医院の前に花が植わっている。花は美しいけれども植木と違い頻繁な手入れが必要で、院長の奥様が世話されている。花々は美しさと同時に季節の移ろいを感じさせ、もうすぐ風薫る五月なのだと気付かせてくれる。熱帯でも寒冷地でも季節感はあると思うが、日本の四季ほど微細で豊かな変化はないのでは。我が家の庭は結構広く色々な木が植わっている。植木屋で買ってきた木を思い付きで植えているのだが、木は花と違い年単位で成長してゆくので花とは別の楽しみ驚きがある。ちょっと人間の子供に似ている。庭の木
子供の頃にも百日紅の存在を知っていたが、それはもっぱら滑りやすい木肌についてで花のことには興味がなかった。それがどういうわけか高齢者になって、百日紅の花の美しさに気付いた。花、葉、枝のバランスがよく、花の色が濃いピンクで夏の日差しに映える。気を付けて見るとあちこちに結構たくさんある。庭に一本植えてある家も多い。花が咲いている期間が長いのも気ぜわしくなく良い。サルすべりといってもサルが実際に滑るわけではないと思うが、本当のところは知らない。百日紅の花
何だか新たに原子力発電所を作ろうなどと言い出している。誰の入れ知恵か、岸田さんの脳味噌からの考えではないと思う。今の原子力発電所があと何十年か使えるので、それを整備して使い切るのが真っ当な思考というものだ。その間に他の発電方法を考え出し準備するのが責任ある政府のすることだ。現在ある原発の安全基準を満たして使えるようにするのが先決だ。問題は誤魔化しにあるので、反対している党推薦の委員を加えて安全基準を判定監視すれば反対派も譲歩せざるを得まい。福島の原発事故の損失額や廃炉の方法見通しは隠したり誤魔化したりで先延ばしうやむやにするばかり、結局汚染水を海に流すことになってしまった。そうなることは十年前から分かっていたのに、莫大なお金を使って冷凍壁や汚染水をタンクに貯めこむことでやっている感を演出してきた。日本の科...誤魔化しで劣化してきた
明日椅子が届く。一か月近く待たされた。どんな椅子だったか記憶がはっきりしない。気に入ったこと、お値段がそこそこしたことしか覚えていない。今は台所に置いてあったスツール持ってきてそれに座っている。長い間座っているのはちょっと苦痛だが、パソコンをチェックしたりするのには何の不便もない。二十年座った椅子はガレージに出してある。新しい椅子と引き換えに持って行ってもらうことにしている。本当は修理可能なのではないかと思うが、メーカーも違うし直っても置くところがない。メーカーが捨てないで修理して第二の椅子生を送らせてくれると嬉しい。昨日のNHK杯は囲碁も将棋も面白かった。中川八段はアウトドアの人の感じで棋士には見えないが、外連味がなく好きな棋士の一人だ。囲碁はよく知らない棋士だったが、結城九段が味のある解説をしてくれて...八月最後の日曜日
ロシアがNPT会議合意を土壇場でひっくり返した。これがウクライナ侵略を核という切り札を使って何とか有利に継続したいという策略の為なのは明らかだ。勿論、世界を敵に回すロシアを何とか押さえ込めないか世界の国々は考えを巡らしているはずだが、残念ながら一丸とはなっていない。唯一の原爆被災国である日本しかも広島出身の岸田首相と隣の県出身の林外相は渾身の力を絞って、核兵器不使用廃絶を世界が一丸となって推し進められるように動く責任と義務がある。このままではロシアは北朝鮮化してゆくと思われるが、ロシア国民はそれでよいのだろうか。プーチンにニエットとは言えないのだろうか。ロシアからのユーチューブを見ていると、検閲されているのか自分で野菜を作ったりして物価高の中でも楽しそうにやっていて?あたかも政治のない世界を生きているよう...夏の終わりに風が吹き始めた
別に患者さん同士が連絡を取り合っているわけではないのに、一日の患者数はかなり大きく変動する。おそらくレストランや食堂でも同じことが観察されていると思う。ラーメン屋牛丼店などのチェーン店では統計を取って色々作戦を練っていると思うが、当医院では発熱外来を除いて予約は取らず患者さん任せで毎日診療している。一昨日は待合室に患者さんが溢れ一息つく暇もなかったのに昨日は途中でコーヒーを飲むことができた。いつもは待ち時間が二三十分なのに一昨日は一時間以上待たせてご立腹の方も居られた。申し訳ありませんと謝るしかない。患者数を予測できても自慢にはならないが、今日は多い少ないか私の予想は比較的当たるので、朝看護師に今日はどうでしょうと聞かれることがある。今までの記憶、天候、日付、二三日の動向から予想するのだが大きくは外れない...人の動きには波がある
藤井五冠が桁違いに強い。自玉に詰みがないのを読み切り、相手の玉に受けのない詰めろを掛けた。解説が追いつけない。一体どれだけ強いのだろう。奈良県警の責任者が、安倍元総理銃撃防御不備の責任を取って辞任する。当然のようで、自らの非に居直る政治家群を目の当たりにすると、珍しい症例のように見えてしまう。銀座で起きたこと、大人なら眉をひそめても大騒ぎはしない。昆虫好きとは聞いていたが蓼食う虫だったとは知らなかった。銀座で遊んだことはないが、機会があっても御免こうむる。異常気象に異常地上
岸田政権のカルト宗教汚染が明らかになってきた。内閣改造しても汚染を覆い隠すことはできない。目的のためには手段を択ばない票集めにより、どのように政治が歪められてきたかを検証是正することなしにこの問題を通り過ぎては日本の再浮上は望めない。国葬の規模を縮小してやり過ごそうなどという姑息なことをしてもしょうがない。政権の危機はとりもなおさず日本の危機なのを自覚したい。時宜を見てカルト教団に選挙を応援してもらった閣僚は辞職すべきだ。無縁な閣僚は残ればよい。現総理閣僚よりも適切が人物は居るはずだ。どういうわけか、マスコミが政権に厳しいことも報道するようになっている。これからも、権力に忖度せず今の調子で情報公開し報道してほしい。選挙がないから安泰などということがあってはならない。刷新が必須
二三日前から朝夕僅かに涼しくなった。残暑がいつまでも続くのは嫌だが夏の名残りの風情は好きだ。今の児童にも夏休みの宿題がたくさんあるのだろうか、昔は今頃になって慌てて夏休みの宿題をやったものだ。冬休みの長い地方は今週から二学期のところも多いようだが、そういうところは多少夏休みの宿題も少なめなのだろうか?。日本は小さな島国だが一都一道二府四十三県、それぞれに微妙に風土が違い味わい深い。歴史と気候の地形の影響だと思う。どの国にも地域地方による違いはあるが、日本ほど細かく微妙ではないようだ。ほとんどの県に行ったことがあるが通過しただけのところも多く、宮田輝アナ、川本三郎さん、タモリに比べれば百分の一以下の経験しかない。そのタモリでさえ、ブラタモリで驚いているのだから、如何に日本はグラエイションに富んでいる国なのだ...富山知らぜざる富国
もう同じ場所で三十年以上診療している。三十年診ている患者さんはかなり減ったがまだ十数名居られる。二十年診ている患者さんは数多い。日本人の平均寿命が延びていくのを実感している。寿命には個人差がある。癌、心臓病、脳出血と云った致死的な疾患を逃れた患者さんは所謂老衰で亡くなることになるのだが、その年齢が徐々に高齢化してきている。年齢というのは脳力と身体力と内蔵機能に表れるが、その他に見た目というものがある。見た目の若い人は同じ年齢でも脳力身体力内蔵機能も若いことが多い。唯、見た目の若い人は一端老け始めると早い傾向がある。逆に実年齢以上の見た目の人は外見が老けるのがゆっくりしている傾向がある。見た目の若さは医学研究の対象になりにくいし、私はあまりそうした分野文献に詳しくないので、どの程度科学的な研究がされているの...外見年齢
