8月1日 白川郷(添削教室用句会)山の雲そだちて青し凌霄花屋根の厚み六十センチ雲の峰虹鱒の池を囲みて民家園蟬時雨住まなくなりし家あつめ 8月2日 熱田神宮(8月4日 アジサシの会)熊蟬のこゑ御剣の御前まで青蘆や渡しの跡を埋め立てず 8月2日 熱田神宮(8月12日 八千代句会)見どころのひとつにベンチ百日草夏木陰ふるき硝子を窓に嵌め参道の風の常磐木落葉かな花カンナ渡しの跡の松若くかちこちのおしぼり汗の首筋に...
「夏潮」所属の俳人。平成23年5月、第一句集『ラフマニノフ』を上梓。惜春の心ラフマニノフの歌
初めての俳句(俳句の作り方)、1998年以降の句帳の清書、句集鑑賞、吟行記、旅行記、ゴルフ、小林研一郎、読売日響を中心にオーケストラ鑑賞記などなど。
校内で萩が満開になっております。昨日今日と2回句会をしました。 青ざめてをりけり萩の花の塵※今月11、12回目、今年105、106回目。...
「沖」10月号を送っていただきました。ありがとうございます。能村研三主宰、森岡正作副主宰の作品から1句ずつ紹介させていただきます。 白昼の砂冷えてをり蟻地獄 能村研三 逆光の貌持ち帰る夏の果 森岡正作...
撫子(なでしこ)、河原撫子(かわらなでしこ=かはらなでしこ)、やまとなでしこ...
1月2日 舞子スノーリゾート(うしとら俳句まつり)背中の子かたまつてゐるスキーかな缶ビールスキーのあれやこれや脱ぎさらさらのライスカレーや雪晴るる雪晴の道いきいきと水浸しスキー帽かぶればどこか山羊に似て食堂の賞状写真スキー宿トンネルの光がつひに雪晴に 1月4日 うしとら俳句まつりスキーして子等どんぶりを平らげて日輪の出でて色づく樹氷かな 1月5日 夏潮池袋句会綱曳の綱のとぐろに餅を撒き綱曳の綱のべられ...
オンラインで八千代句会を行いました。 台風が消えて赤子は熱出して※今月10回目、今年104回目。...
ヴァイグレ指揮のロシアもの。想像していた通り、どつしり構えた演奏でした。メインの「シェエラザード」は、「若い王子と王女」の美しさが絶品でした。コンサートマスターの林さんのソロも、今日のアプローチに寄り添った中性的なシェエラザードだったように思います。 今日の聴き物は、コレスニコフがソロを弾いたラフマニノフでした。乱れることのない美音は見事でしたし、遅いテンポになった時の絶妙な間合いにうっとりさせ...
ヴァイグレ指揮のロシアもの。想像していた通り、どつしり構えた演奏でした。メインの「シェエラザード」は、「若い王子と王女」の美しさが絶品でした。コンサートマスターの林さんのソロも、今日のマエストロのアプローチに寄り添った...
秋海棠(しゅうかいどう=しうかいだう)...
藤岡幸夫指揮で、スペイン音楽のプログラム。冒頭の「カルメン」から、色彩豊かな曲ばかりで楽しいコンサートでした。ソプラノの高野百合絵の歌も、華があってとても盛り上がりました。メインの「三角帽子」は、指揮者の解説でいくつかの場面が演奏付きで紹介されました。飼っている鶏のエピソードなど、ドタバタのストーリーが目に見えるようで面白かったです。演奏では、色気のある「粉屋の踊り」が特に印象的でした。...
今日は休講のクラスにお邪魔して、句会をしました。 とんばうの青く生まれて喧嘩して※今月9回目、今年103回目。...
26日まで、千葉そごうの地階そごうギャラリーで、千葉県俳句作家協会・秋の俳句短冊展が行われています。私も拙い短冊を出品しております。...
