chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
カレーなる日々 https://blog.goo.ne.jp/suntosi2005/

2009年7月よりインド・ニューデリー在住。インドでの日々を中心に語りながら、日常を記していきます。

前世は南インドのタミルナードゥ州、コインバトール生まれです。 そして・・来世はカニャークマリに転生します。(アガスティアの予言) インドで人生を全うするために、今を生きています。

サントーシー
フォロー
住所
インド
出身
上越市
ブログ村参加

2010/09/03

arrow_drop_down
  • 【インド映画】 ~アプン・カ・シネマ~

    2019年の作品、タイトルはヒンディー語で「不完全な映画館」。<ストーリー>路上の映画のポスターの上で眠っている少年ラジューは、ゴミを集めて暮らしている。家も家族もない。彼のスターはサルマン・カーン。集めたゴミを売って30Rs(約45円)で映画を観るのが、楽しみであった。ラジューは半分しか売れなかったが何とか、上映場所に潜り込む。全額払った者は座って観る事が出来るが、半額の物は最後尾で片足で立って観なければならなかった。、ある日、ラジューは拾ったゴミの中に映画のフィルムがあった事を知る。何んとかそれを観ようと太陽にかざしたり、瓶やポリ袋に水を入れて、すかしたり工夫をする。警察に場所を追われ、路肩に座るラジューに一人の男が声をかける。ゴミ拾いを辞めて今日から新しい仕事を始めないか?ラジューは男に従う・・・。ラジュ...【インド映画】~アプン・カ・シネマ~

  • インドの体温計。

    当然、体温計は持っていたのであるが、昨年から計りすぎていたら電池がなくなってしまった。毎日、朝晩計っていたら、それはそうであろう。で、仕方なくインド製の物を買った。デジタル式の物があるじゃないの。昔ながらの水銀のかと思った。ほほう・・・ちゃんとケースにも入っている。えっ!スイッチ入れたらいきなりのLOかよっ!!参った・・・とおもってどんな電池か確認。思いの外、簡単に取り外せる。さすがインド製。何度かやってるうちに電源が入ったわ。さすがインド製。これね、インドは華氏なの。日本のセ氏に慣れてると困る、で、換算表。インドでは100度(F)だと発熱と言う。華氏100度(F)➡セ氏37.8℃華氏98度(F)➡セ氏36.7℃で平熱ね。基本的に100~102度で、ちょっと動けるなぁと思うと99度くらい。それでも37℃以上はあ...インドの体温計。

  • コロナ療養日記(その①)。

    さて、転んでもただ起きない私である。状況をレポートする。思いがけずコロナに感染した事で抗体ができ、ワクチンを接種する必要がなくなり良かったと思っていたのだが、感染者にも接種を推奨しているらしい。わけわからん。今回のワクチンは過去にない遺伝子組み換えで、人体にどう言う影響を及ぼすかわからない。及ばすとも言えないと言う意見もあるだろうけれど。コロナとワクチン:新型ウイルス騒動の真相とワクチンの本当の狙い船瀬俊介共栄書房で、PCR検査から感染、その後の状態をレポートする。感染から発症まで1週間程度の潜伏期間があるので、おそらく11日の宴会で感染したと思われるが、2名以外に感染者がいないため断定はできない。なお、一般的に言われている臭覚と味覚の異常は全くなかった。4月17日PCR検査:全くの無症状。4月19日検査結果陽...コロナ療養日記(その①)。

  • 【インド映画】 ~フリー・フェア・フェアレス~

    2020年の作品、タイトルは「無料、公正、大胆不敵」。マハラシュトラ州の選挙における農村での出来事。通常、政治家と警察は癒着しているものだが、珍しく警察が正義であった。<ストーリー>マハラシュトラ州の選挙の前に候補者が農村を周り投票を依頼する。インドでは贈賄が当たり前である。有権者に金品を渡し圧力をかける。有権者は仕方なく受け取るが困った表情を受かべる。選挙違反を取り締まっている警察を見かけた少年が警官を連れて、家に帰ってくる。警官は有権者達に選挙違反者を摘発するため、情報提供を呼び掛ける。選挙日当日、投票の列にいる贈賄者を警察に通報する有権者。選挙違反者は逮捕される。インドでは贈賄が当たり前である。何かもらえると喜ぶ人々、あからさまに多くもらった方に投票する人々。選挙に負けたのはお金のバラマキが少なかったと反...【インド映画】~フリー・フェア・フェアレス~