今朝は青空が見え蝉も鳴いていたが、風は秋風だった。即断したために間違えた例を挙げよと聞かれれば、唐突な一斉休校国葬前倒し内閣改造が思い浮かぶ。後の後悔先に立たず、後から気が付いても修正できないのが辛いところだ。機先を制したつもりが、土壺に嵌まってしまった。新型コロナの気配で一斉休校の場合はホームランを打とうとしてセカンドフライでも、分からなかったと睨めば押し通せた。国葬と前倒し内閣改造は睨んでも批判は止まらない。リーダーの仕事はここぞと云う時、優れた判断を下すこと。誤りが続けば、Jリーグの監督なら交代させられる。判断は難しい
夏休みに少し(二百冊くらい)本を整理したのだが、見回すと減った感じがしない。本の前に本を置いていたので、それが引っ込んだだけなのだ。多分死ぬまで手に取らないだろうという本を捨てたのだが、残っている本も半数以上手に取ることはなさそうだ。自分が後期高齢者になったせいか、後期高齢者でお元気な患者さんには、勿論病気に依るが、好きにやって下さいとお話しするようになった。五、六年前までは後期高齢者の方にも型どおりあれこれ注意していた。しかし、後期高齢者であれもやりたいこれもやりたいと云う患者さんは少数派だ。「テレビの番人ですよ」などと自嘲気味に言われる患者さんも多い。孔子様のお言葉に新解釈など大胆不敵すぎるが、七十にして、今にすれば九十にしてだろうが、矩を越えずは当たり前田のクラッカー年を取って欲望と体力が減っただけ...後期高齢者には
コロナの陰に隠れ問題として浮かび上がらないが、高齢者の一人暮らしが増えている。勿論、元気なら一人暮らしに何の問題もないが、人は老いるので問題が出てくる。脳が衰えても身体が衰えても自立した一人暮らしは困難になる。日本は親子関係が濃いように思われているかもしれないが、実態はそうでもない。四半世紀前から家庭での老人介護負担を軽減しようと整備されてきた介護システムへの負担が大きくなってきている。親が子を思うほどには子は親を思わないというのは厳しい現実で、お子さんが親の面倒を見ない症例が出てきている。極端な場合は自立した子供が居るのに高齢者が生活保護で一人暮らしをしている。数は少ないが子供ではなく甥や姪が、自立困難になった高齢者をどうすれば良いかと相談に来る症例がある。医院では話は聞いてもそうした症例に薬や注射はな...あまり表に出ないが
H氏がハニートラップに引っかかっているらしいとA氏が走狗に囁いたようだが、どの程度確かな根拠があったのだろう。H氏は色々対立する煙たい存在なのでハニートラップというトラップの可能性も否定できない感じもする。政治家には自分の得になるなら悪魔の申し子とも手を握る人達が多いので、何が本当のところかよく分からない。H氏は優秀な人なので中国寄りと一筋縄で決めつけられない深謀遠慮があるかもしれない。ハニートラップがどんなものか残念ながら経験がないので分からないが、世の中には美女が居るのでふらつく事はありうるだろう。転ばなければ大事には至らないと思う。本人に確かめないで噂を広げるのでは他意があると思われても仕方がない。政治では定義がハッキリしないのでお答えできない・・などという現実社会では通用しない訳の分からない言い逃...ハニートラップというトラップ?
ユーチューブを見ていると日本のテレビはあまりインターナショナルではないなと感じる(BSが主で地上波を殆ど見ない私の管見の可能性はある)。ユーチューブには日本在住の外国人と外国に住んでいる日本人の動画が多い。私が好んで見るせいもあるが絶対数も多いのではないかと思う。外国で暮らすには外国語が理解でき話せることが必須で、そうでないと溶け込んで暮らすことはできないし視野も広がらない。日本在住の外国人ユーチューブーは皆日本語が達者で日本の慣習や感覚を相当深く理解している。女性の方が多いようで女性の方が語学の才能があるらしい。自分にはとても外国に二三年住んだだけでその国の言葉が流暢に話せるようになる自信はない。ユーチューブを見ていると日本に暮らす色々な国から来た外国人の殆どが日本は安全で清潔で暮らしやすいと言う。特に...外国移住を考える
MR(MedicalRepresentative、医療情報提供者)という仕事がある。これは私が医者になった半世紀前と今では仕事内容が大きく変わっている。昔はMRの仕事は接待が主で、処方権を持つ医者にいかに食い込んで自社製品を使って貰うかが彼らの腕の見せ所だったのだが、医師と患者の関係、情報開示、ネットの普及、女性進出、接待費の激減・・に依ってまともな医療情報提供が仕事になってきた。そして医薬の知識が必須となりMR試験というものも導入された。元々接待して貰うのがさほど好きでなかったせいもあるが、今の形態の方が格段に優れていると思う。二年半前院長を辞してからMRとは会わなくなった。製薬会社協賛の勉強会にも出席しなくなった(コロナで激減)。新院長は院内の勉強会も止めてしまった。そうすると新しい薬の情報が不足する...MR医療情報提供者の役割
岸田首相が夏休みに入るので本を十冊ばかり買われた。中にサピエンス全史、フランクリンルーズベルト、歴史に残る外交三賢人の他に同志少女よ、敵を撃てが入っていた。どうした理由でこうした書籍を選ばれたか不明だが、首相の仕事に何か役立てようというものが多いようだ。フランクリンルーズベルトも外交三賢人も強い個性と主張の持ち主ばかりだ。岸田首相は強い個性や主張を感じさせない人で、ホームランや三振はなく、内野安打で出塁したり犠打で打点を挙げる地味な選手の感じがする。どのように参考にされるのだろうか。安倍菅政権以上の難問が山積するこれからにどう立ち向かうのか、お手並み拝見とはいえ不安を覚える。同志少女よ、敵を撃てを読んでみようかとアマゾンを見たら、意図的とも思える酷評が結構あり、本屋大賞なのにと嫌な感じがした。それでも読ん...秋の気配があるが暑い
Tリーグカップで早田ひなが初代女王となった。卓球には可愛い女性プレーヤーが多い。早田はちょっと控えめな感じがして好きな選手で応援している。どうも伊藤美誠のような闘志満々の選手はあんまり好みではない。昔は福原愛を応援していたが、自由奔放というか自分勝手というか育ちが出たようでもう応援していない。美人と言えば石川佳純で、別にメイキャップしなくても美人だ。Tリーグカップでは振るわずパリオリンピックは無理と思う。おじさんは余計なことを言うが卵子は年を取る三十歳は引き際、良い配偶者を得て美しいアスリート二世をと申し上げたい。早田ひな優勝
芭蕉はなぜ奥の細道の旅に出たのだろう。月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。と始まるがこれは凡人の私などにも思い浮かぶ万人の胸に去来する感慨で、芭蕉も同じ思いに捉われたのだろうか。旅は三百年前とは比較にならないほど容易になったが浮かぶ感興には、共通するものが残っていると思う。高々数百キロの離れただけとはいえ見知らぬ土地、深山を分け入って進む列車の車窓からの眺めや乗客の話し声になまりを認め異郷にあるのに気づく時、あてもなく果てもない時空に生きているのを実感する。時空を旅する
