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こんな気持ちでいられたら https://blog.goo.ne.jp/kentagoo1208

還暦病理医。顕微鏡を通して見る細胞は体のごく一部。一人一人も社会のごく一部。そんな人間、なんで生かされ生きているのだろう。

人を直接診ることのない医者になるとは思ってなかった。人生のことをあれこれ素人考えしています。人生気がつけば周りの人に助けてもらい、励ましてもらいで、結局自分では大したことはしていない。人に優しく、感謝の気持ちを大切に。

コロ健
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神奈川県
出身
アメリカ
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2011/02/28

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  • 低気圧のせいで頭が痛かった

    午前中は前線の通過で大嵐。そのせいで頭痛がひどかった上、先日来の喉の痛みも酷かった。先週、薬屋をうろうろしていたら、低気圧などで不調を感じる人への薬、なんてのがあって、ちょっとびっくりしたと妻に話すと、最近、やっと気象病のことが取り上げられるようになったのよねとのこと。思い起こせば、妻は低気圧に弱かったが、どうやら私もそうなったようだ。これまで気を遣ってやらなかったのは申し訳なかった。が、せっかく家にいるのだからと、妻と二人で部屋の模様替え。久しぶりの力仕事でヘトヘトになった。午後には雨は上がって、気圧も高くなって元気になった。まだ、冬場の扱いで元気のなかったのプルメリアの場所を移したり、ウンベラータの植え替えたりとかするうちに夜になった。明日からまた仕事。最近ちょっとナーバスになっていて、あれやこれやを...低気圧のせいで頭が痛かった

  • 日本の病理医の器用貧乏と日米格差

    大型連休が始まった。この土日は完全オフ、このところの忙しさと気温の変動で疲れ切っていた体を休めるにはちょうどいい。庭の花木の手入れと掃除、アイロンがけなどしてゆったり過ごした。先日の日本病理学会総会でのある講演で、ある大学の病理の教授が、日本の病理医はどんな臓器の診断もこなすことができて優秀ですが、それは病理医の数が少なくて仕方なくやっていることなんです。米国では、病理医の数は豊富で、いずれかの臓器の専門家として(スペシャリティーをもって)診断しています。と話していた。そう、日本では病理医の数が少なくて、ほとんどの病理医が”何でも屋”となっている。それぞれの病理医の力量はそこそこ高いものの、専門的に何かの臓器に特化し、深化することはできない。その教授は、IT技術を使って、病理医をオールジャパンとして、コン...日本の病理医の器用貧乏と日米格差

  • WBC日本代表の活躍と褒章受章

    目が覚めると、爽やかな晴天。連休明けの5月8日に、新型コロナがインフルエンザと同じ5類の扱いとなるそうで、少なくともマスクが必須の状況ではなくなりそうだ。そうはいっても、先週の冷え込みで崩した体調はやっと元に戻ってきたぐらいで、こういう気温の変化には今後も注意が必要。なんといっても年なので。今日はエンゼルスの大谷翔平がアスレチックス戦で先発だと、起きがけの頭であってもこういうことはすぐに思い出し、急いでテレビのスイッチを入れたら、3回の裏。大谷自らが口火を切った大量5得点。今日も大量援護に守られて、安泰楽勝かと思ったら4回表に、ピッチコムが不調のようで帽子に手をやりあれこれしたあと、死球、ワイルドピッチの末、2本のホームランを打たれ、追いつかれてしまった。あれは、大谷が、まあ仕方ない、とでも不良のまま投げ...WBC日本代表の活躍と褒章受章

  • 難しい日本語で書く病理診断書

    台風一過といった感じの雲ひとつない空。空気も清々しく、元気が出る。こんな日は、予定は何があるかと、時間を算段しながら考えるのも楽しい。今年の大型連休、前半は比較的天候に恵まれるようだが、後半はあまり良くないようで残念。お天気の神様が気分を変えてくれることを願うが、スパコンの予想を覆すのは無理だろう。最近、日本語の間違いが多い。私が日本語を書く機会というと、ブログのエントリーと病理診断報告書がほとんどだ。ブログをいい加減に書いているつもりはなく、少なくとも文章として成立していることを確認するまでは推敲しているのだが、最後のところでてにをはが抜けていたり、変換ミスを見過ごしていたりする。いったん書いて、推敲し、アップして、その後も少しずつ出直しするが、そんなときにミスに気がつく。毎日書いていれば、そんなのあっ...難しい日本語で書く病理診断書