  • 【インド映画】 ~ダット~

    2019年の作品、タイトルはヒンディー語で「酔い」。飲んだら乗るな、乗るなら飲むな、である。<ストーリー>ラヴィ(シャクティ・アーナンド)は7年間暮らしたデリーから、故郷のボパール(マディア・プラデッシュ州)へ戻り、街角の露店で大学時代の仲間たちと合流する。ラヴィは成功している事を自慢する。マヌ(イクバル・カーン)はラヴィが今の地位を手に入れる為に、あくどい事をした事を、神が降臨した姿で暴く。真実を言われたラヴィは、ひるむがみんなに知られていた事に気が付く。ラヴィはマヌを連れて車に乗る。マヌは飲酒運転は止めるよう言い、7年前、バイクの女性を事故死させた事を話し始める。なぜそれを知っているのか?と問うと・・・・助手席のマヌは、事故死させた女性の姿に変わっていた。ラヴィは動転し運転を誤り、事故を起こしてしまう。タイ...【インド映画】~ダット~

  • サングラス犬発見!

    グルガオンの高級住宅街を歩いていたら、犬の散歩に遭遇。インドの場合・・・・ペットを飼うのはステータスであるため、飼い主が自分で散歩に連れて行く事は珍しい。大抵は使用人が散歩に連れて行く。恐らく・・・この男性も身なりと手に棒を持っているところからして、散歩係であろう。犬好きの私は野良犬であっても可愛がってあげるほどで、友人たちからは危ないから手を出すなと言われるのだが、一応、私も犬相を見てヤバそうな犬には手を出していない。で、この犬に目が止まった。えっつ???サングラスかけてる~。冬場は服を着せてもらっている犬も珍しくないのであるが(ヤギも)、サングラスは初めて見たわ。嫌じゃないんだね。サングラスをかけた犬と言えば、スヌーピーしか知らないので驚いた。スヌーピーはサングラスをかけています5マウスパッドおしゃれかわい...サングラス犬発見!

  • 【インド映画】 ~ファターファト~

    2019年の作品、タイトルはヒンディー語で「至急」。<ストーリー>クマール(ディヴァンデュ・シャルマ)はコールセンターで働いているが全く成果が上がらないでいる。ある日、通勤のバスの中で薬を売る男(イシティヤク・カーン)から250Rs(約400円)の秘薬を購入する。本当に緊急の時にだけ飲むようにと言われるがクリケットの試合の途中でTVが映らなくなってしまった時に飲んでしまう。すると・・・魔法のようにTVが映るようになる。GFからメッセージの返信がなく落ち着かない時にも飲むが、するとすぐに期待通りのメッセージが返ってくる。コールセンターで仕事が上手くいかない時に飲もうとするが、薬がなかったため失敗してしまう。クマールはバスを途中で降り、薬売りの男を必死で探し、なんとかあるだけ買う事ができる。ホッとしたクマールはバス...【インド映画】~ファターファト~

  • 【インド映画】 ~カストデイ~

    2019年の作品、タイトルは「親権」。一部ベンガリー語で英語字幕あり。<ストーリー>大晦日の夜、友人の家に集まり、パーティに出かけようとしている3人の男性は既に酒を飲み煙草を吸っている。そこへ一人の女性がやって来て洋服にアイロンをかける。家主の妻はメイドに赤ちゃんを預け5人で家を出る。場面変わって病院。留守宅で火災が発生し赤ちゃんが死んでしまった。原因が煙草の火の不始末なのか・・・アイロンの消し忘れなのか・・・。煙草かアイロンか?でお互いに罪の意識にかられながらも、責任を逃れた5人・・・・。警察の実況見分で煙草との発表を聞きショックを受ける男性。ううむ・・・良く解らなかった。そしてなぜタイトルが親権なのか?も。【インド映画】~カストデイ~

