Yahoo天気図を引用)暴風雪を伴った低気圧。勢力を弱めながら遥か彼方の東の洋上に連なり遠のく。台風並みに、吹き荒れていた風もだいぶ穏やかに。さらに午後になると、真冬の頃とは異なる軽やかな陽射しが降り注ぐ。暴れ荒れん坊低気圧が通り過ぎる・・・

  • 2月の朝景色

    昨夜から降り出した雪、朝には降りやむ。雪が消えていた周辺の景色を一変、数日ぶりに雪景色に変える。当地では例年1月から2月にかけてが雪の季節。一方、今年は未だにまとまった雪が降った日は数えるほど。今朝の降雪量も、3cmほどでしたが、久しぶりに雪らしい雪を見る。クマザサの緑葉の上に、ふあっと積もった雪が目に清々しく映り込みます。町の公園の一角、湧き水が流れ込む池に自生するクレソンが芽吹き始める。家の近く町中の空き地で除雪車が待機中です。今シーズ出動したのは一度も見かけた事がありません。市の基準では、積雪量が10cmで除雪作業を実施。それほど本格的に雪の降る日が少ない冬です。街路樹のナナカマドの赤い実の上にも雪が積もる。これから、春先になるとツグミやヒヨドリなどの野鳥が飛来、実を一つ残らず食べ尽くします。2月の朝景色

  • 大寒のだめおし・・・

    立春直前、降り注ぐ太陽光に何処となく力強さを感じる。本来、一年で最も寒い時期だが今年の冬は雪も少なく、日中の気温もほとんどの日がプラス。つれて厳寒期の定番、北西から吹き寄せる「季節風」の記事の投稿も、おそらく今日が初めて。一方、例年2月はドカ雪の季節。これから、帳尻あわせの降雪が気になる冬の陽気です。波立つ海面、飛び跳ねる小魚を捕食するカモメが飛び交う・・・西風に押された波が、防波堤に打ち寄せ砕け散る。シノリガモ、波立つ海面をもともせずに波乗り状態で縦横無尽に泳ぎ回る。市郊外の海岸線に沿う道路際の護岸に、噴火湾の大海原から打ち寄せる波が海面を泡立たせ、打ち寄せては引き返す。大寒のだめおし・・・

  • ゆらめき・・・

    近年稀に見る、天候が穏やかな日が続いています。本来はドカ雪の季節。今年は、降雪量も少なく気象台の発表では市街地の積雪は0cm。併せて、日中の気温も高く3月中旬ごろの陽気。さらに、この時期特有の北西からの季節風が吹く日もほとんどありません。今日も穏やか、そのまま・・・水鳥、周辺の景色が映り込む海面を滑るように泳ぎ回る。静まり返る海面が、時折りゆったりとうねる。つれて映り込む周辺の風景が、微妙に形を変えつつゆらめく。ゆらめき・・・

  • 室蘭港は「BLUE WIND」の母港です・・・

    室蘭港崎守ふ頭に、世界最大級の洋上風力発電の建造船「BLUEWIND」が停泊中です。船上には、吊り上げ能力が2500Ton、最大高さ158mのメインクレーンと250Tonクレーンの2基を搭載。船尾にはクレーンの駆動部が備わる。さらに、船首と船尾には船を自由に操船できる推進システムなど数々のハイテク機能を装備した船舶です。この船舶の大きな特徴は、4本の脚を海底に着床させ船体を海面から持ち上げ、波の影響を受けずに洋上で風力発電の建造作業が行える機能が備わる。「BLUEWIND」は、洋上風力発電建造の担い手です。室蘭港は「BLUEWIND」の母港です・・・

  • 朝焼けの空と海・・・

    撮影時間AM7:16日の出の時間から20分ほどが経過、幕が開くように東の空が明け始める。今朝は、西高東低の冬型の気圧配置も緩み風もピッタと吹き止まる。今の時期にしては飛び切り穏やかな朝です。撮影時間AM7:18静まり返る港内の海面に、時の経過に連れ刻々と彩を変える朝焼けの空が映り込む。撮影時間AM7:23、室蘭港崎守埠頭から眺める1月の朝景色です。朝焼けの空と海・・・

  • シノリガモが羽を休める・・・

    春先を思わせるような陽気が続く。周辺の景色もボンヤリと靄にかすむ。この場所は、市の郊外を走る臨海道際の海岸線。これから、一ヵ月ほど季節が進むと、列島の南から遥か遠く、北の繁殖地に向かう水鳥たちの中継地。一足早くシドリガモやマガモなどが降り立ち羽を休めています。一帯の海域は水鳥の餌となる魚貝類・甲殻類などが豊富。シノリガモのオスの色彩は水鳥の中では飛び切り鮮やか‼一方、メスの色彩は地味ですが、波にもまれながら泳ぐ姿は玩具のように愛らしい水鳥です。この海岸一帯は、水鳥の好物のフノリやマツモなどの海藻類も豊富。シノリガモの習性、一羽のメスの周りで数羽のオス同士が激しく羽ばたき水飛沫を舞い上げる。冬から春にかけてメスにアピールする求愛行動です。シノリガモが羽を休める・・・

  • 港の冬景色

    今日の朝は冷え込む。室蘭港の最も奥まった、波静かな小型船舶の船溜まり。今シーズン初めて、厳寒期の風物詩「蓮葉氷」が出現しました。蓮葉氷は、柔らかなフレーク状の氷。緩やかに波に揉まれると、氷の端がささくれたように盛り上がります。その形が、蓮の葉を連想させる事から蓮葉氷と呼ばれています。室蘭港のカーフェリー埠頭。体調40cmほどのスケソウダラが釣れています。連日、大公望が室蘭市内はもとより、札幌方面や近隣の市町村から押しかけいます。スケソウダラは港外の沖合、通常200~400m付近の深海に生息する。今は産卵期、水深数十mほどの海中を回遊する習性はあるが、港内の岸壁などに岸寄りするのは稀な事です。港の冬景色

  • 屋内で育てる・・・

    エロディウム・バリビアビレの流通名はヒメフウロ。わが国の固有種のヒメフウロ(姫風露)と混同しそうな花名です。昨年の秋、庭から掘り上げ鉢植えで育てています。親株は、雪をかぶり越冬中。ようやく鉢植えに慣れたのか、日一日と花数を増やし始める。これから、春まで花を絶やすことなく咲き続けてくれます。ポトス・ライム。艶やかなライムグリーンの光沢のある葉が魅力的です。茎を切り取り、水を入れた容器に挿しておくだけで発根しますので株を増やすのは容易。寒さには弱く、冬の間は温度管理が特に必要なポトスです。昨年、挿し木を行ったカランコエが花を咲かせ始めました。花茎は少々徒長気味、園芸店の店先に並んでいるカランコエのような形の良い株姿に育てる事は無理ですが、このカランコエの花色が好みで数年来の付き合いです。黄金花月、多肉質でふっ...屋内で育てる・・・

