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Tome文芸館 https://poetome.exblog.jp/

自作の詩とショートショートを紹介。 YouTube投稿動画の朗読者、募集中。

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2011/03/26

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  • 桜吹雪のyaya

    桃の節句は過ぎたれど 桜の咲くのはまだまだ先ね ちょっとそこゆく おあにいさん このふとももの桜吹雪が 目に入らねえかい ってね泣く子も微笑む 桜吹雪のy...

  • ヒラノさん

    夜中に訪問客があった。懐かしい声。ヒラノさんだ。世話になったので、もてなさなければなるまい。「腹はすいてないか。何か食べるかね」「納豆を食べたい」それで家...

  • てがら話

    てがら てがら 手柄の話は オラオラよ にやにや にったり なあ みんな 耳の穴 かっぽじっておいらの自慢を 聞きやがれ Credit StoryCred...

  • 流転

    コロコロ転がる心の形 坂道だらけの通学路 あの子が欲しい あの子じゃわからん この子が欲しい この子じゃわからん まあるくなってアルマジロ コロコロ コロ...

  • 信玄の歌

    赤いちょうちん 紺のれん いらしゃいの声聞けば ここは地鶏屋 信玄よ 焼き鳥 つくね 手羽先 かしら まずは一杯 栄町 お座敷それとも カウンター こちら...

  • 最大の問題

    二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房装置、家電製品、自動車。熱源な...

  • 最大の問題

    二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房設備、家電製品、自動車。熱源な...

  • 最大の問題

    二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房装置、家電製品、自動車。熱源な...

  • 最大の問題

    二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房装置、家電製品、自動車。熱源な...

  • 水の力

    屋外でなにかを集めていたのだ。小石とか木片みたいな小物を。そして、それらを誰かに差し出す。すると、野球のボールが一個こぼれ落ちた。それは傾いた地面を転がり...

  • 小さな本

    図書館みたいな場所。棚の上に山積みされた本の中から一冊だけ持ち帰ることが許されているらしい。物色するものの、欲しい本が見つからない。とりあえず英文の小さな...

  • ルールの犬

    そこそこ高い建物の上から見下ろしている。この建物の住人であろう人々と一頭の犬の姿がある。ある制定されたばかりのルールによってこの犬を殺さなければならなくな...

  • ヘビの開き

    なんとなくホテルの一室。思い出せない何かを探していた。水に濡れたクモの寄せ集めみたいな塊がある。黒い脚みたいなのがもぞもぞ動く。それをよく見ようと近づく。...

  • 粘土の模型

    粘土でこしらえた共同住宅の模型がある。これを囲んで住人たちが相談している。「これはまずいですよね」地下部分に水で浸食された空洞がある。その部分を住人の代表...

  • 手首のシール

    夜中に屋外で深呼吸をしている。暑いのか、上半身は裸。なぜか両手首にシールが貼ってある。バーコードやキャッシュカードみたいな感じ。違和感はない。生活する上で...

  • 一行名言集 第五集

    つまらんは罪 おろかなるは罰 人間関係 ほとんど信用がすべて 規則や法律 最低限にとどめておけ 探し物は 要らなくなった頃に見つかる やりたいことと やれ...

  • 三匹のヘビ

    最初は会社オフィスにいたような気がする。それから箱を抱えて帰宅したのだ。箱の中には黒くて細長い三匹のヘビ。テーブルから腕を伝って肩や頭の上を這う。小さいこ...

  • ペッパー水球

    市営プールで仲間と遊んでいる。誰かが合成紙で三角柱のボールを作り それで水球の真似事みたいなことを始めた。ボールは水面に落ちた直後に微妙な動きをする。まる...

  • 半分の自転車

    自転車を半分に分解した。サドルのある半分を地面に立てて乗る。残りの半分には友人が乗った。どこにも行かない。というか、どこにも行けない。僕たちは顔を見合わす...

  • あそこの工場

    ある特殊な文化団体の会長から誘われた。あそこの工場で一緒に働こう、と。断る理由はない。颯爽と向かう。工場は2か所あって、通常はA工場。今回はB工場とのこと...

  • かぞえうた

    ひとつ、ひとりよがりというけれど。ふたつ、ふざけてみたいだけ。みっつ、みっともなくたって。よっつ、よごれていたってかまわない。いつつ、いつまでつづくやら。...