  • 病理医の慢心は病院のレベル低下に直結する

    朝からの大雨は一日続くような勢いだったが、幸い、夜にはあがって傘の世話にはならずに済んだ。このところの寒さのせいか、電車内でも咳き込む声が聞こえてくるし、心なしか一時期よりもマスクをしている人が多い。かく言う私も、喉が痛いのでマスクをして保湿に努めている。さすがに今朝の横須賀線には暖房が入っていた。暖かくて快適で、これならもうちょっと早くから入れてくれてもよかったのにと思う。ブログではこれまでに何度も病理医という仕事について紹介してきた。そこそこ長く書いているが、この間、病理医を辞めようと思ったことはない。これまでには相当嫌な思いをしたこともあったが、仕事としての病理医を辞めようと考えたことはなかった。もちろん、いい年までやって、それなりのキャリアを積んでいたし、養わなくてはならない家族もいたから、臨床を...病理医の慢心は病院のレベル低下に直結する

  • 病理医はスーパースペシャリストでないと

    3月並みの気温に戻ったとかで、肌寒い日が続いている。このまま夏に向かってしまうのではないかという心配は杞憂に終わったが、今度は体調管理が大変なことになっている。先日、某大学の教授になった古くからの友人が、うちの(若手医師)二人はどんどん仕事をしてくれるんですよ。いろいろ割り振ってやらせるとあっという間に終わらせるんですよね。と嬉しそうに話していたので、結構、今の若い人(医者)って、がんばらないでしょ、そんなにやらせて大丈夫なんですかと尋ねたら、医者っていうのはスペシャリストなんですよ、がんばって自分の能力を高めなかったら患者さんの不利益になって、最悪命を奪うことになるんですよ、だから、(医者が)努力するのは当たり前のことなんですよ。それが嫌なら、少なくともそんなところ(ハイレベルの医療施設)にいちゃいけま...病理医はスーパースペシャリストでないと

  • 女性の社会進出が本物のものとなってきた時代に生きる

    先週の季節外れの暑さから一転、急に寒くなったせいか喉をやられてしまった。熱は平熱のままだが、とにかく喉がいがらっぽい。寒暖差には注意といわれていたものの、これほどとは思わなかった。せっかく花粉の飛散が終わったところなのにマスクをして喉をいたわろう(花粉に関わらず世間はマスクが当たり前だが)。統一地方選挙の後半戦は、自民党が薄氷を踏みながらも4勝1敗(衆院3勝、参院1勝)と戦い抜いた。このうち、山口の2人は旧来型の候補が勝ったが、和歌山と千葉そして大分では女性が勝った。さらに、和歌山は維新。維新の躍進は本物となったし、女性の政治進出も日常の風景となった。日本の政治に地殻変動が起こりはじめた。こと、女性の躍進は政治の世界だけの話ではなく、医者の世界も同じだ。医学部に入る女性はほぼ半分に達していて、科によっては...女性の社会進出が本物のものとなってきた時代に生きる

  • 残りの人生、あと7000日あまり、長いようで短いようで

    80歳をちょっと過ぎたあたりで亡くなる人が最近多い。いや、日本人男性の平均寿命が84歳だから、80歳過ぎで亡くなるのは当たり前で、こんな言い方をするのはナンセンスで、それよりはかつての有名人がそのぐらいの歳になって亡くなっているということで、いよいよ自分もそういう歳に差し掛かってきているのだと感じる。60歳前に亡くなるとまだまだ若いのに、70歳前だとまだ若かったのに、70歳を過ぎるともうちょっと長生きしてくれたらよかったのに、と言われるが、80歳を過ぎると、まあねとあまり論評されなくなる。自分のことを考えると、寿命が最後の4分の1、すなわち第4コーナーをいよいよ回るところだと思うと、ゴールラインが見えてくる。人並みに生きて、あと20年。花見もあと20回程度かと思うと、ずいぶん短い。あと、7000日あまり、...残りの人生、あと7000日あまり、長いようで短いようで