  • 冬の中休み・・・

    撮影時の気温は+3℃、この時期にしては飛びきり穏やかな陽気。この場所は、標高70㍍ほどの小高い丘の上に広がる牧草地。例年、今の時期は北西からの季節風が運んで来る雪が降り積もり一面の銀世界に変貌。今年は、雪がわずかで冬枯れ色の牧草地が姿を現し、雪解けの季節が訪れたかのような景色が広がる。一方、天気予報では明日から再び冬日に転じそうです。冬の中休み・・・

  • あかね雲・・・

    間もなくすると大寒、それにしては穏やかな天候。例年、この時期の西空は、日本海側から流れ来る雪雲に覆い隠される。今日は稀、三十数㎞ほど離れる対岸の山々が薄らと夕日に照らされ噴火湾越しに浮かび上がる。夕日の光芒を背にして、釣り人が家路に向かう。今日、当地の日没時間は16:27分。日の入り時間が徐々に遅くなり始める、室蘭港崎守埠頭からの眺める夕日の光景です。釣り人で賑わう、崎守ふ頭の一角。室蘭港内には季節毎に噴火湾の外洋から魚が入り込んで来ます。今の時期に釣れるのは、スケソウダラ。釣り人は市内は基より、札幌方面からも、早朝から日が暮れる頃まで竿を投げ釣り糸を垂らす。あかね雲・・・

  • 冬の朝・・・

    今朝は、冬にしては飛び切り穏やかな陽気。久しぶりに港の近傍を散策。当地では、今のところ雪が少なく気温は高めで推移。一方、これからが冬本番。画像は、室蘭港の一角に位置する小型船舶の船溜まりからの朝景色です。港内で越冬中の水鳥の主役はスズガモ。大きな群れではありませんが、越冬は毎年の恒例。オスの頭部は暗緑色の光沢を放つ。メスは全身が褐色で、くちばしの付け根の白色斑が特徴的。スズガモは代表的な潜水ガモ。好物は貝や海草、採食時は頭から飛び跳ねるように海中に潜ります。冬の朝・・・

  • 新春の雪景色

    この時期にしては雪が少ない。冬枯れ色の牧草が見え隠れするほど、太平洋側に位置する当地は道内の中では小雪地帯。一方、これから2月中旬ごろにかけてはドカ雪の季節。帳尻合わせのように降る雪が少々気になります。撮影の立ち位置は、室蘭岳の裾野に広がる牧草地からの雪景色です。クマザサが葉の上に雪を積もらせる。しなやかな細い茎に付けた緑葉は見る目に、生命の息吹を感じる。ふぁっと‼降り積もった雪の上に、冬の陽射しをあびたクマザサの葉が影を・・・遥か北側の方角、頂から裾野まで雪を抱く羊蹄山が冬の空を背景に姿を見せる。標高1898m道内を代表する秀峰、円錐形の山容が富士山に似ている事から別名、蝦夷富士と呼ばれています。一帯は道内有数の豪雪地帯、気象台発表の現在の積雪量はすでに160センチほど。当地の現在の雪深さは3cmほど、...新春の雪景色

  • 迎 春

    明けましておめでとうございます今年も当ブログをよろしくお願いいたします2025年1月1日画像は、庭で育てていますヤブコウジとベニシタンです。迎春

  • おだやかな歳の瀬です・・・

    2024年も残すところ3日と数時間。今年も当ブログに多くの方々からアクセス・閲覧して頂きありがとうございました。来年も、宜しくお願い致します。来る、2025年皆様におかれましても良い年をお迎え下さい。家から至近距離、年間を通して画像を投稿している丘の上からの景色です。撮影時の外気温はマイナス1℃、風もなく今の季節にしては、飛び切り穏やか。一方、上空は相当の冷え込みのよう。本州方面に向かう飛行機が冬の空に航跡を鮮やかに描く。今シーズンは、例年になく彩雲が多く出現。太陽光を霞めながら流れる雲が、うっすらと紅色や緑色に彩られる。標高は911mの室蘭岳が、雪を纏った山容を冬の日射しを浴び輝かせる。室蘭市の後方に位置し、市が管理するスキー場やキャンプ施設などがあり、室蘭岳と呼ばれています。国土地理院の地図に表記され...おだやかな歳の瀬です・・・

  • 12月の空と海・・・

    噴火湾の上空を、道内の日本海側から吹き付ける季節風に押されて、雪雲が次から次へと東の方角に流れて行く。室蘭港の外防波堤越しに、標高1131mの北海道駒ケ岳を望む。当地からは、洋上直線距離で37Kmほど離れる。大沼国定公園から眺めると「駒の背」のような山容。一方、当地から眺めると、どことなく富士山に似た形をした活火山です。上空は相当強く冷え込む。太陽光を横切る高層雲が、雲の縁を虹色に染める。室蘭港の外は噴火湾の大海原、一帯は道内有数のホタテ貝の養殖漁場。早朝から、養殖場で作業を行っていた漁船が、全速力で漁港に戻る。甲板には、丹念に育て上げた3年物のホタテ貝を満載。12月の空と海・・・

  • 今シーズン・初の雪景色です・・・

    今日の明け方に雪が降る。積雪は3cmほどでしたが、この冬初めて本格的な降雪でした。さらにこの時期にしては稀な冷え込み。道内の各地での最低気温は氷点下二桁台の地域が多発。当地でも氷点下5℃と真冬並みに強く冷え込む。数日ぶりに天気が回復、エゾシカのメスの群れが牧草地を駆け巡る。道内の日本海側や内陸部では、早くも積雪量が1m越えの地域も・・・。一方当地での積雪量は僅かですが、今年はこのまま根雪になりそうです。今シーズン・初の雪景色です・・・

  • 庭にも雪が積もる・・・

    今朝の最低気温は-4℃、真冬並みに冷え込む。庭の上空を足早に、日本海方面から西風に運ばれて来る雪雲が流れる。昨晩から降り出した雪、早朝には降り止む。今シーズ初めて庭に雪が薄らと積もりました。雪とヤブコウジ、赤い実と常緑の葉のコントラストがとても爽やかです。ベニシタン(紅紫檀)、赤い艶やかな実と雪との組み合わせが清々しく目に映ります。外は雪‼秋の終わりに庭から堀上げ室内で育てる、四季咲き性のゼラニュームがポチポチと花を咲かせ始める。数日前に投稿、室内栽培のシクラメンがほぼ満開に・・・。ストーブは朝からフル稼働状態、今シーズンに入り、もっとも厳しく冷え込む。庭にも雪が積もる・・・

  • 冬晴れの一日・・・

    数日ぶりに清々しい冬の空が広がる。何時も画像を投稿する、家の近くの小高い丘の上に広がる牧草地からの冬景色です。トンビ、ゆったりと上空に弧を描く。時折、雪雲が室蘭岳の上空で雪を降らせながら通り過ぎる。標高911mの山頂付近は雪模様、すぐそこまで冬本番の季節が近づく。今シーズン初めて見る彩雲。上空は相当な冷え込み、高層雲の縁が薄赤色や緑色に彩られ、刻々と変化しながら天高く流れる。ノイバラの実、葉を落とし蔓状の細い枝に艶やかな赤い実をたわわ稔らせる。冬の空と赤い実とのコントラストが清々しく目に映ります。周辺の山々は、薄らと雪をまとい冬支度を整える。冬晴れの一日・・・

