8編の恋愛短編集です。 表題作はありません。 8つのいろんなC級の物語の盛り合わせというような意味なのでしょうか。 この中で私がよかったなと思ったのは…
今月は11冊の読書でした。 ・「過保護な幼なじみ」沢上澪羽 ・「わたしの沖縄食紀行」平松洋子 ・「作家の決断 人生を見極めた19人の証言」阿刀田高 編 ・「天下一の軽口男」木下昌輝 ・「晴れた日は巨大仏を見に」宮田珠己 ・「八番筋カウンシル」津村記久子 ・「新釈 走れメロス 他四編」森見登美彦 ・「「あまカラ」抄3」高田宏 編 ・「サラの柔らかな香車」橋本長道 ・「毒身」星野智幸 ・「スペインの食…
「子供と二人で旅をしたかった」 そんなきっかけで実際に当時小学3年生だった息子を連れ、著者は1か月以上もスペインを旅行したのでした・・・・。 普通ありえませんよね。 当然息子さ…
「三十越したとき、お互い四十になっても独り身だったら共同生活でもするか」などと言っていたワタナベとシキシマ。 実際二人とも不惑ながら独身です。 シキシマは中庭にブーゲンビリアや…
将棋小説です。 四段になれずプロ棋士になる夢を絶たれた瀬尾。 現在はパチンコで生計を立てています。 そんな瀬尾が出会った金髪碧眼の少女サラ。 瀬尾はサラに将棋を教えます。 言葉…
シリーズ第3弾。 最終巻です。 第1巻は作家篇、第2巻は学者・評論家篇、そして本書は諸家篇。 いろんなジャンルの人ということですね。 登山家やら画家やら歌人やら。 総勢43人。 …
過去の名作を京都を舞台に現代の大学生に置き換え、大胆にアレンジした作品集です。 といいましても恥ずかしながら、私は原作に関して「走れメロス」しか読んだことないんですけどね。 そ…
タケヤスは30歳手前。 小説家を目指しており、新人賞も受賞しました。 しかし会社勤めとの両立に体を壊し、会社を辞めます。 地元に戻り幼なじみの友人たちと再会し、八番筋商店街で幼…
大仏といえば昔は奈良の大仏か鎌倉かといったところでしたが。 いまや全国に大仏どころか巨大仏が存在しているようで。 著者は全国の巨大仏を取材します・・・・。 まず紹介されているの…
笑話。 今でいう落語や漫談のようなものですかね。 江戸中期、当時はお笑いというのは一般的ではなく、現在のように笑いが金になるとは思われていない時代でした。 笑話を広めて人を笑わ…
作家へのインタビュー集です。 その数19人。 とりあえず全員の名前を並べてみましょうか。 森村誠一、佐木隆三、津本陽、
その土地にはもちろんその土地ならではの魅力があるわけで。 でも日本の都道府県において沖縄が抜きん出た魅力を放っているのはなんなんでしょうね。 例えば北海道なんかも私は行ったこと…
崎本瑠璃子は24歳の歯科衛生士。 年上ですが幼なじみの歯科医“お兄ちゃん”こと陣内元樹はなにかと瑠璃子の世話を焼きます。 瑠璃子が務める女性専用の歯科クリニックの2階で歯科医院…
「ブログリーダー」を活用して、たろちゃんさんをフォローしませんか?
