主に関東と信越地方の鉄道写真を路線別に公開しています。撮影日記も継続中です。
「ALL in Railway」とは、自分の持っている想像力、運、勘、経験、体力などあらゆるものを鉄道写真に注ぐという意味を込めています。 逆に、鉄道および鉄道写真には、自分が求めている表現世界、感動、出会いなどがある(あるだろう)という意味も込めています。 編成写真、風景写真、スナップ写真など一つのジャンルにこだわらず、鉄道に関わるものをできる限り数多く撮り続けたいと思っています。
5月28日は宮脇俊三が国鉄全線完乗を達成した日。その記録をまとめた「時刻表2万キロ」(角川文庫)は何度も読み返した。私もこの作品に影響を受け、国鉄〜JR線にはずいぶん乗ったが、達成率は90%。全線完乗となる終着駅はまだ見えてこない。 今では...
父の三回忌を迎えた。法要には親戚を呼ばす、家族のみで質素に済ませた。 父の墓は市内の霊園にある。墓は市の公募に申し込み、抽選で当たった区画にある。墓と建てたときは数か所に墓があるだけの寂しい墓地であった。それから1年後、父の墓の周囲にもどん...
115枚の115系、67枚目。 両毛線の撮影は群馬県内に偏り、栃木県内で撮影したのはこの時だけである。太平山の周辺の田園風景は、群馬の撮影ポイントより広々として、季節ごとの変化も楽しめる好ポイントだ。115系の引退間近になっ てから、なぜも...
115枚の115系、その66枚目。 2005年から2006年の冬、南魚沼はじめ新潟県は記録的な豪雪に見舞われた。長い冬が終わり、ゴールデンウイークに南魚沼を訪ねると周辺の山にはたくさん雪が残り、雪解け水が流れ込んだ田んぼは水鏡になっていた。...
2019年3月にデビューした上信電鉄の700形(元JR107系)。 4月現在、2編成が運転されている。暖かくなってきたこともあり、散歩のついでに高崎市内で編成写真を撮影した。 白と緑の第1編成 デビュー記念のヘッドマークがあるうちに撮ってお...
115枚の115系、その65枚目。 前回No.64の撮影ポイントのすぐ隣では、春を迎えて日増しに麦畑の緑が鮮やかになってきた。築堤の背後は桜が満開だ。このような構図では列車の先頭をなるべく左に寄せた方がバランスが良いと思うが、あえて列車先頭...
115枚の115系、その64枚目。 両毛線の駒形ー伊勢崎間に荒砥川という細い川があり、その土手に桜の木が1本ある。線路にも近いから115系とともに撮影できる。その桜が満開になった頃に訪ねてみると、土手にはに菜の花も咲いていた。桜だけでも撮影...
115枚の115系 63/115 祖母島での115系編成写真
115枚の115系、その63枚目。 列車の編成写真は記録の写真と思われがちだが、吾妻線の祖母島駅付近は築堤の上に線路があり、背景は山の斜面なので、風景の中の編成写真になる。 5月の天気のいい日、何の衒いもなく素直に115系普通列車の編成をと...
群馬南部でも桜が見頃を迎えた。今年の春は上信電鉄700形を桜とともに撮影したいと思っていた。上信沿線には桜と列車撮影のできる場所がけっこうある。今年はこれまで撮影していない場所へ行ってみた。 吉井駅から歩いて7分くらいの場所に細い川があ...
2014年11月中旬、吾妻線の旧川原湯温泉駅付近が新ルートに切り換わってから1か月過ぎた頃、旧駅付近の道路は一般車両の通行はできなくなると告知があった。ダム工事が本格的に始まり、工事用車両を優先させるため旧駅には立ち寄れなくなってしまった...
115 枚の 115 系、その 62 枚目。 春になると桜の咲く駅は花見の客とカメラマンでにぎやかになる。市城駅にも桜並木があるのに、私が訪ねた時は誰もいなかった。場所取りの気苦労もなくのんびりと 115 系普通列車と桜を撮影した。簡素な待...
吾妻線が新ルートに切り換わった 2014 年 10 月 1 日、旧川原湯温泉駅を真上にかかる橋へ行ってみた。この橋は旧駅を発着する列車と駅に近い鉄橋を見下ろすことが可能で、絶好の撮影ポイントになると思っていた。だが、橋が開通したのは新ルー...