ヴァイグレ指揮で、声楽付きの宗教曲を2曲。シュニーダーの「聖ヨハネの黙示録」は、2000年作曲でこれが日本初演とのことです。最後ルンバ調になって明るく神を讃える部分が印象的でした。 後半の「ドイツ・レクイエム」は、合唱の響きとそれに寄り添うような器楽というバランスで安らかに演奏されました。1曲、7曲など、静かな曲が心に染みました。...
「春月」10月号をいただきました。ありがとうございます。戸恒東人主宰の「侃々集」から5句、紹介させていただきます。 陶枕に描かれし童子腹を出す 悪食は繁栄のもと海猫の島 数独に厭きて目高に餌をやる 尼寺のラジオ体操朝曇 谷底に張りつく十戸月涼し...
今日は、おめでたい席にお呼ばれしてきました。おめでとうございます。...
白粉の花(おしろいのはな)、おしろい...
日比谷で働き方改革吟行会がありました。 最上階まで秋の灯をなみなみと※今月8回目、今年102回目。...
佐原で千葉県俳句作家協会の秋季吟行会がありました。佐原俳句連盟の方々のお世話で、小野川周辺の町並を吟行しました。 煤けし蔵化粧せし蔵花芙蓉※今月7回目、今年101回目。...
「一葦」第246号を送っていただきました。ありがとうございました。同人作品から10句、紹介させていただきます。 目を薔薇にホットミルクの膜を吹く 細谷喨々 清明や耳のかたちに砂州のびて 松井恭子 水切つて木綿豆腐の夏来たる 新井保 みちのくもまた暑きかな黄金蟲 菱科光順 吊革の丸にもたれて遅日かな 鈴木智子 レリーフのペリーむつつり夏景色 加藤裕志 珈琲もケーキもありて葭簀...
露草(つゆくさ)、月草(つきぐさ)、ほたる草(ほたるぐさ)、ばうし花(ぼうしばな=ばうしばな)...
選択授業の句会がありました。萩が咲きはじめました。 薄翅に細き体を法師蟬※今月6回目、今年100回目。 ...
オンラインで八千代句会を行いました。新川周辺は大規模な工事をしております。 ゆりのき台七丁目まで威銃※今月5回目、今年99回目。...
菌(きのこ)、茸(きのこ)、たけ、羊肚菜(いくち)、毒茸(どくたけ)、茸山(たけやま)、茸番(きのこばん)、茸飯(きのこめし)...
東京都美術館で開催中のボストン美術館展を観てきました。思ったほど混んではいなくて、「平治物語絵巻」や「吉備大臣入唐絵巻」もゆっくり観られました。入ってすぐの「戴冠式の正装をしたナポレオン1世の肖像」や乾隆帝時代の「龍袍」のほか、「マージョリー・メリウェザー・ポストのブローチ」、セーヴル磁器製作所による金メッキの「壺」など様々なお宝に目を奪われました。...
「春月」9月号をいただきました。ありがとうございます。戸恒東人主宰の「侃々集」から5句、紹介させていただきます。 五月雨や風鐸の音の遅れがち かにかくに仮祝言は六月に 駅員に巣に戻さるる燕の子 石組んで半農半漁浜万年青 夏至の夜の豆腐の角のやはらかし...
オンラインで夏潮WEB句会、対面で夏潮池袋句会がありました。 熔岩の粒粗くして富士薊※今月3、4回目、今年97、98回目。...
「沖」9月号を送っていただきました。ありがとうございます。能村研三主宰、森岡正作副主宰の作品から1句ずつ紹介させていただきます。 松のため塀刳るなり風死せり 能村研三 蛇の衣蔵の梯子を上りかけ 森岡正作...
新学期が始まり、選択授業の俳句会も再開しました。田んぼの稲もだいぶ育ってきています。 蜻蛉が摑んで茎を斜めにす※今月2回目、今年96回目。...
今日は、アジサシの会がありました。 初月やヱビスビールの恵比寿様※今月1回目、今年95回目。...
