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「地給知足」がおもしろい? https://musikusanouen.hatenadiary.jp

自給自足ほどにはがんばらない、ヒトが生きることを楽しむ暮らしを提案したいと思っています。

虫草農園
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住所
北杜市
出身
保土ケ谷区
ブログ村参加

2011/02/19

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  • 串刺しの季節のはじまり?

    シイタケの林の中に、カタクリが咲き始めました。 花びらの先端部分が白いカタクリ。突然変異として固定化されると面白いのだけれど。 井戸小屋の調子を見に行ったら、まだ眠たそうながらもヘビに、振り向かれました。 なんだかまだ眠そうで、オットリしたアオダイショウ。このあと井戸小屋へと入っていきました。小屋のヌシのようです。 長かったなぁ。伸びたときには2mくらいありそうでした。 いよいよ春たけなわ。ということで、これからは「串刺し」の季節です。 マフラーのデザインがまるで埴輪の顔ようで可愛いハスクの455。わが家ではハニマンと呼んでいたりします。 エンジン式と違って充電式は「始動しない」ということがな…

  • 自給的な暮らしのジレンマ「効率と危険性」薪づくりに(ガードなしの)テーブルソーを使ってしまっています。

    あまりに危険すぎてオススメできる方法ではないけれど、ウチでは、細めの薪の切断にテーブルソーを使っています。モッタイナイから細い枝も薪に使いたい、というのと同時に、これくらいの細い薪がないと、「火は上から下へ」の炊き方ができないのです。薪ストーブの燃費が驚くほど良くなる「火は上から下へ」はコチラを参考にしてください。 上に重ねた白い切り口の薪がテーブルソーで切った薪。燃費良くストーブを焚くためには、さまざまな種類の薪があると良かったりします。 もうひとつは、薪をつくるのに、極力、化石燃料を使いたくない、ということがあります。テーブルソーは電気なので、昼間、ソーラーパネルに日があたっている時間帯に…

  • ビニールハウスの雪対策。単管パイプを使った雪支え。

    明日は降るらしい、ということで、きょうはビニールハウスの雪対策をしました。梁(はり)に単管パイプを通し、下から支えます。足場用の単管パイプのクランプは、梁を真下から支えることが出来ず、オフセットされてしまうので、1本で支える場合、力が逃げて転びやすいようにも思われ、市販品をベースに作ってみました。 ⬆とはいっても、簡単なもの。クランプに空き缶を固定しただけです。 ⬆二種類作り、こちらは、直交の2連クランプをバラし、センターの穴で止めたもの。 ⬆そしてこちらは、垂木受けクランプのL字の部分を使って缶を固定したもの。 つくる上では、こちら(垂木受けクランプ)の方が簡単ですが、ジャッキベースを締め上…

  • 外台所用の単管独立基礎を2本建てました。 AIが考えてくれたタイトルはこちら→ DIY: How to Build Outdoor Pillars on a Budget

    土が凍る前になんとか、外台所用の柱を2本建てることができました。なるべくお金を掛けたくない、ということもあって、砂や砂利を川に取りに行くところから始まるで、時間はかかるけれども、でもひとつひとつが楽しい作業。 河原にはクマの痕跡がたくさんあり、たしかに個体数は増えている模様(有害獣として駆除されたシカや、橋に撒かれる塩がその下の河原を獣道としている野生動物たちの繁殖力を高めている可能性があります)。 外台所用の御柱は、芋掘りスコップで縦長の穴を掘り、そのセンターに単管パイプを叩き込み、穴の内壁に廃材シートを配した後、パイプの周囲に砂や石を配して突き固め、その後、中古の三連クランプを落としてから…

  • 朝飯前は、幸せな時間

    朝起きて、着替えを終え、パソコンを立ちあげる頃、娘の部屋で寝ていた犬がやってきます。 鼻をすり寄せ「さぁ、行きましょう!」と朝の散歩をせがみにきたのでした。 犬の散歩の後は、卵をいただきにニワトリ小屋へ。 採卵室をあけたら、きょうは2つでした。 この小屋では3羽飼っているのですが、誰か一羽、まだ寝ぼけているようです。2つならいいのですが、3つあると持っていくのが大変。なので、ラッキー! と思うことにしました。 昨晩は、風が強かったようで、いろいろなモノが飛ばされています。 鳥小屋を作ったときの端材であるハニカム状のネットを拾い上げ、思いつきました。卵を運ぶための小さなカゴを作ろうと。 朝ごはん…