  • 【インド映画】 ~チュダイル~

    2020年の作品、タイトルはヒンディー語で「魔女」。生まれながらにしてトランスジェンダーである5歳の少年の話。インドでは「ヒジュラ」と呼ばれる両性具有者がいる。本来は両性具有であるはずなのであるが、恐らく実際のところは、身体は男性で心は女性である人をそう呼んでいる。ヒジュラは縁起が良いとされておりお祭りや結婚式に呼ばれ、ご祝儀をもらえる。実情は・・・商店や列車の車両を回り、寄付を募る(カツアゲ)のが仕事である。日常的には赤信号で停まった車の窓をたたいて募金を呼びかけている。なお職業オカマもいるらしい。これは私がお寺で遭遇し、祝福してもらったオカマさん。これでも美しい方・・・・。<ストーリー>バスの中で少年ティープ(ニック・ナグ)が漁師の女性に、悪戯をして叱られる。ティープは同行のイスラム教徒のムンシー(アンブリ...【インド映画】~チュダイル~

  • PCR検査(結果)。

    5日に会った人が感染した。お互いにマスクを着用し、1メートルくらいの距離で1分くらい会話した。次に11日の夜、お世話になった方が帰任されるので、送別会に出席したのだが、屋外であった。その方が感染したと報告されたのが14日だった。送別会の時、同じテーブルではなかったがマスクを外して会話はしていた。一抹の不安が・・・・・。で、自覚症状はなかったが検査を受けた。(昨日の記事参照)。17日の土曜日である。日曜日を挟んで月曜日に結果がでたのだが、陽性だったのだ。無症状だったので驚いた~。検査レポートの左側、上の赤線の所に「POSITIVE」と書かれている。下に赤線はその数値であるが、29,000以下は陽性である。右側のレポートの赤線のところに、「lowviralload」とあるのは軽症らしい。それで、接触した人々に連絡を...PCR検査(結果)。

  • PCR検査。

    インドでも物凄い勢いで感染者が増加している。デリーだけでも1日に25,000人以上が感染している、まぁ人口が違うのであるが、連日最高感染数を更新している。私の知人関係でも何人も感染しているし、接触があった人もいる。これが日本であれば濃厚接触者と言われるのだろうけれど、まぁインドだからね。咳や喉の痛みと言った風邪のような症状があった人もいるけれど。私は完全に無症状である。まずPCR検査とは?(ポリメラーゼ連鎖反応)アメリカ人のノーベル化学賞受賞者キャリー・マリス博士が、1980年代に発明したDNAの増幅方法である。博士は2019年に亡くなっているが・・・。「これを感染症の検査や診断に用いてはいけない。」と述べている。理由は不正確だからだそうだ。と言う事であるから検査自体に意味はないと言わざるをえない。しかしだ!世...PCR検査。

  • 【インド映画】 ~オールド・キッド~

    2019年の作品、タイトルは「年老いた子供」。インドでは富裕層でないと老人ホーム等を利用する事は、まずないと思われる。理由は費用もあるが、世間体を考えて、親を施設に預けると言う行為が良いと思われないからである。また核家族は少なく四世代が同居するのが当たり前となれば、面倒を見る人手は十分にある。ただ今後、寿命が伸び、娯楽の価値を知り、自立を考え、子離れ親離れが進めば、変わって行くかもしれないが。<ストーリー>カメラに向かって自己紹介をする老人(アンジャン・スリヴァスタバ)、名前はラジェンドラ・シャルマ、ムンバイ郊外の出身で、遠い所に住んでいる娘と同居している息子夫婦と孫娘がいる。シャルマ爺は炉端のチャイ屋で養子縁組の新聞記事に目を止め、自分を養子にしてくれる家族を探す広告を出してもらうため、ジャーナリストのシュル...【インド映画】~オールド・キッド~

  • 【インド映画】 ~ニュー・ボーン・マザー~

    2019年の作品、タイトルは「新しく生まれた母親」。これも母の日に封切られた作品。マタニティブルーから鬱になってしまった若い母親を、理解のある父親が立ち直らせるストーリー。<ストーリー>妊娠検査薬を確認して喜ぶ夫シッダールタ(カラン・ワヒ)と、妻ジェニー(プージャ・ゴル)。ところが日に日にジェニーは、マタニティ・ブルーになって行く。音楽教師のシッダールタは仕事を休み彼女のそばにいる。女の子を出産したジェニーは家に戻るが鬱状態のままである。シッダールタはジェニーの様子を察して育児に協力的であるが、休暇は使い果たしてしまっており仕事は休めない。ジェニーは、自分一人が子供のために犠牲になっているように思っており、泣きやまない子供にいら立つ。シッダールタは自宅に子供を集めて音楽を教え始め、ジェニーにも子供を教えるように...【インド映画】~ニュー・ボーン・マザー~

