時の経過が建築の仕上げに重みを増してくれる仕上げがあります。「もやい」のテーマでもある「土」の壁酸化鉄を聚楽壁に練り込み塗って、錆が時の経過と共にポッと出て蛍が光っているような感じの壁で「錆壁」とも呼ばれます。京都の寺院や町屋には良く使われています。
土や自然素材・数寄屋建築・和風建築・古民家・民家のリノベーションをテーマに兵庫県明石市で建築設計活動をしてる事務所のブログです。
○「土」・「木」・「自然素材」がテーマです。 ○「古民家」・「民家」のリノベーションがテーマです。 ○「リノベーション」・「リフォーム」もテーマです。 ○「安全・安心」そして「快適・心地良い空間・すまい」がテーマです。 そんな建築事務所が日々思っている事・感じる事・見た事を「わがまま・気ままに」綴っています。
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時の経過が建築の仕上げに重みを増してくれる仕上げがあります。「もやい」のテーマでもある「土」の壁酸化鉄を聚楽壁に練り込み塗って、錆が時の経過と共にポッと出て蛍が光っているような感じの壁で「錆壁」とも呼ばれます。京都の寺院や町屋には良く使われています。
京都北区の大徳寺大徳寺には塔頭が数多くあります。山門は千利休と豊臣秀吉との確執で有名な所その中の聚光院は千利休の菩提寺でも有名です。以前に「和田山の数寄屋」のお客様のグループが聚光院で茶会をされてお伺いしました。
私が好きな建築家の一人・・・内藤廣氏偶然に京都御所の西・・・虎屋茶寮の現場で前の道路でお会いした事もあり、少し建築についてお話もしました。最終番で現場の監理に来られたいた時の事です。内藤さんの建築です。一番は四国高知の「牧野富太郎記念館」ですね。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」桜も今年は開花が遅れ、今ようやく桜吹雪が始まった様です。近くの赤根川の土手の桜・・・満開状態ですね。古民家の事務所の「もやい」の周辺にも若葉を含めて緑が増えています。
職人さん達と協力しながら、「住まいの便利屋仕事」の相談を受けています。「住まい」の事なら・・・小さい事でも・・・シロアリ対策や格子をつけたり、木部の枠を交換したりと様々な「住まいの相談」をお伺いしています。スロープや手すり・家具の修繕なども行っていますよ。「住まい」に関する事!なんでもご相談ください。
「和田山の数寄屋」に行く途中に「播磨屋本店」があります。「おかき」で有名なお店です。その休憩棟は茅葺古民家を移築された建築です。
明石の蔵付古民家が「もやい建築事務所」の拠点雨が続きましたね。でも一雨ごとに春!という感じです。冬物の服も終われそうです。桜の開花!今年は遅くて入学式前後が満開か?古民家の庭の木々や草花もようやく芽吹いてきた感じです。
10年目を迎えた「和田山の数寄屋」先日メンテナンスを含めてお伺いして来ました。改めて拝見してこの建築の時が経ち好きな所です。細かい納まり・仕上げ・構成の仕方・空間・・・色々工夫した所をUPします。
京都には様々な名店と言われる店があります。今回は京都御所の西・・・西陣界隈のお店です。一店だけでなく様々ですが・・・目立たない所も多いので、近くに行かれたら探して見てくださいね。
10年目を迎えた「和田山の数寄屋」今回は詳細な納まり写真です。茶事空間は凛とした空間をと、細かいデティールも考えています。
近くの住吉神社で初めて見た落ちた松葉のまとめ方!上手く松葉の形状を利用したまとめ方だと感心して撮影!一般的にはごみ袋に入れて収集していますが!松葉は2本の葉が基本なので、それをお互い絡むから出来るまとめ方かな!