  • ヘッドライトカバー磨き(前照灯の光量アップ) ユーザー車検のための整備

    ユーザー車検の不合格項目で意外と多いのが「前照灯」。光軸が狂ってしまっていることと共に、光量不足というケースもあります。最近のクルマはヘッドライト(のカバー)がプラスチック製なので、時間の経過とともに曇ってきてしまい、ヘッドライトの光量が落ちてしまいそれによって、不合格になってしまうこともある、とのことで車検前にヘッドライトカバーを磨きました。 ⬆まずは2000番程度の細かな耐水ペーパーに水をつけながら磨きます。最初からコンパウンドで磨いてもいいのですが、曇りが酷い場合は、耐水ペーパーから始めたほうが、効率的だったりします。また、耐水ペーパー(サンドペーパー)は適当なサイズに切り、発泡スチロー…

  • 脱兎SUNトラックとテスラの電動トラック

    昔、CARBOYというちょっと変わった自動車雑誌の編集を手伝わせてもらっていたことがありました。その頃、近くに白鳥クンというセンスのいい素人チューナーが住んでいて、家が近くだったこともあり、ページに困るとよく面白DIYネタなどを取材させてもらっていました。 彼の特技はなるべくお金をかけずに速いマシンをつくること。解体屋さんから集めてきたパーツを駆使して、とんでもなく速いサニー(日産の大衆車)をつくったりしていました。 CARBOY誌では当時、富士スピードウェイを貸し切りにして、「CBゼロヨン」というドラッグ風レース(0→400mを走ってタイムを競う)をやっていて、彼の作るマシンは速く、次第に注…

  • 備忘録「6月にやるといいこと」

    ●冬キャベツ(雪中甘藍など)のタネまき。夏至の頃に行うといい、とのこと(安曇野の吉田さんより)。大東さん(白州)もその頃に播いて、いい感じに育ったとの報告あり(2023年)。写真は、即席香取線香、というか焚き火。廃フライパンに小枝で火を起こし、その上にヨモギの生葉を載せて煙を出す、というもの。 この時期、林の木かげで食事をするときなどに最適。

  • 備忘録「7月にやっておくこと」

    カリフローレのタネまき(上原ダイスケさんより)7月15日頃にタネまき。白菜よりも1か月早く蒔くとこの時期(秋)に大きく育つ、とのこと(本州中部・標高750m)写真は、12月2日にいただいたカリフローレ。何度か強い霜が降りているけど、霜げた感じはまったくありませんでした。肥料も普通、とのこと。11月に行ったカゴメのレストランでは、カリフローレをスープに仕立てていた。ちなみに、冬用キャベツは夏至の頃に蒔く(安曇野・吉田さんより)。

  • 廃タイヤの土留め その後

    廃タイヤを使った土留めがその後、どんな感じか? 問い合わせをいただきました。写真を探したついでで、ここでも紹介しておきます。最終的には7段積み、タイヤの天端は台上の土地とほぼフラットになりました。お陰でこの部分は斜面がなくなり刈払いも楽になりました。写真の白い花は、カモミール。夏にはイワダレソウやナスタチウムが垂れ下がり、タイヤはほぼ見えなくなり、いい感じになりました。そして冬枯れのいま、再びタイヤが見えていますが、枯れ草と共に周囲の景観に溶け込み、違和感はあまりありません。「自給知足な暮らし方」という本に、廃タイヤを積む際の重心の取り方や土の詰め方など、廃タイヤを使った土留めの技術的なことを…

  • 廃パレットの解体方法

    金網と木ネジ(コーススレッド)以外は、ほぼ廃材で作っていたニワトリ小屋がやっと完成しました。トリたちは、広くなった居住スペースを楽しそうに探検しています(もっと早くに完成の予定が晩秋になってしまったので、夜は寒そうですが)。 このニワトリ小屋、材料はほぼ廃材。金網と木ネジと屋根材以外は、多くを廃パレットを解体した材でつくりました。木製パレットを小屋の材料として、そのまま使う方法もあるのですが、私のような素人には難易度が高く、手間はかかるけれども、解体して野地板や桟材として使っています。パレットの解体に、パンタジャッキを使う方法はかなり前、オールドタイマー誌などで紹介したことがありましたが、「で…

  • ディル、ルッコラ、パクチーをハウスに移動。

    MOOK本を書くに当たって一番大変だったのは、写真を見つけることでした。その際、意外と重宝したのがブログの記事でした。ブログには単語検索機能があり、写真を探すに当たり、ブログで単語検索すると、その写真が何年の何月に撮影したものだかが分かるのです。それを手がかりにすると、縮小されていない元原を見つけやすいのでした。 ということで日々の出来事をなるべくブログにあげることにしようと思いつつ、きょうまでできずにいたぐうたら人間です。 ・ ・このところ強い霜が降りる日があり、ようやく、ハキダメギク、アメリカセンダングサ、クズ、が、霜げてくれました。 霜げたハキダメギク 霜げたクズ いずれは霜げるから、と…

  • 「自給知足な暮らし方」、町の本屋さんからも取り寄せ可能です。ぜひ!