  • 【インド映画】 ~カーシュ...ホワット・イフ?~

    2020年の作品、タイトルはヒンディー語で「...だったら」。人生は全て「もしも」であり、関係は私たちを作ったり壊したりする。ちなみにどうでもいい事だがモニカンガナ・ドゥッタは2009年頃リティック・ローシャンと関係があったらしい。<ストーリー>救急車で搬送される男ジャイ(ジャッキー・シェロフ)と付き添う医者アンキット(ムスタファ・ブルマワーラー)。場面は変わってマヤの誕生日にサプライズパーティを企画した女友達が二人(ネハとミラ)。救急車の中:ジャイは医者に自分の事を話し出す。医者は落ち着くように言うが、JKは家族の事、仕事の事を、話して聞かせる。死にそうなのに・・・話せるのか?不思議・・・救急車の中と誕生日パーティのシーンが交互に入る。誕生日パーティ:ジャイの妻ミラ(スチトラ・クリシュナムールティ)をマヤとネ...【インド映画】~カーシュ...ホワット・イフ?~

  • 【インド映画】 ~D.A.T.E.~

    2019年の作品、タイトルは「日付」。サイ・アーナンド監督のデビュー作品で自身の父親が亡くなった後、母親が49歳で仕事を始めた事を題材にしている。なお、面接官役のシャクティ・アーナンドは実の夫。<ストーリー>ある企業の受付で面接の順番を待つシャルマ夫人(シャマ・デシュパンデー)。若い候補者達は次々と呼ばれて行くが、シャルマ夫人は最後に残ってしまう。彼女にとって生まれて初めての採用面接で緊張が極限状態になる。面接官(シャクティ・アナンド)は履歴書の写真を見て驚くが、シャルマ夫人を呼ぶ。そして夫人に座るよう指示するが、全く夫人の方を見ないまま履歴書を見て、1975年卒業!と驚きながら夫人を見て何かの間違いではないかと言う顔をする。夫人はこれが生まれて初めての面接であり、年齢は関係ない、仕事の経験はないけれど、夫が亡...【インド映画】~D.A.T.E.~

  • グルガオンのレストラン ~ 恵比寿 ~

    ここは東京の恵比寿ではなく、グルガオンの恵比寿である。数年前からあったのだが高級店らしく行きそびれていたのだが、知人のオフィスがあるビルだったので行ってみた。まるで日本である。暖簾には恵比寿様。住所:Sector54,Gurgaon,Haryana,India電話:91-8527010762,91-124-3789760,2575533、予算:800Rs~<食したメニュー>豚カツ重750Rs(約1200円)サービス料、サービス税、飲食税別途<店内の雰囲気>ほらやっぱり日本にしか見えない。ちなみにお茶は熱いのと冷たいのとが選べるし、(お客さんが少ないせいか?)スタッフがちょくちょく入れに来てくれるのでありがたかった。スタッフは「いらっしゃいませ」程度の日本語は話せるので、日本のチェーン店のレストランに入ったような...グルガオンのレストラン~恵比寿~

  • グルガオンのレストラン ~ バーンタイ ~【再訪】

    2017年2月に行ったタイ料理屋である。場所すら忘れてた。現在デリーでは夜間外出禁止令(22時~翌朝5時)が出ており、大人数での集会も禁止されていたりするのである。しかしこの時期は人事異動シーズンでありインドでの任期を終え、日本に帰任される方も多く送別会が行われた・・・野外である。しかも大通りに面した入口は閉鎖されており、このようにこっそり脇の路地から入店する事になった。別に悪い事をしているわけではないが、なんだか・・・・楽しいのであった。住所:GolfCourseRoad,Gurgaon,Haryana,India,電話:91-9971540555,8076631141予算:800Rs~<食したメニュー>春巻き、ソムタム、カオマンガイ、プー・パッポン・カリー等<店内の雰囲気>ガーデン席と個室があるが、コロナ禍...グルガオンのレストラン~バーンタイ~【再訪】

