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名古屋E&J法律事務所の弁護士ブログ https://blogs.yahoo.co.jp/kotujiko_nagoya

交通事故、離婚、相続、多重債務の日常事件処理をつぶやきます。

名古屋E&J法律事務所はみなさまの法律事務所です。親切かつていねいに依頼者のみなさまに説明し、ともに解決をめざします。初回相談料は無料。最初の相談で弁護士ができること、費用、見通しをお伝えします。名古屋駅徒歩1分、豊橋にも支店があります。豊橋駅徒歩5分。

籠橋隆明
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2011/06/27

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  • 交通事故 自賠責保険・共済紛争処理機構の評価

    交通事故 自賠責保険・共済紛争処理機構の評価 交通事故事件をたくさんやっていると、時々自賠責保険・共済紛争処理機構を経た相談がくる。私はこのこの機構に対してよい評価ではない。基本的に異議申立と同じだと考えている。 異議申立の問題点は証拠...

  • 交通事故 道路交通法

    交通事故 道路交通法 道路交通法というと運転免許の試験のときぐらいしか意識しないかもしれない。 しかし、ひとたび事故になると道路交通法は「過失」を判断する上で重要な基準となる。優先道路はどちらかとか、車線変更する場合には事前にウィンカー...

  • 交通事故 目の後遺症の併合関係

    交通事故 目の後遺症の併合関係 眼球とまぶたは別の部位(系列が別と言います)なので併合されて、それぞれ後遺障害があると重い球になります。以下のように処理されています。 目の障害については眼球に関するものと、まぶたに関するものとがあります...

  • 交通事故 目の障害

    交通事故 目の障害 眼の障害については、障害等級表上、【眼球の障害】として視力障害、調節機能障害、運動障害及び視野障害について、また、【まぶたの障害】として欠損障害及び運動障害について等級が定められています。 目の障害は交通事故の後遺症...

  • 交通事故 脳脊髄液減少症勝訴事例分析

    交通事故 脳脊髄液減少症勝訴事例分析 脳脊髄液減少症の勝訴事例を紹介した → http://blogs.yahoo.co.jp/kotujiko_nagoya/8188219.htm けっこう重要なのでもう少し検討しようと思う。 こ...

  • 交通事故 側頭部外傷と難聴

    交通事故 側頭部外傷と難聴 交通事故によって側頭部に強い衝撃を受け、難聴が発生することがあります。 頭部外傷に伴う難聴は次のようなものがあるそうです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・...

  • 交通事故 難聴の検査

    交通事故 難聴の検査 難聴の検査は通常はオージオメーターやスピーチオージオメーターで図ります。スピーチオージオメーターは実際のことばを聞いてどれくらい聞こえるかを検査します。 脳波聴力検査(ABR)というのものあります。これは、音による...

  • 交通事故 脳脊髄液減少症勝訴事例

    交通事故 脳脊髄液減少症勝訴事例 最近横浜地裁で脳脊髄液減少症勝訴事例があった(H24.7.31、判時2163号79頁)。 平成17年6月8日交差点で、被害者が自転車運転中に左方より進行してきた自動車と衝突した事件である。原告には頭痛...

  • 交通事故 一般路しての医師とのおつきあい

    交通事故 一般路しての医師とのおつきあい 整形外科医は交通事故事例を多く手がけている。しかし、一般的には交通事故損害賠償請求事件にはかかわりたくないとする医師が多い。特に原因が分からない事例については回答を避けようとする。ひどいのになると...

  • 交通事故 RSDの意味

    交通事故 RSDの意味 交通事故事件を多くやっていると、まれに反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)の事例に出会う。 ジストロフィーというのは栄養失調、栄養欠乏による組織,器官の縮退とされている。 このRSDは必ずしも整形外科領域の疾...

  • 交通事故 医師とのつきあい

    交通事故 医師とのつきあい 交通事故では医師とけんかするとろくなことはない。残念ながら、後遺障害などの判断は常に医師の判断に依存してしまう。しかも、医療の現場では割り切りができないことが多く、ある意味、医師には裁量的な判断が許されている。...

