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  • エージェント

    読者の皆様 エージェントが必要か必要でないか、エージェントがなぜ必要かは語りません。あなたが専属的に劇場契約を結べるシステムのある国に行くことも大事で、これが…

  • おなかのC Colpo di petto

    読者の皆様こんにちは。3月になり冬も終わろうとしていますね。わたしにとってこの1-2月は人生を左右した2ヶ月間だったと思い、オペラのソリストとして、どうしてい…

  • コラム 手続きを踏ませ声を安定させる

    もちろん発声教師として発声を教えますが、わたしには現実問題他の仕事があり、歌手がエージェントを見つけるまではその役割はある程度までわたしのものです。つまり、リ…

  • シリーズ おなかのC La voce abbandonata

    読者の皆様冬も深まった時期、2月の月を如何お過ごしでしょうか。わたしは12月と1月を合わせて、おそらく人生最大数のコンサートステージをもったが、しかし、どの舞…

  • 新規の生徒様の募集延期のお知らせ

    親愛なる読者のみなさま わたしもこの12月で指導者として11年目になります、多くの国際的なオペラ歌手を輩出したといったら聞こえがいいが、わたしにできるなど限ら…

  • 声楽コラム⑪ ジラーレVSカヴァー

    ジラーレとカヴァーは極めて俯瞰的にみるならば同じテクニックです。喉頭をさげることとカヴァーは同じこと、と述べた 同時に ジラーレとカヴァーは同じこと。 だがわ…

  • 声楽コラム⑪ 花開く音

    読者のみなさま、10月は久々に椿姫を歌ったりしてました。思えば9-10月はアブルッツォでのヴェルディガラを含め、ヴェルディを歌うことが多かった。久々にヴェネタ…

  • シリーズ ふたつの歯車 後編3/3

    皆さまこんにちは先日ひとつのガラをアブルッツォ州で終え、先週は現代オペラを一晩終わり、今夜はロッシーニ小荘厳ミサ曲のソリスト稽古があります。ガラはNOTA V…

  • シリーズ ふたつの歯車 中編 喉頭の歯車

    読者の皆様、暑い夏も終わりに近づいております。ROF(ロッシーニオペラフェスティヴァル)のおかげでほとんど冷房のなかで過ごせた夏になりました。また声楽人生で初…

  • シリーズ ふたつの車輪 前編1/3 ジラーレについて

    親愛なる読者の皆様暑い夏を過ごされていることでしょう。わたしは7月の最初の2週間はヨルダン王国へ、人生で忘れえぬ演奏旅行になり、そのあとはコンサートのためポン…

  • コラム⑩鼻声という声楽家の病

    読者の皆様、前回のブログから丸1か月空きましたが、わたしの人生ではかなり波乱万丈でした、3月にトスカを終えてからわたしはフリーになり、自分で仕事をぜんぶ取らな…

  • コラム⑩オペラ研修所

    読者のみなさま、トスカが終わってまもなく、わたしの住む地域comuneにできたテアトロコムナーレのお披露目の記念式に市議会の方々とともに出席しました。市長から…

  • コラム⑨密閉の大切さ

    読者の皆様桜が咲き始めたこの頃、如何お過ごしですか?わたくしはトスカが終わり、いまは現代オペラを勉強中です。また地元のテアトロコムナーレのこけら落としのガラと…

  • プロのためのメモ後編: 喉頭に関して

    読者の皆様冬の終わりに差し掛かったいま、いかがお過ごしでしょうか?わたしは2月はさんざんで、風邪を引き、それを押して飛行機でオーディション旅行をしたあと気管支…

  • プロのためのメモ前編:推奨する呼吸法ベスト3

    読者の皆様こんにちは!さて前月からプロのクライアントの方々のため無料のオンラインのヴォイスセラピーとヴォイスカウンセリングを持ちました。以前の生徒だった諸君た…

  • ベルカントから学ぶもの 最終回 ジラーレ

    読者の皆様こんにちは!いよいよ2023年と相成りました。皆様の2022年は如何でしたでしょうか?先日の募集のあと、読者の皆様からお手紙を頂戴しましたが、このB…

  • Merry X'mas および読者の皆様への感謝

    読者の皆様メリークリスマス!素敵な冬の宴を過ごされたことと存じます。そして、今回応募してくださった皆様、本当に有難う御座いました!また、励ましのお手紙をくださ…