2014 年 10 月、八ッ場ダム建設に伴い、吾妻線は新ルートへ切り換わり、川原湯温泉駅も移転された。長らく親しんだ川原湯温泉駅が将来ダム湖の底に沈むことになり、 2014 年は足繁く川原湯温泉付近へ出かけた。出来る限り記録に残しておこう...
115 枚の 115 系、その 61 枚目。 両毛線の 115 系普通列車に乗って岩舟−大平下間の車窓を眺めるたび、この辺りは好撮影地だなと思いながら過ごしていた。いつか撮影に行こうと思っていたが、両毛線の撮影はいつも群馬県内の駒形付近ばか...
115 枚の 115 系、その 60 枚目。 新緑の季節。吾妻線の名物・樽沢トンネルを通過する 115 系を撮るため崖の上に立った。列車が接近するまで、吾妻渓谷のみずみずしい緑に時を忘れたようにしばらく佇んだ 。ダム建設が本格的になってから...
115 枚の 115 系、その 59 枚目。 上越線の津久田−岩本間には鉄橋が三ヵ所ある。わずか数キロの距離に三つも鉄橋があるのは、利根川が大きく蛇行しているのに対し、上越線は鉄橋でショートカットしながら進むからだ。その三つの鉄橋のうち、こ...
私が乗った北海道のローカル線は次々に廃止または長期不通となっている。 2013 年に訪ねた江差線木古内−江差間、留萌本線留萌−増毛間は廃止、日高本線鵡川−様似間は高潮被害で復旧の見通しが立たない。そして 2019 年 3 月末、夕張支線の...
JR 上越線と吾妻線の一部の列車が新前橋で乗り換えを強いられるようになってから 2 年たつ。 2019 年 3 月のダイヤ改定(改正ではなく改定)では、新たに吾妻線下り最終列車が新前橋始発となった。 高崎駅にはこのような案内が駅長名で掲示...
上信電鉄の新顔 700 形が運行を始めたと聞き、さっそく乗車してきた。 700 形は元 JR 東日本の 107 系で、上越線や両毛線など群馬県内各線で 30 年近く運行された。さらに元をたどれば 107 系は急行型 165 系の廃車に伴い...
東日本大震災から 8 年。 もう 8 年なのか、まだ 8 年なのか。 毎年「 3.11 」が近づくと、あの時のことを振り返る。 群馬に住む私は震災の直接の被災者ではないが、長い揺れに恐怖し、直後の停電と福島原発事故に不安な日々を過ごした。関...
私が東日本大震災の被災地の鉄道を初めて訪ねたのは 2016 年 3 月だった。未曽有の震災から 5 年間、被災した鉄道の復旧とバス化される様子はメディアを通じて知るのみで、自分の目で見ることはなかった。あまりにも被害が大きいため、報道関係の...
2019 年 3 月限りで廃止される JR 石勝線夕張支線。残り 1 ヶ月を切り、廃止を前に乗り収める人たちで混雑する列車もあるだろう。自分が訪ねたローカル線が廃止されるのは残念だが、夕張支線にもう一度乗ることはない。最終日の最終列車まで安...
115枚の115系 58/115 妙高山麓最後の秋を行く115系
115 枚の 115 系、その 58 枚目。 長らく信州と越後を結んだ信越本線。 2015 年春、北陸新幹線開業と同時に第 3 セクターに移行した。 その前年、妙高山麓がまぶしい黄金色に染まる頃、 信越本線として最後の秋を軽快に駆け下る11...
千葉県のいすみ鉄道。 なのはなの咲くいすみ鉄道はどこよりも早く春を先取りしているように感じる。 黄色い道をのんびり行く 坂の上の春 懐かしい春 眠くなりそうな春
ビックリした。ヤフーブログが今年12月でサービス終了! 他のブログへ移行の案内も出ている。 これまでコツコツとブログを続けてきたのに、それはないよ。ヤフーブログ! なぜヤフーブログを廃止するか、理由を読んでみたけど、抽象的な説明でよくわから...
2019 年春、北海道の鉄道からまた一つローカル線が消えてゆく。 JR 石勝線夕張支線。石炭を運ぶ鉄道として明治時代に開業してから 100 年以上の長い歴史に終止符が打たれる。道内の炭鉱鉄道は 1980 年代から 90 年代に次々に廃止され...