  • 交通事故 難聴と等級

    交通事故 難聴と等級 お問い合わせはこちら→ http://nagoya-jiko.net/ 難聴は数値化できるためか、けっこう細かく等級が分かれている。 被害の状態は検査結果が明瞭なので立証に困ることは少ない。問題は交通事故との因果関...

  • 交通事故 高次脳機能障害と意識喪失

    交通事故 高次脳機能障害と意識喪失 高次脳機能障害を判断する為には事故当初にどの程度意識障害があったかが重要な要素となる。一般的には脳に対する強い衝撃によって生じる脳損傷、びまんせい軸索損傷と言われるような脳損傷については事故直後から意識...

  • 交通事故 工学鑑定

    交通事故 工学鑑定 交通事故は自動車と歩行者、自動車と自動車など、物理的な衝撃が原因して生じる。事故の態様によってはどちらに非があるかわからないことはめずらしくない。とりわけ、死亡事故では被害者が死亡して目撃者が加害者しかいない状態である...

  • 交通事故 脳脊髄液減少症勝訴事例分析

    交通事故 脳脊髄液減少症勝訴事例分析 脳脊髄液減少症の勝訴事例を紹介した → http://blogs.yahoo.co.jp/kotujiko_nagoya/8188219.htm けっこう重要なのでもう少し検討しようと思う。 こ...

  • 交通事故 死亡事件、一家の支柱

    交通事故 死亡事件、一家の支柱 死亡事件の場合、一家の支柱によって賠償額が異なる。一家の支柱というのは被害者の世帯が、被害者の収入によって生計を立てているような場合を言う。死亡事件の場合、遺族に対する補償という面もあるため、被害者が一家の...

  • 交通事故 麻痺などがあるも他覚所見に乏しい事例

    交通事故 麻痺などがあるも他覚所見に乏しい事例 今日の相談はひどい麻痺があるが、画像所見に乏しい事例だった。 当初は非該当となり、異議申立で14級となった。保険会社の提示額は500万円程度だ。14級の賠償金としてはけっして悪い金額ではな...

  • 交通事故 刑事事件の取り扱い

    交通事故 刑事事件の取り扱い 加害者への責任追及という点からすれば、手をゆるめてはいけないというのが原則だ。 事故があったら警察に届け出る。きちんと被害届けも行う。警察は時としていやがるがきちんとしておかなければ後で後悔することが多い。...

  • 交通事故 脊椎の変形

    交通事故 脊椎の変形 脊椎は首、背骨にかけての骨の長い集まりだ。柱のようなので脊柱と呼んでいる。しかし、一口に脊椎の損傷と言っても、首、胸、腰と分けて考えられる。 かつては首の傷害も、腰の傷害もおおよそ背骨の傷害としてひっくるめて考えら...

  • 交通事故 着手金0円

    交通事故 着手金0円 うちの事務所では着手金0円とういのは原則ない。着手金は必ずいただいている。 最近の弁護士の宣伝を見ると、交通事故着手金0円という表示がある。これはかなり投機的な部分があって、まずいのではないかと思っている。つまり、...

  • 交通事故 胸椎の役割

    交通事故 胸椎の役割 交通事故でしばしば問題になるが第12胸椎の障害だ。圧迫骨折があったり、ヘルニアがあったり、いろいろと障害となることが多い。 これは背骨のなかでも第12胸椎が特別な役割を果たすためと説明されている。 胸椎は胸の部分...

  • 交通事故 12級と14級のはざま

    交通事故 12級と14級のはざま しびれ、痛み、脱力といった神経症状は難しい事例が多い。医師が「ヘルニア」、「圧迫骨折」などの所見を示しても、画像上明確ではないとして14級としたりする。 理不尽だと思うのは、画像上ある程度圧迫所見がある...

  • 交通事故 頚髄損傷の所見

    交通事故 頚髄損傷の所見 首に通っている太い神経、脊髄が損傷した場合を頚髄損傷と言います。 骨折とか骨のずれとか骨性の外傷がある場合もありますが、ない場合もあります。こうした症例の特徴は画像上の所見を得にくい点にあります。むちうちなどに...

  • 交通事故 弁護士費用が調達できないとき

    交通事故 弁護士費用が調達できないとき 私たちは事故を想定して生きているわけではない。交通事故被害にあい、高額な弁護士費用が支払えないときもある。賠償金額が高額な場合、弁護士費用も高額となってしまうが、私の事務所では被害が重篤な場合、着手...

