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  • 甦る平成のフラッグシップ

    3年前、登場30周年を記念し、かつてのアイボリーとオレンジを主体にしたオリジナルカラーへと復刻された、東武特急「スペーシア」。見に行きたいと思っても、距離と時間等の事情でなかなか見に行けなかったもの。そんな中、ようやくまとまった時間が確保でき、初めて見に行くことに。今回は「平成初頭」をテーマに行先の候補を考えて…スペーシア以外に候補として挙がったのが、「スーパーやくも狙いの伯備線」、「しなのを狙って中...

  • さびない鉄人

    大手私鉄で最後まで残った、1960年代初頭のバッド社ライセンスの初期オールステンレス車にして、未だ最前線で活躍する南海の6000系。このところ各社で盛んに行われている、かつての時代の姿を再現した「復刻塗装」。こちらもかねてより待望されていて、自分もその一人でしたが、1980年代の冷房化改造時の姿を再現した姿で、令和の世に帰ってきたのでした。2代目社章「羽車」や、側面に「NANKAI」ロゴがあった場所にも復活した車番...

  • 分かれた明暗、二度と戻らぬ道

    第三軌条線区全線に配備され、その数572両の最大勢力を有し、走り始めて30年以上が過ぎた新20系。冷房化された30系の全廃から10年を迎える今年。とうとう22系から役目を終え、廃車になる編成が現れました。第1号は今年の7月に車齢が30に到達した22655。その最後の営業運転は、8/19の八尾南21:29発 大日行き(大日22:22着)。大量生産された同一形式でも、更新施工の有無によって明暗が分かれ、かつて新20系グループで置き換えられた...

  • SUPER YAKUMO

    「やくも」運転開始50周年の節目に登場した「国鉄特急色」復刻に続く第2弾として復刻された、分割民営化後にイメージアップを図るべく、JR各社から次々と登場した新塗装のひとつ、「スーパーやくも色」。同時に国鉄特急色はようやくJNRマークが追加されたことで、時代が国鉄時代に定まり、団塊世代に刺さる姿にアップデートされましたが、こちらはまさに「子供の頃に見た図鑑、写真」からそのまま出てきた姿で、特に平成初頭の世代...

  • 今は見慣れぬ景色

    昼間の試験走行が本格化し、ようやく見る機会が増えてきた400系。宇宙船を思わせる鮮烈な見た目は、既存車で幾度となく見られた景色の中でも新鮮に映ります。雨が降る中、高層ビル群をバックに。晴天順光より多少暗い方が、いい雰囲気が出るのかも…?中でも地下トンネル走行中の場面が、さながら未来からやってきた宇宙船やタイムマシン、「交渉人 真下正義」で登場したクモE4-600の初登場シーンを彷彿とさせるSFチックさを前面に...

  • 赤い鉄仮面

    赤い電車が次々と減っていく名鉄の通勤車。その中でも造られた期間が非常に長く、時期によって見た目が大きく異なる6000系列。中でも1984年から1988年までに造られた4連の6500系・2連の6000系(9・10次車)と6800系は、その風貌から「鉄仮面」と称される、押し出し感がとても強い前頭形状が特徴的です。6000系非ワンマン車を優先して置き換えが進む中、6500系・6800系のうち、延命対象から外れた編成も先日から置き換えが始まり、よ...

  • 始まりの春

    始まった新年度。あっという間に1週間が経ち、大阪の桜はほとんど散りました。昨年4月時点で20編成いた中央線の既存車は、7月末から今年1月までのたった半年で半減し、残りは10編成で始まった新年度ですが、400系が12編成(うち2編成は昨年度導入分)入ることで、これらも持ってあと1年でしょうか。現状、3編成目もスタンバイしているとのことで、「別れ」「始まり」をイメージする春の季節ですが、こちらは「終わりの始まり」かもし...

  • 青い103系、懐かしき1番

    先日和田岬線の103系が営業運転を終えたとともに、基本の5色(オレンジバーミリオン・ウグイス・スカイブルー・エメラルドグリーン・カナリヤイエロー)のいずれかを纏い、両端のクハにモハユニットを挟んだ「標準的な103系」が全て役目を終えたことに。特に大阪地区を走る103系は幼少期から当たり前のように目にし、その後、本格的に鉄道写真を写し始めた中学生の頃、知り合った友人に誘われ、まもなく雲行きが怪しいと言われていた...

  • この電車、未来から。

    プレスリリース以降、かつてない八角形の前頭形状が大きな話題を呼んだ、中央線の真打、400系。昨年秋に実車が姿を現して以降、長らく終電後の走行が続いていましたが、ようやく営業時間帯に走行し、その姿を見ることができました。回送列車接近の放送とともに、地下トンネルからゆっくりと姿を現したその姿は、まさに未来からやってきた宇宙船。驚きの目線、スマホで動画を録る人も。帰宅ラッシュの中、初めてその姿を見せた400系...