  • 庭にも冬が訪れる・・・

    庭はすっかりと冬の趣を漂わせる。その中、庭の片隅で育てているヤブコウジ、密に茂る深緑色の葉と、赤く小さく艶やかな実とのコントラストが一際鮮やか。赤い実を葉で覆い隠すように吊り下げ稔らせる。ややカメラを中腰に構えての撮影です。アラビス・プロクレンス、夏の暑さと乾燥、さらに冬の寒さにも極めて強いオールラウンド植物。この時期になると、一部の葉を赤柴色に紅葉させます。ベニシタン(紅紫檀)が、今年も小さな赤い実を鈴なりに稔らせる。山野に雪が積もり野鳥の餌が乏しくなると、ベニシタンの実を好物とする野鳥が庭に飛来、実を一つ残らず食べ尽くします。フユシラズ〈冬知らず)、キリッとした葉と赤オレンジ色の蕾が清々しく目に映り込む。この時期、庭でフユシラズのほかに花を咲かせている草花はありません。耐寒温度はマイナス15℃ほど、寒...庭にも冬が訪れる・・・

  • 雪雲と光芒・・・

    本格的な光芒のシーズンの到来です。毎年の恒例、今の時期から翌年の春先頃にかけて、北西からの季節風に運ばれてくる雪雲の切れ間から、神秘的な光の帯を噴火湾の大海原に放つ。光芒は、これから真冬にかけて太陽光と雪雲が織りなす季節特有の風物詩です。噴火湾の上空を雪雲が北西の風に押され、東の洋上に向かい連なり流れて行く。光芒は、流れる雲の形状により刻々と変化します。移り行く、光景にレンズを向けていると、ついつい時が経つのを忘れてしまうほどです。雪雲と光芒・・・

  • 12月の朝景色

    今朝は、2℃と厳しく冷え込む。家から車で5分ほどの至近距離にある、標高70mほどの小高い丘の上に広がる牧草地からの朝景色です。この場は、一年を通して季節の移ろいを何気なく感じる事が出来る絶好の場所です。エゾシカは、朝日が昇り始めるとほぼ同時に採餌のため動き始める。今の季節は繁殖の時期、1頭のエゾシカの雄が数頭の牝のエゾシカを引き連れ行動します。ツルウメモドギの実、霜にあたり熟し始める。これから本格的な冬が訪れ、野山に餌が乏しくなると野鳥たちの絶好の餌となります。周辺の山々は冬の装いを整える‼牧草地が広がる丘の上から望む北の方角、羊蹄山が頂から山腹にかけて雪をまとう。下の画像は、丘から曲がりくねる坂道を下った市の郊外を走る臨海道路沿い。噴火湾の大海原越し、対岸に君臨する北海道駒ケ岳が雪の積もる山頂付近を朝日...12月の朝景色

  • 11月の夕空・・・

    穏やかな夕暮れ時、久しぶりにダイナミックな夕日が出現しました。今日は朝から青空が広がる小春日和の一日。この時期にしては飛びきり鮮やか、あかね色に染まる西空の光景です。マジックアワー。日の入りから20分ほどが経過、夕日の残照が海と空を幻想的に照らし出す。室蘭港の外防波堤越し、対岸の渡島半島は噴火湾の大海原を隔てて37kmほど離れる。半島に君臨する北海道駒ケ岳が、夕空を背景にシルエットで浮かびあがる。今日、当地の日の入り時間は16:05。室蘭港崎守ふ頭から望む、暮れなずむ西空の光景です。11月の夕空・・・

  • 雨上がりの空とツルウメモドキ・・・

    夜半から早朝にかけてまとまった雨が降る。本来、この時期は雨ではなく雪。今朝は、気温も13℃と高く春先のような陽気。丘の上に広がる牧草地から、雨あがりの朝景色です。牧草地の縁に自生するツルウメモドキ(蔓梅擬)が、傍に自生する灌木の幹枝に蔓を縦横無尽に這わす。すっかり葉を散らしたツルウメモドキ。初冬の空の青さと橙赤色の種子とのコントラストが鮮やか。今の時期、枯れ葉色の山野に彩りを添える。雨上がりの空とツルウメモドキ・・・

  • 初冬の朝景色

    すっかり夜が明けるのが遅くなる、今日の日の出時間は6時40分。家から至近距離、標高70mほどの丘の上に広がる牧草地からの朝景色です。この場所は、季節の移ろいを体感できる絶好の場所。今朝は放射冷却も伴い外気温が2℃と強く冷え込みました。撮影の立ち位置を180°ほど反転させた南の方角、噴火湾側の眺望です。対岸の渡島半島までの海上直線距離は40kmほど。半島に君臨する北海道駒ケ岳が、頂に新雪を纏った優美な山容を現す。北海道駒ケ岳は、大沼国定公園の一角にそそり立つ標高1131mの活火山。眺める場所によって山容が大きく異なります。その中、当地から望む北海道駒ケ岳は、富士山にそっくりな美しい稜線を描く。初冬の朝景色

  • 朝景色・・・

    雨上がりの空、大気が澄み渡り遠方の景色が目に映り込む。祝津公園展望台に立つと、室蘭岳を背景にした白鳥大橋を始め、港周辺の風景が眼に飛び込んできます。絵鞆半島の最西端、ビッシリと建ち並ぶ家々が朝日に照らされる。港の対岸、後方中央には有珠山・小さな三角錐の岩山は昭和新山、さらに右側には羊蹄山の三活火山の揃い踏み。その中、遥か遠く内陸部に君臨する日本百名山に選定されている羊蹄山、標高1,898mの山頂から山腹にかけて新雪を纏う。丘の上に見える町並みは、市の郊外の西側に広がる住宅地です。朝景色・・・

  • 雪雲と光芒・・・

    夕日が冬の兆しを見せ始める。毎年、この時期を迎えると噴火湾の上空は、道内の日本海側方面から流れて来る雪雲の通り道。夕日が幾筋もの光のシャワーを噴火湾の波間に降りそそぐ。時間が経つに連れ、雪雲の切れ間から噴火湾の大海原と上空に向かって太陽光が変幻自在に光芒を放つ。日の入り20分ほど前、室蘭港崎守埠頭から眺める西空の光景です。雪雲と光芒・・・