  • 交通事故 死亡事故と損害

    交通事故 死亡事故と損害 当事務所の若手弁護士が死亡事故の相談を受けた。依頼者は肉親を失って深く傷ついている。私達はこうした依頼者にどのように向き合うか議論している。 ともかく、死亡事件の場合、逸失利益、慰謝料が損害額では大きな問題とな...

  • 交通事故 高次脳機能障害の判断

    交通事故 高次脳機能障害の判断 高次脳機能障害の判断は次の3つ ① 脳に打撃を与えるようなエピソード ② 器質的な傷害が認められる所見 ③ 他の疾患がないこと しかし、病気は常に典型ばかりではない。典...

  • 交通事故 損益相殺 費目流用

    交通事故 損益相殺 費目流用 交通事故が労災でもある場合には労災処理することのメリットは多い。 労基署は労災処理することをいやがるが、断固として労災処理することをお勧めする。 労災のメリットに費目流用の問題がある。 これは労災による...

  • 交通事故 家事労働

    交通事故 家事労働 主婦の場合、家事労働に従事するという考え方で所得を計算する。だいたい当該事故年度の女子平均賃金を基準にしている。これは、逸失利益の年収、休業補償の支払にかかわることになる。 この点、主婦がパートに出ていることがある。...

  • 交通事故 依頼者から学ぶ

    交通事故 依頼者から学ぶ 弁護士は全てのことを知っているわけではない。熱心な依頼者からの問題提起を受け,勉強することで理解が進む。 最近は依頼者が併合加重の論文を見つけ出してくれて,当てはめられないか検討している。 つい最近までは,外...

  • 交通事故 同一範囲の障害

    交通事故 同一範囲の障害 胸椎の圧迫骨折により体幹部の変形があるということで11級の後遺症があるとされたものの、20年前に腰椎椎間板手術があって体幹の変形があるために認定されないという認定がされた。このような場合、訴訟ではどのように考える...

  • 交通事故 併合加重

    交通事故 併合加重 交通事故によって複数の箇所を害されると、併合加重がされる。これがわかりにくい。この併合については弁護士は一般的に苦手ではないだろうか。 14級はいくらたくさんあっても加重されない。 (9級〜13級)+(9級〜1...

  • 交通事故 弁護団会議

    交通事故 弁護団会議 交通事故の中でも脳脊髄駅減少症とかいった難しい事件になると弁護団を構成する。この場合、役割を分担することが非常に重要になる。 事件自体の構造を明らかにして、どこからどこまでが誰の役割にするか明確にして会議を進めてい...

  • 交通事故 事故証明の発行根拠(Yahoo 知恵袋)

    先日会社の役員(男性:40歳)が単独の自動車交通事故で亡くなったのですが、警察が「事故証明書」の発行に応じてくれません。 警察に「事故証明書」を発行しない権限があるのでしょうか? 事故の形態は、午前1時半ころ、直線道路を進行中、居眠り(?)...

  • 交通事故の死亡事故について教えて下さい!!

    交通事故の死亡保険について教えてください!! 主人(二男)の母が交通事故で昨年の11月に亡くなりました。その時の事故は一方的に相手に非があり、保険金は長男におりたのに主人と長女(3人兄妹)には知らされませんでした。 「金額はいくらか?」と主...

  • 交通事故 自賠のみの加害者(Yahoo回答集)

    交通事故の被害者です。加害者は自賠責保険しか入っていません。ひどい事をされたのだから、きちんと賠償してほしいのですが、 弁護士をお願いした方がいいでしょうか? 実母が歩行中に車にひかれました。過失は100対0です。 国道沿いの大きな道路で信...

  • 交通事故 妻は他人か?

    交通事故 妻は他人か? 夫が運転して事故を起こした場合、妻に自賠保険の賠償請求は認められるだろうか。 自賠法3条は 「自己のために自動車を運行の用に供する者は、その運行によつて他人の生命又は身体を害したときは、これによつて生じた損害を...

  • 交通事故 身体的特徴と素因減額

    交通事故 身体的特徴と素因減額 身体的特徴を理由に損害を否定したり、素因減額を主張してくることがある。 もともと、被害を受けやすい体だから減額するべきだという主張だ。しかし、被害を受けやすい体の生活権を否定するかのような主張はどうかと思...