  • 生徒の皆様の新規募集 2022/2023

    皆様こんにちは。イタリアもすっかり冬らしくなりました。皆様はどうお過ごしでしょうか。わたしはストラディバリウスのふるさと、クレモナにおります。今朝、濃霧の中、…

  • ベルカントに学ぶもの③マスケラ

    読者の皆様イタリアも吹きすさぶ風が冷たくなってまいりました。サレルノでの公演を終えたのですが、この街では早くもXmasの飾り付けを終えており、穏やかながら色と…

  • ベルカントに学ぶもの②Bere la voce

    読者の皆様、こんにちは。さて昨夜はプルミエ、フェニーチェ劇場Teatro Feniceでの初演を終え、第2公演を控えております。まずは初演が終わりホッとしてい…

  • 声楽コラム⑧歌うスタミナ

    読者の皆様秋も深まり、少しずつ冬の足取りが聞こえてきた頃と思います。わたしは現代オペラ『忘れれた者たち』のソリストとして記者会見に招かれておりました。が、ラヴ…

  • ベルカントに学ぶもの①概要およびSul fiato/唇の上において吐く

    読者の皆様、この新シリーズの記事をここ、ラヴェンナで書き始めています。秋の彩りに飾られたこの古都に外国人観光客が溢れている。わたしもこのブログをダンテの墓のそ…

  • わたしの新シーズン、新しい記事シリーズに関して

    皆さまこんにちは 愛の妙薬を終えてからはオーディションを受けてました。 いまはChietiという街にいてオーディションを受けていました。こぢんまりした街の、素…

  • 喉頭について④輪状軟骨

    読者の皆様こんにちは。 わたしは猛暑のローマからこれを書いております。昨晩、レッジョカラーブリア5月から続いたカルメンをすべて終えた。素晴らしいプロジェクトだ…

  • 声楽コラム 準備 戦術面と戦略面

    読者の皆様こんにちは。わたしは家でまったり過ごしています。フランスやスペインに演奏旅行に行くのも楽しいが、冷房の利いた部屋でふよみしたりするのはもっと楽しい。…

  • 喉頭について③被列軟骨

    読者の皆様、こんにちは。フランスからこれを書いております。ラヴェンナ音楽祭のシーズン最後の仕事(前回の仕事は「マストルナの旅」)です。今年はフランスに縁があり…

  • コラム コンサートで歌うこと

    読者の皆様ヨーロッパは今年は猛暑が続いております。カタンザーロの劇場からもどったあとの1ヶ月はのんびりしてました。山を歩いたり、海で泳いだり、ヴァカンスを楽し…

  • 喉頭について②甲状軟骨

    読者の皆様こんにちは。わたしはヴェルディの生まれ故郷ブッセートでこれを書いています。↓ブッセートヴェルディ劇場では「蝶々夫人」と「リゴレット」を歌うため訪れた…

  • 喉頭について 導入

    読者の皆様、わたしはカタンザーロでのカルメンを終え、いまローマで筆をとっておるところです。雨のローマが美しく、疲れた身心に一抹の慰めを与えてくれています。↓カ…

  • 新しい記事シリーズ予告

    読者の皆様如何お過ごしでしょうか?わたしは南イタリア、カタンザーロのポリテアマ劇場に来ております。わたしの契約はカルメンと、ザンドナイ作曲のオペラの録音。この…

  • コラム⑤次世代の歌手

    読者の皆様わたしは2月10日から4月10日までまでスペインとフランスで過ごしました。旅の記録を書こうとは思いません、劇場と宿舎の往復以外とくにないスケジュール…

  • コラム④Stimmfach

    スペインも早いもので1ヶ月、いまグラナダで筆を執ります。言葉にも慣れ、劇場やコンサートホールとホテルとの往復、あるいはバスでの都市から都市への移動だけがすべて…

  • コラム③わたしの発声ルーティン

    読者の皆様2月になりました。わたしの滞在するシチリア島のカターニアは日がさしてる場所は暑いくらいです。わたしにとってシチリア島で歌うのも4度目のプロジェクトで…

  • AppoggioとSostegno Sostegno後編

    読者の皆様、新しい年となりましたが、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?皆さまが静かなお正月を迎えられましたことを願っております。個人的に観察するに、2…