日本には木造家屋が多い。住宅のことは詳しくないが本当のところは人工材料との折衷木造と言った構造なのだろうと思う。木材ばかりだとを費用も掛かるし水回りなど作りにくいところもありそうだ。ただ、和風の旅館に泊まってみると隙間とぬくもりを感じて心地よかった。木の触感が人間の身体に合うのだ。もうこれから家を建てることはないのだが、老夫婦には三部屋くらいの木造家屋がちょうどよい感じがする。今の家は二階建てで五部屋もあり二人には広すぎる。理想の家など考え出せば切りがないだろうが、障子や畳の部屋はいいものだ。材質の魅力
小学校の担任だった恩師にいつの間にか懐の深い倫理感を教えられたような気がする。弱い者いじめをしない、誤魔化さないなど、立派な人間ではないが、辛くも何とかほぼまっとうに生きてこれたのは恩師の教えのお陰のような気がしている。しかしここにきて、倫理や道徳といったものが色あせつつある世界に生きていると感じる。少なくとも多くの政治家達にはそしてかなりの経営者にも倫理や道徳は思考の根幹にはないと観測する。権力志向の強い人達は俺が私が正しいで不祥事を指摘されれば俺は私は悪くないと開き直り異論を唱える人を敵視し手段を択ばず攻撃しようとする。安倍政権以降顕著になった傾向と思うが、歴史にはさほど詳しくないので昔から繰り返されてきたことなのかもしれない。そうすると倫理や道徳の教えは一体何のために誰のためにという疑問が湧いてくる...倫理・道徳の由来
風土というものがある。一体何が何処からと思うが、確かなはっきりとした違いがある。よく言われるのは関東と関西の違いで、これは言い尽くされた感じがあり付け加えることは少なそうだ。関東関西は500キロほど離れているが、僅か50キロ離れても微妙だが明らかな違いが出てくる。二年続けて取り止めたが、今年は新型コロナが収まるのを待っていても切りがないと故郷に墓参りに行ってきた。いつも墓参りの時は暑い。故郷を離れて四十年、毎年墓参りに帰ってきた。いつも「おお、よう来た」と首座で歓迎してくれた長兄も亡くなり、そっくりの甥が「叔父さんお久しぶりです」と迎えてくれた。兄嫁と甥姪と久しぶりに懐かしく鰻をご馳走になりながらあれこれ話し込んだ。思い切って県境を越えたので、夏休みでもあるのでそのままは帰らず高山線で高山に来た。信州と同...墓参り、故郷の印象
医師にとって経験は宝、謙虚にそして虚心坦懐に事実に向き合い反省する心と頭を持っていれば誰でも優れた医師になれる。医師だけでなく色々な仕事で真実だろう。残念ながら人生は短く道半ばになるのも真実。仕事とは別に世の中には美しいもの旨いもの心地よいもの素晴らしいもの・・、反対に卑劣なものおぞましいもの辛い苦しいもの・・が溢れている。いずれも一部しか体験することはないのだが、素晴らしいものには思いがけず出会うことができる。ジェーンオースチンの名前は聞いたことはあるが作品を読んだことはない。プライムで時々映画を見るようになってたまたま「説き伏せられて」を見ることができた。逡巡があったが、イギリスが好きなのでどんなものかなとボタンを押した。最初に主人公アン(サリーホーキンス)が大写しになった。あんまり美人でないなと思っ...ジェーンオースチン
老々介護と言われる。しばしば老夫婦がお互いを介護しながら生きている様子を半ば自虐的にそう表現される。ただこれは一方がある程度元気でないと成り立たない。老いるには現実的には頭と身体があり、どちらも同じように衰えるとは限らない。嫁いだ娘が寄るとあんた誰などというお婆さんでも足腰は達者で買い物に出かけて迷子になったりする。歩行器がないと動けなくなっても頭はしっかりしており、嫁さんにあれこれ指図できるお婆さんも居る。お爺さんにも同じことが起きる。お互いの頭と身体を互いに補って何とか生活できているうちはよいのだが、いつまでもとは行かない。介護保険や訪問看護にデイサービスを利用していても、限界が来る。息子や娘が傍にいて面倒見てくれたり、金銭的な余裕があればなんとかなるのだが、どちらも望めないと本当に困ってしまう。避け...いつまでもとは
もうすぐ夏休み、身体を休められそうでほっとしている。本当にこんな時期夏休みを取っていいのだろうかと思うが、自分はもう院長ではないし他の従業員のこともあるので有難く休ませてもらうつもりにしている。岸田首相、何だか急に内閣改造を前倒しした。なぜ急ぐのだろう。政策ではなく、政治的な意図があると言われてる。旧統一教会問題から目を逸らさせ、やり過ごそうということらしい。安倍元首相は権力維持に長けており権力を使いこなした。岸田首相も傍に居てそれを学んだらしい?。役者としては一枚落ちる気がするが、果たして上手に権力を使いこなせるだろうか。新型コロナ,きな臭い近隣外交、落ち込む景気・・、安倍政権の時に比べたら難問が山積みで、下手に強権を真似しない方がいいと申し上げたい。優れた政策を支えるのは強権ではなく信用と説得力だ。何故前倒し
アメリカ人に富士山は火山かと聞かれて、火山だったけど300年くらい噴火がないので休火山ですよと答えたら、300年なんて火山にとっては3日ぐらいのことだよ、じゃあ活火山なんだと言われて確かにそうだとぎゃふんとなったことがある。確かに火山史的には300年は数日かもしれないが、300年は地球規模の変化を知るには十分な長さでもあるらしい。前触れや兆しといったものは300年でも掴めるところがある。人間の歴史は地球規模の気象変動と無縁のようでそうでもなく、どうも太陽の活動がこの二十年ばかりおかしいらしい。黒点が減っているのだ。専門家ではないので科学番組の受け売りなのだが、太陽活動が下がり勾配だという。太陽は殆んど無尽蔵のようでも有限の水素を原料とした核融合反応で熱や圧力を生み出しているので、何十億年先には衰えやがて矮...揺らぎを感じる
ウクライナ侵略戦争が起きた当初はこれは独裁者プーチンの暴挙でゴルゴサーティーンの出番だという考えが頭をかすめた。半年近くたった今はプーチンの暴挙にはロシア国民にも何らかの責任がある考えている。ウクライナ側にもNATO側にもロシアを苛立たせ怒らせる要因がいくつかあったようだが、だからと言って武力でウクライナ市民を殺傷してよいわけがない。政治とスポーツは関係ない?のでロシア人スポーツ選手を国際競技会に参加させないのはおかしいという意見がある。感覚的にはわからないでもないが、政治とスポーツは関係ないわけではないしスポーツ選手もロシア人なので拒否してもやむを得ないと思う。ロシア在住の日本人のユーチューブを見ていると戦争の影響はある程度あるようだが、ほとんど変わりなく生活しているように見える。政治的発言が罰せられる...プーチンだけか
目的のためには手段を択ばず、不都合な事実が出てくると誤魔化す議員が続出している。旧統一教会との関係が明らかになると平気で誤魔化して言い逃れようとする。旧統一教会側からの非難や応援打ち切りの通告はないのだろうか、実質的にかばってくれれば表向きの言い逃れは構わないということか。自民党の内部からの批判がどうして出てこないのか、旧統一教会とは全く関係なく誤魔化しや言い逃れとは無縁の議員も多いはず。政治家は党に関係なく平気で誤魔化すかどうかで分類したら良い。可愛い嘘や嘘も方便ならともかく、今問題になっている議員は利権がらみで嘘をついている。今だけ金だけ自分だけのために平気で嘘をつく議員には退いていただきたい。誤魔化す人物でも自分に得があれば良いと考える人も居るので根絶は難しいと思うが、党よりも人で政治家を選びたい。誤魔化さない政治家を