    せっかく多くの方に紹介いただいている、「自給知足な暮らし方」ですが、amazonは在庫切れのままで、クリックできない状態が続いていて、マーケットプレイス(送料有料)に誘導されているようです。(出版社は販売にそんなには熱心ではないみたいだなぁ)。 自給知足な暮らし方(ヤエスメディアムック804) 作者:わたなべあきひこ 八重洲出版 Amazon そんなわけで、送料無料で購入できる方法として、町の本屋さんにお願いして取り寄せるという方法があり、それもオススメです。 (インボイス制度のことなどもあり、いま小さな本屋さんはどこもかなり厳しい状況にあるので応援したいということもあります)。ところで、「自…

  • 「自給知足な暮らし方」というMOOKが2023年3月31日に発売予定。よろしくお願いします。

    わたなべ家族の「ビンボー臭い暮らし方」じゃなかった「お金にできるだけ頼らない暮らし方」を紹介した「自給知足な暮らし方」というMOOKが3月31日、八重洲出版から発売される予定です(いままだ必死につくっている最中ですが)。MOOKというのはBOOKとマガジンの中間的な存在の本で、オールカラー116ページで税込1980円の予定。表紙と裏表紙はなんとか出来上がっていて、こんな感じです。 ⬆実はこれ、マボロシの表4で、最終的にはちょっと変更しました。お楽しみに!(というほどのことでもないけど)。 サブタイトルは、「面白くて抜け出せない『Neo貧乏暮らし』の沼」。これは販売部からの要請で「お金をかけなく…

  • 淘汰による遺伝子変異での環境適用能力は、「種」の中の「個」の多様性がベースではないか? という話。

    この「ひろゆき」っていう人、面白いことを言っているつもりなんだろうけど、でもちょっと違うんじゃないかなぁ。 https://twitter.com/ianoianoianoo/status/1623218304172302336 ヒトをはじめとして、「種」が淘汰による変化で環境変化に対応しようとする、というのはたぶん事実。 特に細胞劣化がなく不老不死である生物、つまりは細胞分裂や出芽で増殖し、「雌雄」や「(寿命による)死」がなく、突然変異でしか環境変化に対処できない微生物やウイルスなどはたぶんそれでしか対応できないのだと思う。 自然の中に暮らしていると実感するんだけど、逆に、哺乳類や虫などは、…

  • 七草粥、覚書き

    七草粥をいただきました。 以下は、翌年のための覚書きです。 この地は寒冷地だし、より楽しむためには、無理に、春の七草、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロで揃えない方が手軽だし、楽しいし、美味しい。 お粥は、お米から土鍋でコトコト40分。 虫草農園の2023年の七草は、はこべ:路地にもかろうじてあったすずな=あやめゆき(ハウス)すずしろ:藁囲いの中のもの。葉っぱもかろうじて生きていた野良坊:路地にもあるけど、ハウスのが柔らかくて美味しそうだったわさび菜:路地にもあったけど、ハウスのもの春菊:ハウスの中のこぼれ種香菜:ハウスにもあったけど、トンネルの中にも、 でした。 …

  • 7年落ち、初代アウトランダーのプラグインEV(交流100V出力コンセント付)、オススメです。

    優れたところもたくさんある電気自動車ですが、弱点もあります。ひとつは、電池は(ガソリンなどと違って)満タンだろうが、空だろうが、電池の重さは変わらない、つまり「電気自動車は、いつも重い」ということです。 最近は、航続距離の長い電気自動車がもてはやされる傾向にあるようですが、航続距離を長くしようとすると、空であっても重い電池をいつも大量に積んで走っているということになります。ちょっとコンビニまで、という場合も、重い電池を移動させなければいけないわけです。 ⇧小さなボディに小さめの電池を搭載したアイ・ミーブ。リヤ駆動で、大胆にも前後のタイヤサイズを変えるなど、斬新なアイデア満載で、(特にSCiB電…

  • 生まれるところは選べないけれど……。

    ヒトは生まれるところは選べないけれど、どこでどう暮らすかは、(ある程度)選ぶことができます。そこに住まずに通う、という選択肢も含めて。(仕事を含めて)現代の技術をうまく使えば、好きな土地で暮らすことができると思うのだけれど、素敵な日本の田舎はなぜかどんどん過疎化しています。山里に暮らしてみてしみじみ思うのは、昔ながらの山仕事だとか、あるいは伝統的な農法(や場所によっては漁法)だとか、あるいは古い集落の佇まいや里山の景観などがいま急速に失われてしまうことへの危機感でした。さらには、この青い星に生きる生き物のひとつとして、暮らしていけることの喜びまでもが失われてしまいがちであることが、なんだか、な…