  • APPOGGIOとSOSTEGNO Sostegno前編

    読者の皆様クリスマスシーズンとなり、街も華やいでいることかと思います。わたしは12月はクレモナ、ミラノ、リミニ、ラヴェンナの4都市で歌っており、その2週間はそ…

  • 新規の生徒様の募集 in 2021

    読者の皆様すっかり秋も終わろうという様相を見せておりますが、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。わたしはイタリアの少都市クレモナという街で書いておりますが、…

  • APPOGGIOとSOSTEGNO APPOGGIO後編

    先日までチェゼーナという街におりました。リミニとボローニャのあいだに位置するロマーニャ州のなかなか良い街で、わたしは劇場のそばに宿をとって生活していました。こ…

  • APPOGGIOとSOSTEGNO APPOGGIO前編

    読者の皆様如何お過ごしでしたでしょうか。わたしはリミニという街におりました。そして現代オペラのプロジェクトにかかわり、リミニ・ガッリ劇場でのプレミエを終えたの…

  • APPOGGIOとSOSTEGNO ①概論

    読者の皆様秋も深まり、ぐっと寒くなってまいりました。先月、ラヴェンナ音楽祭が開始し、まずはひとつめのプロジェクトであるシューマンの「ファウスト」の全3公演が終…

  • 読者の皆様へ『新シーズンに際し』

    いつもブログのご愛顧に感謝しております。今年もまた無事に新シーズンを開幕できました。生徒様も無事にヨーロッパの音楽院(ドイツ、オーストリア、イタリア)に旅立ち…

  • カヴァー⑤補足:母音修正、喉頭、訓練法、カヴァー不要論など

    読者の皆様如何お過ごしでしょうか。 わたしはオペラ『道化師』のツアーを終え、マルケ州、エミリアロマーニャ州、トスカーナ州の3県の県境の街カルペーニャの宮殿で、…

  • カヴァー④アクートとの関係

    読者の皆様7月も終わろうとしています。いまわたしは道化師のツアー中、ただいま3分の1が終わったところです。今夜を含めた残り6公演はイタリア中部からローマまで歌…

  • カヴァー③パッサッジョ

    読者の皆様、いかがお過ごしでしょうか。イタリアは人口56%が最低でも1回のワクチンを接種し、わたしも先々週、接種し、それはちょうど合唱団主催のドン・カルロの演…

  • 声楽なんでもコラム②ローカルかアウェーか

    コラム第二回目になりました。今回は、ローカルか、アウェーか、ということについて語りましょう。個別の歌手によって戦略は実に様々ですが、ヨーロッパ、とくにわたしの…

  • 声楽何でもコラム①イタリアで教える

    本日から声楽何でもコラムをスタートさせたいと思います。ガッツリ読んでもらうものよりは、軽くつまむ、イタリアの生ハムとかワインのようなものにできればなと思います…

  • カヴァー②その機能と目的

    読者の皆様カヴァーに関するディスカッションを続け、この章では、なんのためにカヴァーするかについて述べたいとおもっています。 例によって、結論から述べましょう、…

  • カヴァー①導入:その定義

    読者のみなさま、いかがお過ごしですか。わたくしのほうは少しずつオペラ歌手の日常が戻り、演奏会だけでなく、オペラの本番が戻ってまいりました。4月5月6月はオペラ…

  • ヴォカリッツィの5つのルール 後編

    読者の皆様この前代未聞のウィルス騒動も早いもので1年が過ぎました。今でも思い出しますが、ルッカ市立劇場で「カルメン」を歌っている際、中国からウィルスが上陸した…

  • ヴォカリッツィの5つのルール 前編

    読者のみなさま、 本格的な冬の到来となり、イタリアは久々の雪を見ることもできました。ところで、1月から2月にかけてのこの時期というのは、毎年オンラインレッスン…

  • 高校生のための発声入門5 音楽大学を目指すあなたへ

    読者の皆様、如何お過ごしでしょうか。1月はイタリアでもっとも寒いといわれる月で、ここをピークに2月からは少しずつ気温が高くなるなどと言われておりますが、もっと…