8編の恋愛短編集です。 表題作はありません。 8つのいろんなC級の物語の盛り合わせというような意味なのでしょうか。 この中で私がよかったなと思ったのは…
「桜庭一樹読書日記」第二弾。 書かれたのは
脳外科の分野では権威である細江四郎。 子供の頃からの親友である弁護士の清河宣之に「おまえを殺す」と宣告されます。 二人が愛していた朝倉和子という女性が…
レストランで食事するための入門書と言えましょうか。 ここでいうレストランとはもちろんフランス料理店です。 まず予約しましょう、ちゃんとした服装で行きま…
今月の読書は11冊。 久しぶりの2ケタでした。 以前は当たり前のように2ケタ読んでいたのになぁ。 ・「普通の家族がいちばん怖い 崩壊するお正月、暴走するクリスマス」岩村暢子 ・「アカガミ」窪美澄 ・「江戸歌舞伎役者の〈食乱〉日記」赤坂治績 ・「有頂天家族」森見登美彦 ・「危険な二人」見城徹 松浦勝人 ・「三千円の使いかた」原田ひ香 ・「世紀末大東京遊覧」B級グルメクラブ編 ・「蓮花の契り 出世花…
パンをテーマにしたエッセイ集。 もともとはタカキベーカリー発行の「アンデルセン・タイムス」という情報誌に連載されたものだそうです。 パンに限らず各国の…
失恋がきっかけで明日から本社宣伝部→支社に転勤した麻里。 その前日、デパ地下で人気の残りのスイーツをイケメンと取り合いになります。 やり合いながらもな…
裁判の傍聴ってあまり一般的ではないですよね。 少なくとも私の周りに傍聴にいったことがあるという人はいません。 普段傍聴している人というのはマニアか関係…
弔いを専門とする墓寺の青泉寺。 そこでお縁は“三昧聖”として湯灌場で亡骸を清めています。 いつのまにやらお縁の手で清められた亡骸は必ず極楽浄土へ行くと…
食を中心に東京を紹介した一冊。 まずは人形町。 風情のある街並み、店が紹介されています。 そして谷中。 昔ながらの店がいい。 一周回って古いが新しくな…
中学生のとき「人は三千円の使い方で人生が決まる」と祖母に言われた美帆。 就職し、ひとり暮らしを始めて半年、ふとその言葉を思い出しました。 会社の先輩が…
出版界と音楽界のトップの対談。 なるほど業界でトップを走り続ける人はこのように考え、行動しておられるのかと。 まあこの本では軽妙なやりとりなので経営の…
京都を舞台にした狸たちの物語。 なんて書くと動物小説のように思われるかもしれませんが。 いやいや、なんとも説明のしようがありませんね。(笑) 人間に化…
幕末から明治初期に活躍した歌舞伎俳優、三代目中村仲蔵。 「手前味噌」という自伝を残したそうですが、食べ物についての記述がとても多いとのこと。 相当な食…
若者たちは男女ともにますます異性に対しての興味を失い、自殺者も急増。 このままでは国が滅んでしまうのではという殺伐とした時代。 そんな中でイツキがバー…
現在の主婦の驚くべき実態。 などと書くと大げさですかね。 いや、それが大げさではないんです。 まったくもって常識を逸している主婦たち。 いったいなんな…
今月の読書は6冊。 とほほです。 そんな少ない中から今月の一冊を。 ・「虹をつかむ男」ジェイムズ・サーバー ・「シャトウ ルージュ」渡辺淳一 ・「日本ルイ十六世伝」早坂暁 ・「仁義なき宅配 ヤマトvs佐川vs日本郵便vsアマゾン」横田増生 ・「桜の首飾り」千早茜 ・「火床より出でて」山上たつひこ 「虹をつかむ男」、正直よくわかりませんでしたね。 退屈を我慢しながら読了しました。 「シャトウ ルージュ…
金沢に住む探偵、成瀬の元に持ち込まれた二つの依頼。 ひとつは23年前に起きた児童誘拐殺人事件の被害者の弟。 犯人はすでに逮捕されて死亡しているのですが…
桜をモチーフにした短編集。 表題作はありません。 最初の「春の狐憑き」は若い女性と初老男性の話。 恋愛っぽい内容ですが、男性は管を持っておりその管の中…
宅配業界にアルバイトとして潜入し、現場の実態をさらけ出したルポタージュ。 ドライバーの助手、あるいはセンターでの仕分け作業などに実際に携わることにより…