新型コロナウイス感染が激増している。さすがに七回目のせいか重症者が比較的少ないせいか、他にも大きなニュースがあるせいか、マスコミの取り上げ方はさほどではない。しかし、現場は火の車なのだ。一昨日から近隣の二大総合病院が満杯で入院できなくなってしまった。そうなると救急外来も簡単にどうぞとは言わなくなり、かかりつけ医に相談してくださいと敷居を上げた。頼りにされてもかかりつけ医としてはできることも限られており、遂に昨日は新患の発熱患者さんはお断りさせていただいた。掛かりつけの患者さんで手一杯なのだ。誠に心苦しいが、新規の患者さんは断るしかない。受付を絞っても新型コロナの感染者が毎日四、五人出ている。幸い、今のところ入院適応の重症者は出ていないが、近隣に受け入れてくれる病院がないとなるとどうなるのだろう。たった一週...今ここにある危機
電車通勤なので同じ駅で乗って同じ駅で降りる人が三人ほど居る。もう二十年以上電車通勤しているので、最初から同じ人は居ない。大体五年くらいするといつの間にか見かけなくなり、また新たに同じ駅で乗り降りする人が出てくる。数か月毎朝見かけるとお互いに顔を覚えると思う。一年以上ほとんど毎日見かけても、話をするようにはならないし挨拶もしない。何かきっかけがあれば話したり会釈するようになるとは思うが、そういう機会はなく過ぎてきた。三年ほど前から目鼻立ちのはっきりした二十代後半の女性と同じ車両に乗るようになった。よくあることだがいつも携帯を弄っている。一年ほど前、結婚指輪をしているのに気付いた。あっ結婚したんだと思った。三月頃から何となく腰回りがふっくらしてきた。お目出たかなと見ていると五月にははっきり妊婦さんの体型になっ...産休らしい
雲隠れして後援会長も連絡の取れない国会議員。ドバイ在住で帰国予定のない国会議員。どうしてこんな社会人失格の人が国会議員になれるのだろう。面白半分や反発から投票する人も居るからだろうか。権力さえ握っていれば噓を付いても逃れられるし仲間内で決めても通る。その権力維持の票獲得のためには手段を択ばない。政治家の倫理感を希薄化し信用を貶めた負の業績の表れの気がする。八月になると蝉の声が一段と大きくなる。好きな八月も表に居る時間は通勤の行き帰りだけだ。魚釣りやプールは遠い記憶の中、年寄りには暑い日向は危険で家の中から夏の日差しを眺めている。八月に過ぎし日々を思い出し悠久の時の流れを感じるのは私だけではないだろう。劣化した国会議員
以前は独断と偏見で女流棋士(将棋)よりも女性棋士(囲碁)の方に魅力的な人が多いと思っていた。女流棋士はちょっと固いというか恐い感じがして、柔らかく優しい感じの女性棋士の方が魅力的に感じていたのだが、山口恵梨子さんと鈴木環那さんを見て考えが変わった。お二人は今年度NHK将棋フォーカスと解説に出演して何とも魅力的なのだ。山口さんは不思議な雰囲気の持ち主で美人だと思う。鈴木環那さんはハキハキして愛嬌があり親しみやすい聞き手だ。勿論、囲碁の方の安田明夏さんも可愛いい美人で星合志保さんも感じよく魅力的だ。不思議なことに将棋の方は実年齢より若く見え、囲碁の方は実年齢よりも大人びて見える。囲碁将棋の勝負試合を楽しめばよいのに、爺さんは余計な観察をしている。見直した女流棋士
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医院の前に花が植わっている。花は美しいけれども植木と違い頻繁な手入れが必要で、院長の奥様が世話されている。花々は美しさと同時に季節の移ろいを感じさせ、もうすぐ風薫る五月なのだと気付かせてくれる。熱帯でも寒冷地でも季節感はあると思うが、日本の四季ほど微細で豊かな変化はないのでは。我が家の庭は結構広く色々な木が植わっている。植木屋で買ってきた木を思い付きで植えているのだが、木は花と違い年単位で成長してゆくので花とは別の楽しみ驚きがある。ちょっと人間の子供に似ている。庭の木
エネルギー獲得が人類のこれからを左右するのは間違いない。どうやって安全で妥当な価格のエネルギーを調達するか、これが人類最大の問題だ。これは自明なのだが難問で、問題が大きく難しすぎるせいか十分に取り組まれている気配がない。今あるエネルギー源の奪い合いに目を奪われている人が多い。北欧の沿岸には海中に風力発電塔が数多く並んでいる。持続可能な開発の技術目標が生んだ光景だ。果たして風力発電が安全持続可能で妥当な価格の電力を生み出しているのか、精細な計算研究がされているだろうか。どれくらいの人が真面目に考えているのだろう。地中海には見かけないが南欧の人はノー天気なのだろうか。風力発電に問題が多いが、失敗すると直ぐ叩くのでは問題は解決しないと人の失敗を叩くのを楽しみにする人には釘を刺しておきたい。日本政府岸田政権が真面...風力発電の行方
サウジアラビアは八割が砂漠だと言う。中国も陽関を出れば黄砂の元凶ゴビ砂漠が広がる。砂漠は生きている(サソリやトカゲが生息)のだが人間の生活には役立たない荒廃地だ。そこを緑化しようという計画があり、かなり実現してきているらしい。これはユーチューブ情報だから実際にどの程度実現しているかはもう一つ不明確だが、サウジアラビアでは石油を売却した資金を使い海水を淡水化して水を得ているようだし、ゴビ砂漠では兎を使って緑化を進めているらしい。アマゾンの緑が開発で減少している一方、緑を増やしてCO2削減に貢献しようとする国もあるわけだ。サウジはともかく中国嫌いの人達は緑化運動は嘘だと茶々を入れている。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いということらしいが短絡しては事実がわからなくなってしまう。今は衛星があるからどの程度緑化が進んでいる...砂漠の緑化
日本の地域による変化は東西と南北とどちらによる影響が大きいのだろう。日本列島は東北から南西へ斜めでバナナ型或いは弓状になっているので、どちらの要素も相半ばと言うことになるのだろうか。よく日本は均質で単民族国家と言われるが、実は微妙に異なり多様な地域性を持っている。違いは微妙なのだが、日本人はその微妙繊細さを味わう感性能力を持っているので広くない国土だがある意味幅広く奥深い変化を楽しめる。三重県伊賀出身の芭蕉がなぜあの経路の奥の細道を歩いたか知らないが、日本の東西南北の変化を味わったのは間違いないと思う。味わおうとした気がする。中部地方の太平洋岸に住んでいると東西南北どちらにも肩入れせず、日本文化の多様性を味わうことができる気がする。ただ個人的には寒いのが苦手なので住むなら南西志向がある。若い人にはどこに住...東西南北の違い
ユーチューブ耽溺というか中毒になってしまった。テレビ代わりに見ている。テレビと違いチャンネルが何十万何百万とある。ホームに出ているサイトを適当に見たり予め登録してある三百ばかりの中から選んだりして毎日二時間ほど見ている。ホームに出ているサイトは恐らく私の好みをある程度反映しているのだろうと思うが、いろんなものが出てくる。音楽も好きなので歌をよく聞くのだが宮宛晶子さんという歌手?を見付けた。いろんな歌をカバーして歌っている。合わないのもあるが本人より良いと思うものある。凄い美人とは言わないが鑑賞を楽しめるルックスで良いものを見付けた。100曲以上歌っているのにウイキペディアには載っておらず素性がよく分からない。宮宛晶子という歌手、何者?