  • 世の中は変わり続ける

    昨晩、高校の同級生と渋谷で飲んだ。ただ飲んだのではなく、還暦記念の同窓会の打ち合わせで集まった、といっても妻はなかなか信じてくれないが・・・。それにしても、渋谷近くの中学に入学してから50年近くたってもいまだ渋谷のあたりをうろうろしていることになるが、いよいよ東急東横店が無くなった姿を見るとずいぶん変わったものだとしみじみ思う。世の中はこうしてどんどん変わっていく。私も変わっていかねばならないのだろうが、なかなか簡単に変わることはできない。それがいいのか悪いのか。Arollingstonegathersnomoss.応援よろしくコメントお願いします!世の中は変わり続ける

  • 原稿がブログみたいになってきた

    あたたかい、というよりは暑い日が続いている。冬から一足飛びで夏のようになってしまい、服装の調整が難しい。来月、講演で1時間ほど話す機会がある。コロナ中は、たしか講演など1度か2度だったし、それもオンラインで、なんだかしゃべった気にならなかったしよく覚えていない。今回は対面で、ちょっと緊張しているし、人前での話し方を忘れてしまったが、それはその場に立てばなんとかなるだろう。講演に関しての勤務先への届けは依頼状が届いた時点で早々に済ませておいたのだが、そのほかのことはまだまだと、おうように構えていたら、抄録と略歴を今日までに提出しろというメールが来て慌てた。そんなわけで、今朝のブログタイムは抄録書きに充てた。もうちょっと時間がかかるだろうと思っていたが、昨日のうちにアウトラインを書いておいたおかげもあって、案...原稿がブログみたいになってきた

  • 人類は技術革新にどこまでついていくことができるのか・・・下/結局は自分自身

    (昨日からの続き)こういうテーマは次から次へと話がとんで、オープンエンドとなって私にはこれをまとめる力はない。話のキリがないというわけではないが、人類の営みがそんなものなのだから仕方ない、今日で一応切りをつけたい。昨日、一昨日、Suicaとスマホと量子コンピュータとチャットGPTと考えてきて、では、最後に考えなくてはいけないことはなんだろうか。相対性理論が核爆弾の開発につながり、湯川博士、朝永博士らの物理学が今や量子コンピューターにつながっているらしいが、物理音痴の私にはあまりよくわからない。子供の頃、ノーベル賞は知っていたが、理論物理学なんていうものが実生活に浸透するようになるなど考えたことはなかった。だがこの歳になって、学校教育の大切さがよくわかる。算数・数学、国語をよく勉強し、論理的思考とそれを応用...人類は技術革新にどこまでついていくことができるのか・・・下/結局は自分自身

  • 人類は技術革新にどこまでついていくことができるのか・・・中/AIとChatGPT

    (昨日の続き)気温上昇の話題があちこちから聞こえてきて、もう、30度越えの真夏日に達したところもあるとか。地球温暖化は確実に進行しているが、その原因が、単なる周期的なものであるのか温室効果ガスによるものであるのかの確証はない。可能性を否定できないということで、温室効果ガスの削減を行うのは間違いではないが、絶対に正しいとも言えない。人類文明の進歩というものが、人類にとって果たして正しいものなのかどうかの検証は人類がこの世からいなくなってから行われることで、人類自身がそれを評価することは未来永劫あり得ない。このところ巷はChatGPT(チャットジーピーティー)の話題であふれている。NHKが盛んに取り上げているだけなのかもしれないが、わずか4ヶ月前に公開されたものがこれほど話題になるのだから、私たちが真剣に考え...人類は技術革新にどこまでついていくことができるのか・・・中/AIとChatGPT