蕎麦好きの著者がもっと蕎麦屋で酒を楽しもうとノウハウを伝授した一冊。 蕎麦屋で飲む楽しさ。 これは酒飲み上級者という気がします。 しかしそもそも蕎麦屋…
シリーズ第5弾。 やっとホテル勤務に戻れるかと思った佐々目宗。 しかし相変わらずお嬢様中学校でホテル給食を担当しています。 そんな中、学校内で数々の異…
竜門卓は探偵。 といっても普通の人探しをするような探偵ではなく、失踪した猟犬を探し出す探偵です。 しかし実際の依頼は必ずもそうではなく、犬を探してほし…
シリーズ第4弾。 人事考課で仕事かズレているだの空回りしているだの評価され、ついに子会社に出向させられた著者。 広告会社です。 しかし新しい職場は明る…
今月の読書は7冊でした。 とほほ。 ・「世界は密室でできている。」舞城王太郎 ・「週刊誌血風録」長尾三郎 ・「ハケンアニメ!」辻村深月 ・「大阪人vol.54 食堂楽の街」財団法人大阪都市協会 ・「東京すし通読本」東京生活編集部 編 ・「神名火」佐藤洋二郎 ・「夏の階段」梨屋アリエ 「世界は密室でできている。」、なんだかよくわかりませんでした。 ノリで読む小説なんでしょうね。 「週刊誌血風録」、長年…
舞台は地方の進学校。 高校生たちの日常を視点を変えて描いた連作短編集です。 最初の章で脇役だった人物が次の章では主人公、というように主観が変わっていく…
短編集です。 どれも男女の関係を描いているのですが、決してお洒落な恋愛小説などではありません。 もっと生々しい情愛といいますか。 そう思わせるのは話の…
東京の有名な寿司屋を紹介した一冊。 東京に行くことのない私が読んでも実用性はないんですけどね。 大阪でも寿司屋なんて行かないのに。(笑) しかしこうい…
大阪の街や文化を紹介している情報誌です。 この号の特集は「食堂楽の街」。 巻頭では表紙にもなっている漫才師のトミーズ雅さんへのインタビュー。 もちろん…
ハケンアニメって何のことかなと思っていたのですが、派遣ではなく覇権なんですね。 同時期に放送される作品の中でどれがトップを取るのか。 アニメ業界の熾烈…
著者はノンフィクション作家。 それまでは長年週刊誌業界で活躍してこられました。 この本では週刊誌というものが創刊され、それがどのような道をたどってきた…
僕とルンババは中学生で家も隣り同士の親友。 修学旅行でちょっと変わった姉妹と知り合うのですが、そこからが事件の始まり。 数々の密室殺人事件に遭遇します…
今月は9冊の読書でした。 二桁には届かず。 ・「月へのぼったケンタロウくん」柳美里 ・「俺、南進して。」写真:荒木経惟 小説:町田康 ・「銀の皿に金の林檎を」大道珠貴 ・「いつか王子駅で」堀江敏幸 ・「食に幸あり」小泉武夫 ・「水府」津島佑子 ・「侠飯4 魅惑の立ち飲み篇」福澤徹三 ・「書店ガール6 遅れて来た客」碧野圭 ・「銭売り歳蔵」山本一力 「月へのぼったケンタロウくん」、作者の柳氏とその…
賽蔵は銭売りです。 深川で金貨や銀貨を町民の間で使う鉄銭に両替するのが仕事です。 賽蔵は日々いろんな商売を模索しつつ、商いを広げていきます。 しかしそ…
宮崎彩加が『本の森取手店』の店長になって1年半。 小さな駅中書店ですが自分なりに工夫した店づくりをしてきました。 しかし本社から閉店を告げられて。 彩…
藤堂旬一郎は28歳の国会議員秘書。 永田町近くの立ち飲み屋「チドリヤ酒店」に通うのが楽しみです。 女性店主の小梅に逢えるから。 いつも決まった顔ぶれの…
5歳の息子と二人で暮らしている私。 所帯持ちの男とのあいだにできた子供です。 そんな私には別に暮らしている70歳を超えた母がいます。 私の家に来ては傘…
「食に知恵あり」、
居酒屋で背中に登り龍のある印鑑職人の正吉さんと知り合った時間給講師の私。 ある日いきなり正吉さんが姿を見せなくなります。 はて、正吉さんはどこにいった…
観光名所の中にある町に住む高校生の夏海。 男性を相手にして1万円もらう日々。 やがて夏海は銀座のホステスにスカウトされます・・・・。 夏海という女性の…