普段着のきもの生活を絵日記などで綴ります。加えて、カジュアルでおいしいお店情報なども。
2年ほど前に普段着のきものを始め、普段きものの本や、ネット上でお優しい先輩たちに励まされてなんとかここまで来ました。その頃の事を振り返りつつつれづれなるままに・・・。 これから普段きものを始めようというかたのご参考になれば幸いです。
今年の1月9日前後はミネソタの寒さがことのほか厳しく、最低気温が ー30℃(風により体感温度ー45℃とも言われました)となった1月6日などは 「外に出ると5分で凍傷になる危険がある」という注意報が出て、 翌日1月7日も、本来ならホリデーが終わって学校が始まる日だったけど、 軒並み公立学校(全部か知らないけど、大学も含む)が休みになってました。 何日かしたら最低気温はー10からー6℃くらいの間になってたけど、 それでも日本の関東南部育ちには普通でない寒さでした。 とかいいながら、着物を着ていたけど。↓ 完全装備過ぎてなんだかわからない? 耳当てのついた帽子は必須です。 うっかりすると凍傷で耳たぶを失いかねないとか。 そんな中での普段きものライフは、厳寒仕様のミネソタグッズ(ロングブーツや 耳当て付き帽子など)..
■■まだ雪が降ったりするミネソタ4月上旬の、春待ちコーデ■■
ここのところ少し気温が上がって、 最低気温もマイナス(摂氏)にならなくなり、 雪がみるみる溶けていたミネアポリス界隈ですが、 まだまだ花が咲くまでには時間がある、ということで この時期デパートのMacy'sではFlower Showが行われるそうです。 というわけで、こんな恰好で行きました。 ↓ (あ、雨から雪になる予報だったのでこの上に雨コートと帽子、マフラーでした) 見たひとに春を感じてもらいたいけれど、会場にいっぱいの花とは けんかしたくなかったので、柄には花をほんのちょっぴり。羽織の色で春を。 (英語学校の友人と出かけたので、待ち合わせの目印になるように ちょっと派手目の色の羽織。でも、ミネアポリスなら これくらいの色、オッケーなのは嬉しい(笑)。) 中味の長着はこんな感じでした。 ↓ 半幅だけど、羽織の前から見える帯..
気がついたらこちらのブログ、ずいぶんご無沙汰になってしまっていました。 ミネアポリスでオトナ向けの英語学校に毎日通っています。 他の民族衣装に混じっちゃえ、ということでここでもきものを着ています。 (忙しくてアップ出来なかった過去の分は、おいおい更新しますね) さて、マイナス16℃ですが、ここでは普通です(笑)。 もう、体感温度マイナス45℃まで経験したので 怖いもん無しです(ウソ)。 この日は、最低気温は置いておいて、最高気温が0℃くらいにはなって 少し暖かだったので(最低気温マイナス16℃でこう言えるように なってしまった・・・笑)、インにタートルネックは着ないで、 上に雨よけコートをきて、手袋とブーツ、帽子で登校しました。 家に帰ってからは------ワンコを飼い始めたので------生成りの着物は汚れるので 上に割烹着、下は..
英語学校のコロンビア人女性にエラく受けが良かった、 11月に着たコーデです。 11月も終盤だったので、私としては スカーフが金色×濃いピンクだし、長着も赤×緑系で、 全体として派手目だけど、 ちょっと早めのクリスマスって事でいっか?とか 思いながら着たんだけど。カラフルなのが良かったのかしらん? にほんブログ村
ミネアポリスで、11月中旬に着たコーデです。 このころの気温は気まぐれで、最高気温が零下になった後に 暖かい日があったり。とはいえ、きものは衿元が冷えるので、 こちらで買った襟巻き(なんか、マフラーっていうよりこっちの言葉が合う気が。 毛糸のチクチクがダメな私にも優しい、ファーっぽいふわふわのです)をして、 頭には帽子。零下の気温で帽子ナシは自殺行為なので。 にほんブログ村
去年の秋にこちらに本格的に赴任して来てからは、初めて着た時のものです。 ハロウィン前だったのでそれを意識したコーデです。 夕焼け色が、カボチャ色? 朝クルマを停めて学校に着くまでの 3分ほどの間に、 犬を連れた白人女性に "Excuse me. It's so beautiful, your Jacket!"と 言われた だけじゃなく、近所のドラッグストアの出入り口で すれ違ったひとにも 褒められました。 春に下ろしたてのブーツを履いてMall of Americaという全米最大の ショッピングモールをを 歩いていたときもこの現象は起きました。知らない人にでも、 ミネアポリスの人はこういうときに声を掛けて来ます。褒め上手だと思います。 にほんブログ村
見かけた瞬間、「え?麻の葉模様?」と思ったんですが、 微妙に(?)違いました。 中はこんな感じ。↓ ドル札が折らずにちょうど入る大きさです。 高いものではありませんが、 こういうひらっぺたいの、日本では見ない気がしたもので 「もしかして、サイズがドルにちょうど良くて使い勝手がいいかも?」と買ってみました。 ついでに、色違いで形の違うこっちも。↓ こっちは、さらにひらっぺたく、ボックス型ではないので開きません。 大きなファスナー付きのポケットに、カード入れがついているタイプ。 カードを入れるポケット全体をカバーするようにストラップがついているのは、 カードの抜け落ち防止でしょうか? こっちには、クォーターなどのコインとカード類をいろいろ 入れてみています。こちらでは、コインパー..
