目が覚めた。もう朝だった。「朝になっちゃったね・・・」二人でそう言った。「今日はかっちゃん仕事だよね?私このまま行くからかっちゃんは仕事に行ってね。」「・・・…
私とタツが暮らしていた部屋を出てそのままかっちゃんの住む街へ向かった。夕飯の買い物を二人でして彼の部屋で彼のためにご飯を作って二人で食べた。時間だけがどんどん…
12月30日から1月1日までタツは仕事。3日にはタツが新居に向かい4日は引っ越し。その間私は30日から1日までかっちゃんと過ごし次の日は実家に帰り2日はタツと…
断ち切れたと思えばまた戻る。細い細い糸を何度も切っては繋ぎなおす。忘れたい 忘れられない離れたい 離れられない別れたい 別れられない心は行ったり来たり。着…
タツとの結納の前日私は実家に帰ることになっていた。でもその日私はかっちゃんの部屋にいた。「どうしても行くの?」何度も彼が聞く。私は最後の最後まで迷っていた。今…
かっちゃんとは少しギクシャクしていた。今まではそんな事無かったのにメールしても全然返事が来なかったり電話をしても繋がらないことが少しだけ増えていった。当たり前…
「就職決まったよ。ちょっと遠い所になるど、一緒に行こう。そしてそこで籍を入れよう。」待ちに待っていたはずの言葉をタツが言った。かっちゃんと出会う前からタツは就…
考えさせてそうタツに言われてそして部屋を出た私。連絡するまで待っててそう言われても待つことが出来ずに次の日にはタツの部屋に戻って来た。ごめんなさい。私はどうし…
タツの部屋を出てから本当なら実家に帰るべきなのに私はかっちゃんに連絡をしてそしてかっちゃんと会った。この人のところへ行きたいなんて思ったくせにタツとの別れは全…
何も失いたく無かった。そんな事できるはずもないのに手に入れたもの全てを失うのが怖かった。それなのに気持ちは抑えきれなかった。かっちゃんへの気持ち。嘘を積み重ね…
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