  • 変わった風向き

    3月から4月中旬の土休ダイヤ運転日に1両が確実に登板する予告が出たモ161形。阪堺電車公式Twitterによると、初週の登板予告は「えび茶」の164、試験塗装「ビークルスター」166の2台による日替わり。どちらがいつ出てくるかの予告はなく、行ってみてのお楽しみ。「浜寺まで行く運用には入らないで、今まで通り大阪市内だけだろう」と高を括っていたら、6時半に確認するとアプリに在線表示。見間違いかと思って調べると本当で、浜寺...

  • 気付けば20年が過ぎて

    子供の頃、図書館にあった鉄道雑誌で取り上げられ、存在を知った阪急9300系。当時の最新鋭でありましたが、しばらくは数自体がかなり少なかったこともあり、6300系が主力の中、来るまで待っていたのを思い出します。そうして楽しみに待っていた頃から、初期車は20年が過ぎる今年。気付けばそれなりに「いい歳」になっています。有料の座席指定車の導入がささやかれる中、何かしらの変化は起こりそうですが、はたして…。...

  • ありふれたもの

    以前はよく遠出していたものの、ある程度満足できたことと、種々の制約も絡んで、最近は近場が多くなっています。ホットな話題や趣味趣向に刺さるものだけでなく、「今、当たり前のように走っているもの」にカメラを向けることも増えました。走り出して20年以上が過ぎ、他路線へ移る編成が多数出てきた223系。「新快速」として、京阪神間輸送の最前線でよく目にするからこそ、意識してカメラを向けることはなかったのですが、HC85...

  • 十年一昔

    桜咲く時期に去って今年で10年が過ぎる、京阪の旧3000系。引退興行最終期に企画された「クラシックスタイル」を筆頭に、当時最も流行していた「AKB48」よろしく、スタンプラリーの景品の一部にラストランの窓側席の着席整理券が当たり券としてついてくるという、握手券商法を匂わせる商魂涙ぐましい企画も含む多種多様な企画で、関西圏の話題を席巻していたことは、今でもよく覚えています。(盛り上がりが過熱した結果、最後の最後...

  • 期せずして見た最後の日

    今回の年末年始のこと。会社の冬休みと平日ダイヤでの運転日が重なり、平日ダイヤ最終日である12/29に中央線沿線へと足を運び、森之宮からの出庫風景を見ていたわけですが…。出庫線に据え付けられた24602。出庫線上で営業列車の表示に変えて、本線上へ入っていくんですね。森ノ宮駅周辺にシェアサイクルがあるので、それを活用すれば先回りも。(シェアサイクル…広島で路面電車の撮影によく用いられる「ぴーすくる」のようなもので...

  • 今回はお隣の緑色

    近頃退役が進んでいる京都市交通局の10系初期車。幼少期、生活圏からは遠く離れていて、あまり目にする機会こそ少なかったものの、図鑑で見た時に左右非対称の割り付け、そして彫りが深い額縁状の前面と、非常脱出用の階段を兼ねた窓がない非常扉が、とても強烈な顔立ちだったのを覚えています。先日のダイヤ改正で運用変更があり、地下鉄車の直通急行が大幅に増加しただけでなく、早朝や夜間にまで拡大されたそうな。各地の地下鉄...

  • 最終便、12年前を思い出しながら

    定期特急から撤退後、「京とれいん」として形を変え、再び京都線の「快速特急」、十三通過の「快速特急A」として走った6300系。12年前の2010年2月28日、定期特急最終便でも梅田から乗車していたこと、今回は営業運転可能な種別がダイヤ変更をもって消滅することもあり、おそらくこれが本当の乗り納めになると踏んで、改正前最後の日曜日、京都方面への最後の営業列車、大阪梅田14:32発、京都河原町行きに乗車してきました。大阪梅...

  • 気になる4年後

    30000系が全て出揃い、10系列が全廃されて久しい御堂筋線。全廃から少し経った今夏、2026年から「鉄道駅バリアフリー料金制度を財源とした御堂筋線車両180両の更新」が明らかにされ、更新車の中で最も早く「廃車」の形で代替が決まった21系。初期車は2026年には車齢が35になり、時期的には妥当なところですが、ちょうど4年後が気になるタイミングで検査を通過した21601がちょうど来るということで、少し写してきました。と言っても...