明易の合戦尾根をうち仰ぎ 「明易」が季題で夏。中房温泉から燕岳へ登るルートが合戦尾根です。北アルプス三大急登の一つとされていて、とても人気のあるルートです。この句は、夜明けとともにこの登りに挑もうとする人が、気合いを入れて仰ぎ見たことを詠っています。いかにも夏山登山の気分ですし、「明易」という季題と「合戦」にも響き合うものがあります。 実は、自分でも、十年ほど前にこのルートを登ろうとして「明易...
滝(たき)、瀑布(ばくふ)...
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8月1日 白川郷(添削教室用句会)山の雲そだちて青し凌霄花屋根の厚み六十センチ雲の峰虹鱒の池を囲みて民家園蟬時雨住まなくなりし家あつめ 8月2日 熱田神宮(8月4日 アジサシの会)熊蟬のこゑ御剣の御前まで青蘆や渡しの跡を埋め立てず 8月2日 熱田神宮(8月12日 八千代句会)見どころのひとつにベンチ百日草夏木陰ふるき硝子を窓に嵌め参道の風の常磐木落葉かな花カンナ渡しの跡の松若くかちこちのおしぼり汗の首筋に...
今日は、高校生とゴルフでした。ティーショットのチーピンが収まらず、叩きました。スコアは、52の58で110でした。...
「セクト・ポクリット」の「ハイクノミカタ」に、吉田林檎さんが拙句を取り上げてくださりました。ありがとうございます。 大空へ解き放たれし燕かな かおるhttps://sectpoclit.com/ringo-98/...
楓の花(かえでのはな=かへでのはな)...
オンラインで働き方改革吟行会がありました。 鳥小屋の屋根に石置く落花かな※今月10回目、今年35回目。...
今日も選択授業の句会がありました。 教室の周りに蝶と蝶の恋※今月9回目、今年34回目。...
今日は、ゴルフに行ってきました。一人予約で、大先輩2人と一緒にラウンドさせてもらいました。新しいドライバー、スプーン、4Uのデビュー戦でしたが、それほど不安なく振れました。スコアは、41の51で92でした。後半スイングが早くなってしまって、3OBとバタバタしました。最後のパーパットは、くるりんぱで入ってくれました。...
選択授業の句会を行いました。 諸葛菜音楽室の跡といふ※今月8回目、今年33回目。...
「俳句新空間」No.19に参加しました。「俳句帖」2回分6句、「龍神帖」には「初芝居」20句を載せていただきました。また、前回の「「オアシス21」20句について、もてきまりさん、小野裕三さんが取り上げてくださっています。ありがとうございました。...
今日も選択授業の句会がありました。 ももいろの階調ひらく八重椿※今月7回目、今年32回目。...
山吹(やまぶき)、葉山吹(はやまぶき)、濃山吹(こやまぶき)...
『俳壇』5月号に、「十二か月添削教室」を掲載していただいております。...
今日も、選択授業の句会がありました。今年は月、水、水、金の4クラスです。 軒下の肘掛椅子の花埃※今月6回目、今年31回目。...
昨日から、今年度の選択授業の句会が始まりました。 嘴を濯ぎ餌待つ花の昼※今月5回目、今年30回目。...
今日は、小君の入園式でした。...
薺の花(なずなのはな=なづなのはな)、三味線草(さみせんぐさ)、ぺんぺん草(ぺんぺんぐさ)...
「卯浪」金波集、今回の特選句評には以下の5句を取り上げました。 軒下のお喋りとなる春の雨 ピアノなら黒鍵の声浮かれ猫 自転車に揺られて届く君子蘭 湖の凍りて小さくなりにけり 春昼やカレーの匂ふ守衛室...
オンラインで八千代句会を行いました。 提灯をともして船出夕桜※今月4回目、今年29回目。...
オンラインでアジサシの会がありました。先日、六義園に行ったときの俳句を出しました。 子の肩に凭れて眠る花の昼※今月3回目、今年28回目。...
汐干(しおひ=しほひ)、干潟(ひがた)、汐干狩(しおひがり=しほひがり)、汐干潟(しおひがた=しほひがた)...