  • さびしい帰り道

    陽は深く沈んでしまった。紺色の空に影絵の山並みが浮かぶ。その切れ目を貫いて道が延びている。風に撫でられ、揺れる稲穂の黒い波。灯台の灯りか、点滅する弓張り月...

  • 犯された街

    飛び散った脳髄を踏まずに街へは入れない。つぶれた眼球から伸びる神経線維の蛇の群。浮浪者は火だるま踊り。笑顔が焼肉になる。うまそうに煮えた胎児は病院からの支...

  • おかしな子

    おかしな子だった。服装も顔も頭も、みんな。「もしも人間に天敵がいないとすれば」彼女は主張する。「人間の天敵は人間である」やはりおかしなことを考えている。「...

  • いやらし草

    思わせぶりな観葉植物。真夜中、ピンクの花が咲く。甘ったるく切ない香り。枕もとに置いて眠ると夢を見る。ショッキングピンクの唇の女。緑色の下着を脱いで誘惑する...

  • 差別会議

    どうやら人種差別に関する国際会議のようだ。アイヌ人らしき男が発言する。「おれに対してできることを、あんたら 今ここでやってみな」それでおれは昔習った護身術...

  • 漠然とした不安

    おや、不安なのかな。今、君は安心したいんだね。でも、残念ながら安心できる状況ではない。人と人工物が増え過ぎたのだ。宣戦布告されたわけではない。経済破綻の予...

  • 頑固者

    世の中には頭の固い奴がいる。いわゆる頑固者。どんなに説得を試みても己の考えを改めるつもりなし。腹が立って殴りたくなるが 地位や権力があると脅しも効かん。そ...

  • 最新コピー機

    デザイン事務所で働いている。納期が迫っているのか、あわただしい。大掛かりな最新コピー機を使う上司の男。「縦横比が4対5の割合で拡大するとしたら この円は楕...

  • 一億円扇子

    遺産相続の件で知人一家がもめている。「扇子(せんす)が一本一億円」などと奥さんが嘆(なげ)く。差し障りあるので深くはかかわらない方針だが 一般論として気に...

  • 潜水艦「桜」

    我々は工作員。敵の潜水艦を爆破せんとしている。あと少しというところで敵兵に見つかってしまった。ここで重要なのが、命がけであるということ。手段や作戦うんぬん...

  • 虜囚

    おれは捕虜。ここは敵国の収容所内にある研究室。複雑な構造の装置を作っている。これを完成させた国が戦争に勝てそう。なのにおれは嬉々として敵国の開発にいそしむ...

  • 特殊任務

    我々3人は特殊任務をおびて現地に降り立った。空港の敷地内で風土病の予防措置をとる。顔面に白いクリームを塗るのである。リーダーの顔に指で塗って透明になるまで...

  • コンバットごっこ

    夜、工事中の道路を歩いていた。広い車道を渡りたいが、機材や道具が邪魔をする。さながら戦場のようでもある。その時、どこか遠くで爆発音がした。「チェックメイト...

  • 出入り業者

    どこぞの会社事務所にお邪魔している。まずドアを開けて向こう側に出る。それから近くの別のドアを通って元の部屋へ戻る。そこの壁にある設備を使わせてもらうつもり...

  • 宮殿の少年

    ここは王様のいる宮殿という噂だ。なのに、どこにも王様はいない。おれは裸で寝室に入る。ベッドに寝ていた裸の少年を起こしてからかう。彼は坊主頭で、全身の筋肉が...

  • パンのシュート

    石炭ストーブのある教室にいる。パンをボールに見立て、バスケットボールのシュートをしよう、と同級生たちに提案する。他に名乗り出る者がいないのでおれがパンのシ...

  • 抗争

    おれたちはギャングどもと派閥争いしていた。やつらは暴力で、おれたちは説得で。やつらは不意打ちのように棒で頭を叩きやがる。株や債券などを安く仕入れる情報を奪...

  • 不安の接近

    舗装道路が迷路のように入り組んでいる。私はタイヤが横にたくさん並んだローラーみたいな物をリヤカーのようにハンドルを持って引いている。開発工事の途中なのか、...

  • 断崖駐車

    トラックを断崖の上、空中にはみ出るように駐車する。いつもはそれで問題なかった。ところが、今回は違和感を感じる。ためらっていると、工事監督が指示するのだった...

  • 空中の球体

    空中に並んで浮いた3個の球体がある。これらのうちの1個を手で押し下げると他の2個も連動するように一緒に位置を変える。そして、手を放せばすべて元の位置に戻る...

