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hiroのおくすり手帳 https://blog.goo.ne.jp/hiro-no-okusuritechou

元薬剤師。現在障害を抱えながらも、 誰かのお役に立ちたい・・・そんな想いで始めたお薬のブログです^^

普段わかりづらく、 また、なかなか相談もしづらい市販のお薬。 元薬剤師の私が、お薬の疑問などについて、 カテゴリーごとに詳しくご説明していきます^^ ご質問などもいつでもお気軽にお寄せください! お返事は遅くなるかもしれませんが、 お答えしていきたいと思っています^^

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2011/05/03

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  • 貼り薬について

    <各医薬品の定義について>・貼り薬とは・・・?貼付剤とも呼ばれ、貼り薬と同じ意味です。患部に貼って治療を行うものであり、一般用医薬品では筋肉痛、肩凝り、打ち身、捻挫など筋肉の炎症を治療する目的の物が多いですが、医療用では喘息など呼吸器疾患に用いるものもあります。また、外用薬は次のように分類できます。1)パップ剤パップとはオランダ語で『のり状の薬剤を貼り付けて治療を施す罨法(あんぽう)のこと』で、ハップ剤とも呼ばれます。薬剤に水分を多く含み肌への刺激は弱い一方で、厚みを伴い患部から剥がれやすいのでテープや包帯を併用する必要があります。2)プラスター剤プラスターとは硬膏(こうこう)のことで、パップ剤とは構造が異なり脂溶性の高分子の基剤に成分を含んでおり、水分は含まれておりません。このことから、主に温熱療法に用いられ...貼り薬について

  • 頭痛薬について

    <各医薬品の定義について>・頭痛薬とは・・・?頭痛薬とは、頭痛の症状を緩和する医薬品のことです。解熱鎮痛作用を持つものが多い「風邪薬」と似ている部分があると思います。しかし、だからと言って頭が痛いだけの時に風邪薬で済まそうとするのは辞めて下さいね。(また、風邪の時も同様に頭痛薬で済まそうとはしないで下さい。お互いに代用ができるわけではありませんので、「頭痛の時は頭痛のお薬」を、「風邪の症状に伴う頭痛には風邪薬」をきちんと服用して下さい。)風邪薬(特に総合感冒薬)は微熱、頭痛、発熱、悪寒、鼻汁の過分泌、咽頭痛、咳、声枯、食欲不振、下痢、嘔吐、筋肉の痛みなどと言った風邪(風邪症候群)の諸症状の緩和に効果を出すように、解熱剤(解熱鎮痛剤)・鎮咳去痰薬・抗ヒスタミン剤などを複合した医薬品です。特に、抗ヒスタミン作用を持...頭痛薬について

  • 5.「のど(咳・たん・のどの痛み)」に効く薬とはどんなもの?

    ○のどの症状は、咳や痰がでるという症状と、腫れや痛みがひどい症状と大きく二つあります。咳や痰の場合は、咳を止めたり痰が絡むのを抑えてくれる効果の高いものを選びましょう。また、腫れや痛みがひどい場合は解熱鎮痛薬や炎症を抑える効果があるものが良いそうです。・咳を鎮める成分:塩酸メチルエフェドリン等は気管支を広げる作用もあります。(リン酸ジヒドロコデイン・リン酸コデイン>[気管支ぜんそく発作中の患者様には禁忌です。もともと便秘がちな方はその悪化に、眠気やめまいにもご注意下さい。]、臭化水素デキストロメトルファン、クエン酸チペピジン、塩酸ノスカピン、塩酸メチルエフェドリン、塩酸メトキシフェナミン等)・たんを絡まりにくくする成分:たんが切れ易くなります。(塩酸ブロムヘキシン、カルボシステイン、グアヤコールスルホン酸カリウ...5.「のど(咳・たん・のどの痛み)」に効く薬とはどんなもの?

  • 4.「発熱(熱、関節の痛み)」に効く薬とはどういうもの?(胃を保護してくれる成分と総括)

    お薬というと、やはり胃が荒れるということを心配される方も多いですよね。では、胃を保護してくれる成分を含む薬とはどういったものでしょうか?薬の作用によって荒れやすい胃を保護してくれる物です。バファリン[成分:アセチルサリチル酸330mg、ダイバッファーHT(合成ヒドロタルサイト)100mg]と言う製品中のダイバッファーHT等、制酸剤(胃酸の分泌を抑制してくれる)を含む成分が当てはまります。さて、何度かに分けまして、「発熱(熱、関節の痛み)」に効く薬について書いてまいりましたが、○商品によって書いてあることは違いますが、服用が長期化するようであれば医療機関への受診を強くお勧め致します。服用することにより胃に負担を掛けていることもありますし、別の病気(インフルエンザ等)である可能性もあるからです。またお薬中の成分によ...4.「発熱(熱、関節の痛み)」に効く薬とはどういうもの?(胃を保護してくれる成分と総括)

  • 3.「発熱(熱、関節の痛み)」に効く薬とはどういうもの?(鎮静作用を含む薬)

    鎮静作用を含む薬とはどんなものでしょうか?鎮静作用を含む薬とは、気持ちを和らげ、落ち着かせてくれる鎮静剤を含む物です。イブA錠[成分:イブプロフェン150mg、アリルイソプロピルアセチル尿素60mg、無水カフェイン80mg(2錠/回)]と言う製品中のアリルイソプロピルアセチル尿素、ナロンエース[成分:イブプロフェン144mg、エテンザミド84mg、ブロムワレリル尿素200mg、無水カフェイン50mg(2錠/回)]と言う製品中のブロムワレリル尿素等が当てはまります。これらは眠気も誘う作用もありますので、それを和らげる為と頭痛を和らげる目的で無水カフェインと言う成分が含まれております(弱い解熱作用もあります)。尿素系の鎮静剤は抗ヒスタミン作用ほどの眠気ではないですが、薬の効き方には個人差がありますから服用後に車の運...3.「発熱(熱、関節の痛み)」に効く薬とはどういうもの?(鎮静作用を含む薬)