すみません、ブログ移転、諸事情により取りやめました。 ------というわけで、今後もこちらのso-netブログでお目にかかりましょう。 新ブログの方に書いた記事は、こちらに移転します。 ・・・と、これだけではあまりに愛想なしなので。写真を一枚。 写真は、今週あったFarmer's Marketの様子から。イスラムの衣装を着ているひとが 真ん中に移っていますが、ミネソタは移民受け入れにたいへん積極的な州だそう。 衣装も、同じイスラムでも、目しか出していない真っ黒のブルカの人もいれば、 こんな風にカラフルなひともいますし、インドのサリーの人もいます。 なので、春の一時滞在時には、私がきものを着て町中に混じっていても、 ほとんどジロジロ見る人はおらず、たいへん気楽でした♡ にほんブログ村 ..
ただいま、渡米準備中。 国際便で送る荷物や、国内に残す荷物を分けながら 整理しているのですが、後になって 何をどこに入れたかがわからなくなる恐れがあるため、 きものや帯の柄をいちいち書き出していると、タイトルのような事態に。 間違いの山を築いてあとで目にした人に笑われそう。 ・・・最近は、「読めるけど書けない」漢字がホント、増えました。 みんな自動的に変換の候補を出してくれるものね。 ちなみに、私が「・・・?」となったもののリストは、一番下に。↓ ぜひみなさまも、 紙とペンを用意して実力で書いてみてくださいね? (ケータイとかスマホとか、パソコン入力でズルするのは無しで) じゅばん ぼたん (花) ほうおう (鳥) つば (「つばぜりあい」のアレ) にほんブログ村 にほんブログ村..
アメリカへの引っ越しで、荷物を種類ごとに分類していたら・・・。 半幅帯が、段ボールにみっちりあったよ。 いつもは、季節ごとに入れ替えるので一堂に会することが無くて こんなにたくさんあることに気づかなかった(大笑)。 ・・・実はまだある。手持ちの分とか、分けているので。 これは2カ月かかる船便で送る分。 きものを始めた当初、着付教室に行くつもりが全くなかったので 「名古屋帯なんか締められるようになるとは思えない」と、 気に入った半幅帯を見つけると買ったりしていたしなあ。 何もわからない時期に買ったものも含まれているので、 今にして思うと「ちょっとこれは締められないなあ」と思うものも混じっているけど、 「アメリカでだったら、かえって面白がられて締められるんじゃないかな?」 と、半幅帯は思い切って全部持っていくことに決めた。 ..
ミネソタでも、普段きものを着てみました。 6月の写真です。 ミネソタは移民を積極的に受け入れているとのことで、 いろんな衣装のひとがいて(イスラム的衣装が多かったけど、サリーのひとも)、 日本よりもきもの、着やすかったです。 (通りがかりのひとが注目しないでくれるので) にほんブログ村 ↑ 更新の励みになります。ポチっと1クリックお願いいたしま す。
肌色に見える縮緬帯を手に入れたので、作ってみました。 淡い色の、キレイな状態の古布縮緬を安価で手に入れるのは なかなか難しいですが、今回はラッキーでした。 腹掛けは、以前「柿袋」を作ったときの残り布で。 手足は1本ずつ縫うのではなく、ボディも含めて1枚の布。 「おさるっこ」の作り方です。 ・・・こんな1枚の布(変形四角)で作れるんだ・・・と 目からウロコが落ちました。 後ろ姿はこんな感じ。 にほんブログ村 ↑ 更新の励みになります。ポチっと1クリックお願いいたしま す。
香袋を作りました。今回は「桜」。 中に入れる香りを用意したいので、 何か「桜」の香りってないかな・・・と探しています。 塩桜とか詰めたら、あまりにもそのまんまだし、 ドライのものがいいから、なにか「桜」をイメージさせる ハーブってないかな・・・。 とか、ここしばらく考えていたのですが、そうしているうちに、 マンションのベランダ眼下のお庭で桜が満開になりました。 ソメイヨシノではなくて、毎年サクランボがたくさん実るから サトウニシキか何かかな? 収穫されないまま、毎年たくさんの鳥たちが飛んできて賑やかになります。 今日の埼玉南部に吹き荒れているこの強風で散らないといいなあ。 ・・・お花見が、待ち遠しいですね。 にほんブログ村 ↑ 更新の励みになります。ポチっと1クリックお願いいたしま ..
