君の心は緊急事態

「君の心は緊急事態」君にとって逃れられない心ざわめく緊急事態密かに恐れていた事が現実として降りかかったね生きていくのに  誰かとむき合いいろんなトラブル付き物…

星の鈴が空に帰った日

星の鈴はたくさんの言葉を残して空に帰ってゆきました生きた証を残しておけたら空から微笑んでくれるのではないかと星の鈴が産み落とした小さきものは考えたのですここか…

私がそれを受け止めよう

私がそれを受け止めよう小さき者たちよ怖れずともよいのだよたとえ今がどうあろうと己の行く手が混沌として不安が両手で出迎えようとそれでも未来はその先に取っておき…

そうしよう

そうしよう何気なく開いた頁が未来の己を決めるように人はふと目に留めた足元の木の葉手にしてそれまでに何度となく舞い落ちるさま目にしても急ぎ足で通り過ぎて気に留…

まだこんなにも 手にしたままで

まだこんなにも 手にしたままでまだ若かった私の心はその言葉の重みも知らず宝石箱の蓋を閉じた若いってことはいいわねえそれだけでもう 輝いていてその人は寂しそう…

行方知らずのたましいは

行方知らずのたましいは行方知らずのたましいは沖の小島にたどり着き春の陽ざしにいだかれて凍えた心をほぐすでしょう過ぎし日の想い出の鈴のごとく冴え渡る愛しき人の…

蕾は膨らみ始めたけれど

蕾は膨らみ始めたけれどこのたびの大災害で被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。被害のあまりの甚大さと、皆様の哀しみと苦しみの果てしのなさに、今の…

春までお休み致します

春までお休み致しますいつもご訪問頂きましてありがとうございます。家庭の都合（小さきものたちの世話係）によりしばらくの間お休みすることと致しました。皆様にとって…

誰かが歌を口ずさむと

誰かが歌を口ずさむと誰かが歌を口ずさむとどこかで優しい風が吹く優しい風にノックされて俯く少女は顔を上げる少女が駆け寄る窓辺では落ち葉が昨日を懐かしむ落ち葉が湛…

強く柔らかな心よ

強く柔らかな心よもっともらしい理由をつけて人の心を縛ろうとしても窮屈な器の中に閉じ込めた気になるだけもっともらしいものたちほど詰め込む蓋に力を込めるもう開けら…