  • 【インド映画】 ~ビバーク~

    2019年の作品、タイトルはヒンディー語で「反抗」。あるイスラム教徒の一家の物語である。出演者が豪華で、シーバ・チャッダが母親、ヴィピン・シャルマが父親、ナワズッディーン・シディークがイスラム神学校の職員と、主演のファティンがサラ・ハシュミと、見た事がある俳優がずらりと並ぶ。作品は実話を基にしている。<ストーリー>ファティン(サラ・ハシュミ)は建築家の学生である。父親(ヴィピン・シャルマ)、母親(シーバ・チャッダ)と二人の妹、一番下の弟と暮らしている。ある日、ファティンは奨学金を得るために父親と一緒にイスラム神学校へ行く。待時間に女子学生に話しかけられ、英語の学校に行けばイスラム教徒に義務付けられた服装ではなく、自由な服を着る事ができる事に憧れていると言われる。ところが融資の職員(ナワズッディーン・シディーク)...【インド映画】~ビバーク~

  • 【インド映画】 ~バッティ~

    2019年の作品、タイトルはヒンディー語で「光」と言う意味だが主人公である少年の名前である。インドでは貧乏であるとか、親がいないとかの家庭の事情で学校に行かず働いている(働かされている、働かざるを得ない)子供がたくさんいる。ムンバイと言う大都市のそんな一面。<ストーリー>洗車している少年バッティ、それが終わると支度をして、カバンに子供向けの本を入れて出かける。途中で仲間の少年と合流しムンバイの市電に乗り込み乗客相手に本を売る。巷にはそんな物売りの子供や大人がたくさんいるが、ほとんど売れている所は見かけない。ほとんど見向きもされないが、いつもの事のように口上を続ける。それを見た老人がつぶやく「あの子らは読み書きもできないダメな人間で、将来はない。」バッティがしつこく本を売りうけると老人はいちゃもんをつける。「この...【インド映画】~バッティ~

  • 【インド映画】 ~バーテン~

    2019年の作品、タイトルはヒンディー語で「会話」。監督で主演のアディーブ・ライスは17歳で映画を撮り始め、28歳まで毎年、社会問題をテーマにした短編映画を制作している。インドでは学業のプレッシャーによる自殺やうつ病になる学生が多数いるため、そこに焦点を当てている。アーミル・カーン主演の「3イデオッツ」(邦題:きっとうまくいく)でも、学長の息子がプレッシャーで自殺しており、ロボと言う学生も学長に追い詰められて自殺、ラジューも自殺未遂している。この作品のデシュパンデー夫人は科学の教授と言う設定なので、息子がプレッシャーによって自殺したと言う背景にはうなづける。<ストーリー>マハラシュトラ州のパルガールと言う町の築70年の家が舞台。ドキュメンタリー映画の製作者であるジート(アディーブ・ライス)がデシュパンデー夫人(...【インド映画】~バーテン~

  • 【インド映画】 ~ア・モンスーン・デート~

    2020年の作品、タイトルは「雨季のデート」。インドでは雨は喜ばしい物で昔の映画でラブシーンと言えば、雨が降っていた。濡れ場とかけていたのかもしれないが。主演はコンカナ・セン・シャルマ、ロマンチックなデートの映画化と思いきや・・・・<ストーリー>モンスーン(雨季)の雨の中、若い女性(コンカナ・セン・シャルマ)が男性に逢いに行く。途中、フラッシュバックで、彼女がいろいろな男性に逢っているシーンが入る。タクシーはシェア・タクシーだったため途中でイスラム教徒の老夫婦を乗せる。すると娘の結婚式だと言いデーツをふるまう。若い女性は子供の頃を回顧している。15年後か20年後・・・・。次の乗客はかなり若い二人の女性で一人は泣いている。失恋を察した運転手は自分の妻からかかってきた電話について話す。タクシーは途中で雨のために故障...【インド映画】~ア・モンスーン・デート~

