小説 琉球処分:大城立裕

明治維新にともない、1872（明治5）年、明治政府は〈琉球国〉を 廃して〈琉球藩〉とし、廃藩置県に向けて清国との冊封関係・通交を絶ち、 明治の年号使用、藩王（国王）自ら上京することなどを再三迫ったが、 琉球が従わなかったため、1879年3月、処分官、松田道之が随員・警官・兵 あわせて約600人を従えて来琉、武力的威圧のもとで、3月27日に首里城で 廃藩置県を布達、首里城明け渡しを命じ、ここに事実上琉球王国は滅び…

覇者の条件(海音寺潮五郎)とは！

海音寺潮五郎の覇者の条件を読み終えた。 題名は後付けと思われ特に覇者の条件については 書かれてはいなかったようにも思われる。 江戸時代の大名がとても貧乏なのが書いてあり、正直驚いた。 現代の一般人よりはるかに貧しい。 後半のおまけみたいなのは平将門と藤原純友についてずっと書かれている。

ローマ人の物語(塩野七海)を読み終えて

とうとうローマ人の物語、文庫版も今年で最終巻を迎えました。 文庫で集め始めて続きが気になってなんども単行本で 続きを読みたい衝動に駆られましたがなんとか我慢した。 この本に出会えて西欧史に興味を持つことができた。 人生で読んだ中でも最良の良書でした。 こんなに長いのに終わってしまった事が悲しくて仕方が無い。

私説・日本合戦譚 (文春文庫): 松本清張

私説・日本合戦譚 (文春文庫): 松本清張を読みました。 司馬遼太郎とは違う良さがあるな。 謙信への駄目だしやら山本勘助いないやらのところが面白かった。 清張自身の意見が随所に述べられているので面白かった。 清張は菊池寛の日本合戦譚が大好きだったのが執筆の理由らしい。 そっちも読んでみることにします。

中原の虹(浅田次郎)について

蒼穹の昴の第三部、中原の虹を読み終えました。 読み始めてから途中でビジネス書を何冊か読んだり、 地震の日に歩いて帰るから軽量化のために 会社のロッカーに置いてきたら自宅待機が続いて 読めなかったりで、全部で一カ月ぐらいかかってしまいました。 読んでいて自分が近代中国史に弱いのを改めて痛感した。 小説なんで、張作霖が偉い英雄氏されていてかっこいい人物になっている 本書をずっと読むと…

珍妃の井戸(浅田次郎)について

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大河ドラマ「江～姫たちの戦国～」第1回

大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」が始まりました。 →NHK公式ホームページ

逆説の日本史13 近世展開編 江戸時代鎖国の謎

近日読み終えたので、感想を述べます。 この巻での一番の驚きは最後の方に書かれていた 徳川幕府…

詳説世界史研究について

世界史をおさらいしたい人におすすめの本を紹介します。 よく本屋に行くと3時間でわかる歴史！とかい…

ローマ人の物語をご紹介

今日は「ローマ人の物語」を紹介します。 古代ローマというとどんなイメージでしょうか。 この本…

クリスマスはイエス・キリストの誕生日では無い

かつて私は誤認識していたので、 他にも同じように間違って認識している方が いるかもしれないので書いておきます。 クリスマスはイエス・キリストの 誕生日ではありません。 ★以下は元外務官僚ロシア専門家で キリスト教徒の佐藤優さんが書いた聖書の本です。

蒼穹の昴について(浅田次郎が原作)

浅田次郎の原作、蒼穹の昴の小説とNHKドラマの紹介と感想 文庫 ◆私が考えた作品概要 ・清朝末…

源義経がチンギスハーンになったという説について

初めてこの説を聞いたのは小学校の時、漫画の伝記を読んだ時だが、 その後も本などで書いてある事がある。 源義経が兄の源頼朝に追い詰められて平泉からさらに奥地に逃げて最後は大陸に渡って チンギスハーンは実は源義経であるという説です。

織田信長が本能寺の変で死ななかったらを考える

光秀が裏切らなかったら、もしくは 信長がなんとか逃げ出したらを考えたいと思います。 おそら…

織田信長・豊臣秀吉・徳川家康について

戦国の有名人ではトップ3だと思うが日常にいる周りの人との 評価基準が合わないのでちょっと語ってみたいと思う。