  • 本格的な寒さが来る前に・・・

    今年は、秋から初冬にかけて近年まれにみる穏やかな陽気が続いています。一方季節は着実に進み、庭の一角に植えているドウダンツツジが紅葉した葉を散らし始めています。ヒデンス・ゴールデンフレンズ。初夏の頃に開花してから今も盛んに花を咲かせ続けています。株は、とくに手を加えなくてもコンパクトにまとまる。茎を切り取り、水を入れた容器に挿しておけば発根。株を増やすことがたやすいキク科の多年草です。キリンソウ(麒麟草)も、葉を紅色に染める。ホスタの黄葉。シャッキとした枯れ葉を色付かせる。毎年、あえて枯れ葉を刈り取らずそのままに。陽にかざされた枯れ葉は、庭に不思議な存在感を醸し出してくれます。ヒメキンギョソウ(姫金魚草)の紅葉、葉や茎をを朱色に染める。カレンジュラ、和名は⁅冬知らず」。今の時期になると、庭で咲く草花はほとん...本格的な寒さが来る前に・・・

  • 夕日の光芒・・・

    日の入りまじかな西空を雲が連なりたなびく。雲間をすり抜ける夕日が、噴火湾の上空に向かって、放射状に光芒を放つ。今日当地の日の入りは16:13。室蘭港崎守ふ頭から、穏やかに暮れて行く西空の光景です。室蘭港は、洋上風力発電所の建設作業台船の母港です。夕日の撮影を終え立ち寄った崎守ふ頭の一角で「柏鶴」が船体を海面から浮かせて停泊中です。(当記事は、昨日11/15分です)夕日の光芒・・・

  • 11月の朝景色

    すっかり夜が明けるのが遅くなる。今日当地の日の出は6:27分。朝日が昇り始めて間もない、我が家から僅かに離れる小高い丘の上に広がる牧草地からの朝景色です。農道を走る車両は、毎朝、酪農家が搾乳した牛乳を収集するミルクローリーです。エゾシカの小さな群れと遭遇‼、夜明けとともに朝の採餌のため牧草地に現れる。農道沿いの草むらに生える、ガガイモの種殻とノイバラの実が朝日に照らされる。今朝の羊蹄山です。当地から直線距離で60kmほど離れる。標高1898mの山頂付近は早くも、冬山の様相を見せ始めています。撮影時の外気温は車両搭載の温度計で4℃。今朝は放射冷却も伴い強く冷え込み、牧草や枯れ葉の上にも霜が降りる。牧草地を取り囲む林の縁で、ツルウメモドキ(蔓梅擬)が傍の木に蔓をからませ、実をたわわに稔らせる。弾けた黄色の果皮...11月の朝景色

  • 秋の絵鞆半島を行く・・・

    絵鞆半島の最西端、港を外海から隔てるように海洋に突き出す小半島。半島の内側には、室蘭港内を取り囲むように市街地が広がっています。小春日和のもと絵鞆半島を東西に走る観光道路沿いの風景の点描です。画像からは想像し難いでしょうが、半島の外海側は海からそそり立つ100m前後の断崖が連なっています。その尾根部を縫うように、測量山観光道路が東西に伸びる。今、紅葉の真っ盛りです‼半島一帯は道内屈指の野鳥のサンクチャアリです。道路際で、ヤマガラやゴジュウカラそしてコガラなどのガラ系の野鳥と出会う。観光道路沿いから測量山の頂を眺めることは、木々の枝葉に遮られなかな見ることが出来ませんが、この場所は唯一・・・測量山周辺の散策路沿いからの眺望です。眼下には市内最大の追直漁港や遥か遠方には太平洋の大海原が果てしなく広がります。散...秋の絵鞆半島を行く・・・

  • 紅葉シーズンも佳境に入る・・・

    今日は、2~3日前の暖かさは何処かへ。日中の気温は10℃を下回る。晩秋を飛び越し初冬なみの冷え込み。雑木林の中の木々、陽気に合わせるかのように一斉に葉を紅葉させる。家から車で10分ほどの場所にある雑木林。山モミジやカエデ、さらに周りの木々に蔓を絡めるツルアジサイなどが、秋の朝の陽射しを浴びて葉をさまざまに色付かせる。毎年、楽しみにしている自然のままの雑木林の紅葉です。やはり紅葉の主役は、カエデとヤマモミジ。日毎に気温が下がり始める。天気予報では、道内の80数か所で冬日の一日。日本海方面や内陸部では、ややまとまった雪が降る。当地は道内の太平洋側に位置する、沿岸を流れる海水温の影響で幾分穏やか陽気。それでも、冷え込みが強まるに連れて大気が澄み渡り始めて来ました。紅葉シーズンも佳境に入る・・・

  • 秋日和

    度々投稿しています家から至近距離、標高70mほどの丘の上に広がる牧草地からの朝景色です。この場所は自称の私設定点観測所。春夏秋冬、季節の移ろいを何気なく体感する事が出来る最適な場所です。エゾシカの雄、春に抜け落ちた角が立派に生え揃う。繁殖の時期に間に合わせたかのように、威風堂々した雰囲気を醸し出す。エゾシカの繁殖期は10月~11月。毎年この時期になると、雄シカ1頭が数頭の雌シカを連れ行動します。今年は何が影響したのか、雄一頭にメス1頭のペアです。エゾシカは警戒心が強い。牧草を食むのを止めて、こちらに視線を向けて離しません。さらに、危険と感じ取ると飛び跳ねながら一目散に茂みに駆け込み姿を隠します。牧草地の縁で、ツルウメモドキ(蔓梅擬)が、例年になく実をたわわに稔らせる。赤オレンジ色の実は、枯れ葉色が目立ち始...秋日和

  • マリーナの朝景色

    例年になく、暖かな陽気の日が続く。一方、道内の内陸部では最低気温が氷点下の地域も出始める。さらに、標高が高い山や峠では雪やみぞれ模様。画像は、秋の陽射しが照らす室蘭港の一角「エンルムマリーナ室蘭」近傍からの朝景色です。シーズン閉幕まぢか。沿岸の釣り場を行き来していたプレージャーボート。ほとんどの艇は陸に引き上げられ、来シーズンまで保管されます。付近一帯は、「道の駅みたら室蘭」を始め「臨海公園」や大型クルーズ客船が接岸する祝津埠頭に隣接する。近頃の季節の移ろいに伴い、喧噪から静かな佇まいに雰囲気が一変・・・。マリーナの朝景色

  • 秋深まる・・・

    今朝は、この秋一番の冷え込み。放射冷却の影響もあり外気温が5℃まで下がる。室蘭岳の裾野に広がる牧草地の周辺の雑木林では、一斉に木々が紅葉を始める。ヤマモミジやカエデが、秋の陽射しに照らされ錦を織りなす。紅葉の名所のような華やかさはありませんが、毎年この時期、カメラの被写体として楽しみにしている雑木林の佇まいです。ヤマモミジの紅葉です。稔りの秋‼ヤマブドウがたわわに実を付ける。ムラサキシキブ(紫式部)、樹名の由来は美しい紫色の実から。道沿いの雑木林の中で、小さな紫色の実が色づく。マユミ(真弓)の紅色の実は、秋の空とのコントラストがとても鮮やか。付近一帯にノビタキが飛び交う。道内には繁殖のため春に飛来、間もなくすると、冬の気候が温暖な地を目指して飛び立ちます。秋深まる・・・