  • ④水稲の栽培(毎年更新) 田植え以降、除草や水管理などの覚書

    ■トンボの羽化と土用干し■2022年8月2日出穂前、草取りに行ったら、未熟色である茶色のイトトンボがたくさん稲に止まっていた。去年もそうだったのだけれど、今年もアキアカネよりもひと足早く、まずはホソミオツネン(イトトンボ)が羽化した模様。しかし抜け殻は見つからない。田植え前の代掻きの回数を稼ぐため、田植えをできるだけ遅くするのは草の管理ということでは正解で、それだけでなく、土用干しを遅くできるので、トンボの羽化を待つ、ということでも有効そうに思えた。でももう数日で出穂しそう。 ⬆2022年5月30日撮影。代掻き後、わずかに残ったスズメノテッポウなどの残骸に産卵していた。ホソミオツネンは水に卵を…

  • チタケ蕎麦、うめえー。

    締切仕事が重なり、2日ほど外に出ず、家の中にこもって作業をしていました。ギリギリまで取り掛からず、グータラしてたのがいけないだけなのですが。で、ニッチモサッチモいかなくなり缶詰状態になったとき、一番つらかったのは、裏山に住む友人からのツイートでした。「チチタケ、出てた」「チタケ蕎麦、うめえ」「すんげぇぇうまいっ!!!舌を包み込むような、まったりなめらかな感覚は、おそらく、チチタケの天然ゴム成分によるもの。。それが、独特の風味と相まって、もうこれは最強(語彙力)。。。松茸よりも高額で取引されるというのも判る。。」というツイートでした。ということで、締切から開放され、真っ先に向かったのが、オオムラ…

  • 自動車の燃料に化石燃料を使わず、燃料代もゼロ円にする方法が少し進化したのでご報告です。

    いただきものの中古のソーラーパネルに、格安パワコン(注1)の停電モード(注2)を組み合わせ、中古の電気自動車を充電することで化石燃料を使わず、さらには田舎暮しに必需品であるクルマの燃料代もゼロ円にする方法に、少し進化があったので報告します。 注1:パワコン・ソーラーパネルが発電してくれた直流の電気を、一般的な交流100Vなどに変換してくれる装置。ちなみにウチでいま使っているものはヤフオクで5000円で調達しました。注2:停電モード・たいていのパワコンには東電などからの電気が途絶えた時、つまりは停電の時、晴れていればAC100Vが1500Wまで使えるコンセントがついています。そのコンセントを使う…

  • 組織票を依頼されたみなさまへ。「投票に行かない!」というのもひとつの選択肢です!

    組織に属する人に対して、個人による考察を放棄させた上で、これがあなたの利益につながりますと、一方的に投票先を指定するのが「組織票」です。そして、それがいま、大きな問題のように思っています。 無党派層と呼ばれる人たちに投票に行くように促すことも大切だと思うのですが、現与党政権が長く続いてしまったことで日本が現在のような状態になってしまったかを鑑み、業界団体の利益優先(そしてそれは結局のところ資本家の利益優先)で投票先を固定されてしまっている組織票と呼ばれる票を投ずる人たちに、選挙に行かないように促す、あるいは自分で考え、自分や家族や国や地球の将来のことを考えた上で投票するように伝える必要もあるの…

  • ヤナギマツタケ 原木栽培 備忘録

    食べたことないし、どんなキノコなんだろう? という好奇心から、植菌してみようということになったヤナギマツタケ。いろいろ失敗(本伏せが6月下旬では遅すぎ)もあって、また同じ過ちを繰り返さないために備忘録を書いておくことにしました。はじまりは2022年の3月16日。原木をドラム缶で釜茹でしました。 今回使った原木は、カキ、クヌギ、ソメイヨシノだったような……。(大切なことなのに、すでに記憶があやふや)。まずいなぁ。 ネットで調べてみたら、原木は、ネムノキがいいらしい。1996年度~2003年度(国補・地域バイテク)ニュータイプきのこ資源の利用と生産技術の開発 https://www.pref.ai…

  • 田んぼの株間除草道具「株間トール」の小改造

    株間トールを小改造しました。以前のバージョンはこちら⬇をご覧ください musikusanouen.hatenadiary.jp 今回の主な改造は柄を長くしたこと。 そこらに転がっていた長めの端材を使ったのですが、測ってみたら3m30cmでした。これくらい長いと片側13列、両側で20列くらいが可能。でも、20列ずつやっているとなかなか進まないのと効率の上では片側だけでやりやすい8列ぐらいを優先してどんどん進んでいく、というのが正解のようでした。使い方としては、できるだけ先に着水させて、そこからさきは自重に任せ、引き寄せるだけ。かなりいい感じです。これだと水見に行ったついでに(長靴を履いていなくて…