  • 【インド映画】 ~トイハウス~

    2017年の作品、タイトルは「おもちゃの家」。面白い構成の映画で、途中で芝居の舞台シーンが入り、最後は本当の芝居のような考えさせるエンディング。、詩の朗読のようなセリフもあり・・・言葉が理解できていないと、言いたい事が理解できない。つまり・・・良く解らなかった。<ストーリー>公園のベンチでおもちゃのブロックで家を作っている警備員(モハメッド・ジーシャン・アユブ)に隣に座った男(スワナンド・キルキレ)が話かける。警備員は自分には娘がいる事、村におもちゃ工場ができたため、綿花を栽培していた土地を奪われ、ムンバイへ出稼ぎに来た事などを話し始める。幼い娘は家の窓から工場を眺めていたが、ある日、家から出て行ってしまい事故に遭って死んでしまった。警備員は復讐するための工場の社長がやって来る時間に、この公園に来ておもちゃのピ...【インド映画】~トイハウス~

  • 【インド映画】 ~クーン・アーリ・チッティー~

    2017年の作品、タイトルはパンジャビ語で「血で書かれた手紙」。女優リチャ・チャッダの監督作品で、パンジャーブ州に住むシク教徒の少年が空想するGFに手紙を書く話かと思いきや・・・。英語字幕。女優としては2020年のカンガナ・ラナウト主演の「パンガー」で、カンガナの親友のカバディのコーチ役くらいしか記憶にないけれど。ヒンディー語以外の言語の映画はその土地に特化したものが多く、歴史や文化、背景などに精通していないと理解が難しい事がある。1980年代後半から90年代のパンジャーブ州では、警察による残虐行為やにた暗黒期だったらしい。<ストーリー>高校生のビンダール(マンプリート・ギル)が友人にGFからの手紙を読み聞かせている。ところがこれはバインダーの空想のGFであった。彼女は血で手紙を書く事を要求している。家族が警官...【インド映画】~クーン・アーリ・チッティー~

  • 【インド映画】 ~ザ・ソート・オブ・ユー~

    2014年の作品、タイトルは「あなたをを想って」。短編にもかなり出ているカルキ・ケクラン主演。これも「RoyalStagBarrelSelectLargeShortFilms」。<ストーリー>K(カルキ・ケクラン)が泣きながら車を運転し、助手席の夫に謝罪するが、ハンドル操作を誤って道路端の立木に激突してしまう。場面は変わって友人J(モニカ・ドグラ)宅のホームパーティ。Kは夫(グルシャン・デバイア)がJと浮気をしているのでは?と疑っており、突然夫に帰宅しようと言い出す。運転中のKと夫の場面に切り替わる。言い争いの途中にホームパーティのシーンが挟み込まれて行く・・・。Kは夫を問いただす。夫はJと身体が触れ合った事は認めるが、ただの友達である事を強調する。しかし苛立ちを抑えきれない。KはJをビッチ呼ばわりした事や楽し...【インド映画】~ザ・ソート・オブ・ユー~

  • 【インド映画】 ~インディアン・サーカス~

    2018年の作品、タイトルは「インドのサーカス」。そのまんまであるがサーカス一座の物語りである。子供の頃、地元にやって来るサーカスは見た事があるが、インドではもちろん見た事はない。サーカスを舞台にしたアーミル・カーン主演のチェイスがあったけど。<ストーリー>本当にまばらな客席、観客も真面目に見ておらず、酒を飲む男、イチャイチャするカップル、居眠りする人・・・。それでも一通り演目は終わり観客は帰っていく。忘れ物を取りに来たカップルを座長が見つからなかったと追い返す。団員たちが食事をしていると一人の男がやって来て、分け前が盗まれたと言い出す。翌朝、座長のテントへ料理係がやって来て、食材を買うお金がないと言う。座長は移動の途中で食材を買い、チャイを飲みに入った食堂で恐ろしい勢いで食事をする大食い男を見つけスカウトする...【インド映画】~インディアン・サーカス~

  • 【インド映画】 ~ブローバック~

    2021年の作品、タイトルは「逆流」であるが、マリファナのジョイントを二人で吸うと言う意味がある。<ストーリー>精神科医(ラフル・ヴォーラ)が男性患者シッダント(シッダント・ゴスワミ)の話を聞きカウンセリングを行っている。診察を終えたシッダントは車の中でマリファナを吸おうか迷うが吸わずにしまう。シッダントは道中で路肩に駐車し小用を足す。車に戻ると・・・警官(アビシェーク・パテル)が待っていた。警官は長年のカンでシッダントが何かを隠している事に感づき車の中を調べる。警官はマリファナを見つけると懲役や両親の話を始める。動揺したシッダントは1000Rs(約1600円)で買収を持ち掛けるが金額が少なすぎた。さらに脅迫めいた話をする警官に2万Rs(約32000円)を提示する。車がアウディだったし・・・それくらいは当然であ...【インド映画】~ブローバック~