  • 交通事故 もうすぐ症状固定

    交通事故 もうすぐ症状固定 事故にあって治療が続き、医師か、保険会社からもうそろそろ症状固定と言われる。症状固定というのはこれ以上治療効果がない状態だ。 症状固定になると、事故は一応終わったという取り扱いになる。 保険会社は治療費や休...

  • 交通事故 医師のあり方コーナー

    交通事故 医師のあり方コーナー 交通事故では医師とのやりとりが多い。整形外科医の対応に苦しんでいる例も少なくない。 うちは交通事故はみないことにしている。 あなたはお天気病だ。 あやうく、詐欺の片棒をかつぐところだった。 など...

  • 交通事故 余りにも簡単なカルテ

    交通事故 余りにも簡単なカルテ 交通事故では治療経過を見るために患者のカルテが法廷に提出される。 長期にわたって同じ治療が繰り返されるため、カルテは本当に簡単になってします。 例えば 「理療オーダーに同じ」とか、「① d...

  • 交通事故 むかつく医師の意見書

    交通事故 むかつく医師の意見書 交通事故では損保側の医師の意見書がよく提出される。実際に診断していないのに平然と断定する姿勢はほんとむかつく。 たとえば、こんな風に記載される。 本件では客観的所見がないと断定した上で 「・・長期化因子...

  • 交通事故 カルテはとても大切

    交通事故 カルテはとても大切 被害立証する場合、カルテの証拠価値は格段に高い。裁判所はカルテに書いてあることは一応正しいと見て裁判を進める。そのため、私達は治療経過に沿って、カルテを順番に読み込んでいくことになる。 問題はカルテに書いて...

  • 交通事故 胸郭出口症候群の診断

    交通事故 胸郭出口症候群の診断 胸郭出口症候群のような判断の難しい疾患を主張する場合、裁判ではその診断基準を示す必要がある。つまり、被害者が胸郭出口症候群であるというのであれば、診断基準を示してそれに当てはまることを主張、立証しなければな...

  • 交通事故 外傷性胸郭出口症候群(TOS)の病態

    交通事故 外傷性胸郭出口症候群(TOS)の病態 胸郭出口症候群は2つの斜角筋と第一肋骨で囲まれた三角部分が狭窄して生じる病気だ。 → http://blogs.yahoo.co.jp/kotujiko_nagoya/7255404.h...

  • 交通事故 扶養利益の喪失

    交通事故 扶養利益の喪失 夫など稼ぎ手が死亡した場合,妻や子は本来扶養を受けられたであろうが,それが得られないということになる。このような場合,被扶養者として独自の請求権を持つ(最高裁H5.4.6判時1477号46頁,最高裁H12.9.7...

  • 交通事故 労災申請を妨げるもの

    交通事故 労災申請を妨げるもの 交通事故で労災申請が必要な場合がある。過失相殺が見込まれる事例や、治療が長期化しそうな事例については労災手続きによることが望ましい。労災によって一時金や年金がもらえる場合もある。 交通事故の場合、通勤途上...

  • 交通事故 労災福祉事業

    交通事故 労災福祉事業 社会復帰促進等の特別支給金は労災とは別の支給金となっている。労災保険の各種給付と同時に給付される場合が多い。 休業特別支給金 傷病特別支給金(一時金) 傷病等級1〜3級 障害特別支給金(一時金)...

  • 交通事故 依頼者の希望

    交通事故 依頼者の希望 相談している時に依頼者の希望に添うよう法律構成を考えていく。しかし、どうしても依頼者の希望に添えないこともある。それはやむえないことなのだ。 難しいのは、被害の実態は依頼者が一番よく知っている。私たちが軽いと思...

  • 交通事故 慰謝料の加算事由

    交通事故 慰謝料の加算事由 慰謝料というのはかなりおおざっぱに決まる。 ・傷害慰謝料は通院期間などを基準に決めるが、それほど厳格ではない。通院中の苦痛がひどければ加算される。 ・相手方の対応が非常に不真面目である場合、慰謝料として加算...

