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  • 敦煌2日目8/1 ①朝ごはん

    敦煌太陽ホテルの朝食ビュッフェ。 ガイドさんも美味しいと薦めていたもので非常に楽しみにしていた。 先ずは真っ先に楽しみにしていたハミウリとスイカなど、季節のフルーツを一皿。 上のスイカ、右が洋梨(リンゴみたいに酸味があって、食感もしっかりしている)手前がハルブーザ(ハミウリ)。ハミウリとメロンは区別されている。メロンは日本のプリンスメロンの中身がマスクメロンみたいな食感と甘さ。さいこー。ハミウリはさっぱりとした甘みで食感があり、あふれんばかりのジューシーさ。大好き! 先ずはハミウリを心ゆくまで堪能。最高の朝ごはん。これから5日間、毎朝楽しみだ。 繰り返すが、「朝食」なので、スケジュールみっしり…

  • 敦煌1日目7/31-⑥ 開会記念祝典

    20時から開始となる莫高窟陳列センター広場前での「平山郁夫展」開幕式に出席するため、この旅初の莫高窟へ向かう。この式典の様子は、日本で翌日にはNHKで放送もされたとのこと。すでにネット記事は削除されてしまっているので、こちらの画像でどうぞ。

  • 敦煌1日目7/31–⑦平山郁夫展内覧会

    今回の敦煌訪問の目的の一つ、この展覧会開幕式典に出席してきました。 展覧会は平山郁夫シルクロードコレクションより、240点が出品されています。 作品の選定及び陳列はすべて敦煌研究院の研究者によるもの。 陳列方法は日本でスタンダードな、時代毎、地域毎といったルールにはとらわれず、彼らが今考え、伝えようとしてる「西域シルクロード」が表されているようで、とても興味深かったです。 日本での展覧会や常設展ではあまり公開される機会の少ない作品も多数含まれており、充実したものとなっていました。

  • 敦煌1日目7/31–③ 敦煌博物館

    敦煌の歴史をまずは知ってほしい。とガイドもお勧めだった敦煌博物館へ。 多くがレプリカや、資料の陳列だが、「敦煌の歴史を学ぶ」には、とてもわかりやすく興味深い資料の数々だった。 画像はお弓の先輩方に見ていただきたいとおもった。時代はぐっと降って清代だが、「木弾弓」とあり、握りはほぼ中央部、弦部は中仕掛けの10センチ程だけが、伸縮のありそうな素材の弦になっており、上弦と下弦は木製。 これって引くのにかなりの力が必要そう。

  • 敦煌1日目7/31–⑤歓迎晩餐会

    日中を観光に当てて、夕方からは今回第一の目的であるスケジュールが3日間続く。すべて意義のあるスケジュールだが、敦煌入りして3日目にして実際に莫高窟の中に入れる。以降石窟群を攻める。

  • 敦煌1日目 –② 8/1ランチ

    驴肉黄面 つまり、驢馬肉料理の敦煌料理レストランということだと思う。敦煌市内のレストランは「黄面」とある店がたくさんあって、敦煌で採れた野菜が豊富な料理や、驢馬、ラクダ、羊 鶏、汁なし面 が定番メニューで連なっている。何しろ野菜が美味しいので、メニューはどれをとってもほぼ失敗なし。

  • 敦煌1日目–① 鳴沙山と月牙泉

    敦煌の観光地のほとんどが、この数年でどんどん綺麗に整備されていて、トイレもさほど困らない。必ず1−2個は洋式便座もあった。あとは利用者のモラルの育成か。。それはヨーロッパともあまり変わらないので、日本人が神経質すぎるのかもしれないけど。綺麗に越したことはないと思います。。。

  • 敦煌到着 2018/8/1

    徐々にゴビ砂漠の景色が眼下に続いてくる。たまたま窓側席だった団長が、砂漠が初めてなら、窓側に行きなさいと、席を替わってくれたので、食事の時以外はいつもの様に窓にへばりつく3時間の旅。

