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金沢市遺言・相続相談センター http://uchidasouzoku.sblo.jp/

遺言作成,相続(遺産分割・遺留分減殺・事業承継)に関する様々な事例や法律知識の紹介です。

内田清隆
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住所
金沢市
出身
品川区
ブログ村参加

2010/05/21

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  • カリフォルニア州司法試験に合格

    2019年2月に行われたカリフォルニア州司法試験bar examに合格しました。 (http://ca-barexam.sblo.jp/ 受験生向けにカリフォルニア州司法試験合格体験記を書いています。) 契約法や不法行為法等は,アメリカでも日本でも基本的な考え方は同じです。 契約を行う当事者は,関係が深い場合より,関係が遠い場合の方が多く,国際的な契約も多数あります。 不法行為についても,全く関係ない人同士で発生することも多くあり…

  • 兄弟の子や孫に相続権はあるか

    ある人が死亡し,配偶者も子も両親もいない場合,相続人は兄弟ということになるのだが, その兄弟がすでに死亡していた場合,兄弟の子に相続権はあるであろうか。 また,兄弟の子もすでに死亡していた場合,兄弟の孫に相続権はあるであろうか。 この点,時代によって大きく異なる。 昭和22年5月3日〜同年12月31日に死亡 この場合は,家督相続制度を応急的に停止した応急措置法が適用される。そ…

  • 遺留分を奪う方法4 生前贈与2

    以前に,遺留分を奪う方法として生前贈与を紹介したことがある。 http://uchidasouzoku.sblo.jp/article/39364625 そこでは,生前贈与では,本来遺留分を奪うことはできないと書いた。 例えば,相続人として子AとBの2人がいた場合, �@Aに全財産1億円を相続させるという遺言を書いてBの遺留分を奪っても �AA…

  • 死因贈与契約の活用方法

    死因贈与契約というものがある。 死亡した場合には一定の財産を贈与するという契約であり,遺言ととてもよく似ているためあまり活用されていないのが現状だ。 しかし,死因贈与契約には,遺言とは異なるメリットもある。 一つは,手続が楽というものである。 遺言は,厳格な要式行為とされる。そのため自筆証書遺言であれば,全文自筆で手書きしなければ無効になってしまう…

  • 養子の相続と養子の代襲相続

    「養子にいったあいつに相続する権利なんかないでしょ。」 そんな相談を受けることがある。 「あいつは小さい頃に養子にいってから,うちとはほとんど交流してない。しかも,養親から多額の相続をすることが決まっているんだ。」 そんなことを言われると,「確かにそうだ。」と思ってしまいそうだ。 しかし,法律的には,家庭裁判所の審判を得て実親との縁を切る「特別養子」の場合を除いては,養子にいった子であっても実…

  • 自筆証書遺言の形式違背の訂正の効力

    自筆証書遺言の訂正については 民法968条2項 遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場所に印を押さなければ、その効力を生じない。 と規定されており,そのやり方は厳格に決められている。 ところが,この厳格なやり方を無視し,単に二重線を引いただけで訂正していたり,修正液で訂正してしまったりされている場合も…

  • 公正証書遺言と津波

    先日,東日本大震災の被害者らからの法律相談データ(1000件ほど)をまとめるという作業をした。 「両親が海に流され・・」「甥夫婦と子供が家ごと海に流された…」「新しく買った土地が海に沈んだ…」 そんな悲劇的な相談の連続に改めて震災の悲惨さを思い知った。 弁護士を続けていると,悲劇的な相談を受けても,同調しながらも一線を画し,その悲劇を自分の心に伝染させないようにできるように…

  • 親の遺産を知る方法

    兄弟から,亡くなった親の遺産は自宅と預貯金だけだと言われたが,本当かどうか調べてほしい・・・ そんな相談を受けることがある。 亡くなった親の遺産を調べる方法はあるのだろうか。 預貯金については,取扱金融機関の支店が分かっていれば調べることができる。その支店に行き,要求される戸籍謄本等の資料を出せば,親名義の預貯金の取引履歴(入金と出金日時と金額の一覧表)を受け取ることが可能…

  • 葬儀費用は遺産に入る?誰が負担するの?2

    以前の記事で,葬儀費用は遺産に入るのか,親の葬儀の費用を兄弟の一人が出した場合にもう一人の兄弟に半分を出してもらうことはできるのかといった問題について書いたことがある。結論はよく分からないというものであった。 この点について,名古屋高等裁判所は平成24年3月29日に

  • 遺留分減殺請求と寄与分との関係

    1 被相続人は,全財産であった現金2000万円を長男に遺贈するとの遺言を残し死亡した。相続人は,長男と次男の2人の息子であった。 この場合,次男の遺留分は500万円であるから,原則として,長男に遺留分減殺請求として,500万円の支払いを求めることができる。 2 このとき,被相続人の財産の形成が,もっぱら長男の努力による場合であれば,長男は次男の訴えに対して,寄与(民法904条の2)を主張して,…

  • 死亡前に贈与を受けた預貯金の払戻しの受け方

    ある身寄りのない老人が,仲の良い友人Aさんに, 「私はもう先が長くない,もしものことがあったら,これで葬儀をして,墓石の一つでも立ててくれ,残った分があれば,あなたにあげるので」 と言って通帳と判こを渡した。 その老人が亡くなったあと,Aさんは,銀行にお金をおろしに向かった。 ところが,「相続人ではないので,お金をおろすことができません」と言われお金をおろすことができなかった。 どうす…

  • 遺留分と債務の関係

    Xが子Aに遺言で全財産を相続させた。 相続人は子Aと子Bである。 相続財産は現金が1億2000万円,債務(借金)が1憶円である。 さて,BはAに対して,幾らの遺留分減殺請求ができるであろうか。 �@の考えは,シンプルである。 Bの遺留分は全財産の4分の1である。 よって(1億2000万円−1憶円)×4分の1=500万円という考えである。 �Aの考えは,複雑である。 以前の

  • 生前贈与と遺留分2-遺留分減殺請求ができなくなる場合

    前回述べたように,原則として,親が全財産を別の兄弟に贈与するのをやめささることはできない。しかし,親が死亡後は,その兄弟に対して,遺留分減殺請求ができるようになるというのが原則である。 しかし,必ず遺留分減殺請求ができるわけではない。 生前贈与後1年が経過した場合には,…

  • 生前贈与と遺留分1-生前贈与をやめさせられるか?

    親が財産を別の兄弟に贈与するのをやめさせることはできないか。 そんな相談を受けることが多い。 例えば,親が長男に丸めこまれて全財産1億円を長男に生前贈与してしまった。 そこで,次男が,長男に対して,「自分だけずるい!」と言って,一定額の支払を要求できないかといった相談である。 次男は,そのような要求をすることは可能であろうか?

  • 1000万円の赤い羽根共同募金

    どうも最初からおかしかった。 相続人は,父と子。判断能力を失った父の後見人として,遺産分割の調停に関わった件である。 話合いをしようとしても,「親戚の法事」「入院することになった」「どうしても抜けられない仕事」などと言われ会うことができず,1年も話合いが進まない。 そんなに突然,会えくなる事情が頻発するとはいかにも,おかしい。 そう考え,やむなく,裁判所の調停で,話を進めることにな…

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内田清隆さん
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