  • 高校生のための発声入門④アリアや歌曲の選び方

    読者の皆様、12月になり イタリアにも本格的な冬がやってまいりました。 今年はコロナウイルスの影響で 大変な年になりましたがいまやイタリアでもようやくワクチン…

  • 高校生のための発声入門3 中音域を大事にする

    ペーザロ県はイエローゾーンになり、県内を自由に車で行き来できるようになりました。イルミネーションが今年は控えめな広場で、エージェントとお茶をし、まず、かれと先…

  • 高校生のための発声入門2 呼吸法の基礎をかんたんに

    読者のみなさま、こんにちは。わたしはラヴェンナからペーザロに戻ってきました。ラヴェンナでの隔離生活から、エミリア・ロマーニャ州の保健省の車で搬送され、ペーザロ…

  • 高校生のための発声入門1 丸く、深く、音色のある声のために

    読者の皆様本来ならばいろいろと記事を書いているはずがなぜか記事を書けていないことをまずお詫びしたいと思います。(いつものことであるとも言えます)言い訳になりま…

  • 記事のシリーズに関する予告

    読者のみなさままず最初に、10月上旬にレッスンのお申込みしていただいた方々、質問をいただいた方々、に感謝に致します。このような状況下、皆さま声楽を研鑽するすべ…

  • 新シーズンを迎え【~新規の受講生募集について~】

    新たなシーズンを迎えました。本来であれば、この記事は9月1日に書かれるべきであろうものですが、しかしながら、こうして秋を迎え、生徒やクライアントの方々は、そし…

  • ③オーディション

    ミラノでの本番を終え、いまはヴェネツィア本当からほどないヴェネツィア・メストレ市におります。ここはまだまだ蒸し暑く、稽古場まで2キロを歩いていくのはかなりの試…

  • ②宗教曲とバロック曲

    読者の皆様イタリアにも秋が近づいて参りました。わたしはいま、ミラノのスカラ座別館、アルチンボルディ劇場で書いております。昨日まではエミーリア州の街モデナに2泊…

  • オーディションのための選曲のヒント①ロマン派のオペラアリア

    演奏会形式の『道化師』のシルヴィオ役を終え、帰りぎわ少しローマに寄ったのち、ペーザロでまったりしておりました。明日から10日間旅をします。まずマエストロのとこ…

  • アクートの3つのコツ③吐く

    演奏会形式のアイーダも終わり。このオペラは二度目のアモナズロ役で前回は真っ黒に塗られたが今回はそうではありませんでした。わたしにとってはアイーダとの二重唱の幕…

  • アクートの3つのコツ②置く

    読者の皆様日本の夏の蒸し暑さを懐かしく思う今日この頃です。わたしはいま演奏会形式のアイーダのアモナズロ役として劇場で稽古しております。本来ならば、ロッシーニの…

  • アクートの3つのコツ①まわす

    読者の皆様イタリアも暑い夏が訪れ、稽古に行く合間、海に漬かっております。本日はイタリア共和国のイヴェントで歌い、その帰り際に海に寄った。車にはいつもパラソル、…

  • ブログ準備のお知らせ

    読者の皆様 イタリアは危機を脱し正常化した、と楽観的に書くのには抵抗があるものの、少なくともわたしのフリーのオペラ歌手としての劇場生活は、限定的な形ではあるが…

  • 声楽上の5つの謎⑤みぞおちの謎

    読者の皆様まず、前回の記事から大変時間がかかってしまったことをお詫びします。 今回の記事を仕上げるのはほんとうに大変でした。記事の内容も大きいだけでなく、ちょ…

  • 声楽上の5つの謎④軟口蓋の謎

    イタリアもようやくコロナウィルス騒動のピークを脱し、パスクア(復活祭)明けには。何であれ4月は、すでにオペラの公演は延期になっているため、わたしの次のオペラは…

  • 間奏曲

    読者の皆様、たくさんの励ましのお手紙をありがとうございました。わたしは極めて安全な状況にいて、その点では幸運であります。 が、イタリアはいぜん深刻な状況にある…

