バスク神話におけるラミア その4

皆さん、こんにちは。ついに3月に入りましたね さて、ラミアのテーマも後半に入っており、あと2回くらいで終わりかな、と思っています。もうあと少しだけ、お付き合いください。 これまでラミアの性格などを民話から探ってきて、どうも悪者扱いされる傾向が強いことがわ

バスク神話におけるラミア その3

皆さんこんにちは さて今日は早速、バスクの各地域に伝わるラミアに関する民話をいくつか紹介していきたいと思います。 「ある村の男は、Bera村付近にあるといわれる Lamiozingoerreka(直訳すると「ラミアが住む川淵の流れ」。具体的に何処を指す言葉なのかはっきりしてい

バスク神話におけるラミア その2

こんにちは皆さん ブログを始めて約2ヶ月になり、少しは記事を書き溜めることができたので、知り合いにブログの宣伝をしてみました 更に、つい最近アメブロランキングにも参加した為か、お陰様でブログへのアクセスが増えてくれているようです。最初は何となく恥ずかし

バスク神話におけるラミア その1

皆さんこんにちは バレンタインデーも知らぬうちに終わってしまい、更新にちょっと時間がかかってしまいました。今日からまた、のんびり更新を続けたいと思います。そして、今日から予定通り、新しいテーマに入ります！ ここバスク地方には他地域と同じく、様々な言い伝え

バスク女性の髪飾り その3

皆さん、こんにちは(｡･ω･)ﾉﾞトカードについては今日が最終回になる予定です。 前回の続きも気になるところですが、トカードのテーマが終わってしまう前に、非常に有名かつ、ここバスク地方において重要な意味を持つ絵画をもう一つ紹介します。「ロス・エスポンサレス」と

バスク女性の髪飾り その2

皆さん、こんにちは今回は、バスク女性のトカードが何故ツノの形をしているのか、について触れていきます。 まず最初に、スペイン人にとって「ツノ」とは何なのでしょうか。 スペイン黄金世紀と呼ばれる時期に活躍した詩人グティエレ・デ・セティーナは『ツノを讃える逆説

バスク女性の髪飾り その1

皆さん、こんにちは 今回からは、しばらくバスク地方の女性が身に付けていた帽子について話そうと思います。 上の絵はギプスコア県議会（Palacio de la Diputación Foral de Gipuzkoa）に飾られている「ロス・エスポンサレス（婚約）」という（この地では）有名な絵で、

バスクのサンタクロース、オレンチェーロ その5

皆さん、明けましておめでとうございます今年もよろしくお願い致します。 こちらスペインは、今夜プレゼントを抱えて｢東方三博士｣がやって来て、明日はその三博士の到着を祝う祝日です。私も随分長々とオレンチェーロの話をしていますが、一応今回でひとまず区切りをつけた

バスクのサンタクロース、オレンチェーロ その4

こんにちは 年が変わろうとしているにも関わらず、まだまだオレンチェーロのネタをひきずるブリ子です。   前回は、オレンチェーロがキリスト教と何らかの関係があるということ、しかし同時にいくつか疑問も残りそうだ、というところで終わりました。   クリスマスシー

バスクのサンタクロース、オレンチェーロ その3

こんにちは 長々とクリスマスネタが続いていますが、「キリスト教の視点から見れば1月6日まではクリスマス期間だから」ということで大目にみてやってください。 さて、「本当に同一人物なのか(もはや人なのかすら怪しくなってきましたが)」と疑ってしまいたくなるほど、