10年目を迎えた「和田山の数寄屋」今回は住宅部分の玄関です。住宅部分の玄関は竣工時には引っ越し関係の荷物も多く中々撮影出来ませんでした。それ以降も余り機会がなく、今回に至りましたが・・・茶事空間の数寄屋の玄関ではなく、遊んでも良いよ!と建築主に言われていましたので・・・思い切ってガラスを多用して開放的な感じで設計しました。
10年を迎える「和田山の数寄屋」にお伺いして来ました。時を経て、益々凛とした空気感が漂っています。建築主は茶道まっしぐらという感じで過ごされています。外部を周り、露地の様子を見て、内部を拝見住宅部分も拝見して、今後のメンテナンスについてもお話して来ました。お薄も頂きながら・・・和田山では素敵な建築だと言われているようで、見学者も多い様です。
風が冷たい!本格的に春らしくなるのはまだ先の様ですね。早春の花・・・少しづつ咲き始めています。
30坪の茶事空間をある「和田山の数寄屋」竣工から10年近く経ち、経過状況を見る為にお伺いして来ました。久しぶりの「和田山の数寄屋」・・・やはり、良いな!綺麗だ!
京都には「名店」と呼ばれる店が多い!その一つ・・・京都市北区・大徳寺の近くの今宮神社の参道の「あぶり餅屋」さん古い店で創業200年参道を挟んで2軒の店があり、賑わっています。小さな餅を串にさして提供されています。
数寄屋・和風建築のメインの職人さんは何と言っても大工さん大工さんの道具拝見です。今のメーカーや地域のハウスビルダーの住宅の現場は極端な表現をすると電動丸鋸と電動ドライバーがあれば出来ると言われていますね。後は細かい作業をする鋸ぐらいかな!基本的には集成材やMDFに化粧シートを貼った材料で工場加工したものを組む作業が多いかですが。でも、数寄屋や和風の建築の場合、大工さんも道具に拘っている職人さんが多い!
蔵付古民家にも、一雨ごとに春の息吹西の庭には土筆がニョキニョキと!前の庭の利休梅にも新芽が出始めています。木々も確実に春を感じていますね。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」事務所の入り口は叩き土間風で仕上げています。10年以上経つと少しずつ劣化して来ますね。特に良く歩く道路の舗装際は、仕上げも厚さも薄くて剥がれてきているのですが。ココはそのうちに補修しようと思っていますが・・・新幹線の高架が南側を通ったいて、結構な振動があります。今回、角の部分が少し欠けて剥離してしまい、そこで補修しました。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」数寄屋・和風も大きなテーマです。設え・・・季節のものを飾る、季節を少し先取りして飾る。壁のニッチなどにも設える場所を作ったりしますね。和室の床や玄関先、そして茶室、縁側や廊下と・・・設える場所は様々ですが・・・素敵な設え大切な事ですね。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」数寄屋建築・和風建築も活動のテーマです。普段あまり見かけない仕事をする職人さん。茶室の聚楽壁に和紙を腰張りする経師屋さんです。土の上に和紙を保護の為に綺麗に貼っていく作業です。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」私達は古くからある伝統的な柿渋を良く使います。基本は5年物の発酵した古い柿渋です。発酵臭がしますので、前を通る中学生は・・・くさいな!と声を漏らしていますが・・・この匂いは1週間もすれば飛んでしまい無臭になります。無臭の3年ものもありますが、後々の発色を考えて5年ものにしています。
心地よい季節ですね。桜も後少しだけ!で新芽が出てきますね。どこに行っても春の草花、木々の新芽!
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」古民家のリノベーションも仕事の柱です。伝統的な素材・・・「京唐紙」古民家のリノベーションの現場で京都丸二の「鉄線」模様を床の壁に張りました。建築主のご希望で実現しました。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」古民家のリノベーションも活動の重要な柱古民家のリノベーションで使った「銀箔の壁」京都西陣の箔工芸士「裕人樂翔さん」に製作を依頼して作った壁です。銀箔を銀から、硝煙で焼いて黒までの色合いを決めました。この銀箔に和紙を裏打ちして、PBを2枚重ねて張り、その上に下地の和紙を「袋張り」にしています。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」春の山野草たちです。楚々と可憐な花を咲かせてくれています。良く見なければ分からないくらい、小さくて可憐です。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」京都は言うまでもなく、皆さんもご存じですが・・・建築・特に数寄屋建築・和風建築・茶室を手掛ける者にとっては欠かせない所です。数寄屋建築も多いし、寺院の茶室も含めた見るべき所が多い。京都には家元が多く存在しています。茶道・華道・伝統芸能等。その中で茶道の三千家は御所の西から堀川通り、二条城東にあります。表千家・裏千家・武者小路千家の三千家です。