土筆(つくし)、つくづくし、つくし摘む(つくしつむ)...
「一葦」第249号を送っていただきました。ありがとうございました。同人作品から10句、紹介させていただきます。 めづらしくねむたき昼も師走かな 細谷喨々 ラジコンカー落葉溜りへ突進す 中根美保 石蕗の花夫を遠しと思ふ日も 鈴木智子 ストッキングに畳つめたし七五三 加藤裕志 揚げたての天麩羅がきて走り蕎麦 宮澤進 セーターにぐうと鳴る腹かくしたる 前田恵美 玄関に廊下に柿の熟...
昨日は、薄暮で大宮ゴルフコースに行ってきました。フェアウェイの木をどう避けるか、スリリングでした。スコアは、ハーフで47でした。...
今日は、授業で3回、オンラインで1回の句会がありました。 蝶々の日に弾かるる白さかな※今月13、14、15、16回目、今年42、43、44、45回目。...
マエストロ・コバケンの「巨人」。カッコウの声に始まる愉しいメロディを基調に、自然讃歌という趣の演奏でした。ヴァイオリンの高音やハープのアクセントの輝かしさも良かったですし、開放的な響きには圧倒されました。春たけなわの今日、一期一会の音楽でした。...
「架け橋」No.47をいただきました。ありがとうございます。二ノ宮一雄主宰の作品から3句紹介します。 父逝きし歳にとどけり梅真白 早春を視力弱れる妻の言ふ 探梅行まだ追つてくる犬の声...
今日は、句会のトリプルヘッダーでした。 食べてすぐ連れてこられし春の芝※今月10、11、12回目、今年39、40、41回目。...
いつの頃よりか姉にもお年玉 「お年玉」が季題で冬。弟である作者が、もう長いことお正月に姉にお年玉を渡しているのです。その習慣は、いつ頃からのことだったかと感慨深く思われたという俳句です。金回りの良い弟と、弟からのお年玉を受け取っている姉という関係性が想像力を刺激します。弟はまだ現役で姉はリタイヤしているとか、夫を亡くして一人住まいとか、そんな事情が思い浮かびます。そして、姉と弟という関係性がど...
今日は、放課後の句会がありました。 プレハブに吹奏楽部諸葛菜※今月9回目、今年38回目。...
オンラインで八千代句会がありました。 てのひらの画面の灯る春の雨※今月8回目、今年37回目。...
芝桜(しばざくら)...
『俳壇』5月号に、「十二か月添削教室」を掲載していただいております。...
新年度、選択授業の句会が始まりました。今年は2クラスです。 暖き膝を抱へて芝の上※今月7回目、今年36回目。...
椿(つばき)、山椿(やまつばき)、藪椿(やぶつばき)、白椿(しろつばき)、乙女椿(おとめつばき=をとめつばき)、八重椿(やえつばき=やへつばき)、落椿(おちつばき)、玉椿(たまつばき)...
「沖」4月号を送っていただきました。ありがとうございます。能村研三主宰、森岡正作副主宰の作品から1句ずつ紹介させていただきます。 春遠し山へ轍のいく筋も 能村研三 川底を覗き見る癖春浅し 森岡正作...
「-BLOG俳句新空間-」第201号の「令和四年秋興帖、補遺」に3句、載せていただきました。http://haiku-new-space-haikucho.blogspot.com/2023/04/blog-post.html...
姫君の出番があって、マリスタに行ってきました。応援の甲斐あって大勝でしたが、姫君の出迎えで2本のホームランを見逃したのが残念でした。...
アジサシの会がありました。 置き去りのスマホの鳴りて春の昼※今月6回目、今年35回目。...
今日は、働き方改革吟行会に参加しました。シンガポールに赴任される大俳人様を送別しました。 あたたかき料理を届け花の宵※今月5回目、今年34回目。...
日本伝統俳句協会のWeb投句箱、3月の結果が発表になりました。皆様、ご投句ありがとうございました。4月のお題は「日永」です。https://haiku.jp/tsukuru/16784/...