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薄暗い道 https://ameblo.jp/cloudio/

怖い話、怪談、奇妙な話、嫌な話などを書いています。竹の子書房から無料電子書籍発刊中。

==おぼろちゃん(小瀬朧)の怪談が載ってる本です== ・てのひら怪談 庚寅―ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫) ――小瀬朧名義で3作品掲載♪ ・怪談実話系 4―書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-4) ――巻末の読者投稿怪談に採用されました♪ ・怪集 昇降機(PDF/52P)無料電子書籍 ――恐怖の密室怪談。おぼろちゃんも書いています。

小瀬朧
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2010/09/19

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  • ダークマター 「箱舟」

    音のない平原に横たわって、真っ暗な空を仰ぐ。灰色の丘から地球が昇るころには、自然と眠りに落ちている。それが平穏な、静かな、終わりのない私の日課――だと思って…

  • ダークマター 「罪人とおしどり」

    真っ黒な空から吹き下ろす風に火照った身体を冷やしていると、遠く、石英の道の彼方に動くモノを見た。ゆらり、ゆらりと左右に振れるその振動数はデタラメで、いいかげ…

  • クリスマス企画参加用 「クリスマス惨歌」 おぼろちゃん

    断言する。 最低最悪極悪非道のクリスマスだ。 クリスマスなんかこの世から消えてしまえっ、なにがサンタだ、なにがプレゼントだ、コンチクショー、あうあうああああ…

  • 艶夢 「姉妹芸」

    姉妹のお笑いコンビを撮影することになった。新人も新人、二人とも小学生だという。知名度はゼロでも、女子小学生なら話題性はある。むしろ手つかずの新人のうちに独占…

  • 艶夢 「糾弾」

    地元でもっとも大きなセレモニーホールの宴会場にいる。親類縁者が集まっているというのはわかるのだが、その数は百人や二百人ではすまない。 室内であるにもかかわら…

  • 艶夢 「南へ向かう道」

    近所の国道を南に向かって歩いているのに違いないのだが、ぼくは裸だった。 上着も下着も、靴下も靴も履いていない。ただ茶色い毛布をマントのように羽織ってはいる。…

  • 艶夢 「食後の楽しみ」

    お好み焼き店にいる。 よく知っている店の雰囲気なのだが、店名と場所が思い出せない。 ぼくはテーブル席についていて、目の前の鉄板では熱々でうまそうなお好み焼き…

  • 艶夢 「トイレの邂逅」

    トイレにいる。 教室の半分ほどの広さの空間に、壁に沿ってあさがお型の小便器が五据並んでいる。小便器の向かいには、薄緑色の壁で仕切られた個室がある。床は規則正…

  • 単嫌話 溢 「大海嘯」

    小学校のころ、といっても昭和の時代だが、当時の尿検査は学校のトイレで直に行っていた。教室で一人ずつ検査用の紙コップが配られるのだ。 トイレの前にはマス目の引…

  • 単嫌話 溢 「呪い唄」

    遠足のバスの中で、ぼくはある歌を口ずさんでいた。 その歌は「九九の歌」という。妹の学習雑誌の付録カセットテープに収録されていた。メロディに九九を乗せ一の段か…

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