  • 交通事故 胸郭出口症候群の臨床像

    交通事故 胸郭出口症候群の臨床像 胸郭出口症候群では上肢の痛み、しびれ、脱力などの症状がある。頭痛、立ちくらみ、不眠、嘔気、胃腸障害、前身倦怠感といったいわゆる不定愁訴を伴うものもある。 胸郭出口症候群では上肢の挙上によって症状が増悪す...

  • 交通事故 CRPS判定基準

    交通事故 CRPS判定基準 交通事故あるいはその後の手術を契機にCRPSに罹患することがある。神経症状と言えば神経症状なのだろうが非常に重い事例は聞き取りをしていても気の毒になる。 このCRPSの判定基準については厚生労働省研究班が報告...

  • 交通事故 胸郭出口症候群の外傷性要因

    交通事故 胸郭出口症候群の外傷性要因 胸郭出口症候群(TOS)はもともと体型などから生じることがあります。女性に圧倒的に多く、長首、なでがた、不良姿勢など特徴があります。交通事故では損保側はしばしば体型のせいだと言ってくることがあります。...

  • 交通事故 胸郭出口の解剖

    交通事故 胸郭出口の解剖 交通事故分野で非常に難しい事件の1つに胸郭出口症候群の事例がある。これは、それだと決める決定的な検査方法がないことや、事故によってこの症例が生じることを否定する医師もいることが問題を難しくしている。 しかし、胸...

  • 交通事故 民事調停の役割

    交通事故 民事調停の役割 民事調停というのは裁判所で行う話し合いの手続だ。弁護士がついていない場合には意味がある。私の考えでは弁護士がついている場合、交通事故事件に限って言えばほとんど意味がないのではないかと思う。 調停でなくても弁護士...

  • 交通事故 症状固定前の相談

    交通事故 症状固定前の相談 交通事故の全損害は症状固定によって確定するというのがたてまえだ。 私たちとしても症状固定がないとなかなか交渉や裁判に入れない。症状固定前にはどんなことを相談したらいいのだろうか。 この段階での相談は、いった...

  • 交通事故 自賠責死亡の慰謝料

    交通事故 自賠責死亡の慰謝料 自賠責による支払いは国が定めた基準によって機械的に支払われる。 → http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/resourse/data/kijyun.p...

  • 交通事故 女子パート労働者の年収

    交通事故 女子パート労働者の年収 逸失利益を考えるときに、年収を基礎とする。 年収×ライプニッツ係数×労働能力喪失率=逸失利益 女子パート労働者の場合、賃金が低い。しかし、よく尋ねてみると主婦業をやっていたりする。専業主婦の場合には女...

  • 交通事故 休業損害と休業期間

    交通事故 休業損害と休業期間 休業損害は実際に休業した期間を言う。 実損を賠償するので有給休暇を利用したり、休職扱いしたような場合に支払われるのが原則だ。 サラリーマンのような場合、比較的単純に解決できる。実際には無理して出勤したんで...

  • 交通事故 アロディニア

    交通事故 アロディニア 事故後、アロディニアと言われる異常な痛みに襲われることがある。そのまま治らない場合はCRPSだったりする。 整形外科医はこれをなかなか気づかない。画像的には問題がないのになぜそんなに痛がるのだと、詐病だと決め込む...

  • 交通事故 調査費用と賠償

    交通事故 調査費用と賠償 事故によっては自らの被害を立証するために大変な労力をかけることがある。 それにともなう費用は原則として賠償されない。 しかし、交通事故の場合、例えば高次脳機能障害の検査を受けたとか、あらためてレントゲン写真...

  • 交通事故 14級と示談

    交通事故 14級と示談 14級の場合、示談で大きな金額を占めるのは①逸失利益、②休業損害、③傷害慰謝料だ。 示談では傷害慰謝料と言って、通院期間に応じて慰謝料額を決めていくが、これはそれほど大きな問題...

  • 交通事故 裁判の持つ重さ

    交通事故 裁判の持つ重さ 最近,あいついで死亡事件の相談を受けた。私の目からみると訴訟で決着をつけたほうがよいと思われる事例だが,遺族はまよっていた。 それは近所の目を気にしていた。 田舎の方なので,訴訟などすると,裁判までしてお金を...

