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  • 少病少悩 ver.1.1

    少病少悩1.「少病少悩」の解釈私は、医道の日本平成24年1月号の新年のことばとして、以下の小文を記した。数年前、代田文彦(故人)の奥様、瑛子先生から郵便物が届いた。開封してみると、色紙が入っており、次のように書かれていた。少病少悩南無釈迦牟尼佛氣息安穏(代田文誌三十三回忌に記して)瑛子先生の添え書きとして、「これをどう解きますか?」との一文も入っていた。二行目と三行目は理解できたが、一行目がわからない。とりあえず額に入れて治療室に掲げておいた。しばらく後、患者としてお坊さんが来院し、「この言葉を選ぶとは‥‥」としきりに感心し、私に解説してくれた。「少病少悩」というのは、人間、病や悩みから完全に解放されれば理想的であるが、実際には非常に困難なことである。せめて少ない病、少ない悩みならばそれで十分ではないか、との意...少病少悩ver.1.1

  • 質問紙を使った耳鳴分析と鍼灸の奏功例 ver.1.1

    耳鳴の鍼灸治療については、20年近く前までは勉強したが、一通り調べると、それ以上新発見の鍼灸治療が発見できなくなった。しかし耳鳴りの治療自体に新しい内容はなくとも、鍼灸で効きそうか否かを事前に推測できれば、患者・施術とも無駄な努力をしないですむ。鍼灸有効率もあがるというものである。耳鳴り治療の有効性を推測するため、すでに10年以上「耳鳴り質問紙」を使っている。本質問紙は診療前に患者に記入してもらう。患者は5分間ほどで書き終えることができる。1.鍼灸で効きそうな耳鳴りを抽出する質問紙(「新・耳鳴の鍼灸治療質問紙と解釈」2003.7.14.当ブログで発表済だが当ブログに移動)1)医師の診察を受けましたか。(はいいいえ)解釈:耳鼻科的なきちんとした病名がついておらず、かつ無難聴性耳鳴であれば効果ある。診断名の定まらな...質問紙を使った耳鳴分析と鍼灸の奏功例ver.1.1

  • 凍結肩に対するROM拡大の刺針手技

    1.凍結肩の関節裂隙刺針凍結肩状態にある五十肩は、症状を修飾している筋緊張症状は針灸で改善できても、本質的には肩甲上腕関節関節包の癒着なので、筋・神経・皮膚を刺激目標にした鍼では効果を出すことは難しい。塩沢幸吉は、関節破裂隙に対する刺針を紹介している。「関節腔に対してはなるべく深刺する。五十肩の場合は肩関節前面において、上腕骨頭と肩甲骨関節の関節間隙をねらって、2~3カ所深く強く刺針すると、上肢の内旋・結帯動作が拡大される。他に肩峰下・肩関節後面・腋窩より、それぞれ肩関節口腔へ直接刺針する。」2.肩関節関節包切開術(医師)凍結肩の関節包癒着に対し、医師は硬くなった関節包をメスで切開する手段をとることがあり、この手術によりADLは術後から大きく改善できる(ただし痛みが長期に残存することがある)。塩沢の関節腔刺針は...凍結肩に対するROM拡大の刺針手技

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現代医学的鍼灸治療
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