  • トラクター・ロータリー(ヤンマーRS1300)のオイル漏れ修理(オイルシールとベアリングの交換)の備忘録

    ヤンマートラクターYM1700に付いているロータリーRS1300のオイルシールとベアリングを交換したのでその備忘録です。 オイルシールやベアリングの交換だけであれば、それほど大変な作業ではなく、正味の作業時間は1~3時間ほどではないかと思います。が、ヤンマーのサービス部門の対応がよくなくて、ネットで部品番号や在庫や値段を教えてもらえず、代理店なので出向いてください、とのことだったので、なんとか汎用部品で切り抜けてやろうということで、とりあえずバラし、実測して、モノタロウなどから汎用品を取り寄せることにしたので、正味の作業時間は短かったけれども、時間は少しかかってしまいました。 ■まずはチェーン…

  • 6Aから任意の電流値で充電できるという電気自動車用の中国製充電ケーブル、ポチってみました。

    6A~15Aまで1A刻みで任意の10種類の電流値で充電可能、とのことだけど240V対応とは書いてあるけど100Vで使えるとは記載されておらず、ほかにもちょっと怪しげな部分もある中国製の充電ケーブルがあって、以前から気になっていたのですが、人柱になるつもりでポチってみました。これまで使っていたのは、これ。 純正の充電ケーブルに比べたら、これも悪くはないのです。 www.amazon.co.jp8A~16Aまで、任意の4種類の電流値が選べると同時に100Vも200Vも接続可能で、しかも、充電電力値や充電を開始してから通算の充電電気量や時間、温度などをディスプレイに表示してくれます。さらに値段も2万…

  • 無農薬田んぼの代掻き・代かき(しろかき、シロカキ)の覚え書き

    (一年に一回のことで、忘れてしまうので覚え書き。ところで、虫草農園で使っているトラクターは、約50年前の2駆のトラクターでジャイロや水平機能などのついていないものなので、高性能なトラクターやドライブハローを使用している場合はこんな小技は必要はないのかも。●代掻きを初めてしまうと、水が濁るので、どこまで掻いたか分からなくなってしまうので、最初に耕す方向と直交するように3~4本走り、水面よりも土が出たラインをつくっておくと、ひとつ置き耕転のときの目安を付けやすく、またまっすぐに耕転しやすく曲がりにくい。ただし、水上にスズメノテッポウの穂先が全面に出ている場合は、それが目安になるので直交の目安走行は…

  • 最近のドゥーパ、とってもいいです。

    ドゥーパが送られてきました。 つらい話や、悲しいニュースが多い中でも、この雑誌をみていると、なんだ人間も、捨てたもんじゃないなぁ、という気になってきます。 今月号のドゥーパもとてもよかった。 自作キャンパーはその暮らし方とともに、どんどん進化しているようです。 小屋を家を、セルフビルドするひとたちのセンスも素晴らしい。生き方がもの作りに現れているように感じました。 ⬆割った薪や角材など、自由な発想で積むこのコードウッドハウスも素敵でした。目地はホワイトモルタルなのかと思ったら、土と消石灰とのこと。 今回の連載ページは「廃材を使った超いい加減なドアのつくりかた」というタイトルで相変わらずの貧乏く…

  • 暮らしが仕事? 虫草農園の「自給知足な暮らし方」を紹介する動画ができました!

    朝、起きて、「はて、きょうは何をしようか?」と考えます。もう少し正確に言うと(やりたいことはたくさんあるから)「さて、何から始めようか?」なのですが、いずれにしても大切なところは「誰かに何かをやってください」と指示されるのではなく「何をやるかを自分で決める」というところ、のようにも思えます。 見方によっては「やらなければならないことがたくさんある」「やらなければならないことの山に押しつぶされそうになっている状態」とも言えなくもないのですが、でもそれらの多くはやらなくても、自分がちょっと嫌な思いをするくらいのことで、やらなくてもまあ、人類は絶滅しないし、地球の生態系もきのうとあまり変わることなく…

  • 「ご夫婦で家を手作りされた」あの河辺さんをお訪ねさせてもらいました!