  • 交通事故 死亡事件の相談事例

    交通事故 死亡事件の相談事例 交差点で自転車運転中にはねられて,被害者が死亡した事件の相談があった。 例によって,損保は過失相殺されたら3000万円より下がるが,自賠責範囲の3000万円まで支払うから示談しないかともちかけている。しか...

  • 交通事故 自転車と歩行者

    交通事故 自転車と歩行者 同じタイプの事故であっても自転車と歩行者とでは過失相殺のレベルが違う。 歩行者は基本的に保護されるべきという考え方でできあがっている。自転車は車両という考え方になっている。つまり、自転車の方が重い。 http:...

  • 交通事故 自宅改造費

    交通事故 自宅改造費 高次脳機能障害や、重度のマヒなどがある場合には自宅を改造する。玄関、風呂場、トイレ、車いすリフ、玄関口などいろいろと改造の必要がある。 このとき、私はできるだけ、補助金をもらうように勧めている。障害者のために自宅な...

  • 交通事故 意外と困る、治療費、通院費

    交通事故 意外と困る、治療費、通院費 交通事故では小さな損害も地道に積み上げることが原則だ。しかし、治療費、通院交通費は意外と困ることが多い。というのは、領収書類などを積み重ねるのだが、この整理が大変なことが時々ある。几帳面な人は、こうし...

  • 交通事故 3重の事故

    交通事故 3重の事故 3ヶ月間に3回の追突事故があった相談を受けた。いずれも信号に従って停止していた際の事故だから、被害者側にはなんの落ち度もない。こんな不幸なことが重なるとは、何か取り憑かれてるんじゃないかと心配するのは無理はない。 ...

  • 交通事故 死亡事件と裁判

    交通事故 死亡事件と裁判 死亡事件では過失相殺がしばしば問題になる。被害者が亡くなったために、被害者の正当性を立証するのが難しくなるからだ。 保険会社は自賠責で3000万円支払われるから、その範囲で和解したいと言ってくる。仮に裁判になれ...

  • 交通事故 定期金賠償方式(3)

    交通事故 定期金賠償方式(3) 植物状態になるなど、遷延性意識障害の事例では労働能力喪失率100%、生涯にわたる介護料を請求する。法律上、これを一時にもらうこともできるし、年金のように分割してもらうことができる(民訴法117条)。 どの...

  • 交通事故 定期金賠償方式(2)

    交通事故 定期金賠償方式(2) 遷延性意識障害など植物状態になるなどして、重度の障害を受けて介護が必要な場合、一時にもらう方が得か、定期金方式で、毎年逸失利益、介護料をもらう方が得かははっきり判断できない。 定期金方式であれば、介護料が...

  • 交通事故 定期金賠償方式(1)

    交通事故 定期金賠償方式(1) 交通事故で重度の障害を負った場合、将来にわたって就労が困難となる場合がある。その最もひどい事例が遷延性意識障害の事例だ。 植物状態になってしまい、家族としては言いようのない悲しみや、怒りが襲う。将来にわた...

  • 交通事故 脊椎と脊髄

    交通事故 脊椎と脊髄 脊椎は椎骨が並んだもので、頸椎、胸椎、腰椎、仙椎、尾椎となり骨盤とつながります。 脊椎が損傷した場合を脊椎損傷、頸椎損傷などという言葉で表現されます。 脊髄は椎骨という骨で守られた、人の大きな神経の束です。袋の...

  • 交通事故 素因減額

    交通事故 素因減額 被害者側のもとからあった病気も手伝って、交通事故被害が拡大したという場合には素因減額と言って、被害者側の事情から減額する。これは最近ではかなり確立した考え方なのだが、被害者としては納得できない。 もとからあった事情に...

  • 交通事故 無保険車傷害保険

    交通事故 無保険車傷害保険 相手方自動車が無保険であったような場合、加害者に代わって保険を支払う保険だ。 相手の代わりに支払う保険なのだが、どこまで賠償してくれるかが問題となる。私たちの間で長く問題だったのは、遅延損害金まで支払ってくれ...

  • 交通事故 非骨傷性頸髄損傷

    交通事故 非骨傷性頸髄損傷 レントゲンやMRI所見では大きな問題が認められないが麻痺や疼痛といった重篤な神経症状があるという例は少なくない。交通事故では最も難しい事件ということになる。 脊髄は交通事故に伴う外力によって損傷することがある...