共同親権が認められるようになるらしい。詳しいことはきちんとフォロウしていないので知らないが、単独親権も共同親権も妙な話に感じる。まあ、現実は離婚に伴うものなので難しい摩擦争いがあるのだろうと思うが、親であることを放棄などできない。後期高齢の患者さんが(女親が殆んど)よく親には卒業がないからと言われる。確かにその通りで親であることを辞めることなどできないと感じる。親の権利というのも奇妙で親の義務という方が適当と思う。離婚したいと思った瞬間がないと言えば嘘で無茶不当圧政と感じることはあるが、親を辞めたいと思ったことはない。非常に微妙な問題で異論反論も多いだろうが、子供に会えないとか子供を扶養しないとか理解しがたい。親権とは何だろう
ユーチューブに何か国語話せますかという番組がある、TheNewTravelhttps://www.youtube.com/watch?v=r_s36XfBPkU。英米は母国語だけしか話せない人も多いが、それでも二か国語話せる人が沢山いる。ヨーロッパ諸国では殆んどの人が二か国語話せ、三四か国語話せる人も多い。母国語以外英語が話せ、あとはフランス語スペイン語が多い。ドイツ語もかなり多い。悔しいことにというか残念なことに私は日本語と英語しか話せない。その英語は外国旅行でほとんど困らないレベルだが完璧には遠い。ドイツ語も学生時代は辞書があれば難しい本も読めたが、語彙が少なくとても話せるとは言えない。気分はコスモポリタンと言っても、やはりコスモポリタンを名乗るなら三か国語くらい話せないと本物ではない感じがする。世界...何か国語話せますか
全国展開の牛丼チェーン店は吉野家が最初だったと記憶する。現在は松屋すき屋を加えた御三家が競い合っているようだが、カレーはすき屋が一番旨いと思う。ただ米飯がもう一つで玉に傷の感じはあるが、まあそれは贅沢な望みかもしれない。今まで急いでいる時は吉野家を利用していたのだが、これから女房の顔を伺いながらすき屋を利用したい。松屋やなか卯も悪くないのだが、家内が内装と言うか店の感じを嫌うので一人の時しか利用できない。廉価で有難いのだが、それでも急に値上がりしたなと感じる。値上がりと言えば食べ物屋よりもホテルがべらぼうだ。連休に東京に行こうとホテルを予約したのだが倍!になっている、どういうことだ。裕福な外国人が泊まるのだろうか?。今春の大企業のベースアップはかなりのものだったようだが、中小ではそうはゆかず苦しい様子だ。...牛丼比較
バイデン大統領と並んで底が抜けたように嬉しそうな岸田首相、こんな顔をついぞ見たことがない。大丈夫かと心配になる。あらぬ方向を見つめはっきりとは覚えていませんとのたまう小池都知事、元側近の告発を聞いているとどうも怪しい。ギャンブル中毒と同じように虚言癖があるのではと疑いたくなる。一体どういう人物が政治家になるのだろう。怪しからんでは済まない、選挙で選んだ人達なので批判は有権者に跳ね返ってくる。選んだ人の責任も大きい。どんな人かを見抜くことが難しいのは確かだが、何十年もまじかで見ている記者が気付けない見抜けないのではジャーナリストの名が廃る。ひょっとして気が付かない振りをしている気が付いても黙っているのではと思ってしまう。一体どういう人が
二十年近く絵を習い描いてきてそこそこ描けるようになったと自負していたが、絵画愛好家の春の展覧会を見て回り、上に上があると誠に当たり前のことに気付いた。慢心していたつもりはないが、もっと優れた描出が出来るように研鑽したいと思えたのは良かった。高みを目指して半歩づつでも歩み続けたい。これは七分通り完成したグラスだが、描き進めればきりがなくどうなってゆくか自分でも予想がつかない、それも楽しみなのだ。上には上が
庭に突然牡丹の花が咲いた。女王のような貫録の美しさに驚いている。大谷は水原一平のギャンブル窃盗事件のショックから僅か十日で立ち直り打撃が好調になってきた。藤井名人は豊島九段の巧妙な差し回しに不利になりながらもバックストレッチで抜き返し逆転勝ちした。一体どこまで強いんだろう。先日友人たちと飲食した時にMLBは大谷ばっかり報道して偏っていると不満が出た。将棋界も藤井八冠のおやつ報道など過熱気味で他の棋士の報道が少ない。どうも視聴率優先の報道は全体を俯瞰する視野を欠き、偏向は言い過ぎかもしれないが片寄ってしまう。公平公正などと言い出すと難しくなってしまうが、バランスを取って欲しいというのは尤もな苦情意見と聞いた。藤井と大谷は特別?