    新聞を読んでいると、「なんだかなぁ」とガッカリさせられるニュースが多いのですが、その一方で、ネットを通じて流れてくる、自給的で農的な暮らしをしている人たちからの情報を目にすると、「いやぁ~、日本も捨てたものではないじゃん!」という晴れやかで明るい気持ちになったのでした。楽しいですよー、貧乏暮らし! じゃなかった、自給的な暮らし。ヒトが暮らすことをなるべく自分で楽しむ、というのは「なんというかなぁ、生きものであるヒトの本能に根ざしたような喜びがある」ように思えてしまうのです。実は昨年のことですが、長野県の小川村に河辺さんの家をお訪ねさせてもらいました。河辺さんのほかにも、北茨城の鈴木さん、栃木の…

  • 山陰・浜坂漁港から取り寄せ便、おまかせ魚介セットが届きました。(今後のための備忘録)

    クール宅急便代込みで3000円+税というリーズナブルな取り寄せ便なのですが、ウチで消費するにはちょうどいい量で、何が来るのか、開けてみないと分からないというのがまた楽しみなのでした。海の調子により、いつ届くかも分からない、ということにも、ハプニング的な面白さを感じてしまったりするのでした。次回、より美味しくいただくために備忘録を記すことにしました。届くとまずは家中の包丁を研ぎ始めます。■メモ■刺身包丁は曲がっているので、まずはそれを修正してから研ぎ始めること。冬は外でやらないほうがいい。手が凍傷になる。また、写真を取るのを忘れてしまったのですが、今回届いたのは、独特の匂いのあるイテカレイ1尾、…

  • 引きずりタイプ除雪板、大成功でした!

    「明日、大雪が降る」とのことで、慌ててつくった引きずりタイプの除雪板。予報通りに雪が降ってくれたので、さっそく試用テストしてみました。 なぜか雑木林の臨床に埋まっていた、サビサビのガードレールを掘り起こし、それを使ってつくりました。製作の過程は、以下のブログを参考にしてください。雪が積もりだしたのでさっそくテスト。このときはまだ雪が少なかったのですが、もう少し積もってからでも大丈夫そうでした。逆に、重いガードレールではなく、4寸柱などつくる場合は早めの雪かきが必要かもしれません。←でも、柱材や枕木だと雪の上に乗ってしまうとの指摘あり。重いコンダラ風に、大型のタイヤを引いて除雪、というのもいいか…

  • 軽トラ「引きずりタイプ」の除雪板を作ってみました。

    長野や岐阜の山間地で、雪が降ると大活躍する除雪車があります。それらは行政が業者に委託する専用の本格的な除雪車ではなく、山里の住人(民間人)が生活路を確保するために運転する民間除雪車なのでした。本格的な除雪車との大きな違いは、除雪板をクルマの後ろにセットしている点。「引きずりタイプ」なのです。牽引車には主に軽トラが使われ、三角形の除雪板をロープなどで引きずってい走ります。 ⇧森本さん、事後承諾でスミマセン、写真、勝手に借りました。 なるほどなぁ、と思うことがいくつかあるのですが、そのひとつは、押しタイプではなく、ワイヤーや鎖で引っ張る「引きずりタイプ」であるというこころ。4駆&スタッドレスが当た…

  • スウェーデンのテレビドラマが原作という『ヒューマンズ』(英語版日本語字幕)、いろいろ考えさせられました。そして素晴らしかった。

    多くの人に、先入観なしで見て欲しいので、なるべくネタバレしないように書きます。 ヒトは自分の遺伝子とパートナーの遺伝子を混ぜることで、こどもに、より多様な遺伝子を残し、その後、自分は死んでなくなることで個体数の調整をし、氷期などの大きな環境変化に、種として(あるいは個の遺伝子として)対応することで生き延びてきた哺乳類のひとつ、のように私は思っています。 テーマは「シンギュラリティ」です。死と共に意識とともに知識をも失ってしまうヒトという生きものではなく、細胞のような組織だけでなく知識や意識が劣化せず、情報の処理能力がヒトよりも格段に早いAIが、さらに優れたAIを作り出すようになるとどういう世界…

  • 電気自動車の充電に太陽光発電が使える一番簡単な方法を探る。

    「電気自動車の充電に太陽光発電が使える一番簡単な方法」というのを模索していたのですが、それはこの方法かもしれない、というのがひとつ見つかったので紹介します。材料させ揃えておけば施工は半日~1日でOK。充電ケーブルなどをお持ちであれば、ソーラーパネルなどの材料を新品で揃えたとしても3万円以下から始めることができそうです(とはいえ3万円のシステムでは太陽光発電100%ではなく満充電まで時間もかかってしまうのですが)。 電気自動車をすでにお持ちの方で、手持ちのソーラーパネルで充電しよう思ったことのある方はお気づきのことと思いますが、電気自動車の駆動用電池を太陽光発電で充電するというのは、意外と難しか…

