不幸に焦点を当てる

二十一歳で事業に失敗する二十二歳で選挙に落選する二十四歳でまたもや事業に失敗する二十六歳で恋人の死の悲しみを乗り越える二十七歳でノイローゼになる三十四歳で下院議員選挙に落選する三十六歳で下院議員選挙に落選する四十五歳で上院議員選挙に落選する四十七歳で副大

「運動しない」ことは「憂うつになる薬を服用しているのと同じようなもの」

私たちはもともと昼食のために草食動物を追いかけ、自分たち自身がライオンの餌食とならないように走って逃げるようにつくられています。運動をしないと私たちの体は不調をきたし、ビタミンやたんぱく質の不足と同じように、なんらかの症状が現れます。そして運動には、自己

うつ病患者の感じる絶望感

うつ病患者の感じる絶望感の度合いは、見通しの暗い末期癌患者の経験する絶望感よりも通常大きい。絶望感や自暴自棄はうつ病の症状であって、事実ではない。落ち込みとともに、感情と事実を混同するからおこる現象にすぎない。心の魔法で地獄の幻想を作り出しているだけだ。

余計なお世話

客先におけるシステムの深夜入替え作業に徹夜で女性営業が現地で立ち会うとの事で申請書がマネージャーから部長に渡ったようだ。部長がマネージャーが席を外している時に女性営業に、この件についての却下理由につき話始めた。やり方としては、「却下」という結論に対してマ

健康はお金で買えない

「人の心はお金で買える」堀江貴文氏の言葉である。非難を浴びた言葉だが、現実はお金のために心を売っている人は確かに存在するのだと思う。「健康はお金で買えない」誰の言葉かは分からない。しかし、誰もが納得している周知の事実だ。そのため健康を維持するためにトレー

いつもと違う無力感

震災の影響により通常業務以外に特殊な業務が日々変化して襲ってくる。東北地方の工場からの商品出荷の遅延や被災により営業を停止している企業もある。しかしながら、トップダウンで振ってくる主な仕事は3月度の受注・売上の可否を確認すること。こんな状態でYesかNoかどっ

チャラチャラしたイベント事をやって良かったのか？

震災後、混乱を極めた出勤日となった3月14日ようやく3時間程度の時間をかけて会社にたどり着いた。デスクに座って少し落ち着いた頃、上司がホワイトデーのお返し買ってきた？と聞いてきた。部門の全員分を代表して小職が買ってくる事になっていたので「買ってきました」と答

地位と名誉を維持するために（ゲーテの嘆き）

世の人々はたえず私を運命の寵児のように褒め称え、ことのほか幸福に恵まれた人間だと言う。私だって愚痴をこぼしたくないし、過去の人生を悔やむつもりはない。だが、実際のところ私の人生は苦労につぐ苦労以外のなにものでもなかったのだ。私の七十五年の生涯で、本当にの

会社での危機管理

交通網が麻痺したため、会社に宿泊することになった。その際に、私のデスクよりよく観察することが出来た部長と事業部長の行動を書き留めておこうと思う。会社では、PM5時には総務部より帰宅可能な人は業務を中断して帰ってよいとの発令が出た。東京タワーの先っぽが曲が

開き直り

今日、他部門の部長が自部門の部長に対して嘆いていた。「一週間のうちに、2日では私の休養は足りません。て言われちゃったよ．．．．もう、どうすりゃいいの？」「どうにもならんよ．．．．」うつ治療中ながら、会社にがんばって出社している部下のことを話しているようだ