  • ヒヨドリの渡りの季節です・・・

    左側のカシワの木が生い茂る丘が、ヒヨドリの渡りの集結地です。市の郊外を走る臨海道路沿いの海岸線は、夏にはアオバトが本州方面から飛来。変わって今の時期は、ヒヨドリの群れが列島を南下、冬の陽気が温暖な地域を目指して飛び立って行きます。日の出から1時間ほど経過。ほぼ毎日、同じ時間帯になると丘の上では、ヒヨドリ群れが囀り飛び交い始めます。朝日に翼を輝かせ、長旅に備えてのウォーミングアップ。まず、ヒヨドリの群れが目指すのは道内の日本海側。その後、津軽海峡を渡り本州方面へと移動して行きます。ヒヨドリの渡りの集合場所は、小高い丘の上に広がる牧草地の縁を取り囲む雑木林です。ヒヨドリの天敵の猛禽類が獲物を求めて上空をゆったりと滑空。一帯は、ヒヨドリの好物の餌となるものが豊富。その中、ツルウメモドキ(蔓梅擬)が黄金色の殻を弾...ヒヨドリの渡りの季節です・・・

  • 秋日和の一日・近くをぐるりと・・・

    撮影時の気温は8℃。先日までの夏の名残はどこかへ、一挙に季節は秋本場へとコマを進め始める。室蘭岳のすそ野に広がる牧草地からの眺望です。ススキ、そよぐ秋風に穂をなびかせる。ヤマブドウが今年は良く目にとまる。周りの樹木に蔓を絡ませ、たわわに実を付ける。ガガイモの種を包み込んだ鞘の中には、長い毛をもった種子がいっぱい。鞘が裂けると、種は風に運ばれ遠くに飛んで行きます。居住地の近く、小高い丘の上に広がる牧草地からの今日の空景色です。ツリバナの種が熟し始める。果実は5裂に割れ、種殻に赤い種子を吊り下げる。秋の陽射しに照らされた種子は、一際あざやかに目に映り込みます。サルナシ(猿梨)が、近頃の冷え込みに連れて実を熟し始める。この半蔓性の植物の道内での呼び名は「コクワ」。そろそろ紅葉の時期。一足早くエゾヤマザクラ(蝦夷...秋日和の一日・近くをぐるりと・・・

  • 10月の朝景色

    秋が深まるにつれて、朝夕の気温が涼しさを増し始める。今朝の気温は14℃、周辺の大気が澄みわたり雲一つとない秋の空が広がりました。日の出から僅わずかな時間が過ぎた、丘の上に広がる牧草地からの朝景色です。牧草地の縁を取り囲む木々の間を小さな野鳥が飛び交う。目を凝らして見るとメジロ、慌ててシャッターを切った1枚です。野山で実りの秋を代表するヤマブドウ、周りの樹木に蔓を絡ませ、熟した実をたわわに稔らせる。ノイバラ(野茨)の赤い実が、一際鮮やかに目に映ります。居住地の街路樹のほとんどはナナカマド。今年は例年になく、赤い実を房なりに付ける。青空を背景にした、ナナカマドの実はとても爽やかです。遥か彼方、有珠山と昭和新山さらに後方には羊蹄山が山容を見せる。有珠山と昭和新山の後ろ側には、満々と水を湛える洞爺湖の湖面が広がっ...10月の朝景色

  • 室蘭港に豪華客船が入港・・・

    秋晴の室蘭港に今シーズン最終の豪華客船クァンタム・オブ・ザ・シーズが10月10日入港しました。室蘭港は、外海の影響を受けずらい天然の良港。一見すると大河、港内を滑るように祝津埠頭に向かう。祝津埠頭に、166,666ton、全長348mの巨大な船体がほぼ定刻9時に接岸。元々、客船が着岸できる中央埠頭は、白鳥大橋のさらに奥に位置する。通過できる船舶は、海面から橋桁の高さの54.45m以下。クァンタム・オブ・ザ・シーズなどのように、近年建造された超大型な客船は白鳥大橋の下をくぐり抜ける事ができません。よって、白鳥大橋の手前の祝津埠頭に・・・。運航会社は、アメリカのロイヤルカリビアン・インターナショナル社。ファンネルカバーに取り付けられているのは「王冠と錨」のエンブレム。乗員、乗客は約4,000人。9月30日にシ...室蘭港に豪華客船が入港・・・

  • 庭の草花も シーズン終盤です・・・

    今朝の最低気温は9℃、庭にヒンヤリとした空気感が漂う。10月も中旬まじか、一挙に朝晩の冷え込みが強まり始める。毎年の恒例、庭の片付けを行いながら花を咲かせている草花をカメラに取り込んでみました。ヒデンス・ゴールデンフレンズ。株は、とくに手を加えなくてもコンパクトにまとまります。シャッキとした深緑の葉と黄金色の花の取り合わせが鮮やか。初夏の頃から花を咲かせ始め、真夏には花数を減らし秋になると花数を増す、生育旺盛なキク科の耐寒性多年草です。日本の秋の庭花と言えば「菊」、道内では、庭で菊を育てている人は少数派。一方、我が家の庭では40年ほど前に、本州方面の知人から頂いたこの菊を育て続けています。流通名はヒメフウロ、本来の花名はエロディウムバリアビレ。花名は時として混乱させられます。我が国の固有種のヒメフウロ(姫...庭の草花もシーズン終盤です・・・

  • 秋の陽射しの中で咲くキクイモの花

    キクイモ(菊芋)、鮮やかな黄色の花を秋の空を背景に咲かせています。遠い昔に原産地の北アメリカから導入。時代と共に需要が薄れ、今では野に自生する帰化植物です。キクイモは、刻々と変化する太陽に向かって花を咲かせます。草丈は優に2m越す、時折そよぐ秋風に花をなびかせる。撮影に、少々手間取る被写体です。モンキチョウ、キクイモの花から花へと飛び交う。秋の陽射しの中で咲くキクイモの花

  • トウネンの渡りの時期です・・・

    イタンキ浜でウオーキング中。波うち際を機敏に動き回る小さなシギ科のトウネンが目に止まる。繁殖地のシベリアから、南半球の越冬地に向かう途中での飛来。トウネンは、浜に打ち寄せる波の引き際を見事に捉え水生微生物を巧みに捕食します。渡りの途中、国内の海岸に立ち寄るため旅鳥に分類される。間もなくすると、列島を一挙に南下、南半球の越冬地に向かって飛び立って行きます。トウネンの渡りの時期です・・・

  • 朝撮りの風景

    家から車を走らせること5分ほどに位置する、小高い丘の上に広がる牧草地。今朝の外気温は、この時期にしては19℃と高め。一方、周辺一帯に清々し空気感が漂う10月の朝景色です。早起き鳥のノビタキのオスとメスです。今年は例年になく、ノイバラが実をたくさん稔らせる。遥か遠くまで大気が澄み渡る。直線距離で60kmほど離れる羊蹄山が山容を見せる。左側の山塊は2000年に大噴火を起こした有珠山、さらに、その中央の三角錐の小さな岩山は昭和新山、3活火山の揃い踏みです。一足早くほか樹木に先駆けて、エゾヤマザクラが葉を秋色に染め始めました。朝撮りの風景