  • 選挙事務所

    国政選挙の真っ最中。ある大物政治家の選挙事務所にいる。「今この時期、舵を切り違えたら大変なことになる」選挙速報を聴きながら彼は言う。「一時的でいいから、ま...

  • 夜のライブ

    TV番組の野外収録のようだ。人通りが多い夜の公園みたいな場所を歩いている。司会の男と女性アシスタントも一緒。散歩していた大物歌手と遭遇。「ここでライブをや...

  • 餅の誘い

    クルマから降りて、友人と一緒に歩き始める。いかにもな田舎の曲がりくねった道だ。友人が誰かと電話している。「いやいや、そんなことないって」なんだか僕をだまし...

  • 工作活動

    悪い奴らが町内で暴れているという。黒い霧または黒雲のイメージ。奴らの戦力は強いが、不意を突けば意外に脆弱(ぜいじゃく)なところもありそう。それで、おれは通...

  • 快適を維持

    子どもの頃から慢性鼻炎が続いていた。体質的なものと諦めていたが、光明が見えてきた。鼻をかんだ直後は一時的にすっきりする。この状態を長く維持するよう試みるだ...

  • ボールなし野球

    町内の道路にある設備を使ってボールを使わない野球みたいなゲームをしている。今は電信柱に手を触れてベースとし、さて、次のベースはどこにしようか、と考慮中。よ...

  • 人生編集

    おれは創造主の手伝いみたいなことをしている。ほとんどアルバイト気分。で、ある人物の人生編集を失敗してしまう。それでアナログ式に時間を戻して修復を試みる。戻...

  • 食材を戻す

    とある他人の家に侵入。食材を盗み、料理して食べようとしている。だが、途中で気が変わる。食材をもとの場所に戻し始める。雑巾を絞るようにして出汁を集めたりもし...

  • 宇宙問答

    先輩らしき男との対話。「あなた宇宙か?」と彼が問うので「宇宙ではない。人だ」と答える。「では、私は宇宙か?」「違う。あなたも人だ」「だが、我々は宇宙の一部...

  • 養生訓

    疲れたら休め。よく口をゆすげ。足先を開いて歩け。メディアにすがるな。唾液は常に循環させよ。減ったら食べよ、八分目。糖類、人口甘味料は控えよ。不満、ストレス...

  • 認められない存在

    典型的なミステリーの体裁で、環境問題を絡めた教育的な小説のシリーズがある。本当は実在しないのかもしれないが 少なくとも読んだ記憶はある。正直なところ、あま...

  • おもちゃの戦車

    舗装道路にしゃがむ。おもちゃの戦車をつかみ、地面に置く。すると、戦車に引かれておれの体が移動する。おもちゃでも戦車となると大したものだ。街には雨が降ってい...

  • たむろする

    友人の部屋でたむろしている。若い野郎ばかりだ。「おれ、普通科の人と話すの、初めてなんだ」「なんだそれ?」「おれのまわり、専門高校ばっかりだったんでね」「う...

  • 四隅の米

    ごたつの大きなテーブルの上に皿を並べる。場所を変えての、食事会のようだ。春近いのか日差し明るく、実家の二階の広間は暖かい。亡くなったはずの親父の姿もある。...

  • 刻み海苔

    店の女将(おかみ)に何事か説明していた。変なことがあったんだよね、みたいな。それはともかく、ある男と会食する予定だった。なのに、なぜか刻み海苔を頬張ってい...

  • 彼女の悪戯

    ある声楽家に作曲を依頼してあったのだ。それができあがったという。カセットテープのようだ。早速、ラジカセで聴いてみる。本格的なオペラ風の歌になっていた。これ...

  • ビル管理人

    風圧でビルの根もとを押しつける装置がある。ブルトーザーの前部にあるブレードみたいなもの。ただし、調整がおかしい。そのため、風でビルが大いに揺れる。管理人に...

  • 文字アレルギー

    僕の頭が文字を受けつけなくなった。文字を読みたくないのだ。ただし、文字を吐き出すことはできる。たとえば、こんなふうにね。Character Allergy...

  • テストドライバー

    走る乗用車の後部座席にいる。友人が運転。助手席も友人。二人は興奮気味に運転テクを語っている。「そこでペタル離してハンドルを」とかなんとか。その直後の左折時...