  • 声楽上の5つの謎③カヴァー、コペルトの謎

    読者の皆様、世界の中でも日本はコロナ騒動からは一歩抜け出た印象があります。いっぽう、イタリアでは、オペラ歌手は誰もがそうであると思いますが、わたしもいくつかの…

  • 声楽上の5つの謎②アッポッジョ

    読者の皆様、感染症騒ぎのさなか、わたしの住むペーザロ=ウルビーノ県は嘘のように静かです。2つのオペラの企画がキャンセルとなり、いくつかのオーディションがなくな…

  • 声楽上の5つの謎①マスケラの謎

    読者の皆様、フェッラーラというエミリア・ロマーニャ州の都市におります。昨夜、フェッラーラ市立劇場にデビューしました。音大生のとき、クラウディオ・アバド指揮のた…

  • 特集 書かれざる記事たち

    年始特集として書いたものですが、いろいろハプニングがあってすぐに掲載できませんでした。ひとつは、急な代役として演奏会でオペラのいろいろな重唱を暗譜せねばならな…

  • 新年のご挨拶と掲載予定のブログについて

    読者の皆様、新年明けましておめでとう御座います。昨年度は多くの方にお読みいただき、心よりお礼申し上げます。今晩は「椿姫」のゲネプロがあり、明日および明々後日に…

  • パッサッジョでいかに支えるか③密閉

    読者の皆様。よき年末を過ごされていることと思います。わたくしはイタリア国営放送RAI3および地方局TELE2000で放映されたシャルパンティエのテ・デウムのバ…

  • 年末の生徒のための面談について

    読者の皆様こんにちは 12月はもっぱら宗教曲を歌っており、バッハのマニフィカートの公演はすべて終わり、全部で3公演あるシャルパンティエのテ・デウムの公演も、あ…

  • パッサッジョで支えるには②喉頭

    ラヴェンナ音楽祭がひとまず9公演終わり、カーテンコールで他のソリストとともに舞台で挨拶しての感動を胸に、そのままドンカルロの稽古へ赴きました。ドンカルロは公演…

  • パッサッジョでいかに支えるか①横隔膜

    いまだ、引き続きラヴェンナ劇場からお届けしております。さて、公演中は美しいバールが開放されておるのですが、わたしもここをよく利用しこの記事をまったり書いていた…

  • パッサッジョとは?その考え方

    読者の皆様、私のラヴェンナ音楽祭参加も後半戦、本日はカルメンのGPでした。11月は、ラヴェンナで10公演終えたあとは、ひとまずヴェネツィアに飛び、テアトロ…

  • ヴォカリッツィ諸注意

    読者の皆様こんにちは。わたしはラヴェンナという古色蒼然とした街に住み、劇場と家とを毎朝、往復する生活を送っております。往路にはダンテの墓があり、ここを毎朝、毎…

  • 9月

    9月から、多くの生徒さんから、オーストリアで、イタリアで、新しい劇場シーズンを迎えた、音楽院をスタートさせた、など、生徒さんたちから、報告の数々がありました。…

  • 9月からの生徒さんを募集いたします

    ヨーロッパは新しいシーズンが始まろうとしておりますが、わたしはここでクラスのほうも新しいシーズンを迎えたく思い、2年ぶりに、生徒さんたちの、オンラインレッスン…

  • 低い喉頭か、高い喉頭か

    いま、パッサッジョに関するブログを準備中です。 特にパッサッジョにおける横隔膜や喉頭のことに関し、書きたいと思いますが、特に、喉頭に関しては、ほぼ核心ともいえ…

  • 喉が疲労したとき 後編 声帯へのダメージ

    「フィガロの結婚」のツアーを終え、さっそく「理髪師」の稽古に向かっております。マルケ州の3つの劇場で11月まで、理髪師を歌う予定です。8月はこの理髪師が始まる…

  • 喉が疲労したとき 中編 喉の炎症

    ローマ、サンタンジェロ城ちかくのカフェでこの記事の筆をとっております。昨日は、近くの広場でフィガロの結婚を歌いました。トスカーナのオケとのツアーで10都市を回…

  • 喉が疲労したとき①筋肉疲労

    読者の皆様、ただいまわたしはアテネにおり、ムーティ指揮の第九などの公演がアクロポリスと劇場であります。このあとはラヴェンナでのDVD録画も兼ねた公演があります…