  • 金銀の扇

    国鉄の117系、京阪の3000系、阪急の6300系。昭和の京阪間輸送の代表的な3形式の中で、京阪間を走り続けてきた最後の生き残り、「京とれいん」も、残すところ運転日はあと4日。定期特急から去った後、金と銀の扇を纏って再び走り出して、はや11年。最初は嵐山直通の臨時列車からでしたね。この頃は扇形のヘッドマークもなく、今よりシンプルでした。このまま幕引きとなるのか、送別企画を用意して盛大に送り出すのか…気になるところ...

  • 一昔前のUSJラッピング車

    今も323系にラッピングされて走っている、ユニバーサルスタジオジャパンのラッピング電車。10年前の写真を色々見ていると、懐かしいものが出てきました。103系に施されていた、「セサミストリート」がテーマのラッピング車。この頃は3編成あった6連のラッピング車のうち1編成が先頭車だけ日根野に転出。残った中間車2両を2編成に組み込んで6M2Tの8連化されて次回検査周期まで走り、最後は橙色で走っていたのは記憶に新しい所ですね...

  • 馴染みの音、最後のひとつ

    平成初頭に大量配備された新20系列と時を同じくして増備された堺筋線仕様が66系。非冷房の60系を置き換えた初期のグループは、幼少期に堺筋本町のアカチャンホンポや天王寺動物園へ行くときによく乗ったもので、新20系列と同じような変調ながら、少し低いモーター音が特徴的ですが、見た目が激変した更新車が出てきてかなりの年月が経ち、気付けばオリジナルの姿で残っているのはこの編成だけになっています。新20系、66系、70系。...

  • よく揺れた電車

    減ったとはいえまとまった数がいたものの、数が減りだしたらあっという間に大阪地区から姿を消した103系。「今の環状線は綺麗になって乗り心地もいい」と、先日写真を撮っているときに声をかけた人がそう言っていたのを思い出し、「そういえばよく揺れたし、モーターの音はうるさかったな」と、振り返ると少し懐かしさを感じるほど、時間が過ぎています。もう5年前のことだったんですね。...

  • 平成の「大阪の顔」

    平成初頭に5路線分、500両以上が造られ、平成の大阪の地下鉄といえば、大阪の電車といえばこの顔といったイメージが非常に強い新20系。額縁顔に埋め込まれた縦長の尾灯と、尾灯周囲をグレーで縁取りし、その中に描かれたVVVFロゴ。細く全周に回り込む各路線の帯と合わせ、斬新な要素を取り入れつつも美しくまとまった顔立ちは、誕生から既に30年以上が過ぎた今でも色褪せることなく、未だに「新しい電車」の印象を強く持っていると...

  • 16年ぶり、緑の珍客

    谷町線への本配属は3年後の万博終了後になる30000A系。本配属を前に中央線の緑色の状態で谷町線に入るということで、仕事帰りに見てきました。大日へ回送後、八尾南まで入った試運転は見れず、森之宮へと帰っていくところを。てっきり万博終了後のことだと思っていたら、あまりの早さに驚き。何を目的に来たんでしょうか…?八尾車庫で転入整備が行われた元24系、現在の22系50番台(24605~611・651・652→22655~663)転入以来、実に16...

  • お祭り、お別れ、再出発

    大阪メトロフェスティバルのイベントの一環として、森ノ宮から緑木へ向かうイベント列車に使われた24系のトップナンバー、24601。車内で「この編成の24系としての最後の走行になり、谷町線へ移る」旨の案内があったようで、これをもって中央線を去ったようです。早くも20系3本、24系2本が抜け、特に24系は30000A系よりも数が少なくなりました。現状最小勢力です。3年後に谷町線へ移ってくる30000A系とも、ごく短期間ながら共存。16...

  • 懐かしい本の表紙の場所で

    子供の頃によく図書館で見た本のひとつ、カラーブックスの「日本の私鉄」シリーズ。写真が綺麗で大きく、そして内容もとても細かく、鉄道趣味へと深く引き込まれる書籍として、誉め言葉の意味での「有害図書」と言われることも。民営化前の大阪市営地下鉄について取り上げた「日本の私鉄18」の表紙は当時最新鋭の20系、試作車の2601の写真が使われていました。表紙になった写真から35年以上が過ぎた今でも同じような構図を同じ形式...

  • さよならは突然に

    2021年9月の減便ダイヤ変更の前日、2200系の発電ブレーキ車共々全編成が淀車庫に入庫し、そのまま営業運転から離脱した2600系0番台。5000系が優先だからまだ大丈夫と思っていた矢先、まさか減便で一斉に抜けると思っておらず、あまりに突然の出来事でしたが、先日編成中の3両が寝屋川へ回送され、復帰することなくお役御免のようです。ダイヤ変更前の土休日にあった臨時ダイヤの際、枚方市折り返しの準急で写したのが実質的に最後...