  • 2.「発熱(熱、関節の痛み)」に効く薬とはどういうもの?(ピリン系と非ピリン系)

    今回は、「発熱」について見ていきましょう^^○「熱に効果がある」と記載されている物や、生理痛等痛み止めの薬にも熱を下げる効果がある薬もあります。説明書をチェックして見て下さい。熱や痛みに効く薬(解熱鎮痛薬)は関節だけでなく、喉の強い痛みも和らげてくれる効果があります。・ピリン系と呼ばれる物とは!?イソプロピルアンチピリンと言う成分が該当します。ピリン系は、殆どの人には副作用も少なく、効き目の良い鎮痛薬です。ただ、まれにショックやじんましん等ピリンアレルギーを起こす人がいるので、「ピリン系」「非ピリン系」という表示がされます。現在比較的良く使用されておりますイソプロピルアンチピリンも副作用の発現が少ない成分ですので、『ピリン系だから危ない!』とは思わないで下さいね。・非ピリン系(ピリン系ではない)と呼ばれる物とは...2.「発熱(熱、関節の痛み)」に効く薬とはどういうもの?(ピリン系と非ピリン系)

  • 1.「鼻水・鼻づまり」等、風邪の引き始めの症状に効く薬とはどういうもの?

    では、風邪の諸症状とはどんなものでしょうか?一つ一つ細かくみていきましょう。「鼻水・鼻づまり」等、風邪の引き始めの症状に効く薬とはどういうもの?○まず、パッケージに鼻関連の項目が書いてある物を選びましょう。症状が鼻水だけでしたら、鼻炎用の薬でも効果があるそうです。・抗ヒスタミン作用がある成分を含む物ヒスタミンとは、異物や組織損傷を認識したマスト細胞などから分泌され、血管拡張作用などの一連の防御反応を起こします。炎症やアレルギー症状を抑える為、くしゃみ・鼻水に効果があります。人によっては眠気が起こるかもしれないので、服用後は車の運転や高い所での作業等は危険ですのでお控え下さい。また、抗ヒスタミン剤は眼圧亢進や膀胱筋の弛緩を助長する[尿道が狭くなってしまうので、尿が出にくくなります。]恐れがあり、緑内障患者や排尿困...1.「鼻水・鼻づまり」等、風邪の引き始めの症状に効く薬とはどういうもの?

  • 風邪薬の選び方(はじめに)

    風邪薬の選び方は大きく分けて3つの分類で選ぶと良いと私も教わりました。前置きとしてどの薬にも共通して言えることですが、飲み薬を飲まれる際はコップ1杯程度の十分な水で服用し、くれぐれもお酒と一緒に飲んだりする事は控えましょう。解熱鎮痛成分を含む物は少なからず胃を荒らす作用を持つので、お酒で更に胃を痛めつけてしまいますと、今度は胃潰瘍等更に深刻な病気になりかねません。どうかご理解頂けると嬉しいです。以上のことを十分に注意していただいて、これから症状別に詳しく説明していきますね。▽よろしければ1クリックで応援をしてくださいませ^^▽にほんブログ村風邪薬の選び方(はじめに)

  • ●市販の風邪薬について●

    今回は風邪薬について考えてみますね。風邪薬の中でも、総合感冒薬(そうごうかんぼうやく)と呼ばれる物は、微熱、頭痛、発熱、悪寒、鼻汁の過分泌、咽頭痛、咳、声枯、食欲不振、下痢、嘔吐、筋肉の痛み等といった風邪(風邪症候群)の諸症状の緩和に効果を出すように解熱剤(解熱鎮痛剤)と鎮咳去痰薬・抗ヒスタミン剤等を複合した医薬品です。薬局やドラッグストアではとても数が多く、少し風邪を引いてしまった時に「いざ買おう!」、と思ってもなかなかどのお薬が良いのか分かり難い・・・という事も多いのではないでしょうか?最も良いのは特に具合が悪いと感じた場合は病院で医師に診て頂くことです。医療機関に掛かる時間が取れない方は薬局・ドラッグストアならば薬剤師にお勧めの薬を選んで頂く事かと思いますが、「薬のこの成分にはこういう作用がある」という事...●市販の風邪薬について●

  • ●<はじめのごあいさつ>●

    このブログを訪れて頂いた全ての方へ・・・こんにちは、私hiroと申します。数年前まで薬剤師として働いておりましたが、持病の悪化により現在は24時間IVH管理の自宅療養となっております。将来的にも、もう昔の様にお店で働いたりするのも難しい身体です。今はこうなってしまいましたが、それでも何か薬剤師として人の役に立てる事はないのだろうか・・・?そのように考えた時に友人から紹介して頂いたのが「ブログ」でした。ブログならば、在宅でもお薬でお悩みの方のご相談について、何かアドバイス位は出来るかもしれない!そのように思い、友人に手取り足取り支えられながらではございますが、私もブログを立ち上げさせて頂きました。もう現場からは大分離れており、私の知識など拙くはありますが、これからまた、現在のお薬の状況など色々と勉強を重ねていく所...●<はじめのごあいさつ>●

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