  • 沈黙の会議

    着席した3人がテーブルを囲んでいる。私、成型加工会社の社長、知り合いの女。打ち合わせをしてる感じはない。しばらく黙って向き合っているだけ。私はテーブルにあ...

  • 家の似顔絵

    新幹線の中、長距離移動中だった。さらさらと絵を描く。伝説の人物に描いた絵を見せる。その人の名字を家として書き、かつその人の似顔絵にも見える、というもの。本...

  • 気になること

    歩道橋を渡りながら兄と会話している。「このあたりも変わったね」「あの道路なんか大きく曲がっちゃたよ」なにか気になることあって立ち止まる。兄は先に進む。駅前...

  • 花壇を移す

    小学校の校庭にいる。生徒ではなく、どちらかと言えば教師。花壇の一部を別の場所に移す実習が行われている。景観が悪くなったような気はするものの移す作業に学習効...

  • 女医の注意

    注文してあったらしい薬品が届いた。あるいは道具だったかもしれない。とにかく意外なものだ。なんでこんなものが、と呆れる。とりあえず編(あ)み籠(かご)の中に...

  • 経理の手続き

    色鉛筆などを総務より受け取る。自費で買わなくて済むのはありがたい。ただし、書類を提出せねばならんようだ。それで経理の男に問い合わせてみた。すると、彼は巻き...

  • 音の波形

    数学や物理学の講義をする教育系YouTuberがなぜか楽団でティンパニーを叩いている。頭が良い人は何をやっても上手いものだな。しばし感心しながら鑑賞する。...

  • ママの味

    食べ物には霊が憑(つ)くのだそうだ。「個別の思い出」と呼んでも構わない。テーブルの上にいくつか総菜があった。「これ、持ってくよ」姉のような印象の女が言う。...

  • 工場の記憶

    工場の端っこは暗い。なので照明の電源を入れる。続いて断裁機の電源も入れる。これから作業を始めようとしている。いままで休憩していたようだ。他の部署は忙しそう...

  • 自転車で配達

    自転車に乗って新聞配達をしていた。自転車は知人女性から借りた気がする。乗ったままでは配れない家があり、途中で自転車を乗り捨てる。そのままにしてもおけないの...

  • ひねった置物

    大きな陶磁器の置物が部屋にある。ソフトクリームみたいにひねった壺という感じ。普段は食器として使われているそうだがじつは便器ではないかという疑惑が浮上した。...

  • トランプ実験

    遅刻して教室に入る。どうやら理科実験の最中のようだ。挨拶してくれる同級生もいるにはいるがほとんど全員の意識は実験に向かっているようだ。居心地悪く、そのまま...

  • 殺し屋対策

    知人が殺し屋に狙われているそうだ。返り討ちにするつもりなのか会社の同僚と真剣で対戦練習などしている。その上、油断させての毒殺も考慮してるらしい。それらしき...

  • ワンマンコンサート

    友人がワンマンコンサートを開催した。会場は広く、観客も多い。熱狂的なファンもいるようだ。ギターかき鳴らし、オリジナル曲を熱唱する。いわゆるメッセージソング...

  • 諦観の念

    諦めよう。理想は達成できない。ガウス分布をごらんなさい。いわゆる誤差の正規分布。ある割合で落ちこぼれは出る。ある割合でダメな人がいるのだ。完全に消し去るこ...

  • 電気に頼るな

    電力会社を相続した若き経営者。世界的な資源不足により電力供給ままならぬ。経営方針の根本的な改革を迫られた。供給体制を大きく2パターンに分け、状況により交互...

  • 筋肉の群

    最初は野球の試合だった。二塁ベースあたりからホーム方面を眺めている。期待の大型新人選手がバッターボックスに立つ。しかし、ふと思い出す。野球をやった経験がな...

  • 水をこぼす

    廊下の端っこで粗相(そそう)してしまった。持っていたコップの水を床にこぼしてしまったのだ。玄関に誰かいる。逆光でよく見えない。「どうしたの?」声で母と知れ...

  • 食事を奢る

    最寄り駅へ向かって歩いていた。唐突に見知らぬ若い女が話しかけてきた。「あの、食事を奢っていただけませんでしょうか」返事も返せないでいると、さらに畳みかけて...

  • 内なる声

    あなたが野菜を食べている間にその虫は野菜の栄養を吸収してしまうのだった。それを防ぐためにあなたは何か行動をとらねばならない。具体的な行動を思い出せないのな...

