長い間gooでブログを書いてきましたが、gooが店じまいするというので「はてな」に引っ越しました。ブログの仕様が異なり、よちよち運転ですが新天地で運転を始めました。ご興味のある方はまた読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。駅前糸脈店主敬白移転先住所https://higshimaru.hatenablog.com/https://higshimaru.hatenablog.com/引っ越しました
今朝は雨が上がり晴れている。寒さはさほどではない。穏やかな冬日になりそうだ。大晦日なのだが、どうもあんまり大晦日の感じがしない。もはや第一線の重要?人物でなくなったせいか、世の中がいつもざわついてめまぐるしく揺れ動くせいか、時の扉が閉まり開く荘厳な感じは失われてしまった。紅白を見なくなって十年以上になると思う。唯、年賀はがきはだんだん減ってきたがまだ書いている。来年は東京オリンピックがある年だが、さてどの程度盛り上がるだろう。勿論、マスコミは盛り上げようとするだろうし、官邸も何かと便乗を試みるだろうが、私の心には東京オリンピックの時の熱狂は湧き上がってこない。もはや若くないということだろうか。明日のことよりも懐かしい昔を思い出すことの方が多くなった。幸いまだ仕事を続けられる。院長を退き、勤務医の形になり、時間と...大晦日なのだが
一昨日、NHKで三度の三冠王に輝いた落合博満の番組を見た。王長島世代なので落合の現役時代の活躍には詳しくなく、凄い選手が居るなあといった程度の印象だ。中日の監督になってからは元中日ファンとして興味を持って見ていた。どうも実力に比べると評価と人気がもう一つで残念と言うか不当な感じがしていた。西武の森監督ほどではないがスポーツ記者の覚えがもう一つ良くないようで十分に理解されていないなあと思っていたのだが、一昨日の番組では落合を多面的に正当にに評価し、成る程そうかという技術と味わい深い人となりを捉えていた。見る人はきちんと見ているのだなあと感心し末端の一ファンとして安心した。さすが?NHKと褒めておきたい。落合はプロ野球選手として正統な道を歩いていない。高校時代の活躍も変則的で体育会系のやり方が嫌いという変わり種で、...レジェンド落合
怒濤のような年末の患者診療が終わった。今朝は冬らしい穏やかな曇り日で一息ついている。1+2+3+4+・・という自然数の総和は発散するから和があるわけはないと思うだろうが、これが-1/12になるというのだから驚いてしまう。感覚的に理解できない。こちらは物理現象だがカシミール力といって真空中に近接して置かれた導体板の間に引力が働くことが知られている。これも何もない真空(実は真空には何もないわけではない)でそんな馬鹿なことがあるものかという気がしてしまうのだが、この不可解な現象の説明に-1/12に出てくるらしい。医学部では其処までの物理数学を学習しないので、この年で読んでももう一つしっくりは理解できない。今から思えばもう少し理数系を深く勉強をしておけば良かったと思うが、青春を謳歌というよりは青春に振り回され訳の分から...知らない事に気付く
弾劾は英語でimpeachmentと言うらしい。ピーチとメントのせいか響きがやさしい。日本語のダンガイの方が迫力がある。私はトランプが大統領になった時、任期を全うできないと予想したので、少し予想が当たったと感じている。九分九厘、弾劾は否決されるだろうが、弾劾されたという事実は重く大きい。何度も書いてきたが、米国は危うくおぞましいところのある国でトランプのような事実を自分に都合良くねじ曲げる人物を大統領にする国ではあるが、最強権力者をも弾劾できる対抗力も備えておりそれが最強国の由縁の気がしている。勿論、それで融合融和が図れるほど分極化は生半可なものではなくこれからも摩擦は続くだろう。触らぬ神にたたりなしと権力に従順でまやかしや誤魔化しに対抗する力が弱いと遂には全体が破綻する。森永卓郎さんは人間は馬鹿だからしょうが...インピーチメント