将棋名人戦が始まった。私は有段者と言っても将棋のことを少し知っている程度で、プロの指す将棋を解説無しで味わうことは殆んどできない。それでも今期名人戦は挑戦者が藤井名人がデビュー時代に苦手としていた豊島九段で、しかも同郷の八丁味噌圏の戦いで楽しみにしていた。それが期待通り初戦から見たこともない戦型で、第一日目から固唾を飲んで観戦する展開になっている。将棋は囲碁に比べ一手の持つ重みが僅かに大きくやや狭い印象があるのだが、今回の名人戦はそうした印象を覆しそうな感じがする。信長秀吉家康を輩出している八丁味噌圏だが、現代では関東関西に挟まれ地味な扱いを受けている。しかし地味でも地力はあり、それを象徴する名人戦と観測する。封じ手は千田翔太八段予想の8二飛車ではないかと思う。地力の八丁味噌圏
長の付くものは一度やると中々やめられないものらしい。長が付くなら盲腸でもよいという御仁も居られるようだ。しかし長くやり過ぎると道を踏み外して晩節を汚す人が出てくる。見苦しいというか残念な気がする。ただマスコミは手の平を返したように溝に落ちて反撃できないとわかると叩きまくるので、すべてが台無しというのもおかしい。功が皆無とゆうことはないはずで、慢心からか独善からか失策失言で全否定するのは行き過ぎ、付和雷同烏合の衆の喝采では根幹の誤りを正すことは出来まい。玉塵混淆の情報の中から玉を拾わないと、悪口を言って終わり忘れるという愚かなことになる。雑言に隠れた平静公平な声を聞き逃さない耳を持たないと衆愚政治に陥るのは必定。晩節を汚す
実年齢より五、六才若く見えるので若いつもりでいたが、久しぶりに測定した握力が35kgまでしかゆかず、やはり年を取ったのだと自覚させられた。早く目が覚めること夜中に一度小用に起きること歩くのが遅くなったこと名前が出てこないこと・・・後期高齢者になった頃から明らかな老化の兆しはあったのだが、進行がゆっくりしているので立ち止まって振り返らないと意外に自覚しないものだ。時間の経つのが早くなったのだが、それが何故か少しわかってきた。殆んど何もしないでボーっとしていることが多いからだ。ユーチューブを見たり音楽を聴いてはいるのだが半ば上の空のことが多い。何かに取り掛かるのに時間が掛かるようになった。好きでないこと面倒なことはしたくないできない。そう考えると診療は好きらしい、良い仕事を選んだと思う。それ以外のことは女房が...若く見えるけれども
桜が満開になった。朝夕少し寒いことがあるが日中は春爛漫と感じさせる。季節のギアが入れ替わった感じがする。しかし人間の作る世界は相変わらずギアが入れ替わることもなく、不幸和音が続いている。ガザで三万五千人以上が命を奪われその七割が女性と子供だと言う。どうしてネタニエフのような人物がイスラエルの実権を握っているのか、それはイスラエル人がネタニエフを支持しているからだと思わざるを得ない。殺された女性や子供の親族がどう思うか、憎しみの連鎖が断ち切られることはなくむしろ強化されて続いてゆくだろう。そこへ行くと日本人は稀有な存在と言わざるを得ない。原爆を二発も落とした国を慕い頼っているように見える。勿論、色々複雑な背景がありそう単純な問題ではないだろうが、安倍、菅、岸田政権はそう動いている。春爛漫
時々、あの先生は外面が良いんだけどと聞くことがある。他の業界でも、あるいは家庭でもそうしたことを聞く。部長はお父さんは外面ばっかりなどと。その裏にはなぜ外の人はそれに気が付かないのだろうという疑問不満もあるようだ。背景には、内面つまり地や素は不機嫌だったり怒りっぽかったりで、困っているという事情が隠されている。恐らく外面に接している人の中には外と内の格差に気づいている人も少なくないと思うが、実害がないので問題にされないのだろう。まあしかし、大きく損得が絡むような問題が起きると地が出て思わぬ攻撃をしてきたりするので気を付けた方がよいと思う。裏表がないというのは誉め言葉だ。外面問題
ユーチューブで世界を垣間見ている。PeterSatenelloとBappaShotaという旅する二人の名前を挙げたい。三十以上の世界を旅するユーチューバーの動画を見たけれどもこの二人の動画は特に面白く役に立つ?と見ている。二人の好奇心とフットワークの軽さは特筆すべきもので、まるで自分が旅しているように感じさせてくれる。まだ四分の一も見ていないのだが、これからもフォロウしてゆきたい。世界を見てみたいという欲求は強さの差はあれ誰にもあると思う。しかし実際に現実に身一つで旅に出る人は少ない。世界を旅することには劇薬と言うか副作用もあるようで抜けられなくなるというか、一つの場所に腰を落ち着けるのが難しくなるところがあるようだ。一方どこにも行かず生まれ育ったところで人生を過ごす人もおられるわけで人さまざま人生色々だ...世界を旅するユーチューバー
乗客に病人が出たり信号機の不具合があったりで電車が10分15分遅れることがある。簡単にこの遅れを取り戻すことはできないが、できる範囲で遅れを取り戻すべくちょっと速度を上げて運転することがある。これを回復運転という。まさか桜が回復運転をするとは思えないが、開花が遅れた今年は開花し始めてから満開になるまでが早い。咲き始めたと思ったら高々五日でもう満開になっている。たまたま暖かい日が続いたせいかもしれないが、まるで遅れを取り戻そうとしているようで驚いている。待合で長く待たされると呼ばれた時急ぎ足になる患者さんがおられる。桜花子さんもそうらしい。回復運転
Piaggiop-18に惚れた。イタリア抜きならとも誰かに陰口を叩かれているが、イタリア人の持つデザイン力には恐れ入ってしまう。Piaggiop-18はプロペラ式の小型飛行機なのだが、その美しい形に痺れた。飛行機の形というのは理工学的に決まるはずのものだが、Piaggiop-18はデザインが先に生まれたように見える、実際そうなのではないかと思えてしまう。歌料理女性以外のものに興味がないように言われてもフェルミを生んだ国、科学技術力も侮れない。Piaggiop-18は性能も優れているのだ。https://www.youtube.com/watch?v=bdAvJcrirToイタリアのデザイン力
昨日はエイプリルフールだったが、その数週間前から小池二階大接近、小池百合子首相誕生かなどという、悪い冗談としか思えないキャプションを見かけるようになった。変化を好まない政治に無関心政策に無知な層の心理を先読みして惹きつける才能に恵まれておられるのは認めるが、難問には正面から対峙することなくはぐらかし今の自民党以上にご都合主義的と内部告発する声も聞こえる。どうしてそうした人物を首相に担ごうとするのだろう。突然、桜が咲いた。満開の桜の下で繰り広げられるのは狐と狸が化かし合う政治劇か?。もう結構。悪い冗談
選挙で民意が示された。誰が選挙を考え出したか。民主主義を推し進めてきた人達らしい。誰が選挙対策を考えているか、民主主義を推し進める人達とは違う気もする。民意とは何でどこにあるのか。民意と民主主義の関係はどうなっているのだろう。年を取ってきたが、どうもよく分からない。犬が吠えても隊商は進む?。富士山は遠くで見ると美しいが山肌に立ってみると石がごろごろしている、どちらも富士山。。選挙の不思議
藤井六冠が叡王戦で菅井竜也に負けた。驚いたと言っては菅井八段に失礼だろう。名人戦第一局で渡辺名人に勝ち圧倒的な強さを見せる藤井六冠、大得意の対振り飛車でまさか負けるなどと思ってもみなかった。当たり前と言われれば当たり前なのかもしれないが、藤井六冠でも負けることがある。しかも完敗だった。こうなると渡辺名人はどうも藤井六冠に苦手意識を持っていてそれが足枷になって勝てないのではないかと思えてくる。いくら何でも現名人がニ十回戦って三回しか勝てないというのは何か原因があるはずだ。藤井敗れる
今年もいくつか野菜(茄子、胡瓜,トマト)を鉢に植えた。庭に直植えにしたこともあるが、鉢植えの方が管理がしやすいので鉢植えにしている。他にも実の生る木を数種類植えているが、柿、夏蜜柑、林檎、フェージアは実が生るようになったが檸檬、梨、無花果はまだ実を結ばない。桃栗三年柿八年と言うが、果樹は実が生るのに時間が掛かりちょっとまどろっこしい。そして実が生ったと言っても林檎とフェージョアは小さく少なく食べて美味しいとまでは行っていない。夏蜜柑と柿は人にあげられるほど立派で数多く実が生る。ただし、柿の方は鳥が食べに来るので要注意だ。今までは手入れ管理が不十分で植えただけのことが多かったが、今年は大分爺さんになって時間があるので少し手入れをしてみようと思うが、何せ素人で根気のある方ではないのでどこまで効果があるかは不明...庭の果樹園?