  • またひとつ

    7月末の2631を皮切りに代替が本格的に始まった20系。量産先行車2601亡き後の最若番だった2602が19日の晩に緑木へ向かったとのこと。かつて海遊館のジンベイザメのラッピング車でもあり、その派手な姿を交通科学博物館へ行くときにたまに見たのを思い出しますが、新車が入り、本数が充足していることから、どうやらここまでなのかもしれません。...

  • 派手な水玉

    「過去」を2回続けて取り上げましたが、今回は「今」を。中央線の緑色を纏いながら、車号標記は谷町線所属車を示す「2」を付けた30000A系を取り上げます。中央線にはかなり久々の新車でありながら、あくまで万博輸送時の助っ人であり、本配属先は谷町線となる30000A系。奇抜、独特、派手…といった言葉が次々と浮かぶ水玉模様。中央線での運行期間がたった3年間で、試験的意味合いが強そうなカラーリングですが、地下鉄車両らしから...

  • 気付けば干支が一回り

    サードレール線区では新20系以来のニューモデルとして、30系の全廃を目的に2009年3月に谷町線でデビューした30000系。以降も10系全廃を目的とした御堂筋線と、中央線既存車の置き換え、万博輸送の増発を目的とした中央線用の増備が重ねられた結果、2008年以来気付けば14年にわたって造り続けられ、30000A系の増備完了をもって総勢358両を擁するロングセラーモデルになっています。今回は谷町線向け第1編成の「最初の頃」を。森ノ宮...

  • 消えゆく幼少期の思い出

    長らく塩漬けにしていたこちらですが、最近ある程度時間ができてきたので、不定期で再開します。今回は先日実家に帰った時に持ってきた写真のアルバムから、谷町線の20系を中心に。2000年に大日検車場で撮影した写真。母親と一緒に行っていて、おそらく母親が撮影したものでしょうか。長く谷町線の沿線に住んでいますが、幼少期の頃の谷町線といえば「車内は綺麗だけど形が古臭く、前が全く見えない30系」「前がよく見えるけど、横...

  • 復活のポニー、舞い戻る貴婦人

    8月18日の「SLスチーム号」からいよいよ運転を開始し、「構内運転機(Bグループ)」としての新しい道を歩むC56 160。C61 2の脱線から1か月のうちの22日、C56 160が1年検査から出てくるまで、傷ついたC61 2と、温存の意向があったのか温存されていた8630の代打として、「北びわこ」だけでなく「スチーム号」も代走していたが、C56の検査が終わったことで、よっぽどのことが今後起こらない限り、C56に「スチーム号」の仕事を託し、これ...

  • 軽やかに、涼しげに

    北びわこにスチーム号と大忙しのC57 1。初めて今回の梅小路での最大の滞在目的である「SL北びわこ」の代走運転をようやく北陸本線で見てきました。夏らしくスーッと薄い煙を放出しながら、湖北の田園地帯の中を快走するC57 1。今回の代走における接近戦はこういう絵が撮りたかったのでした。高速旅客機であるパシフィックには、凄まじい煙をもうもうと吐く姿よりも、涼しげに走っている方が似合いますし、釜自体が美しく見えます。...

  • 代走、2セット目

    梅小路に帰れないD51 200の代走で「SL北びわこ号」として走りながら、Bグループ予備機枯渇と8630の負担分散で「SLスチーム号」も代走するC57 1。C61 2が離脱した後で代走に4日間入った後、前日準備で7/21に8630に交代して2週間経ったタイミングでC57 1に交代し、7/30から再びスチーム号の代走に入っています。華のAグループの威厳をそのままに、スチーム号の客車を連結して乗り場で待つC57 1。2度目だと初回のような強烈さはありま...

  • それぞれの今の仕事

    C61 2脱線の影響でスチーム号本務機の予備が0になり、8630の温存を兼ねて本線用のC57 1がスチーム号を代走した7月第3週。しかし、C57 1には梅小路での本業「北びわこ」代走の仕事があり、スチーム号の代走を金曜日で一度終了。土曜日から温存されていた8630が本業に就いています。久々に本業に就く8630。Bグループ機がスチーム号を牽くいつもの光景が6日ぶりに戻ってきました。手順をしっかり踏んで入換開始。やっぱりデフがない分...

  • 全てを背負った最後の希望

    「スチーム号」だったC61 2が脱線器の外し忘れが原因で脱線。これにより検査の必要性が生じました。Bグループの8630に火入れするにも準備が間に合わず、「北びわこ」の運転後でそのまま火を落とすはずだったC57 1が急遽「スチーム号」を代走しました。予備機0という非常事態で「使える釜」を使った結果実現したもので、実に1995年の「貴婦人復活」以来23年ぶり。単機牽引はこれが初めてのことです。まず気になったのは器具の使用状...

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