  • 人類は技術革新にどこまでついていくことができるのか・・・上/Suicaとスマホとコンピュータ

    出勤前にモバイルSuicaをチェックしたら、消えていた。こういうことは時々あって、その都度極端にうろたえる。なにせ、片道でもバカにならない運賃で、定期券が使えなかったとしたら大変な出費となる。せめて、カード式のものを使っていたらいいのだろうが、スマホさえ持っていたらなんとでもなるようになってしまっては、以前の不便さに戻ることなどできない。家にいる間にこんなことをするからいけなかったのかもしれないなどあれこれ考えながら、スマホの電源を切って入れてを繰り返したら、なにごともなかったかのように復活して、ことなきを得た。中学校に入学して以来、途中ブランクはあったものの40年以上定期券というシステムのお世話になっている。紙の定期券が、磁気式の自動改札に差し込むようなものとなり、今やSuicaはスマホに入って、出入り...人類は技術革新にどこまでついていくことができるのか・・・上/Suicaとスマホとコンピュータ

  • 目の前にある危険を意識する

    先週後半は学会出張だったが、それなりに多くの知識・情報を仕込むこと、人脈を再確認することができて有意義だった。学会の持つ、権威主義、アカデミアとの彼方彼方の格差、そういったことに対し、不満や疑問を持つことよりも、会員すべてに開かれた民主的な場であることを維持している学祭の場から逃げることなく、肯定的に捉えることは必要だ。もう40年以上も前の作品になるが、タクシードライバーという映画がある。マーティンスコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演、ヒロインはジョディー・フォスターという、なんだかとてつもないメンバーで、テロへとかきたてられる主人公の心の闇が描かれた名作で、カンヌ映画祭のグランプリを受賞している。中学生の時だったと思うが文化祭で上映されたのを、体育館でパイプ椅子に座って観て以来、人生の中で忘れること...目の前にある危険を意識する

  • 自分の居場所なりの生き方

    風は強かったものの、晴天の1日だった。庭の手入れをして半日過ごした。こういうことをしていると自分の居場所がここだと感じる。生きていると人と自分を引き比べてしまうが、自分の居場所がどこかということを自覚すると、人は人、自分は自分ということがわかる。いいじゃないこれで応援よろしくお願いします自分の居場所なりの生き方

  • お疲れ休みの日だったが、いろんなことが急にあった

    朝から大雨。下関での病理学会は2日間で切り上げ、今日は朝からゆっくりすごした。岸田首相がテロにあったものの、ことなきを得てよかった。一つ間違えたら大変なことになっていたわけで、日本の警察は果たして大丈夫なのか、G7を無事開催することはできるのかと、心配になった。ロシアではワグネルのプリゴジン氏がロシアが停戦すべき時だと言及したとか。欧米から供与された最新鋭戦車が実戦配備されたら、もう太刀打ちできないのだろう。プーチン大統領はもう、電子召集令状とかいう徴兵制のような体制をとろうとしているようだが、いくらロシアといえども、命を使い捨てにする時代ではない。そんなこと通用するのだろうか。学会に行って、いろいろ考えるところがあったのだが、今日はこのいくつかのニュースがあり、なんだかそちらの方は書く気がなくなった。対...お疲れ休みの日だったが、いろんなことが急にあった

  • 第112回日本病理学会総会@下関・・・2日目

    昨日は朝8時半のポスター貼り出しに始まって、夜の研究会主催の講演会が終わりが9時20分、ずっと学会場の中をうろうろしていた。全部終わってから、教室の先輩と後輩と私の3人で夜の下関に繰り出し、まだやっていた焼肉屋で遅い夕食を食べた。二人とも専門医試験をトップで合格したというものすごく優秀な病理医で、何かあると押しかけ同然であれこれ相談している。そういうことがそうそうあるわけではないのだが、緊急時に相談できる人がいるというのは何よりだ。昨日は診断に困っている標本を持参して一緒に見てもらった。学会場内に、個人的コンサルテーション用の顕微鏡ルームがあるというのは、いかにも病理学会らしい。お腹がいっぱいになったところで、下戸の後輩とは別れ、先輩と小洒落たバーを見つけてもう少し飲んだ。外であまり気にせずに飲めるように...第112回日本病理学会総会@下関・・・2日目