花粉症だけど、きものを着ています。 頭には帽子、 顔にはメガネ(眼科でコンタクト禁止令が出ちゃいました)とマスク。 このファッションで、眼鏡屋さんに花粉防止メガネを作りに行きました。 お家に帰ったら、玄関に入る前にブラシで頭のてっぺんから 持ち物まで花粉を払って。マスクや帽子をとってこんな感じ。 ↓ にほんブログ村
■■そんなとき、キミならどうする?きもの編■■その2②■■解決編
(前回からの続き) さて、着物女子に対する挑戦の様な、(↓)このカウンター(笑)。 実際に直面した私がどうしたかというと・・・ まずは、こんな感じでした。 ↓ (なお、イスの下のバーに足をかければ簡単かというと、そうでもナイ。 止まり木と同じくらいの高さの上、草履でカカトから足をかけて登るのはキツイ) でも【トライアル】で試したこの方法、あんまりよろしくなかった・・・ なぜって、 ①の際に前スソが盛大に割れるし、 ④でおしりをずらす際に、お召しの摩擦係数が高い上に イスの方の座面もファブリックだったためこちらも摩擦係数が高く、 ズリズリとやっているうちにおしりの位置と 長着の位置がずれて、先刻①で割れた前スソがさらに割れるわ、 ギリギリ作り上げてる背中側のおはしょりが そのうち自然消滅しそうだわ・・・これは着乱..
■■そんなとき、キミならどうする?きもの編■■その2■■難儀なカウンター
先日、高校時代からの長年の友人・Eちゃんと二人で、 初めて行くカフェに出かけました。 この友人は、私がきものを着ることも その理由も知っているので、きものを着て出掛けやすい相手。 というわけで、この日の私のコーデは、 おばあちゃんの若いころのお召しに銘仙の長羽織。 (お召しは、実はおはしょりがほんのちょっぴりしか取れないほぼ対丈なんだけど、 おばあちゃん自身も私とほぼ同じ身長だったので対丈で着ていた模様。 証拠写真があるもんね。ま、対丈でも羽織で隠れるので問題ナシ。) さて、この二人は、甘党で呑んべという最強タッグで(笑)、 スィーツが食べられて、お酒の種類も豊富、 カフェタイムからそのまま呑みに突入できるお店を 常に探していたりします。 なぜって、この日のオーダーを振り返ってもわかるけど、 ケーキセットからスタートして、そのまま飲み続け..
■■そんなとき、キミならどうする?きもの編■■その1■■半衿にポチッと
きものを着付け終わって、帯も締めて。 ふと、鏡に映った半衿に目をやったら------ 半衿にポチッと点シミが! しかも衿元の、どうやったって目立つ位置。 ・・・なぜ今まで気づかなかった、ワタシ。 着付けに必死だったためか、ド近眼なので焦点を合わせないと 見えないのか------それはともかく。 ここで正しい行動は、 「全部脱いで、半衿を縫い付け直して着付け直す」なんだろうけど、 いかにもメンドクサイ。 ごく小さなブローチでもあれば・・・と思ったけど、そんなものはナイ。 ------で、ワタシの答えがコレ。 ↓ 半衿に、ちょこっと刺繍して点シミを隠しました。 バランスを取るために左右の衿にブルーと黄色で。 ええ、もちろん着たままで、です。 顔の近くに針が来るので、けっこうスリリングでした(苦笑)。 ..
着物や羽織、帯を解いた布で お雛さまのタペストリー(壁掛け)を作りました。 お内裏様の着物、前回の記事で触れた、 「ピ~~ッとホツレてしまった」ので「加工用に回すことにした」という、アレです(笑)。 ちなみに、その長着の在りし日の姿はこれ。 ↓ http://hudankimono.blog.so-net.ne.jp/2011-01-05 このきものが、お内裏様の上衣になりました。↓ にほんブログ村 ↑ 更新の励みになります。ポチっと1クリックお願いいたしま す。
昨日はこんなコーデでおうちきもの。 このきものは、一見派手に見えるけれど、 実は発色が抑え目な色なのでわりと着やすいです。 実は・・・このきもの、お細工物に加工する布の色目が足りなかったので オークションを覗いているうちに、一目ぼれしてしまいました。 あはは、こんなこともあります。 数年前に、やはり小物を探しているうちに一目ぼれして買って しばらく気に入って着ていた着物が、ちょっと前に 縫い目がピ~~ッとホツレてしまったことがあります。 調べてみたら、全体に糸が弱っていたので------でも、仕立て直しに出すと 買った金額の何倍もお金がかかるので加工用に回すことにしたということもあり、 このきもの、その代わりに普段着るのにちょうどいいかも。 ・・・とか言い訳しているうちに、 どんどん増殖してしまうんですけどね(笑)。..
着物や羽織、帯を解いた布で香袋を作りました。 今回は、シーズン的に「椿」とか「山茶花」のイメージで。 素材の布は、紅色のものが 元・羽織の錦紗か綸子(?たぶんどっちかだと思うけど、どっちかわからない~。 見分け方、どなたか教えて下さい(苦笑))、 それ以外は縮緬です。 元々は縮緬細工なんだけど、今回はこの組み合わせで。 布の組み合わせを変えると、 柿だったり黄菖蒲だったり・・・いろんなものになりそうです。↓ にほんブログ村 ↑ 更新の励みになります。ポチっと1クリックお願いいたしま す。
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