  • 9月の夕日・・・

    日の入り時間が一挙に早まり始める。カメラアングルは、道の駅「みたら室蘭」に隣接する臨海公園近傍から、穏やかに暮れ行く西空の光景です。日没後は、季節限定で港内夜景クルーズが行われています。今日、当地の日没時間は17:21分。市内を代表する夕日のビューポイント、絵鞆臨海公園近傍からのマジックアワーです。日の入りから20分ほどが経過、夕日の残照が海と空を茜色に染め抜く。9月の夕日・・・

  • 夏のなごり雲・・・

    室蘭岳のすそ野に広がる牧草地からの眺望です。大気が澄み渡る空には、積乱雲くずれの雲がゆったりと流れる。近ごろ、日の出時間は遅くなり日の入り時間は早くなる。つれて足早に、季節は秋本番へと近づいてきました。付近一帯にノビタキの囀りが響き渡る。春に飛来、夏の時期は繁殖。間もなくすると、冬の気候が温暖な地を目指して飛び立ちます。クサギ(臭木)、初夏に咲く花も美しいが、今の時期になると紅色の萼の真ん中に、コントラストが際立つ瑠璃色の実を付けます。ヤマブドウの実も秋色に熟れはじめる。初秋の風をうけて、電力風車の羽がゆっくりと回る。牧草地が広がるこの場所は、風を遮るものは全く見当たらない一年を通して風の通り道です。夏のなごり雲・・・

  • 9月の庭に咲く・・・

    秋の陽射しの中、クジャクソウ(孔雀草)が枝分かれした細い茎先に数えきれないほどの花を咲かせ始めました。和名の由来は、花をちりばめたように咲かせる草姿が羽を広げた孔雀を連想させることから。元々は、北アメリカが原産のキク科シオン属の耐寒性宿根草です。ニチニチソウ、シャッキとした花姿が好きで毎年育てて続けています。夏の時期は、花数を減らしていましたが、涼しくなるに連れ再び花を次々と咲かせ続けています。ブラキカム・ブラスコ。赤紫色の花径が3cmほどの小さな可憐な花を咲かせています。冬の期間は屋内で鉢植え栽培。高温多湿を好まない耐寒性の常緑多年草です。ヒダカミセバヤ、例年に比べ早めの開花。花茎の先端に紅柴色の小さな蕾をドーム状に付け次々と花を咲かせ始めました。多肉質で白緑色の葉と花(蕾)のコントラストが素晴らしい植...9月の庭に咲く・・・

  • コスモス・・・

    早朝から清々しい秋の空が広がる。当市と境を接する隣町の農耕地の一角で、今年も、コスモスが色とりどりの花を咲かせ始めています。今朝は涼しさが強まり露が降りる。コスモスの葉や足元の草に付いた露の雫で、ズボンの裾や靴を濡らしながらの撮影でした。畑の土壌が生育に適しているのでしょうか、コスモスの草丈はほぼ2m越え。茎の先端に付けた花を、そよぐ秋風になびかせながら咲き競う。コスモス・・・

  • 初秋のイタンキ浜

    イタンキ浜の上空に清々しい空が広がる。浜は「日本の渚100選」に指定されている、道内を代表する風光明媚な砂浜海岸です。干潮の時間帯、薄らと残る海水に周辺の景色が映り込む。同じ浜とは思えないほど異なる、イタンキ浜の東側と西側の光景です。浜の後方には、高さ80mほどの凝灰岩の白亜の断崖絶壁がそそり立つ。ハマニガナ(浜苦菜)。真夏には花の数を減らしていましたが、涼しくなるにつれて再び花の数を増やし始める。イタンキ浜はハマナスの自生地、今の時期になるとハマナスの実が真っ赤に熟します。イタンキ浜の全面には太平洋の大海原が果てしなく広がる。太平洋の海原から大波が打ち寄せるイタンキ浜は、道内屈指のサーフィンのメッカです。室蘭市B&G海洋センター旗浜では、B&G海洋センター主催のシーカヤックの講習会が行われていました。ゆ...初秋のイタンキ浜

  • 初秋の空に咲くキクイモの花・・・

    朝から爽やか初秋の空が広がりました。我が家から車で走ること20分ほど離れた隣町伊達市の郊外。撮影時の気温は19℃、清々しい風が緩やかに流れる農村地帯の朝景色です。農道沿いの草むらで、毎年楽しみにしているキクイモが花を咲かせ始める。遠い昔に原産地の北アメリカから渡来、キク科ヒマワリ属の植物です。この場所は生育環境が良いのか、他の自生地に比べ幾分早い開花です。高く伸ばした茎は2m越え、撮影に少々てこずる野花です。澄み渡る早秋の空を背景にして、高層雲が壮大なスペクタルを繰り広げながらゆったりと流れる。初秋の空に咲くキクイモの花・・・

  • 夏空が遠のく・・・

    昨夜の未明に降り出した雨は早朝には降り止む。午前中いっぱい薄雲が空を覆っていたが、午後になると初秋の清々しい空が広がりました。この時期は、そよぐ風に穂をなびかせるススキとヤマハギの競演に、ついついカメラのレンズを向けてしまいます。エゾシカの小さな群れに遭遇。姿を見るのは数か月ぶり、警戒心が強く草を食んでいる場所までは300mほど離れる。牝の親鹿3頭と、夏のはじめごろに生まれた3頭の小鹿を連れた群れです。夏空が遠のく・・・

  • 季節は大空のかなたから・・・

    市の郊外、室蘭岳の裾野に広がる牧草地からの眺望です。高層雲が時間に連れて、さまざまに形を変えながら流れて行きます。カメラのフェンダー越しに眺めていると、ついつい時の経つのを忘れそうになります。当地では、毎年、夏から秋へと季節が移る時期に出現する特有な空景色です。ススキ、緩やかに吹きよせる初秋の風に穂をなびかせる。エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)が、素朴で可憐な花を咲かせ始める。元々は、本州以南に自生する野紺菊の北方型のキク科の多年草です。日毎に朝晩の涼しさが増し始める。先日来、投稿して来ましたヤマハギ(山萩)。澄みわたる、初秋の空を背景に花を咲かせ続ける。度々、ブログに記事を投稿している家から至近距離の小高い丘の上に広がる牧草地からの眺望です。朝から一日いっぱい、空高く流れる雲が刻々と形をを変えながら東の方角...季節は大空のかなたから・・・