  • 【インド映画】 ~ルバル~

    2020年の作品、タイトルはヒンディー語で「向き合って」。女優ティスカ・チョープラの初監督作品で主演。出演作品は2007年のアーミル・カーン主演「ターレー・ザミーン・パル」くらいしか知らないのだけれど・・・。<ストーリー>舞台で芝居のリハーサルをするラーダ(ティスカ・チョープラ)。しかし監督からダメ出しを食らう。ラーダは役になりきろうとするが、集中できぬまま開演してしまい、出番が迫り監督が呼びに来る。舞台は進んで行く。みんなの不安をよそにラーダは演じ、拳銃をこめかみに当て引き金を弾くシーンで暗転する。楽屋・・・拳銃には1発だけ実弾が込められていた。運よく舞台では空砲だったが・・・。思う通りの演技ができず追い詰められたラーダが、本当に死ぬか生きるかの境界線上で迫真の演技をした事が判る。舞台は映画やTVなどとは違い...【インド映画】~ルバル~

  • デリーのカフェ ~ クイック・ブラウン・フォックス ~(チャハッタルプル)

    チャハッタルプルはデリーの南側に位置し、大きな寺院があるくらいしか特徴のない場所である。そんなところに・・・おしゃれエリアができたとの情報を入手し、確認しに行ってみた。グーグルマップを頼りに進むが、全く分からない・・・指示通りに行くと工場地帯の中に、ここ?入っていいの?みたいな奥まった場所があった。60フィート道路からだと入口が判りにくいので、一本先の大きな道路(100フィート道路)の方が解りやすい。住所:23A,DhanMillVompound,100feetRoad,Chattarpur,NewDelhi電話:91-9999266545予算:300Rs~<食したメニュー>QRコードを読み込むように言われたけど、口頭での注文でOKだった。フレッシュ・ライム・ソーダ190Rs(約300円)、カルボナーラ595R...デリーのカフェ~クイック・ブラウン・フォックス~(チャハッタルプル)

  • 【インド映画】 ~アーラクシャン~

    2011年の作品、タイトルはヒンディー語で「予約」。久々に長編映画を観た。アミターブ・バッチャン、サイフ・アリ・カーン、マノジ・バジペイ、ディーピカ・パドゥコーンなどなどスターが共演している。2008年にインド最高裁判所が決定した留保政策(アウト・カーストであるダリットと特定の部族に対して27%の留保を維持するという法律)に基づいた作品。具体的には学生の定員の27%に対してダリッドと指定部族の出身者を優生的に入学させると言うもの。問題となるのは、成績が合格点数に達していなくても入学させるところである。私の知人もそのおかげで優秀な(合格点に達した)学生が入学できなくなるし、大学のレベルも落ちると言っていた。同様に政治(選挙での当選者数)にも留保政策がある。サイフは当時40歳だったから大学を卒業したばかりにしては、...【インド映画】~アーラクシャン~

  • 偽札!

    面白い!と喜んでいていいのか解らないが・・・知人がつかまされた偽500Rs札を譲り受けたので、参考までに公表したい。500Rsは約800円である。最高額紙幣は2000Rsだが、滅多に流通しておらずATMから運悪く出て来るくらいなものである。高額すぎて巷で使用する時にお釣りがないと言われる事も多い。そのため2000Rs札より500Rs札が流通していると言えるさて、私がこの偽札を見た第一印象は・・・①小さい。②色がおかしい。③ガンディーの人相が変。手に取ってみると・・・①手触りがおかしい。②紙が柔らかい。騙そうと言うより明らかにお遊びである。その証拠には、英語とヒンディー語で、赤線のように「FULLOFFUN」と明記されているし黄色線は「CHILDRENBANKOFINDIA」だし、青線は「FIVEHUNDREDN...偽札!

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、サントーシーさんをフォローしませんか?

ハンドル名
サントーシーさん
ブログタイトル
カレーなる日々
フォロー
カレーなる日々

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用