二十年前は山で杉花粉が黄色く舞うのを見てもくしゃみ一つ出なかったが、一昨年くらいから時々鼻水とくしゃみが出るようになった。あまりはっきりした季節性はないのだが、徐々に酷くなり車に乗った時や朝夕くしゃみが出て困っている。車が汚れるうるさいと家内は怒るがわざとしているわけではなく、女は無茶を言う。寒くて乾燥した時に出やすい傾向がある。何がアレルゲンかはっきりせず通年性の感じがしている。仕事に差し支えるほどではないが、急に鼻がむずむずして話を中断することがあり、何か良い対策はないものかと思案投げ首だ。薬は眠くなるし、それほど酷くない。看護師は誰かが噂をしてますよとティッシュボックスを脇に置いてくれる。残念ながら一回では収まらず二回出ることが多い。褒めた噂は少ないらしい。三回出ることもある。そうすると頭に響いて辛い。飴...くしゃみが出て困る
昨日今日と異例に暖かい。患者さんと言い合うことだが、身体がこの変化について行けない。年末になり普段より問題のあるニュースが多いように感じる。池江選手退院など明るいニュースもあるが、暗い悪いニュースの方が多い。時間は連続して流れ、日本式に不祥事はご破算でと一端時を止め水に流してとは行かないので難しいことになりそうだ。ボーイング737MAXが生産中止に追い込まれた。これは米国経済大きな影を落とす。日本にも影響があるだろう。百万二百万円の機械ではなく十億二十億円の機械で、使われている部品の数も桁違いに多く広い裾野を持つため、世界的な影響が出てボーイング社そのものも低空飛行になる恐れが出ている。あれだけ大きく重い金属の塊を空に飛ばすには、気の遠くなる程複雑な設計と何十万という部品に精度の高い工作が必要で、空飛ぶ奇跡とい...複雑は難題の原因となる
遠い昔、toomanyrulesという歌詞を聴いた記憶がある。確かコニーフランシスが歌っていたと思う。弘田三枝子も歌っていたような気がする。まあ、私は爺さんだから門限もなくあれこれと細かい決めごとなどない。少々女房がうるさいが、それも聞き流せば大して苦にはならない。ところが事務能力が衰え物忘れが出てきたので仕事以外のあれこれが、多すぎると感じられ負担になってきた。先日も携帯を変えたのだが、仮のパスワードと暗証番号が思い出せない。メモもどこかに行って見つからない。本棚が多いので一寸置く場所が多すぎるのだ。いつか、ああこんな所にと出てくるだろう。まあ、取り敢えずは使えており問題はなさそうなので、捜すのは諦めた。書評を読むのは楽しいが、褒めてあるのが多く目移りする。どうも評者と評価が違うことが多くなり、べた褒めなので...Toomany・・・
遠い昔、新婚の頃思わぬ見入りがあった時、思い切ってフレンチレストランへ入ったことがある。何せ千円以上の物は食べたことがない学生生活を送っていたので、会計の時覚悟はしていたが眼が点になった。今では時々は高級店に入ることもあるが、カードで払うせいか万を超えてもこんなものかなとサインしてしまっている。勿論、高級店は最近は野菜まで何処の何とかという物を出すようになって美味しいと思うが、旨いとは感じない。私の中では旨いは安いとセットになっていて、二千円以上だとそのスイッチが入らない。そうしたことと関係があるのか丼物が好きだ。残念ながら鰻丼は値段的に高級になって旨いから美味しいに格上げされてしまった。幸い鮪丼は未だ辛うじて丼物のレパートリーに入っている。何丼が好きかと言われれば、中華丼天津丼エビチリ丼カツ丼ソースカツ丼親子...丼物が好き、中でも天丼