杉の網代や詳細な納まりを色々工夫される大工さん。柿渋塗装にハマっておられます。今までは経験していないので、この機会に勉強しようされています。岡山の弁柄の里に行き、弁柄を学び買ってきて、柿渋と調合して色々確かめておられます。トミヤマの柿渋を使いながら、調合を少しづつ変えて、塗りサンプルを製作されています。鴨居や無目、枠、天井を納まる時に事前に自ら塗って納めてくれています。細かい対応は塗装屋さんでは無理ですので、実にありがたい存在です。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」古民家・民家のリノベーションも大切な活動の柱です。その中で、私達の得意技・・・柿渋を使った「古色」柿渋・墨・弁柄を調合しています。少し手間がかかりますが、丁寧に塗り重ねて「古色」しています。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」ようやく春の花が顔を見せてくれています。この頃の陽気と陽射しで、まだか?と思っていた花達!北の庭のボケ・雪柳・ユスラウメ・姫リュウキンバイ等です。まだまだ満開ではありませんが、「春」を実感させてくれます。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」京都は言うまでもなく、皆さんもご存じですが・・・建築・特に数寄屋建築・和風建築・茶室を手掛ける者にとっては欠かせない所です。数寄屋建築も多いし、寺院の茶室も含めた見るべき所が多い。そのかなで、私が好きな所を紹介したいと思います。3回目は洛中・・・西陣の町屋です。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」京都は言うまでもなく、皆さんもご存じですが・・・建築・特に数寄屋建築・和風建築・茶室を手掛ける者にとっては欠かせない所です。数寄屋建築も多いし、寺院の茶室も含めた見るべき所が多い。そのかなで、私が好きな所を紹介したいと思います。2回目は・・・北区大徳寺の塔頭の一つ「桐高院」です。
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」蔵の前のアズキナシも芽吹きだしました...
久しぶりに大蔵海岸の家の前を通りました。屋根緑化のタマリュウも整備されていて、版築の外壁と緑が綺麗でしたね。ここの計画では屋根緑化にタマリュウを採用しています。いつもの「野芝」だと冬には枯れるので、一年中緑が欲しいという事で「タマリュウ」になりました。10年以上経過して、ようやく馴染んできています。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」京都は言うまでもなく、皆さんもご存じですが・・・建築・特に数寄屋建築・和風建築・茶室を手掛ける者にとっては欠かせない所です。数寄屋建築も多いし、寺院の茶室も含めた見るべき所が多い。そのかなで、私が好きな所を紹介したいと思います。先ず1回目は・・・左京区下賀茂の和菓子屋さんの茶寮
明石の蔵付古民家が拠点の「もやい建築事務所」私達の得意な分野の一つ・・・柿渋を使った古色古民家のリノベーションでは、前の経年変化して重みを増した素材と新しい素材が混在します。構造補強や新しくなった板材などです。そこで違和感を少しでもなくす為に「柿渋」を使って古色してます。
明石の蔵付古民家が拠点の「もあい建築事務所」少しずつ暖かくなってきましたね!これからは過ごしやすい季節です。まだ寒暖差があるので服装はコート系統と春の装いに分かれていますが・・・車の中は少し厚着をしていると暑い感じがしますね。そんな陽気でも東の庭の白椿はまだまだ蕾少しだけ蕾に白が出てきていますが・・・近所の椿は満開です。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」柿渋・・・平安時代からある古い自然素材です。私達は約20年以上前から、ドイツの自然塗料「オスモ」や「リボス」と同じように自然素材塗料として使ってきました。最初は京都の数寄屋大工さんの古色から教わり興味を持ち始めました。ドイツの自然塗料と比較してローコストで扱いやすい優れものです。防腐・防虫・消臭・防水にも効果があり、日本古来の塗料です。新築時の床の塗装は勿論の事、リノベーションの時も多用します。浸透性で木材の生地や機能も損なわれません。
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」和風・数寄屋・自然素材を使った住まい・古民家・民家のリノベーションが仕事のテーマです。現場で職人さんの仕事を見ながら・・・職人さんが慎重に仕事を進めている時に余計な音を出さない様に気を付けています。又、息を詰めているような仕事をしている時に、こちらも息を詰めてしまいます。
明石の蔵付古民家が活動の中心の「もやい建築事務所」随分、春らしい気候になってきましたね。古民家の底冷えも和らいできて、夜も過ごしやすくなってきました。