  • 北京首都国際空港〜トランジット1泊

    手作り感満載の朝食弁当をホテルで持たされ出発。フルーツは嬉しい。一応ウェットティッシュで拭いてみたりしたが、ここで負けてはいられないので、友達の家のおかーさんがもたせてくれたみたいなツナのサンドイッチも完食。具沢山でございました。パンも悪くない。この旅で私の胃腸の丈夫さを証明したい。

  • シルクロード特別企画展「素心伝心 」@藝大大学美術館のこと

    シルクロード特別企画展「素心伝心 ークローン文化財 失われた刻の再生」H29年9/23〜10/26 @東京藝術大学大学美術館3F その遺物への回顧と息づかい。顔を近づけ細部を見る、触れる、絵の具や素材の匂い。制作工程の公開と、解明された実際の制作工程。 それが、文化財たる所以と歴史的存在理由、バックグラウンドへの興味を呼び、 文化思想のハブへ導いてくれる。

  • バーミヤンに学校を建てた中道さんのお話

    バーミヤンの教育事情について、奈良女子大国際交流センターの中道貞子先生のお話を拝聴。 中道先生は、2005年に、バーミヤン中心部から車で1時間程のチャプダラに、自費で学校を建てられた。 女子児童の就学状況に対する思い、建設が完了してしまうと案件を手放してしまう国際NGO団体、学校機能の運用と支援の継続、それらに伴う私たちには想像のつかないご苦労の数々は、笑い話の様で全く笑えないお話であった。 日本が行なっている多額の支援も、留学生の受け入れも、ちぐはぐのまま行われているような現実。 彼らに今大切なのは、「なぜ、学校に行って勉強をするのか」という、基本5教科以前の教育(啓発)が始まったばかりのと…

  • 生誕300年 [若冲の京都 KYOTOの若冲] @京都市美

    狂乱のごとく再来した若冲プームの中、 あの極彩色の三十三幅に至る若冲が、何を思い、何を見て、何を描いてきたのか、 絵師のプロセスが集結された出品群。 若冲を愛でてしゃぶりつくした狩野先生だからこその要所が小気味良く押さえられている。

  • 観音の里の祈りとくらし展Ⅱ びわ湖・長浜のホトケたち@東京藝大美術館2016/07/05〜

    千手千足、来てます。 かつての天台浄土教のお膝元に深い森と豊かな湖がある。 滋賀県 湖北 長浜の村々で今も厚く信仰され祈りを捧げられているお像が、よくぞここまでお借りできたというほどの勢揃い。展示室内は2軀と文献資料以外はすべてガラスなし。お堂からお出まし頂いた有りの侭のお姿で御ましだ。くれぐれも抱きついたりしないよう、気をつけたい。

  • 『神曲』講座/最終回 第28歌 第九巣窟/分裂先導者

    最後の講義は「地獄篇」第28歌。 26歌、27歌と3詩篇で、一つの集合体を引き裂いた罪が問われる。 特に28歌は現代の私たちも、ダンテが何を憂い、罪を洗い出し、世界を変えていこうとしていたのかを、改めて読み解く必要のある詩篇。そこには彼ムハンマドが世界を割いた咎により、体を引き割かれた姿を曝す。その凄まじい描写は日本語訳を通しても重く、人類がその意思をもって踏み外してしまった過ちが如何なる結果をもたらすのかを、目を背けたくなる様な姿で否応なく目の前に表す。

  • アフガニスタン文化研究所 定例研究会にて

    アフガニスタン文化研究所 54回定例研究会を、今回も拝聴させていただく。 御茶女国際協力研究室の青木氏による、現在の外交と安全保障についての報告。青木さんは、2007年の退去勧告以降、公的職務でアフガニスタンに入られていた数少ない邦人。多くの画像資料と、現状をフルボリュームでお話しくださった。 以下はそのメモに個人的な感想をあわせて。 2014年末の米軍をはじめとする多国軍戦闘部員配置の削減と戦闘から側面支援への変更は、自国軍12千しかもたないアフガニスタンの治安に大きな空白を与える。国土は日本の約1.8倍。多民族国家の上に山脈の向こうは四方全て諸外国と地続き、他国の武装勢力も後を絶たない。自…