  • 備忘録「1月にやること」

    ●元旦、タネまき。日にちを覚えやすいので(ハウスや室内で)元旦にタネまきする(朝は氷点下になるのでハウス内のジョウロの水が凍ってしまうほど冷えるけど、種類を選べば発芽する)。 2022年は、元旦にハウスの中に蒔いたタネたち、かなり時間はかかったけれども、満月(2022年は1月18日)が近づいてきた頃から芽を出し始めてくれた(暖かな季節だったら3~4日で発芽するものが15日くらいかかった)。 ⇧最初に出たのは、わさび菜。 ⇧ディルも揃って発芽した。その他、キャベツなどのアブラナ科、レタス類などが1月20日までに発芽。 ⇧12月に蒔いていたので元旦には蒔かなかったが、春菊も育っている。 ●確定申告…

  • 備忘録「12月にやること」

    ●梅の剪定枝を温室に入れる12月中旬には温室に梅の花を入れること。2021年は12月29日になってしまったので、お正月にはぜんぜん間に合わなかった。 ⇧このくらいになるまで最低でも5日くらいはかかる感じ。 ●30日までに、松飾りをつくる31日だけだと一日飾りと呼ばれ、縁起を担ぐ場合はよくないらしい。 ●落ち葉かき12月でなくてもいいけど、雪が降る前、地面が凍る前、風で飛ばされてしまう前がベター。 ■確定申告のための作業■・12月31日、棚卸し&ペイペイ残高を移行しておく。・売掛金計上が面倒なのでヤフーオークションの売上金を銀行口座に振込んでおく(いわゆる現金主義で申告)。・ネットバンクは問題な…

  • 備忘録「11月にやっておくこと」

    ●凍ってしまう前に、ダイコンやハクサイを収穫する。2021年、大根の葉の浅漬けが美味しいので葉っぱを温存すべく、畑(露地)でダイコンの上にシートや寒冷紗や段ボールなどをいろいろ掛けてみたが厳しかった。特に地上部は凍っては溶け、凍っては溶けを繰り返されることで腐ってしまった。葉っぱはあきらめて、氷点下にならないところ(一階の土間など)に温存したほうが良さそう。 ⇧上の写真は、以前(2000年頃?)試してみた方法で、土の中にドラム缶を縦に埋め、その中に籾殻を入れて、そこに大根をしまっておくという方法。取り出しやすいように大根はヒモで縛り、ジャガイモなどはネットに入れてヒモを付け、引っ張り上げやすい…

  • 今年もよろしくお願いします。

    干し柿を吊るしているS字フックが錆びてきたので、来年はアレを黒豆で染めよう! おせち料理をたべながら、そんな会話を交わしているヘンテコリン家族であります。今年の黒豆には、ホンダZから外した座金付きボルトを使いました。サビで真っ赤だったボルトがいい感じに黒く染まりました。 黒豆の色の元はアントシアニンで、水溶性のフラボノイドであるアントシアニンは、抗酸化作用があるのでその水酸基に金属イオンを結合させて水に溶けにくくする? これがおせちの黒豆を黒く定着させる(色素を水に流さない)仕組みのようです。赤錆(第二鉄)も水溶性で、水に溶けてやすい酸化皮膜なので侵食されてしまうわけですが、黒豆と煮ると、サビ…

  • 松皮づくりほか、魚料理の備忘録

    海なし県、山梨に移り住んでちょっと残念なのは、美味しい魚が食べたくなったので地魚が買える葉山の魚屋さんまでちょっとドライブ、なんてことができなくなったことでした。でも今は、とても有り難い時代。山陰の魚屋さんに(おまかせで)ネット注文すれば、地元で水揚げされた魚を漁港で買い付けてくれて、それらを送ってもらうなんていうことができ、翌日には届くので、水揚げされた次の日に超新鮮なそれらをいただくことができたりするのでした。しかも、冷蔵便の送料や発泡容器や梱包代などを含めて3000円+税で、4人家族が数日楽しめるほどの魚介類が送られてくるのです。今回、送られてきたのは、赤カレイ、真鯛、メジナ、カナガシラ…

  • アイミーブi-MiEV、駆動用バッテリーの交換・その3「駆動用バッテリーの分解」

    アイミーブ突然死・駆動用バッテリーの交換・その2「部品取り車からバッテリーを降ろす」からの続きです。 こんなことはあんまり書きたくないことなんだけど面倒臭い世の中になってしまったので書いておきます。アイミーブの駆動用電池は電圧330V、しかも放電効率に優れたリチウム電池なので、大電流をドカンと流すことができます。また、電気は目に見えません。そんなわけで、ここで紹介する作業は、誤った作業をすると感電死することがあるような作業です(とはいえ、チェーンソーを使った伐採や薪づくりなどにも同じことが言えるわけですが)。地球の生態系はいま瀕死の状態にあります。でも、SNSが発展したおかげで、政府や大企業な…