  • 第112回日本病理学会総会@下関・・・1日目

    とんでもない量の黄砂が飛んでくるので備えておけという予報だったが、今日の下関は晴天。昨日、新幹線で移動中は岡山広島あたりがかすんで見えたが、大山鳴動という感じか。朝一番には北朝鮮がミサイルを発射したから建物の中に入れなどという物騒な警報がスマホに入ってびっくりしたが、ことなきを得たようで一安心。今日は、朝から自分の発表ポスターを貼って、そのあと小さなセッションの座長をやって、教室の先輩の演説発表を拝聴し、そのポスターの発表をし、総務幹事をやっている研究会主催の講演会に出てやっと終わる。会場内をうろうろしていると、色々な人と話せるし情報交換もできて、そこそこ充実した1日だった。あすはタワーに登りたい応援よろしくお願いします第112回日本病理学会総会@下関・・・1日目

  • 日本維新の会のローマは一日にしてならずという正攻法

    すごい風で、開ききったチューリップの花びらがずいぶんと飛ばされていたので、週末は手入れしてやらなくてはいけないだろう。このあと、前線の通過とともに雨が降り、その後は黄砂が飛んでくるとか。昨日だかの北京の映像を見たら、とんでもない状態で、明日からの学会は下関での開催なので、黄砂に向かっていく感じとなり、先が思いやられる。昨年7月の参議院議員選挙で敗北し、引退を表明した日本維新の会の松井元代表は、選挙戦での敗戦の弁を語る中で、自民党の地方組織の強さに敗れたとしみじみと言っていた。今回の統一地方選挙でも自民党の誰かはその地方組織の強さを誇っていたので、これは自他ともに認める事だろう。しかしながら、(いろいろあったにせよ)日本維新の会が今回の統一地方選挙で、奈良県に知事を誕生させた事をはじめ、大躍進したというのは...日本維新の会のローマは一日にしてならずという正攻法

  • 何も分かってなかっのだと分かってきた

    今日は花粉がずいぶん飛んでいるみたいで、鼻水に加え頭痛もする。薬で抑えていてもこれほどなのだから放っておいたらどうなってしまうだろう。駅のホームは今朝も学生であふれていた。ドア口前に行儀よく列を作って並ぶとあっという間に端まで来てしまう。列の間のスペースはエアポケットのように空いているが、そこで電車を待とうとする人はほとんどいない。そんな時、最後の方に乗り込むことになってもしかたないと、そこで待つ私は規律を守ることのできない人間なのか、ただの天邪鬼なのか、閉所恐怖症なだけか。それはさておき、たびたび称賛される日本人の律儀さというのは、どの程度までが常識的な範囲なのだろう。現時点でマスクを着用せざるを得ない私としては、何がどこまでいいことなのか、どこからがだめなことなのかの加減がわからない。こんな歳になれば...何も分かってなかっのだと分かってきた

  • 誰もが少子化対策を口にする

    スッキリした清々しい朝。雲ひとつない分、放射冷却でちょっと肌寒いほどだが、昼間の気温は上がるらしい。今日から、小中学校の新学期が始まったようで、駅のホームは多くの若者で溢れていた。なかには、真新しい制服に身を包んだ新入生らしき子もいて初々しい。もちろん、新入社員たちのスーツもまだピカピカだ。娘も転勤で、今日が初任地での最後の勤務日となりお礼の品をいくつも入れた紙袋を抱えて出ていった。おととい、昨日と美しい月夜が続いた。おとといなど、かぐや姫のお迎えが乗っていそうな雲が月に照らし出されていて、しみじみとしてしまった。昨晩、統一地方選挙で、いくつかの道府県知事、政令指定都市の市長が選ばれた。それにしても、官僚出身者が多い。こういう自治体は中央の出先機関だなと感じる。地方分権、中央集権、どちらがいいのかわからな...誰もが少子化対策を口にする