  • 交通事故 先に自賠責の保険金を受け取る

    異議申し立てで14級を認定されましたが、これより上の級を目指しています。今も通院していて再度異議申し立てする準備をしていますが少し時間がかかるようなので今後も費用がかかる事から、先に認定された14級の分の後遺障害の慰謝料だけ自賠責の保険会社...

  • 交通事故 こういうことはあるのかな?

    交通事故 こういうことはあるのかな? 依頼者と直接会ってくれない弁護士がいるという。30分話して,その後は直接話をしないそうだ。高次脳機能障害が疑われる事例だが,被害者対応はNGOのスタッフにまかせているという。そんなことがあるのだろうか...

  • 交通事故 脳機能障害

    交通事故 脳機能障害 高次脳機能障害によって、決断力が失われることがある。不安がいつも先行して決められないことがある。子供のようになり、誰かにすがらざる得ない。弁護士としては何度も同じことを説明するが、同じ様に迷う。 こうした事例は弁護...

  • 交通事故 死亡

    交通事故 死亡 死亡事故でしばしば問題になるのは被害者側の過失だ。事故現場を検証すると,どうしてこんなところで事故があったのかと思うような事例がある。 例えば,道路の真ん中で寝そべっていたとか,自動車専用道をなぜか自転車で走っているとか...

  • 交通事故 ヘッドライトと過失相殺

    交通事故 ヘッドライトと過失相殺 当事務所では定期的にケースカンファレンスを行っている。難しい交通事故事件について担当者が問題提起して事務所全体で議論する。 今日は過失相殺が問題となった。過失相殺は「判例タイムズ」が過失相殺の特集別冊を...

  • 交通事故 医療記録

    交通事故 医療記録 後遺症認定を争う訴訟ではカルテなどの医療記録の検討は避けられない。カルテを見るときには通院日数、通院間隔といった基礎的な部分を検討する。 多くの病院は診療初期に情報を集中的集めるため、最初の3回ぐらいの記録が特に重要...

  • 交通事故 会社固有の損害

    交通事故 会社固有の損害 小企業の場合は会社社長と会社の区別はほとんどつかない。社長が交通事故になると会社は倒産の危機に陥る。こんなとき、会社は加害者に対して会社固有の賠償を請求できる。最高裁は「個人会社で」「代替性がなく」「経済的に一体...

  • 自賠責の慰謝料、逸失利益 (知恵袋回答より)

    交通事故による後遺症に関して 後遺症障害10級の認定が下りた場合・・あるネットに10級の後遺症等級でもらえる金額は自賠責金額で461万でその中に187万の慰謝料と何とか利益というものが含まれていると書いてありました。ということは後遺症10級...

  • 交通事故 遺族固有の慰謝料

    交通事故 遺族固有の慰謝料 当事務所の若手弁護士が、最近、遺族固有の慰謝料で自賠責から金銭を勝ち取った。 長く息子と同居していた母親の事例だが、息子が交通事故で亡くなった。ところが、息子には過去に離婚歴があり子供がいた。この孫とは全く関...

  • 交通事故 あるCRPS事例

    交通事故 あるCRPS事例 CRPSは事故や手術を契機に生じる痛みの病だ。原因が必ずしもはっきりしないため、激しい痛みがあるにもかかわらず周りからの理解が得られにくい。 特に整形外科医では見落とすことが多く、交通事故被害のうちでは難事件...

  • 交通事故 損害の無理な算定

    交通事故 損害の無理な算定 交通事故の相談で時々出てくるのが損害の無理な算定の問題だ。 行政書士などの関係から特別な信頼関係ある医師が何か意見書を記載することがある。中には無理な記載が出ることがある。医学的意見の中で無理があるのは別にそ...

  • 認知症老人の交通事故

    認知症老人の交通事故 父親は高齢で脳梗塞も起こしたことがあるため、免許の返納をすすめていますが、なかなか家族の言うことを聞いてくれません。もし交通事故を起こした場合どうなるのでしょうか。 認知症であっても任意保険でカバーされるようです。 ...