  • 初秋の一コマ と キバナコスモス・・・

    昨夜の未明から降り出した雨、夜明け間には降り止む。周辺の景色が雨で洗い流されたように透き通る。我家から車を走らせること20分程、隣街との境付近に広がる畑作地帯からの朝景色です。農道沿いの耕作地・・・キバナコスモスが花に付けた雨の雫を朝の光に輝かせ花を咲かせていますキバナコスモスの蜜を吸うキアゲハ。アキアカネ、キバナコスモスの花が咲く耕作地に張られたローブに止まる。オニグルミとコクワ(さるなし)。今年は生り年たわわに実を付ける。初秋の一コマとキバナコスモス・・・

  • 夕焼雲・・・

    かぎりなく穏やかな夕暮れ時、秋本番へと大気が透明感を増し始めて来ました。室蘭港の外防波堤。夕日に照らされる釣り人の姿がシルエットで浮かび上がる夕日の残光に染まる海面に航跡を描き小舟が夜釣りに向かう。今日、当地の日没時間は18時08分。室蘭港崎守埠頭から望む、茜色に染まる西空の光景です。夕焼雲・・・

  • 季節の変わり目・・・

    今朝は初秋の穏やかな陽気。一方、遥か遠く大型の台風が列島の南に位置する。その影響も加わり、噴火湾の大海原から波がうねりながら磯に打ち寄せる。一帯の海域には海藻が生い茂る。波にもまれた昆布が海中から見え隠れ・・・当地では、季節毎に海の表情が変化します。例年今頃が、夏の海から秋の海へと変わり始める時期です。磯の前に広がる広大な海は噴火湾(国土地理院の地図での正式名は内浦湾)です。季節の変わり目・・・

  • アオバトが飛び交う海岸・・・

    市の郊外、臨海道路沿いの海岸では今年もアオバトが飛び交う。右側の小高い丘の上、鬱蒼とカシワの木が生い茂る森が営巣地。道路沿いには、アオバトが海水中のミネラルを補給に舞い降りる磯が広がっています。大気が透き通る。遥か遠く、対岸の渡島半島に君臨する北海道駒ケ岳が、噴火湾の大海原越しに姿を現す。アオバトは毎朝、ほぼ決まった時間に海水を飲みに磯の岩場に降り立ちます。アオバトの雄は目の縁を鮮やかな赤色の縁取り、翼の肩部には赤褐色のアクセント。牝は、全身オリーブグリーン。さらに、雄牝ともに嘴は水色と控えめな色彩の野鳥。今は、エネルギーを蓄える。あと1ヵ月ほどすると、冬の気候が温暖な地を目指して一斉に飛び立って行きます。周辺一帯はコンブや海藻類が豊富な海域、海水中にはミネラルがいっぱい‼アオバトが飛び交う海岸・・・

  • 初秋の足音が・・・

    朝早くから透き通る夏空が広がる。つい先日までの暑さも何処かへ、牧草畑の上を渡る風にも、日一日と涼やかさが増し始めて来ました。農道沿いの草むらでツリフネソウ(吊舟草)が、どこかホウセンカに似た花を咲かせています。ツリフネソウの草名は、細い花柄の先に付けた花を小舟に見立てたことが由来。ススキが、ゆるやかに流れる風に穂をなびかせる。秋の七草の一つ、ヤマハギも花を咲かせ始める。自生している場所により、開花時期は異なりますが、この場所では一足早く花の盛りを迎えています。道すがら撮影した牧場の風景です。この夏に収獲した牧草は、白色のビニールで梱包された牧草ロールの状態で、酪農家の敷地内に積み上げら長期貯蔵されます。初秋の足音が・・・

  • 季節の移ろいは天空から・・・

    久しぶりに高気圧下の晴天に恵まれ、透き通る大気がまぶしく目に映ります。日中は夏名残の暑さが続くが、朝晩はすっかり気温も下がり秋の気配が漂い始める。家から至近距離、上空に高層雲が流れる丘の上に広がる牧草地からの眺望です。モンキチョウ、セイタカアワダチソウの花から花へと飛び交う。西の方角から東の空に向かって、高層雲がゆったりと流れて行く。季節の移ろいは天空から・・・

  • 西洋カラマツソウ・デラバイ・・・

    朝から午前中にかけて霧雨が降る。西洋カラマツソウ・デラバイが霧雨の雫を付け、独創的で可憐な花を咲かせています。草丈は2mほど、僅かな風にも細い花茎を靡かる。花と蕾、そして深緑色の葉との取り合わせが絶妙な植物です。草名から原産地は西洋を連想しますが、中国原産の耐寒性の宿根草です。深緑色の葉の上にも霧雨の雫を・・・、清涼感イッパイです。西洋カラマツソウ・デラバイ・・・

  • 夏戻り・・・

    朝から、数日ぶりにスカッとした空が広がる。湿り気いっぱいの大気は何処かへ。日中の気温は30℃を超し真夏日の一日でした。一方、陽射しは強いが季節は夏から初秋への時期、周辺の景色がどことなく清々しく映り込んできます。ベニシジミが、オオハンゴンソウの花から花へと飛び交う。朝の時間帯、道端に咲くツユクサの花は目に爽やかに感じる。初秋への道しるべ、ハンゴンソウの花咲き始める。草名が外来種のオオハンゴンソウと似ていますが、ハンゴンソウは我が国の在来種。秋の初めに咲くキク科の野花です。秋の七草の一つ、ヤマハギも花を咲かせ始めています。夏戻り・・・

  • 小さな入江の崖に咲く桔梗・・・

    中心市街地からほど近い場所に小さな入江がある。季節毎に数種類の野花が、断崖の岩の隙間に根を下ろし花を咲かせます。断崖は海面を挟み20mほど離れる。裸眼では花の色がおぼれげに見えるだけ。結果、草花の画像は明瞭さをか欠きますが、雰囲気だけでもお伝えできればと思います。小さな入江の海面は、いつ見てもエメラルドグリーンです。断崖の岩場に自生する「桔梗」が、清楚な花を潮風になびかせ咲かせています。一見、とてつもなく厳しい生育環境ですが、桔梗にとっては最適な場所のよう‼桔梗が自生する断崖を背景に、磯の後方の草むらでオニユリが花を咲かせる。市内で海辺に咲くオニユリは稀です。自生している場所は、岩石や小石だらけの荒れ地。この場所は生育適地なのか、内陸部で見かけるオニユリに比べて、花の色や花の形がシャッキと目に映る。キアゲ...小さな入江の崖に咲く桔梗・・・

  • アマツバメ・・・

    追直漁港の一角、漁業関連設備が備わる人工島Mランドからの眺望です。この画像からは想像しがたいでしょうが、半島の内側には室蘭港や中心市街地が広がっています。海面からそそり立つ断崖の高さは100m程、アマツバメの最適な営巣地です。アマツバメが囀りながら、急上昇降下、群れとなり離れたり飛び交う。さらに、海面スレスレに縦横無尽に猛スピードで飛ぶ。アマツバメの餌となる虫が上昇気流にのり天高く・・・。それを追い、群れとなり瞬く間に高度50m程の上空に舞い上がる。アマツバメは夏鳥として、毎年6月頃になると列島を北上飛来。秋になると列島を南下し、東南アジア方面の越冬地を目指して飛び立って行く渡り鳥です。アマツバメ・・・

