亡くなった父は、15歳の時に平壌で終戦を迎えた時から始まる激闘の日々を原稿用紙に綴っていました。
父は、昭和五年、今の北朝鮮の平壌で生まれました。祖父の仕事の関係で、家族全員で九州の熊本から平壌に移り、暮らしていたと聞きます。父は、3年前に亡くなりましたが、父の机の上に400字原稿用紙64枚におよぶ原稿を発見しました。15歳だった父が、終戦の日以降の、強烈な記憶を元に書いたものと推察しています。 今から、65年前のあの夏、私の父は懸命に生きていたのです。
「ブログリーダー」を活用して、cervezaさんをフォローしませんか?