世の中には優れた観察者が居て、なるほどと思わせる評論をされる。養老先生、高橋源一郎、橘玲、宮台真司、佐藤優・・中野信子など。似て非なところも多く、一緒に名前を挙げられるのには抵抗がある人も居るかもしれない。ユーチューバーにも活発に評論をする人たちが何人も居られる。時々目を通して、同じようなことを考えている人が居ると思うことがある。ただ、同じような考え方見方に接しても多少嬉しいと感じることはあっても元気が出るとは言えない。人間はどうして自分の考えを発表せずにはおられないのだろう。愛犬トムとは心が通う時があったと思うが、彼の演説は聞いたことがない。犬や牛馬に思想があるようには見えない。人間には本能と認識のずれがあって意識が生まれ、思想や解釈が生まれたという説を聞いてなるほどと思ったことがあるが、で楽しく生きら...成程の先に
昨日は暖かいというよりも暑かった。駅まで歩くうち汗をかいてしまった。どうもだんだん駅までの道が遠く感じるようになった。七十五を過ぎた頃から年かなと感じることが増えた。何故六十五歳七十五歳を高齢者後期高齢者に決めたのか詳しく知らないが、キリがいいだけでなく当たっていると思う。十年一昔という感覚からか十歳区切りで八十五歳を超高齢者と呼ぶこともあるが、これは九十歳でも良さそうに思う。本当のところは八十七、八歳が境目に観測するがキリがよいので九十歳が良さそうだ。十年ひと昔
トラックドライバーがアメリカの道路を走り回るのを見るのが好きでユーチューブでよく見ている。アメリカ中の町から町へ一日何百マイルと走る。会社からどこそこからどこそこへという仕事が提示され、そこから選び取って何処へでも運転して行く。途中のトラックストップで食事シャワートイレ給油仮眠を取りながらどんどん運転する。厳しい運転労働管理があり、連続してできる運転時間が決まっており、時々丸一日以上の休憩を取らなければならない時もあるようだ。収入は運転したマイル数で決まっており、結構よい収入になるようで、殆んどトラックの中で生活しているおじさんなどは、トラックを買い取ってオーナードライバーで仕事をしている。数名のトラックドライバーのユーチューブを登録してあるが、なかでTetsuさんが気に入りでよく見ている。電車でも一番前...トラックドライバー
以前毎週のように行っていた和風洋食の店に久しぶりにカレーを食べに寄った。ちょっと量が多めで女房に向いたメニューが少ないのと最近家で食べることが増え一年近くご無沙汰していた。勿論、よく覚えていて「いらっしゃい、お久しぶり」の声が掛かった。相変わらず辛めのカレーなのだが、私はこれが好きでちょっとソースを追加して水を飲みながら頂く。ご夫婦でやっておられる店で、安くてボリュームがあり美味しい。フロアの女性は変わっていたが、ちゃんとカレーが辛いのは心得ており、お冷をつぎ足してくれた。帰り際「又いらして下さい」と無口で黙々と働くご主人も顔を上げて挨拶してくれた。久しぶりの患者さんは私の仕事でもよくあり「お久しぶり、どうされましたか」と声を掛けることはあるのだが、なかなか「又いらして下さい」とは言いにくく「これで様子を...私には言いにくい一言
「目の見えない人は世界をどう見ているのか」伊藤亜紗光文社新書を読んだ。目の見える人が実は良く見えていないことを教えてくれる本でもあった。目の見えない人は言われてみればそうかと気付くのだが、目の見える人よりも少ない情報で世界を見ている。しかしそれが必ずしも良く理解できていないことを意味するわけではない。例えば目の見える人は前後や表裏を意識区別するために、全体像を見失うことがあるが目の見えない人は全体をひっくるめて把握できている。目の見えない人を視覚障害者と表現するので研究の対象にしにくい雰囲気はあったと思うが、伊藤さんは踏み込んでインタービューと協働体験を本にまとめられた。目の見える人間は百聞は一見に如かずはそのとおりだなと受け取りがちだが、実は抜け落ちているところがあり、目をつむっただけでは目の見えない人...目の見えない人は
プロ野球で三割の打率が残せればレギュラーは確実で、打率ベストテンにも顔が出る。三割というのは十回に三回でさほどの確率ではないような感じもするが、実は世の中では中々実現が難しい確率なのだ。十円玉の表裏のような出るかでないかのような五分五分の事象は殆んどなく、あれこれ絡み合う世の中の出来事は風が吹けば桶屋が儲かるのが実態で三割当てるのは至難の業だ。勿論、極端に単純化し当てたと当てたと騒ぎ威張る輩は後を絶たないが当てた裏で何倍も外しているのには口をつぐんでいる。頭の体操用というか、医療ばかりに目を向けて経済音痴にならないように?僅かに株を持っているので株価を週に二三回チェックしているが、長期的には下がり勾配のようだが日単位週単位の動きは上がり下がりの繰り返しで素人の私には全く予想がつかない。素人考えでは金余りの...三割打者の教えること
三十年くらい前から徐々に内科学会は専門医でなくても分かる臨床に役立つ講演演題が増えてきた。昔の高々数十人しか分からないような、専門的で狭く難解な演題講演が減ったのには、一般会員の声や米国の臨床医学の影響があると思う。私は好ましい変化と思っているし多くの会員もそう感じていると思う。コロナ前は年に二三回、学会の開催地に赴き直接参加してきた。最近はオンラインネットでも講演が視聴できるが、どういうものか現地に行って実際に聞いた方が脳味噌に浸透する感じがする。今回久しぶりに参加したが、内科学会の会場の埋まり具合は五割程度で、かなり回復したようだがまだ寂しい感じがした。講演を聞くと勉強意欲が湧く、大体二か月ほどでだんだん意欲が萎んでゆくのは遺憾だが、それでも参加するとしないでは大違いだ。後期高齢者の私でも刺激を受け意...内科学会の効用
コロナが減って飲食店や宿泊施設に客が戻りつつある。多分、その影響だと思うが、客扱いが丁寧になったように感じる。年に一度泊まる丸の内ホテル、勿論以前から感じが良かったのだが、今回は特別丁寧に感じた。ぶらりと入った中華の店もたまたまかもしれないが、フロアの女性はとても感じが良かった。どうもこれは戻ってきた客が嬉しいことと相まった、仕事への感謝の気持ちのような気がした。災いを転じて福となす
後期高齢者になってからでは気が付くのは遅すぎるが世のに中は虚飾に満ちた情報が溢れている。嘘というと響きが強いのでそれほどでもないと思う人が多いだろう。しかし嘘を見解と言い換えれば、そうかなそういえばと膝を打たれるだろう。大量に拡散されているのはマスコミ情報でその背後にはコマーシャル手法とスポンサー資金が存在する。取り入り売りあげを伸ばそうとする精神が背後にあれば、事実よりも見解が優先されてしまう。はるか昔、孔子様が巧言令色少なし仁と喝破していたが、三千年の間に手法はますます巧みになってきている。政府というスポンサーも居るから要注意なのだが、あなたの感想でしょあなたの意見でしょと切り返せない人も多い。よく考える時間が奪われてしまっているのだ。コマーシャルにはコマーシャル手法が