  • 久しぶりのガーデニングは電池切れ

    朝からいい天気。まずは神奈川県知事選挙に鶴岡八幡宮にある投票所まで出かけた。境内をちょと歩いたら、外国人観光客がずいぶん来ていた。夕方のテレビ番組でも流れていたが、日本への観光客が大変増えているそうだ。コロナで沈んだ観光地の景気が少しでも回復してくれるといいが、人手不足が心配。今日は完全に休み。天気も良く、久しぶりに土をさわることができた。昨日、いくつか買った苗と冬越しさせた子達などあれこれ整理した。”ニュワンスカラー”とでもいう感じの寄せ植えを、庭にあったシルバーリーフと合わせた。お昼は、まっくろくろすけのおむすび。妻が、譲渡犬会に行ったところで買ってきた。連れて帰りたい子がいたと言っていたが、さすがに衝動では連れてこなかった。あれこれやっていたら疲れてしまい、残りは妻にやってもらった。神奈川県知事は現...久しぶりのガーデニングは電池切れ

  • 神奈川県知事とアメリカ合衆国前大統領の不倫騒動から考える人間の品性の問題

    台風のような大嵐が明けて、今朝はスッキリした青空。でも、午後は気温が下がり、雨もよく降った。明日はよく晴れるとかで嬉しい。現職の神奈川県知事が、過去の不倫について文春砲を打ち込まれ謝罪に追い込まれた(「戦慄する」「気持ち悪い」“11年不倫”神奈川県・黒岩知事の超卑猥メールにネット震撼女性自身)。知事選挙に出馬しているところでこんなこと普通ならシャレにならないし、選挙妨害だと言いたいところだろうが、有力な対抗馬がいないので、選挙への影響は、せいぜい投票率が落ちる程度で、圧勝しそうで金持ち喧嘩せずというところか。この人、よくFM横浜で喋っていたのを思い出す。実はとてもまともとは思えない卑猥というか変態的な事を考えたり、言語化していて、そんな人を知事に選び、そんな人がもっともらしく言うことを日々聞かされていたの...神奈川県知事とアメリカ合衆国前大統領の不倫騒動から考える人間の品性の問題

  • 日本の凋落は日本だけの問題ではないけれど

    昨日からの強い風はいっこうに収まらない。午後からは雨も降り出すとのことで、週末は踏んだり蹴ったりとなりそう。仕事のない明後日は晴れてくれるのを期待する。このところ、新聞の紙面がつまらない。ネットニュースに上がっている話題をみると、今度値上げする朝日新聞だけがつまらないというわけではなさそうで、日本という国が語るべき何か、すなわち発信すべきことを失いつつあるためのようだ。ずいぶんしょぼいことになってきたものだ。政治の劣化はもはや止めようのない惨状だし、経済力、技術力も圧倒的に成長し、日本を抜き去った中国にもはや追いつくことはできそうもない。こと、中国に関して言えば、あの時こうしておけば、ということは山ほどあるが、今さらそんなことをいったところで、死んだ子供の年を数えるようなものだ。役人についてもずいぶんひど...日本の凋落は日本だけの問題ではないけれど

  • マスクとメガネと花粉症

    霧雨がサッと降ったが、じきあがった。天気予報では曇りがちの1日になるが、明日からは雨模様らしい。そろそろ大量の花粉が再び飛び始めるそうなので、それを抑えてくれるとなれば多少の雨はむしろ喜ぶべきか。もともと、私の花粉症は4月過ぎに症状が強かったから、ちゃんと調べてはいないものの、ヒノキ花粉症だと思っている。花粉情報でも、関東以西はヒノキが飛ぶとのことで、警戒が必要だ。花粉症関係のエントリーをさかのぼって読むと、初発は2008年の春だったようで、かれこれ15年間毎春、花粉症にまつわる鼻水、眼痛、頭痛等々に悩まされているということになる。そして、今年も私にとっての本格的な花粉症のシーズンがやってきた。PCの画面を見ていると、目はしょぼしょぼするし、突然鼻水が垂れそうになる。最近は眠くならない薬が出てずいぶん助か...マスクとメガネと花粉症