  • 雪面に前転

    高速バスで雪国に到着。友だちがたくさん同乗していた。ぞろぞろと雪原に降り立つ。道路という感じはない。なにかいたずらしたい気分。ただし、雪合戦をするほど子ど...

  • 他人の声

    古い流行歌が流れていた。地上の星が見えるかを問う歌姫の声。おれがバス停でバスを持っていると 内容の思い出せないトラブルが発生した。なぜかバス停から離れた場...

  • 木枠の中

    その男は白髪であるが、ほとんど坊主頭。老人と思われるものの、表情は若い。彼は木枠の中に納まっている。出入り口から壁とドアを外した感じ。大きなボールを腰で一...

  • 黄色いサンダル

    チャリティ展示ショーなるものが開催された。 おいらの作品も展示されているのだそうだ。それで早速、黄色いサンダルを履いて現地へ向かった。改札を通り抜け、駅ビ...

  • 球拾い

    どこぞのグラウンドで野球の練習中。隣の敷地からテニスボールが転がってきた。それを拾い、隣の少年に投げ返す。そこに打球が二つ飛んできた。ほぼ同時に左右の素手...

  • ほどほどに

    おいおい。あんたら、なにやってんだ。健康志向も大概にせいや。下手に長生きしたって迷惑になるばかり。適当に生まれて適当に亡くなりゃいい。それで世間はバランス...

  • ケーキ職人

    ケーキ屋の女職人がケーキを作れなくなった。詳しくは教えてもらえなかったが どうやら小麦粉アレルギーになったようだ。それで親方に説得され、おれが復帰すること...

  • 後ろに倒れる

    関係者各位を招いて社内で会食の最中。ささやかな表彰式などもあり、お祝いイメージ。おれはイスを後ろに傾けていた。教室なんかで生徒がよくやる、あれ。そして、や...

  • 怒りを突き刺す

    実家に親類が集まっていた。ある道具のことで母が従兄に礼を言う。透明の容器の中に透明の液体が入っている。用途は忘れたが、おれが持参したものだ。「これはおれが...

  • 割り箸セット

    久しぶりに客から注文が入った。あいにく在庫切れだったので町へ出かける。わざわざ作るなんてとんでもない。手持ちなければ市販品を買うしかあるまいて。昔風の商店...

  • 下着姿

    大学病院みたいな建物の中にいる。しかも裸で廊下に。幸いにも人目がない。教室または倉庫のような部屋に急ぎ戻る。下着を身に着けたところで振り返る。外来患者らし...

  • 電車で干す

    電車の中、開かない側の扉の前に立っていた。手持ちの紙バッグの中が気になる。手探りしてハンガーとTシャツを取り出した。物干し竿(ざお)みたいなものが目の上に...

  • 滑走路から出題

    滑走路みたいに奥行きある場所。前方、少し離れた位置に知る人ぞ知る、ある有名人が立っている。彼は舗装された地面に線分を引いたり数字を書いたりしつつ、何か言い...

  • 電動車イス

    病院で診察を受けている。どうやら眼の手術をせねばならんようだ。「データはそろっているので安心してください」女医の遠隔操作でベッドが起き上がり、そのまま電動...

  • ワープ飛行

    ある男が先導する旅の一団に同行する。ワープ飛行の能力を買われたのだ。それほど距離を稼げるわけではないが一瞬にして空間移動できる。小さな山や川くらいなら飛び...

  • オフで会う

    自宅でパソコン画面を操作していた。ネット上の知人女性に合図を送る。「大丈夫かな」オフで会う約束をしていたのだ。すぐに彼女の声。「うん。大丈夫だよ」「それじ...

  • トレーの目

    人物画の目の部分を描きながら関西の知人女性と対話している。「好意的な手紙ならいくつかもらいましたけど」「でも、好意的と見れば見れなくもない程度だろ」続いて...

  • 変な目つき

    電車に乗って帰宅するつもりになっている。なぜか伯父さん、伯母さんと一緒に。「あんたによく似た顔の人がいるぞ」冗談好きな伯父さんがこっそり教える。針金のよう...

  • たとえば

    救急車が交差点でアナウンス。「人を殺します。ご注意ください。」聞きまちがい?電話が鳴ったので受話器を取る。「現在、この電話番号は使われておりません」ああ、...

  • 問題ない

    私の作品は完成している。それはもはや私の問題ではない。それでも問題あるとすれば それはつまり、あなた方の問題なのだ。No ProblemMy work i...

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