  • 交通事故 事故との因果関係

    交通事故 事故との因果関係 運転中に心臓疾患や脳出血など、もともと身体に起因する原因で事故が生じて死亡した場合、被害に対する賠償問題は起こらない。 つい最近も、そのような相談をうけた。普通、死亡事例では事故で亡くなったのか、病気のために...

  • 交通事故 遺族の慰謝料

    交通事故 遺族の慰謝料 死亡事件などの重大事件の場合、残された遺族固有の慰謝料も請求できる。 自賠責保険でも遺族は請求権を持つ。 たとえば、こんな利用方法もある。亡くなった被害者が多額の負債を負担している場合。死亡に伴う賠償金をもらっ...

  • 交通事故 自賠責保険の役割

    交通事故 自賠責保険の役割 交通事故でもっとも大切なのは任意保険と自賠責保険です。 自賠責保険というのは強制保険のことで、自動車賠償補償法という法律で決められています。 任意保険と自賠責保険とは別の保険です。しかし、任意保険が一括して...

  • 交通事故 反対車線を逆走した事例

    交通事故 反対車線を逆走した事例 交通事件を扱っていると、年に1度ぐらい、反対車線を走行して正面衝突したり、信号無視して衝突した事例の相談を受ける。 こうした事例は、走行中に突然なんらかの発作を起こしたことが疑われることが多い。普通では...

  • 交通事故 割合的な休業損害

    交通事故 割合的な休業損害 休業損害は所得を一日あたりに換算して計算します。所得証明や源泉徴収票などを利用して計算してくれます。収入が不安定な場合は直近3ヶ月ぐらいを目安にして一日あたりの損害額を計算します。主婦などは女子平均賃金などを参...

  • 交通事故 症状固定など yahoo知恵袋回答

    交通事故においての、慰謝料など保険について教えて下さいませ。 保険会社より示談をしてほしいとの依頼がございました。 主治医と相談後、一度今回の事故とは縁を切り精神的に楽になるのもいいかもしれない、また、事故において示談したら精神的にすっきり...

  • 交通事故 一人で悩まないで弁護士に相談してください

    交通事故 一人で悩まないで弁護士に相談してください 弁護士は常にあなたの味方になります。 弁護士は常にあなたとともに最良の道をさぐります。 弁護士はあなたの強力な盾になるでしょう。 弁護士はあなたの一番いいたいことをあなたのために...

  • 交通事故 高次脳機能障害の「高次」の意味

    交通事故 高次脳機能障害の「高次」の意味 人がやってくると、音や目で人がやってくると判断します。このときに、目で見て「人の映像」を認識します。音を聞いて「人の音」を認識します。人の映像が脳に行くのですが、それが「人」という知識に当てはめ...

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    交通事故 二つの事故が重なった場合(メール相談) 【相談】 2つの事故にあいました。最初の事故の怪我が2度目の事故後の検査から分かりました。また、それぞれの事故で過失相殺が問題になっています。2度目の事故後、後遺症の等級も労災と自賠責と異...

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    交通事故 運転者が特定できない事例 自動車運転で関係者が死亡してしまった場合には運転者が特定できないことがある。運転者自身には自賠責や保険で支払われないことがある。また、運転者が加害者なのだから、被害者としても誰が運転していたかは重大な問...

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    交通事故 賞与減額(yahoo知恵袋回答) 交通事故による賞与減額について長文ですが、ご意見お願いします。 批判や中傷は勘弁して下さい。 正社員で認知症の寝たきりの方の介護職をしています。勤続年数は5年です。 その間に介護福祉士の資格を...

  • 交通事故 遺族を代表して賠償金を受け取る

    交通死亡事故で損害賠償の訴訟で獲得した金額は一旦弁護士の口座に入金され報酬など引かれた後被害者家族に入金されるそうなんですがそれは代表者の口座に入金されるんですか? それともそれぞれ相続人に分配されて入金されるんでしょうか? 代表者の口座か...

  • 交通事故 労災との関係

    交通事故 労災との関係 交通事故が労災でもある場合は労災の手続きをちゃんとした方がよいです。 今日も治療が長期化している依頼者との打ち合わせを行いました。神経症状が中心でかなり長期化していいます。損保対応であれば、そこそこに医師や本人に...

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