  • それなりに山あり谷ありの私のこれまで

    私が医者になった頃は初期研修制度がなく、医大を卒業後、私は某大学の病理学教室に直ちに入局し、病理診断学を学びつつ、研究もした。日本育英会の奨学金をもらって大学院に入っていたのだが、大学院の年限(4年)が終わると同時に、外の専門病院の病理医として出された。まだ、病理専門医の資格も学位も取っていない状態で放り出された。送りだされたのが専門病院だったから専門医試験に出るような一般的な疾患を経験することできず、感覚を維持するのには苦労した。学位の方も研究結果は一応そろっていたものの、論文書きを相談できる先輩とは離れてしまい、ずいぶんヒヤヒヤした。まあ、周りの人のおかげでどちらも無事取ることができた。結局、この時以来この専門をいまだにしているが、一時期一般的な病理医に戻ったことがある。その、戻る時にすがったのが当時...それなりに山あり谷ありの私のこれまで

  • 人生は短いね、僕はなにをしてきただろう

    昨日、顔見知りの臨床医と廊下で偶然会った。30年近く前、初めて病理学教室から外の〇〇病院に出されて、勤務した病院の同僚で、とても明るく、少し年上の兄貴分のような人だ。いったん喋り出すと話が長くなる傾向があるが、せっかくだから会釈だけでなく声をかけた。エレベーターに乗り込むところだったので、一緒に乗って話をした。「先生、今年度もよろしくお願いします」と、声をかけた。「そう、結局今年もいることになりましたよ(もう、やめるというのが彼の口癖)でも、いよいよ定年なので今年が本当に最後だよ。」「私も今年で還暦ですから、もうすぐですね。早いものですね。」「そうなんだ、先生はもっと若いと思っていたけど。人生はほんと短いね。これまでの間、僕はこれまで一体何をしてきたのだろうって考えますよ。」「いや、そんな、先生は立派にや...人生は短いね、僕はなにをしてきただろう

  • 新年度は訃報とともに

    YMO(イエローマジックオーケストラ)の坂本龍一さんががんのため亡くなった。71歳はまだまだ若く、残念だ。中学・高校時代、テクノポップという新しいジャンルの音楽に接し衝撃を受けた私は熱心なファンとしてアルバムを買い集め、時間があれば聴いていた。YMOという偉大な音楽グループが現れ、それが消えていくのを見ることになるとはあの頃は微塵も思っていなかった。命というか形あるものの儚さ、そしてそれがあるということの貴重さというものをしっかり自覚して生きる必要がある。NHKニュースでは訃報の最後に、坂本さんが好んでいた言葉として芸術は長く人生は短し(すぐれた芸術作品は作者が死んだのちも長く残る)を紹介していた。彼が生み出した名曲の数々はこの先もずっと残っていくに違いない。年末に園芸店の球根掴み取りで取ったチューリップ...新年度は訃報とともに

  • 花見の終わりに鎌倉名店めぐり

    時々晴れ間のあった薄曇り。専門領域のことで今もお世話になっている(病理学)教室の先輩と、その師匠格の先生の墓参りに行った。裏駅(鎌倉駅西口)で待ち合わせ。花は私が用意することにして、紀伊國屋鎌倉店に買いに行き、信号待ちをしていたら向こうに知った顔の人が立っていて、あちらも私のことに気がついた。なんと私の恩師と言うべき大先生だった。ご実家と、知人の墓参のために鎌倉に帰ってきたと言うことだったが、奇遇も奇遇だった。ほんの2、3分の立ち話だったが、なんだか幸先の良い出会いだった。先輩と今日お参りするお墓は、大仏殿のある長谷の高徳院。墓参もさることながら、いまのところ鎌倉で一番おいしいと思われる蕎麦屋で昼食をとることも今日の目的だったので、鎌倉には早めにきていただき、江ノ電で長谷まで往復することに。それほど混雑す...花見の終わりに鎌倉名店めぐり

  • マイ・ビッグ・ファット・ウェディング

    ギリシャ系アメリカ人の女性がアメリカ人の男性と文化の違いを乗り越えて無事結婚するまでのラブコメディー。娘が国際結婚をすることになりそうだという話を聞いた方から勧められた映画で、妻がDVDを借りてきた。妻と娘と三人で興味深く見た。文化の違いは悲喜交々を生むだろうことをつくづく感じた。さて、我が家にはどんなことが起こるだろう、楽しみといえば楽しみ。親同士言葉が通じない・・・応援よろしくお願いしますマイ・ビッグ・ファット・ウェディング

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