韓国ドラマ 美男ですね のその後の話やアナザーストーリーなどを書いてます。
小説というよりあらすじを追ったストーリーですが、長いもの「その後」「アナザーストーリー」の他、短編も書いていますので、良かったらぜひ読んでください。 美男ですねのドラマにはまり、続編が見たいのですがまだ予定がないので、書いてしまった、そんな感じです。 シヌファンとしてシヌを幸せにしたい…とそんな短編も書いたので気になる方はぜひ読んでください☆
A.N.JELLは活動の場を広げて、音楽番組の司会やドラマへの出演など、本来の音楽活動以外にも忙しく過ごしていた。 その中でも演技が評価されて人気の出たシヌはドラマからラブコールが多かった。 事務所ではバンド活動との調整をしつつ、内容を検討して一番シヌやA.N.JELLのイメージを壊さない作品に出演させることにした。 「シヌ、すごいなぁ…今回は表紙になってる」 昼休みにコンビニに寄ったミニョ…
Boys of EDEN 美男ですねアナザーストーリー70 <初めての告白>
ジョンフンの部屋に着いて、ミニョはシャワーも使っていいと言われたが、濡れタオルと着替えを借りるだけにした。 「それで大丈夫ですか?」 幸い、胸のあたりをごまかすために着込んでいたせいで、下着までは濡れずに済んだ。 「うん、ばっちり着込んでたから。これ…借りていいの?」 ジョンフンがタンクトップやらTシャツやらを持ってきた。 「その…新品じゃなくてすみません」 「ううん、これだけあれば大丈夫だから…
Boys of EDEN 美男ですねアナザーストーリー69 <ジョンフンの秘密>
「こんな格好でばれないかな」 ミニョはジョンフンがエストラージャの仲間から借りた、今どきの大学生のような服装を自分で 確認しながら聞いた。 「普通のお洒落な大学生ファッションって言ったら、ミンホがこれなら大丈夫だって持ってきたから 大丈夫ですよ。ミンホがそういうの一番敏感だから」 ちゃんと男に見えるかなと気がかりだったものの、性別を問わず着られるような服だったのでミニョはホッとした。 万が一ど…
ミニョが差し入れをしに事務所にやってきていた。 ちょうどテギョンは作曲で自室にこもっていて、ジェルミはラジオ出演から戻って次のしごとの打ち合わせ中だった。 事務所の一室で、シヌは雑誌インタビューの時間まで、A.N.JELLが最近載ったニュースなどをチェックしていた。 「ミニョ、来てくれたのか」 「近くまで仕事で来たからついでに寄ってみたの」 はい、と差し出したのど飴をシヌが受け取って、ありがとう…
Boys of EDEN 美男ですねアナザーストーリー68 <大人になりたい>
テギョンは様々な連絡のために宿舎を出て事務所に向かった。 リビングではシヌとジェルミが言葉なくソファーに座っていた。 「ミナムが人質になんて…ミニョになんて説明したらいいのか」 シヌが黙り込んだ。 ジェルミは立ち上がって部屋の中をただうろうろ歩いた。 シヌの部屋で目を覚ましたジョンフンは、ミニョが眠っているのを確認した後、 階段を下りてきたが、シヌたちの様子になんとなく状況を把握した。 先輩た…
オレオレ詐欺ならぬオレオレ好き(笑) 「オレスキ」及び韓国語について☆
フォトエッセイの文章を写して、辞書引きつつ自分なりに訳していますが、 意外に私がわかっていなかった事実があって、新鮮♪ (ややネタバレあり なので ご注意!!) イ・シン(ヨンファの役)はもともと音楽には夢中だけど、その他のことにはあまり興味がない。 訳あってちょっとひねた性格だけど、本当は冷たい人ではない☆ でも最初ギュオン(パク・シンへの役)が出会ったときは顔だけ見て’フ…
そのあとにプロのモデルと芸能人が交互に現れ、なかなかシヌが出てこなかった。 「最後の方って言ってたし、もっと先かな」 そのときキャーと声が上がって、ステージのバックにはオフィス街の殺風景な映像が映り、その前にスーツでアタッシュケースを手にした男性がさっそうと現れた。 「なんか、サラリーマンみたい…。かっこいいけど」 一見地味で平凡なスーツながら、よく見るとスタイリッシュで上質の生地に、細部にこだ…