年を取ると睡眠時間が短くなる。まあこれは多少は困るがある程度は受け入れて生きるよりないようだ。身体を動かす、うたた寝をしない、人と話をする、手を動かす・・でいくらか改善できるようだ。怖いのは睡眠的時間が長くなることだが、こうなるとご本人はあまり気にしない様子だ。不義理というのはどういう範囲をいうかよく分からないが、年を取ると行きたくないところには行かないしやりたくないことはやらなくなる。医師会最後の役職も二回に一回が三回に一回の出席になってきた。知った顔とお久しぶりと挨拶を交わすが、知らない顔と名前が出てきた。私より年配がまだ一人残っているので、もう少し名前を連ねておこうかと思う。今年は忘年会がありそうなので知らない若い医師とも話ができるだろう。春宵暁を覚える
統一地方選挙が終わった。なんだか変わりないようで、そうでもない結果が出た。私はどの党の選挙対策委員でも政治評論家でもないので一体何がどうということはわからないが相も変わらずの中に、微かな軋みを感じる。診療も十年一日ではなるまいと感じ、考えている。もはや最前線の現役ではなく消えゆく老兵ではあるが、これでいいとは思えない部分がある。日本人は変化を嫌うのにいつの間にか変化を受け入れてしまう。今やどの医院にも保険証にとって代わるマイナンバー登録機器が設置され、お持ちでしたらお願いしますと唯々諾々と登録が始まっている。登録するとどうなるか問う人もなく、どうなるかよく考えている医師も少ない。なし崩しに流れを起こすまでは時間が掛かるが、同調者が増えれば赤だか黄色だか青だか一気呵成に染まってゆく、日本の風景である。変わりないようで変わってゆく
暖かいんだか寒いんだか分からない日が続いていたが、いつの間にか桜も散り春爛漫になった。年を取ったせいか、時の流れの早さと春の息吹に圧倒される。気を取り直し、できることをという気持ちで朝食、といってもごく簡単なピーナッツとジャムのトーストだが、を食べ終わる。絵を描いていて良かった。何か打ち込んですることがあるのは有難い。尤も先日、完成した茶畑の風景を額に入れて忌憚のない評をしてくれる同年配の女性軍に見せたら、素晴らしい額ですねと筋違いを褒められて踏鞴を踏んでしまった。七半の女性陣に負けないように頑張りたい。写真は完成直前の絵できることをする
つい先日、時々行く寿司屋でお客は我々夫婦二人だった。よく話をする親父で、最初にイカを頼んだら、今日はイカはありません。手で大きさを示しながらこんなんが二千円ですよ、とても買えません。三十年前、よく蛸を食べたけどいつも蛸はないねえ。蛸なんて高嶺の花で、この頃魚の値段がめちゃ上がりですよと嘆く。そうか、いつも安いけど今日は高いのかなと内心不安になる。WBC見ました?と聞くから大谷がトラウトを三振で討ち取るところ見てたよと返事をした。大谷凄いっすよねえ、家の娘が大谷と結婚したいと言ってるんですよ。おやおやという我々の反応を無視して、そうなったら鮨屋止めますからと言う。無理だねいう我々の顔を見て、いや実際に結婚したら大変でしょうけどねとあり得ない?話に落ちを付けていた。勘定はいつもより二割増しだったが、それでも回...まあ無理だね
犬が人を噛んでもニュースにはならないが人が犬を噛むとニュースになるという。まあそうやって、数多くの案件がマスコミを騒がしている。人間の物珍しさに惹かれるという特性に従って、読まれてなんぼ見られてなんぼが根底にあるマスコミは動いてしまう。しかしそのことをちゃんとわきまえていないと重大な判断を間違えてしまう。元NHK党首が誤魔化すのと首相が誤魔化すのでは全くもたらされる結果の重大さが異なる。そのことにどれほどの人がきちんと気が付いているだろうか?。承知で見て見ぬ振りをしている政治関係者が多いように見える。犬にかみつく人達
小野寺健先生にイギリス的人生という本がある。味わい深くああそうなんだと目を開かされる名著で、文学を通してイギリス的人生を解き明かされている。先生には読みやすく手頃な心に残る言葉というベストセラーがあるが、短い言葉では表し切れない中身がこの本には詰まっている。勿論、文学だけが人間性を明らかにする創作手立てではないだろうが、文学でなければ辿り着けない広がり深みがあると思う。そこで読みたいのがロシア的人生である。沼野氏や亀山氏に類書はあると思うが読めていない。何となくちょっと重苦しく小野寺先生のような手触りではない感じがするからだ。それもロシア的ということかもしれない。しかし、プーチンとロシア国民のしでかすことをよりよく理解するには文学者によるロシア的人生が必須のように思う。ロシア的人生
トランプが浮気のもみ消しに金を支払いそれを偽装した問題、これは95%事実だと思われる。しかしトランプにはこの時期に取り上げられたことで政治的に不利な影響が生じるので、それを逆手に取ってこれは検事と民主党が私を陥れる卑劣な陰謀だと反撃に出ている。同調するトランプの支持者達はもみ消し虚偽記載の事実をそっちのけにし、この時期に起訴したのは政治的ダメージを狙ったものでトランプは被害者だと筋違いの反撃に出ている。検事や民主党にトランプの評価を落とす意図があるのは70%くらい事実としても、それでトランプの誤魔化しが中和されるわけではない。これはまやかす政治的な手法の好例と思う。事実よりも人に与える印象に重点を移して感情に訴え問題をすり替えてしまう。人類の歴史と共に権力者や権力を狙う者が用いてきた手法で、世界のあらゆる...トランプ方式
海岸に行くと海が絶え間なく波打っているのが見える。日常生活ではさほど意識にしないが、様々な事柄が絶え間なく波打ち変化している。じっとしているように見えても、直線的に増減しているように見えても細かい振動というか波がある。毎朝血圧を測り体重を測定しているが、同じ数値のことは殆んどない、上がり下がりを繰り返している。毎日の変化を巨視的に見ると何か月かの長い周期で変動している。人間の感覚では周期が長いと捉えにくくなる。年単位だと多くの人がほぼ正確に捉えられるが、十年単位となると分かりにくくなる。百年単位では普通の人には分からない。中年以降になると時代の曲がり角などと言うようになるが、曲がっている最中には中々正確には波の動きは分からない。しかし今が時代の曲がり角なのは間違いないと思う。自分の存在しない先のことを考え...波打つ世の中