●「よそはよそ、うちはうち」が心を救う Vol.4002

「よそはよそ、うちはうち。」  私たちが小さい頃、よく親御さんに言われた言葉ではないでしょうか。  「みんながゲーム買ってもらっている。自分も欲しい。」と言っ…

●お子さんと議論すべきところとしないところ Vol.4001

お子さんが中学生くらいになると、議論をしていてもなかなか親が勝てなくなってきます。  大人は、社会で働き、経験を積むことで、考え方に幅ができます。例えば戦争は…

●ひきこもりの定義に加えたい一文 Vol.4000

厚生労働省の「ひきこもり」の定義は、  「様々な要因の結果として、社会的参加を回避し、原則的には6か月以上にわたっておおむね家庭内にとどまり続けている状態を指…

●お子さんへの「アドバイスの伝え方」Vol.3999

お子さんに対するアドバイスはお子さんから「求められてから」という点についてお伝えしました。▶︎求められるまでアドバイスは「お休み」  次に大事なのはアドバイス…

●求められるまでアドバイスは「お休み」Vol.3998

「アドバイスは求められてからする」が原則だと考えています。  アドバイスを求める時点で、「今何に困っているかが理解できている」状態だと言えます。自分ではなかな…

●「話す」→「聴く」の順番を変える Vol.3997

「いくら言い聞かせてもきかない」と悩まれた親御さんが私の元にご相談に来られます。そして実際にお子さんにお会いし話をすると、こちらのアドバイスに耳を傾けてくれる…

●親子の話し合いのための8つの約束 Vol.3996

お子さんが不登校状態だったら進路のことが、ひきこもり状態だったら、将来のことがご家族は一番気にされることでしょう。  親御さんから見ると、お子さんは何も考えよ…

●お子さんが抱える葛藤が攻撃性に変わる Vol.3995

お子さんと話をする中で、お子さんが怒鳴り出したり、親を罵ったりという場合があります。  お子さんから攻撃的な言い方をされると、言われた側もヒートアップし、お互…

●たった1つの成功体験が、自信につながることがあるVol.3994

「たった1つの成功体験が、自信につながることがある」  カウンセリングの仕事をしていて感じることです。  ある方は、成人になられてから、とある学校に通われてい…

●不登校の勉強法〜塾や家庭教師を考える前に〜Vol.3993

不登校と勉強というのは切っても切り離せない悩ましい問題です。  「勉強なんてしたくない！」と言いながらも、お子さん自身もずっと頭の片隅で気にしています。  し…

●挨拶は、「相手を受け入れるサイン」Vol.3992

職場や学校で他者とのコミュニケーションで悩んでいる方のご相談をお受けするなかで、確認することがあります。  それが  「挨拶を自分からしているか」  というこ…

●親には「親」でいてほしい Vol.3991

お子さんが不登校状態になると親御さんは本当に必死になられます。親としてできることはなんでもしてやりたい、という思いから本を読んだり、講演会に行ったり、ご自身が…

●徹底して聴くことの意義 Vol.3990

「聴く」ことの重要性については、多くの方が認識されていると思います。  今や、カウンセリングの世界だけでなく、教育はもちろん、ビジネスの場でも、1on1などで…

●思考を飛躍させてしまう癖がある人 Vol.3989

人の考え方には「くせ」があると言われます。完璧主義の人もいれば、些細なことが気にならない人もいます。十人十色とはよく言ったものです。人それぞれ考え方は異なるも…

●問題解決能力を身につけるために必要なこと

学校や職場で、嫌な目にあっていても、じっと我慢する方がいます。  「先生や、職場の上司に相談すればいい」と多くの方は思われ、そして実行されると思います。  し…

●カウンセリングの需要がなくなるのは「良いこと」Vol.3987

随分以前になりますが、とある不登校やひきこもりの子どもたちを預かる施設の関係者の方が「新しい生徒さんがこないとやっていけない」と嘆いていらっしゃいました。だか…

●家族だけで不登校やひきこもりを抱え込まないVol.3685

お子さんが不登校やひきこもり、発達障害の診断を受けるなどされた場合、ご家族としては、「自分たちで対応できるのだろうか」と不安に思われるでしょう。  ご家族、特…

●必死にお子さんに向き合ってきた自分を忘れないVol.3984

ひきこもり状態にあるお子さんのご相談をお受けするなかで、だんだんと部屋から出てきて、生活リズムが整い、家族とご飯を食べるようになり、外にも買い物や散歩に出かけ…

●「取り掛かり」をクリアできれば私たちは「やれる」Vol.3983

この歳（39歳）になっても、「あーやりたくないなー」と思うことは日々あります。事務作業や、家事や、その他こまごまとしたことです。なかなか重い腰が上がらないこと…

●就活に迷う学生さんへ Vol.3982

大学3年生になると、一様にみなさん悩み出すのが「就活」についてです。  やりたいことが明確に決まっている人であればいいのですが、そうでない人も多いのも事実です…

●自分の考えを柔軟にするのが難しい場合〜行動面への着目〜Vol.3981

誰しも「気持ち」が存在します。  嫌な気持ち嬉しい気持ち悲しい気持ち楽しい気持ち  気持ちというのはコントロールできるものではありません。感じてしまうものなの…

●「どうして？」の前に「行けない」気持ちを受け止める Vol.3980

強迫症と呼ばれる精神疾患があります。  手を何度も洗ったり、戸締りをしたかを何度も何度も確認をしたり、不吉な数字を過度に心配したり、その症状があることによって…

●大学受験生の親がすべきこと Vol.3979

不登校やひきこもり経験の有無に関係なく、受験（特に大学受験）というのはメンタルのジェットコースターに振り回されるものです。  成績というのは、やったらやった分…

●お子さんが不登校になったら親は仕事を辞めるべきか Vol.3978

お子さんが不登校状態になると、親御さんとしては、「近くにいてやりたい」という思いが出てきます。  そのため、「仕事を辞める」決断をされるケースが少なくありませ…

●安心感があればタブーがなくなる Vol.3977

ひきこもりの対応において、安心感が必要であることを昨日のブログでお伝えしました。  安心感があることで、「チャレンジしよう」という気持ちが生まれます。ひきこも…

●ひきこもりに必要な「安心感」Vol.3976

ひきこもりの解決法で「家から追い出すなどすれば、勝手にひきこもりを脱する」という意見を聞くことがあります。  某有名人もテレビでこのような発言をしていました。…

●不登校を単純に考えすぎないこと Vol.3975

不登校に関連する書物を読んでいると、「不登校は学校よりも、家庭が快適だから学校に行かない。スマホで動画を観たり、漫画を読んだり、好きな時間に起き、好きなものを…

●苦手な課題は、「取り掛かりやすいものから」やってみる Vol.3974

掃除や勉強など、「やろうと思っているけれど億劫になる」ものは誰にでもあります。  元来私も怠け者なので、なんにせよ取り掛かりが遅くなります。そしてギリギリにな…

●不登校の勉強法〜まずは1科目から始める〜

不登校と勉強というのは不登校中のご本人はもちろん、親御さんも悩ましい問題です。  長期に不登校が続くことで、授業に遅れが生じ、「何から手をつけていいのかわから…

●最初に問題を出し切るプロセス Vol.3972

カウンセリングの際に大事にしているプロセスがあります。それは「問題を出し切る」というものです。  例えば、ある問題があって、それを解決するために取り組んでいた…