  • 『メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館3D/4K』試写会にて

    試写会と美術史家の池上英洋氏登壇のトークイベントへ。見終わってからの第一声が、池上英洋氏と同じ「ドローンってすごい」だったので、本当にすごいんです。 美術品の数々を、禁を犯しているのではないかとどきどきするような視点から、精密映像で舐めるように映し出してくれる。実際に見れない角度や近さで見る人物たちの表情と視線は、これまでとは全く違った姿で、このイメージを蓄えて改めてフィレンツェへ乗り込んで行き、彼らと対面したいという欲望が疼く。

  • 4k映像によるバーミヤンの豊かな景色を望む

    公開もあと1週間となった藝大のバーミヤン天井壁画復元公開。 あの4K映像がもう一度観たくて、都合よく時間がつくれたので覗きに行ったら、前田先生がお出でだった! そしてにわかに解説が始まり、すでに観覧者もだいぶいたけど、どんどん増えて室内は熱気むんむん。緑豊かなバーミヤンの風景が4K映像で壁面一面のスクリーンに映し出される。その風景をくまなくご説明くださる前田先生。

  • ゼウス左足ト残宴ノユフベ

    もう会えることもないであろうゼウスの左足に最後の挨拶。 名残の夜を惜しみ、舐めるように愛でてきた。 このゼウスの左足は、仏像の変遷にどう向き合えばいいのかを自分なりに気づかせてくれた、私にとっては重要な、「失われた遺物」だった。

  • 東博 黄金のアフガニスタン展ニ涙ス

    城門の頂に掲げられる言葉はこうだ。 「自らの文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる」いまやアフガニスタンだけでなく、西アジアでも宗教主義の名の下に古代遺跡が破壊されていくのも然して驚くほどのことでもなくなってしまった。 痩せこけた主義主張に古の人々が育んだ知性と文化は揺らぐことなどない。 瓦礫の山で見栄を張る信仰心など足元にも及ばないものがそこにはある。 信仰の清浄はすでに彼らを見放しているのだ。

  • バーミヤン東窟天井画に望みて

    たとえどれ程精巧に作り上げられても、所詮はニセモノと思う方もいると思う。でもその復元制作の意義、指揮を取られた東京藝大の宮廻教授のの言葉が、この天井画の復元を目の前にして、とても重要に感じられる。「(前略)遺跡は失われましたが、訪れた人がのこ復元を見て、以前の様子を知ることができる。そして、破壊という行為は無意味だというアピールにもなればと思っています(後略)」。傀儡の思想が暴走し、破壊行為に及ぼうとも、先進文化最新鋭の技術をあますことなく駆使し、その肖像を復元してみせる。テロリストの所業など、それ程無益なものなのだ。

  • アイハヌム・ゼウス像 想定復元 @東京藝術大学陳列館

    復元像のたっぷりと膝を覆うドレープ、その先に続く隆々とした筋肉は若々しささえ感じさせる。ギリシャ彫刻の流れを直流で受け止め、今まさに活気ある都市が求めた大神像とは、誰にも勝る瑞々しさと力強さの象徴だったに違いない。アレクサンドリアを想わせるこの都市の大きな神像が、その後東伝する宗教彫像文化を、習俗を、どれだけ動かした事だろうと思うと、その胸にすがりつきたくなる。研究室の皆様、良い仕事をしてくださった。

  • ボッティチェリ展@東京都美術館

    『カンツォニエレ』第一ソネット あなた方、散り散りの詩篇のうちに、 私の一部が今の私とは別人であり、 若く道を逸れていた間に 心の糧としていた、かすれた吐息の奏でる調べを聴く人々よ、 私が涙しつつ語る、虚しい希望と虚しい苦悩の間を 揺れ動く様々な文体のうちに、 愛を経験して知る人がいるならば、 許しだけではなく、憐れみをこそ見出して欲しい。