千葉県のいすみ鉄道。 春になると線路際のあちこちになのはなが咲き、黄色い道のようになる。 今年こそ行こうと思い続けて、もうしばらく房総の春を訪ねていない。 線路の両側になのはなが咲いている まさに「なのはなライン」 春の足音が聞こえてくる ...
115 枚の 115 系、その 57 枚目。 秋晴れの下、収穫済みの稲掛と収穫前の黄金色の絨毯。背景には小野子山。素朴な秋の風景の中を湘南色 115 系が淡々と走る。 吾妻線金島−祖母島 2008 年 10 月撮影
115 枚の 115 系、その 56 枚目。 流域面積が日本一広い利根川も水上まで遡るとさすがに川幅が狭くなる。上越線の普通列車も水上を境に本数が減り、いよいよ山奥へ来たという感じがする。水上を出た 115 系普通列車は渓流のような趣の利根...
115 枚の 115 系、その 55 枚目。 列車の側面が夕日に輝くシーンはいろいろな場所で撮影した。その度に被写体をもっと眩しくさせようと、ひたすら強い光線を求め続けていた。この日、夕日の光線は弱々しく、 115 系は思い描くように輝かな...
115枚の115系 54/115 しなの鉄道115系と浅間山
115 枚の 115 系、その 54 枚目 高崎から信越本線の 115 系普通列車に乗り、横川から EF63 に背中を押され、軽井沢から高原地帯を軽やかに走る。やがて、右手に浅間山の雄大な姿が迫ってくる。そのたびに信州へ来たなと思った・・・...
115枚の115系 53/115 浅間山のシルエットと115系
115 枚の 115 系、その 53 枚目。 浅間山を背景に 115 系を撮るのは信越本線しかないと思っていたが、意外な場所からも可能だとわかったのは、 115 系が残り少なくなってきてからだった。両毛線沿線からは小さく見える浅間山を望遠レ...
115 枚の 115 系、その 52 枚目。 赤城山を背景に吾妻線 115 系を撮る。単純な構図だが、ここに来るとなぜか日が陰ることが多く、これだけ撮るのに何度も通い続けた。結局晴天だったのは一度だけだった。吾妻線の 115 系は 3 両と...
115 枚の 115 系、その 51 枚目。 信越本線の車窓から海を眺めるなら 115 系普通列車に乗るのがいい。なぜなら米山から鯨波までは 4 駅続いて海辺の駅が続くからだ。特に青海川は日本海が間近に見える駅として有名だ。 115 系の乗...
115枚の115系 50/115 西日に輝く115系と浅間山
115 枚の 115 系、その 50 枚目。 冬になると浅間山の雪化粧した姿が高崎からもよく見える。地元ということもあり、特に予定を立てず、山がよく見えたら撮影して、見えなければその日はおしまい。そんな気楽な気持ちで長々と待っていた。ここは...
115 枚の 115 系、その 49 枚目。 北陸新幹線が開業するまで、越後湯沢駅は北陸方面への乗り換え駅だった。毎時 1 本特急「はくたか」が発着し、その度に乗客が通路や階段を慌ただしく移動する光景が見られた。そんな主役の存在感には及ばな...
2018 年 11 月中旬、会津若松を日帰りで訪ねた。これまでの列車に乗るだけの旅行をちょっと変えて、会津の歴史を肌で感じてみたいと思った。 まず、朝一番の上越新幹線で新潟へ。新潟駅に降りたのは 9 年ぶりで、在来線のホームが新幹線と同じ高...
115枚の115系 48/115 ダム湖の底から115系を見上げる
115 枚の 115 系、その 48 枚目。 ダム建設に伴い、将来水没する場所から見上げるように 115 系を狙った。どんな構図でも主題となる被写体以外に余計なものはなくすべきだが、ここはダム湖の底になる場所だから、あえて真上の不動大橋を入...
115 枚の 115 系、その 47 枚目。 秋の朝、高台から祖母島駅を俯瞰する。稲掛けが並び、藁を燃やした煙がたなびいていた。ここで順光になるのは朝だけ。列車の少ない吾妻線では撮影チャンスが限られるが、この日は天気に恵まれた。 吾妻線祖母...
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