  • 電気自動車の楽しみ方 ニュートラル走行&回生発電

    マニュアルミッション、しかも(ノーマルで)レブリミット9000rpmのホンダZ(360cc)でワインディングを走るのも楽しいのだけれど、電気自動車には電気自動車ならではの、ニュートラル走行&回生発電という(航続距離を伸ばすための)ちょっと変わった走り方があって、それも駆使して走るのも結構、楽しかったりします。下り坂だからとやたらと回生発電を使うのではなく、クルマにはそれなりの車重があるから、慣性力を最大限に使える速度までニュートラルで加速し、その後、回生させます。ミニキャブミーブには、フットブレーキにも回生アシストが付いているので、コーナー手前ではパッドがディスクに触らない程度にブレーキも踏み…

  • わら切りカッター(藁切り機)の修理と整備(気がついたことがあったらその都度、更新のこと)

    2021年11月8日の午後、藁切り機の修理が終わり、周囲の田んぼから遅れに遅れながらも、やっとワラ切りができました(周囲はコンバインなので、稲刈りと同時に藁切りも終わり、すでにどこも耕転済み)。 でも、前回のオイル交換日は11月17日と書かれていたので、今年はそれでもまだ早いのかも知れません(性格的に作業後にオイル交換することはまずないと思うので)。 ■故障状況「送りローラーが回転しない」■以前、送りローラーと刃を駆動しているギアが摩耗し壊れてしまったことがあるのですが、今回も動かなくなってしまったのでした。 送りローラーに動力を伝えているテンションプーリーあたりが怪しいと思って分解したのです…

  • アイミーブi-MiEV、駆動用バッテリーの交換2「部品取り車からバッテリーを降ろす」

    『アイミーブi-MiEV、駆動用バッテリーの交換1「突然死』からの続きです。最初にお断りですが、アイミーブの駆動用電池は電圧330V、しかも放電効率に優れたリチウム電池なので、大電流をドカンと流すことができます。そして電気は目に見えません。ここで紹介する作業は、誤った作業をすると感電死の危険性がある作業です。また、環境性能に優れているといわれる電気自動車も長く使うことができてこそ、10年で廃車にしてしまっては逆に環境への負荷が大きくなってしまい、そうしたことへの対応策のひとつとして紹介しているもので、このブログに書かれていたことにたとえ誤りがあり、それが原因で事故が起こってしまったとしても申し…

  • ツマグロヒョウモン

    美しく、造形的にも魅力的なのですが、その一方で、見てはいけないものを見てしまったような気持になったのでした。 ヒョウモン系のタテハチョウ(の幼虫)独特の容姿、でもこんなに派手なのは、このあたりにはいないはずでした、少なくとも私が昆虫少年で昆虫図鑑を貪り読んでいた頃には。 ウィキにもそのあたりのことが記載されていました(以下、Wikiの「ツマグロヒョウモン」より転載)「本州では1980年代まで近畿地方以西でしか見られなかったが、徐々に生息域が北上し1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県・新潟県の平野部で観察されるようになった。2002年には関東地方北部でも目撃報告がある。2006年…

  • 麦類の温湯処理(温湯消毒)と麦のタネまき(前年の結果を含め毎年書き足すこと)

    麦、特に大麦とライ麦の場合、怖いのは麦角。麦類のカビ毒を見くびってはいけないように思っています。特にライ麦の場合、無農薬栽培のものやポストハーベストされていないものは、(粉ではなく)玄麦の状態で仕入れ、自分で目視で確認しながら製粉した方がいいのではないか……とさえ、思ってしまいます。あえて詳しくは書きませんが、興味を持った方は調べてみてください。ところで、はたして温湯(おんとう)消毒で麦角菌の発生を抑えることができるのか? そこも問題。ハッキリとは分からないのですが、「富山県農業技術センターによるオオムギ麦角病の伝染源および有効薬剤」というサイトによると「現在のところ,麦角病防除を対象とした登…

  • 農業用機械たちもカーボンフリー化したい。

    虫草農園の軽トラ(電気自動車)はかろうじて、中古のソーラーパネルで発電した電気で走らせることができているのですが、そのほかの農作業系の機械類はエンジンのものが多くカーボンフリー化は遅れてしまっています。 2駆の古いトラクターは熱交換器を自作し、天ぷら廃油で動くように改造してあるので、カーボンニュートラルではあるのですが…… 一番使用頻度が高い草刈系マシンたちはガソリンエンジンが主力。 太陽光で充電できるコードレスタイプも使ってはいるのですが、非力でまだ主力にはなりえない状況です。 ⇧自走式ではないのですが電動のロータリーモアも市販品が登場しはじめました。 ⇧取外し可能なリチウムイオン電池が電源…

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