有名なスターをゲストに招いて行われる、韓国で最大のファッションショーに、 A.N.Jellもモデルとしてステージに立つことになった。 それはぜひ見なきゃ!と、ミニョはひっそりと変装をして出かけて行った。 ミニョの変装はすぐばれるので、今回はワンさんが絶対ばれないようにとメイクから衣装まで準備してくれた。 「ふふ…これでばっちり」 すっかり女の子らしい服装になったミニョは、アン社長からOK、OK…
グラビア撮影を終えて、ジェルミが帰ろうとしているときだった。 今回一緒に仕事をした女性タレントがやってきた。 「ジェルミさん、おいしいもの好きですよね」 「ん?そりゃね」 「私、こう見えて結構料理が得意なんです。お菓子なんかも作るし」 「へえ、それはいいね。彼氏は幸せだね」 ジェルミは帰る用意をしながら、気持ちは別のところへ向かっていた。 思いのほか早く仕事が終わったから、少しだけ時間が取れそ…
シヌの腕枕で目覚めたミニョ。 「おはよう」 「ああ」 「今日も仕事あるのに、こんなことして大丈夫?」 シヌが腕枕をしてくれる気持ちはうれしかったけれど、仕事に差し支えないかがいつも気になっていた。 「とんでもなくしびれるけど、こうしてるとミニョがいつもここにいるのがわかって安心なんだよ」 「隣にいるのに」 「今にもどこかへ飛んでいきそうでね。こんな風によく晴れた日は特に」 カーテンを透かして朝…
あれこれ進みが遅すぎて、自分でもあれっ?とよくわからなかったりするときもあるくらいですが^^; (すみません) その分、今回まとめてちょこちょこ書いてみましたが、長めになってます。 長さを調整しようかと思いましたが、とりあえずそのまま載せてしまいました。 ミニョの両親とテギョンの母の話も書きかけですが、そこにつながるような話で 今回やっと少しだけ出てきました、テギョン母。 なかなか全容…
当初、コーラスもキーボードもさらっと入れてもらうつもりで、一、二度のレコーディングで済むとシヌは考えていた。 それが二人で顔を合わせると、もともとが音楽好きな二人だけあって、話がはずむ。 ミニョが思い寄らぬ提案をしてくると、次々と新しいアレンジが浮かんだ。 「これじゃ、全部録り終わるには、何回か時間を取らないとだめだな」 「シヌさんは忙しいから、アレンジが決まったら私が一人でレコーディングしてみ…
今までなら、テギョンが自室で一人、あれこれ文句をつけた後、仕方なく行こうかどうしようか迷っていた母との食事。 その機会がまたやってきた。 ミニョのおかげで少しだけ近づいたものの、母との会話はいまだにぎこちなく、何を話していいかわからない。 それでも今は尋ねてみたいことが浮かんで、いつもより素直に会ってみようかと思ったのだった。 テギョンが現れると、母はホッとしたのか嬉しそうな表情で「…来てく…
久しぶりにシヌと会える時間ができ、ミニョは落ち着かなかった。 シヌのためにトワレを用意したのはだいぶ前なのに、なかなか会えず、渡せないままになっていた。 「これでやっと渡せるんだ…」 どんなお洒落なファッションでも着こなしてしまうシヌに、何を贈ったらいいか、ミニョは悩んだ。 センスの悪いものをあげて、シヌがファッションセンスを疑われたり人気が落ちるようでは困るし…。 芸能人ともなると、私服にまで…
シヌにねだられるままにミニョは何度かキスをした。 寝ぼけていたせいもあったのか、いつもなら自分からキスなんてと恥ずかしがって あまりしたがらないミニョが、珍しく素直にキスを繰り返していた。 小鳥のように、軽く。朝だし、おはようのキスってこんな感じかなと思いながら。 シヌがそっと抱きしめてきた。 「こんな日が毎日続くといいのに。早くそうしたいな」 ベッドの中で半分ぼんやりとしながらも、ミニョも同…
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