  • 『村上隆の五百羅漢図展』へ 重い腰をあげ

    日本中世の美術史から途絶えることなく明治期まで続いた狩野派画壇のビジネスモデルに強く関心を示されており、日本の画家が、画壇としてそれを引き継げていないことが、世界へ立ち向かえない一つの弱点であることも指摘されていたと思う。 この五百羅漢図4部作の大型作品の作製をわずか1年間で仕上げる為に、動員された弟子の数は延べ数百人だという。棟梁指揮の下、素材収集部隊、デッサン部隊、24時間作業のシフト化と、”延べ”という要員数がその組織化された分業制を想像させる。それは、展覧会でもその作業の過程を映像化し、また、収集された資料や下絵、指示書を、「残す」前提で作製た上で、公開していることにも明らかに思われる。 つまり棟梁が目指した日本画壇組織の成功例をここに知らしめたのだと思う。

  • 増上寺ニテ狩野一信五百羅漢図二再会ス

    増上寺宝物展示室で開催中の『狩野一信の五百羅漢図展』 全100幅は、2幅対で外題があり、羅漢の日常から修行、救済、供養の様子を描いている。2幅のうちに各10人の羅漢が描かれ、それまでにあった羅漢の図像、構図を数多く学んだ上で、オリジナルの構図をストーリー立てている

  • 新訳『神曲 地獄篇』 訳:原基晶/講談社学術文庫版 読了ス。

    『神曲』地獄篇を読了。 やっとだ。やっと最初の一冊、全100歌中の34歌を読み終えた。ほぼ通常の三倍の時間とエネルギーを費やしたと思う。 繰り出される言葉は、みるみる自分に吸収されていき、その世界との対話が始まる。その世界は、登場人物のダンテ、その導き手となるウェルギリウス、著者であるダンテは訳者である原基晶氏の筆を借りそこに存在する。そして読者となる私。地獄の道行きには恐縮なほどの大所帯となり、ウェルギリウス以外は生身の総勢5名の旅だ。

  • eleutôn alupos

    いつからかヒンドゥークシュを越えその先に広がる世界に魅せられて神々が生まれた地にたどり着いた 若き覇者が駆け抜けた大地は、乾いた土が音を立てて甘露を含み、泉を満たす。豊潤なる源は、絶え間なく神々を生み、信仰を織り成す。 覇者が見ようとした世界、その姿をただ追い続け、山脈に赤い月を望む。とがった岩山の頂きには陰ることの無い太陽が在り争いと秩序の均衡は、牡牛の血脈から溢れ出し、その大いなる川は交わり、街に豊かな実りが約束される。 ここには、今へつながる「全て」があるのだけどいずれは絹の道を東へ、帰路につきたい気持ちに変わりはない。

  • シャーロットさんのおくりもの

    月が綺麗な晩にシャーロットさんがいなくなった。 蜘蛛の生態なんてぜんぜん知らないから、名前などつけたら別れの時に辛くなると思っていたけど、それは突然やってきた

  • 信仰が先か、言葉が先か。

    信仰が先か、言葉が先か。 言葉がすべてを導く。 宇宙はその名を得た時に広がりをみせる。 名を与えられ時が動きだす。名は言葉なのか。 信仰がすべてを導き出す。造形では満ち足りない信仰が言葉を導き出した。 祈り、誓い、求め、願う。畏敬、束縛、主張、破壊。

  • 『神曲』新訳 翻訳者原基晶先生の講座3回目

    読むといっても、神曲から何を読み取るのかということ。 著者であり登場人物であるダンテが追い込まれた環境と、世界の転換期。彼がそれに何を吐露し伝えたかったのか。 講義で当時の歴史観が解かれていく様は歴史脳がびんびん呼び起こされるので、暴走を抑え、古典文学の枠を意識しつつイメージを広げていく作業がなんとも刺激的。

  • 大英博物館展@東京都美術館にいってきた。

    100のモノが語る世界の歴史 大英博物館展 2015年4月18日(土) ─ 6月28日(日) 東京都美術館 大英博物館から出展される100のモノ。 そう思うと、公開前から期待は膨れる一方。アレとアレとアレが見れればもうそれだけで十分。と荒くなる息を沈めて、会期を待っていた。展覧会は、その時代を象徴するテーマで章分けされている。 言わずもがな、絞るは第2章〜第4章、余裕があったら第5章。。。。各章の室内には大きな地図のパネルが設置され、展示品の出土地と年代がビジュアルで確認できる。

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