  • かすかに 秋の気配が・・・

    朝から、数日ぶりに青空が広がる。今の時期にしては、日中の気温は30℃弱と高目。積乱雲が形を変えながら西の方角から東へと流れる。季節はゆっくりと夏から秋へと移り始めてきました。今年はオオハンゴンソウが大繁殖、群がるように方々で花を咲かせています。元々は、観賞用として国外から導入される。とても、繁殖力が強く庭から野に飛び出す。近年各地で特定外来植物として駆除の対象となっている植物です。秋の七草の一つ葛、大きな葉を茂らせ、あたりかまわず蔓を伸ばす。草姿からは想像できない、あでやかな花を咲かせています。下の画像は、偶然目に止まった変わり咲きの葛の花です。長く伸ばした蔓の先にボンボリのような花を垂れ下げる。クサギ(臭木)、樹名は葉から放つ臭気に由来。純白な花は樹名と異なり、かぐわしい香りを周辺に漂わせる。これから季...かすかに秋の気配が・・・

  • 立秋の庭に咲く・・・

    今日は暦の上では立秋だが、週間天気予報では例年になく当分気温は高めに推移。ホスタ(ギボウシ)ジューンが、2~3日ほど前から夏の暑さにめげずに花を咲かせ始めています。ギボウシの草名の由来は、蕾の形が和式橋の欄干の装飾金具を連想させることから。スジギボウシ(筋擬宝珠)は野趣あふれる。茎を長く伸ばした先端に、赤紫色の筋が入る花を咲かせています。我家の庭では4種類のギボウシを育てる。品名が分かっているのは、このスジギボウシと冒頭の画像のホスタジューンのみです。マルバアサガオ、毎年こぼれ種が発芽し花を咲かせます。アサガオは、我国が原産地の植物かと思っていましたが、意外にも熱帯アメリカ原産、江戸時代に観賞用として渡来した帰化植物です。マリーゴールド。毎年種を採集し初夏の頃に庭に種をまき、育てています。種を撒くのが少々...立秋の庭に咲く・・・

  • 夏から初秋へ 季節の狭間・・・

    間もなくすると暦の上では初秋、どこか先日の陽気に比べて涼しく感じる。家から車を走らせ15分ほど、室蘭岳の裾野に広がる牧草地からの眺望です。オオハンゴンソウ。道端や方々の草むらで花を咲かせる。遠い昔に、観賞用として、国外から持ち帰って来た人達の気持ちが分かる気がするキク科シオン属の帰化植物です。ホオアカが牧草地の中を飛び交う。鳥名の由来は頬が褐色なことから。当地では、夏の時期に良く見かける野鳥です。牧草地帯の農道沿いの草むらで、オニユリ(鬼百合)が花を咲かせています。牧草の緑を背景に、赤オレンジ色の花とのコントラストが一際鮮やかに目に映り込んできます。夏から初秋へ季節の狭間・・・

  • 海王丸、室蘭港に2年ぶりの寄港です・・・

    練習船海王丸、総トン数2556tonが室蘭港中央ふ頭に停泊中です。寄港は通算10回目、今回は、東京海洋大の学生60人ほどを乗せての航海実習途中、乗組員の休養と物資の補給を兼ねての寄港です。船首像、航海の無事を見守る笛を吹く女性象が輝く。29日から5日間、室蘭港中央ふ頭に停泊中です。海王丸の乗降タラップの木製扉に、就航年月日の「SEPT・1989」の文字が刻まれたプレートが取り付けられています。4本のマストには、数えきれないほどのロープが張られている。さらに、各ロープの要衝要衝には木製の滑車が取り付けられています。滑車は帆の上げ下げの労力を軽減する重要な部品。木製の滑車は帆船ならばの拘り、木材は耐水性が高いチークなどが使われる。海王丸の船尾、金色に彩られた唐草模様の飾りが優美な船体にアクセントを付ける。海王丸、室蘭港に2年ぶりの寄港です・・・

  • 晴れ間をねらって・・・

    本州方面の梅雨明けと合わせ、当地でも天候が目まぐるしく変化します。今日も、昨夜から降り続いていた小雨は午後になると降り止まる。家から僅かな距離、小高い丘の上に広がる牧草地からの眺望です。ギンドロ(銀泥)の木、風になびく銀白色の葉が清々しく目に映る。葉表は深緑で葉の裏側は白色。本来の樹名はウラジロハコヤナギ。コエゾセミ(小蝦夷蝉)、身体の大きさに比べて鳴き声が周辺に響き渡る。エゾセミに比べやや小型の北方系のセミです。オオハンゴンソウ。明治時代に観賞用として、北米から国内に持ち込まれたキク科の多年草です。今では野に飛び出し、大群落を作り花を咲かせています。晴れ間をねらって・・・

  • 雨上がりの庭に咲く・・・

    久しぶりに、昨晩から今朝にかけてまとまった雨が降る。庭の土も潤い、草花も生気を取り戻し生き生きと目に映ります。マーガレットが今年2回目の開花です。6月上旬ごろに花後の刈り込みを行った株。それから、一ヵ月ほどが経過再び花を咲かせています。ギボウシ類も徐々に花を咲かせ始める。流通名は、学名と同じHostaJuneが、蕾を膨らませ始めています。葉はやや大型で明瞭な葉脈が鮮やか。さらに、季節が進むにつれて葉の色を微妙に変化させる品種です。春、園芸店で購入。夏の陽気にも強く、春から未だに花を咲かせ続ける花期の長いビオラです。当地では今が、アサガオやアジサイの花の季節です。ガクアジサイ(城ケ崎)は、温暖な地の伊豆半島東海岸が原産地。咲き始めてから、日が経つに連れて、花の色を変化させる紫陽花です。夏の庭花の定番、ペチュ...雨上がりの庭に咲く・・・

  • 夏日の絵鞆岬・・・

    絵鞆岬の海にせり出す展望台の上に立つと、噴火湾の大海原を渡ってくる潮風が心地よく感じる。当地を含む道内の太平洋側の地域は、千島海流の影響で夏でも気温が低めですが、このところ一週間ほど、気温が25℃を越える夏日の天候が続いています。展望台の真下の海域は遠浅の岩礁帯。干潮で姿を見せた「昆布」が波にもまれる。周辺一帯の磯には、小魚や水生生物が豊富。シラサギが獲物を狙うときは、微動だにしない不動の姿勢です。獲物を捕らえる‼朝の漁を終え、エンジン全開で漁港にi戻る磯船。絵鞆岬の周辺には、海からそそり立つ断崖が連なる。一帯はイワツバメの営巣地。夏の季節限定‼岬の上空をイワツバメの群れが猛スピードで縦横無尽に飛び交う。岬を後に、折れ曲がる坂道を港側に下ると海洋関連設備、エンルムマリーナの一角に行き着く。なぜか一年を通し...夏日の絵鞆岬・・・

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