  • わたしが影響された5つの方法論 Belting

    ラヴェンナというダンテゆかりの都市におります。劇場内に流麗なカフェがあり、そこで優雅にお茶を飲みながら、この記事をしたためております。イタリアではわたしにとっ…

  • 指導者としてのレベルアップ

    読者の皆様、わたくしの今シーズンも終わりに近づいてきました。オペラ歌手としては今シーズンの残りは、ローマをはじめとする10都市でのフィガロの結婚のツアーと、愛…

  • 教育者としての変遷と感慨

    先日、ローマ近郊のユニオン劇場での椿姫3公演を終え、戻ってまいりました。終演後はローマに泊まって美術館巡りをする予定が、ペーザロの終戦記念演奏会のリハのため、…

  • わたしが影響された5つの方法③密閉④話すように歌う

    「トロヴァトーレ」を終え、ほっと一息ついております!ラヴェンナ音楽祭までの4月いっぱい、椿姫を2公演だけローマ近郊の市立劇場で歌う以外は、お休みです(ユニオン…

  • 2日に1回でいい

    読者の皆様わたしは4公演のトスカを終えました。近所のペーザロ・ロッシーニ劇場でゆったりのんびり公演を行うことができたと感じております。今夜、さらにペーザロで「…

  • わたしが影響された5つの方法論 2 Bere la voce 声を飲む

    みなさまこんにちは。わたしは12月から続いたスターバト・マーテルも終わり、今はペーザロ・ロッシーニ劇場との「トスカ」を準備しています。この劇場は夏のロッシーニ…

  • 新年あけましておめでとうございます

    読者の皆様、新年あけましておめでとうございます。わたくしにとって2018年は声楽人生でも最も多くのオペラを歌った年であり(13オペラ)、また、教育者としても充…

  • わたしが影響された5つの方法論 メロッキ派と喉頭派のテクニック

    クリスマスも過ぎ、読者の皆様方の12月の多忙さにも一段落ついたことと思います。わたくしも12月はロッシーニの「スターバト・マーテル」を3公演、プッチーニの「グ…

  • パッサッジョ雑感

    パッサッジョに関するシリーズを書き、わたしのブログにしては珍しく1000アクセス以上の日が続いたのでした。改めて、モチベーションが上がり、もういちどしっかり書…

  • パッサッジョの歌い方 後編

    11月最初の週はミラノおよびブッセート劇場でリゴレットを歌ったのち、、、↓、、、セヴィリアの理髪師をファブリアーノ市立劇場で歌いました。↓**********…

  • パッサッジョの歌い方 中編

    イタリアも若干涼しくなり、勉強のしやすい季節になりつつあります。10月は先月に引き続き、マルケ州の2つの劇場で「セヴィリアの理髪師」公演が続き、まずはマテリカ…

  • パッサッジョの歌い方 前編

    9月はヨーロッパは音楽院入学試験シーズン、そして、日本では大学院の入学試験シーズンでしたが、イタリアの音楽院に3名、オーストリアの音楽大学・音楽院に2名の合格…

  • 今シーズンを振り返る 2017/2018

    わたしの細々とした活動などどうだってよいことですが、今シーズンを1ページのダイジェストで振り返ってみます。まずヘンゼルとグレーテルを演出家アレッシオ・ピツェッ…

  • ペーザロの教室紹介

    音楽院シーズンで日本人2名がミラノで、イタリア人の生徒が2名ペーザロでの音楽院試験を控え、ドイツ・オーストリアでも2名の生徒が音楽院試験を控えます。計6人、は…

  • 高音は第二の低音

    「セヴィリアの理髪師」の稽古が始まりました。この公演の初日と2公演目のあいだに、ロッシーニフェスティヴァルの最終週に演奏会に出て「セヴィリアの理髪師」からアリ…

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ベルカント・テクニック 声楽家 渡辺健一のブログ
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