通勤電車に乗ると七割の人が携帯を見ている。今では当たり前に感じる光景だが、九十年代はどうだったか、思い出そうとしても正確には思い出せない。たぶん一割にも満たなかったと思う。たかだか二十年で世の中は大きく変わっているのだ。勿論、年齢によって時間の長さの感覚は違う、四十歳以下の人には二十年は長い時間でたかだかではないかもしれないが七十過ぎには、指呼の範囲なのだ。ついこないだの九十年代が上手く思い出せないのは、記憶力の低下というより、変化が斑で記憶が上手く時系列で整理しにくい為だろうと思う。こうした時一番頼りなるのが記録なのだがそうばかりとは限らない。実は天知る地知る己知るで、今年桜の会に出た人は必ず憶えているはずだ。あの人が居たは不都合?だから蓋をしている人が居るから、出てこないだけだ。十年前のこととなれば多少あや...共有された認識はシュレッダーでは消せない
全国紙一つと地方紙ひとつを定期購読しているがネットのニュースも読んでいる。数ヶ月前からネットのニュースではグーグルを愛用している。GAFAが席巻するにはそれなりの理由があるようで、グーグルは使いやすくそのニュースはどういう基準かは分からないが屑が少なく?出所が分かり易いので利用するようになった。メディアリテラシ-とよく言われるが、出所を知るのも大切で内容を理解する一助としている。しかしそれに気付いたか紛らわしい名前を使うところもある。マスコミの中には紙媒体の部数に比してネット情報発信が多い会社もあるようだ。ネット情報も収入源になるのだろうか、何か絡繰りもありそうだ。イギリスでボリス率いる保守党が勝利した。人間は倦むというところがある。労働党支持の人の中にももういい加減に決着を付けて欲しいと言う人が居たようだ。合...ニュースはグーグル
我が医院でも忘年会をする。和食中華フレンチイタリアンと日頃食べる機会の少ないご馳走を楽しんで貰う。この数年イタリアンの評判が良く、今年も市内で一二と評判の高い店を予約した。実は料理も中々のお値段なのだが、酒豪が五人ばかり居るのでアルコール類が結構なお値段になる。今は年に一度のことだし、色々本音も聞けるので全く気にならないが、開院一年目の忘年会の時は遠慮のない追加注文にドキドキしたものだ。その頃は今の半分の人数だったのだが、看護師に酒豪が二人居て、このワイン美味しいとボトルを平らげてくれた。事務職員は薄々気付いていたと思うのだが、最初の年は経営的に苦戦で決算は大赤字だった。用意した懐の大枚で足りるだろうかと冷や汗をかかされた。今は懐かしくほろ苦い思い出だ。厳しいなあと思うのが飲食業界で、そうして忘年会をやった延べ...ほろ苦い思い出
この季節になると血糖が上がる人たちがいる。糖尿病の患者さんの中には果物は食事でない?というか、果物なら食べてもよいと勝手に決め込んでいる人達が居るのだ。甘い物や脂っこい物は控えめにしてご飯は軽く一杯といつも指導しているのだが、果物は食事ではないしお菓子でもないから食べてもいいんだと自分に都合良く解釈してしまう。小振りの蜜柑なら二個までは良いのだが、こういう人達は一日に十個以上食べてしまうのだ。あれ蜜柑は駄目なのときょとんとしている、確か去年も注意したはずなのだが。蜜柑はではなく果物は自分の拳骨の大きさの物を一日一個だけですよと説明するのだがご不満そうだ。蜜柑かリンゴかバナナか・・どれか一つで、あれこれ一つずつではありませんよと念を押す。同じようにビールは一缶350mlだけですよと言うと焼酎や日本酒を飲んでしまう...口から入ってしまってからでは
反社会的勢力の定義が決まっていないと閣議決定。税金を使う会の推薦枠を持っていた妻は私人と閣議決定。このような単に首相を守るためだけの子供だましの決定をする閣議にどのような権威があるだろう。二十年前にはあったかも知れないがこの五年ばかりで決定内容が私物化されて権威も地に落ちた。権威のない閣議の決定で首相を守ることは出来ない。国会の要請があれば出席して説明するとあたかも正々堂々としているように振る舞うのは自民党の反対でそうしたことが簡単には実現できないことを知っているからで白々しい。口では何とでも言える。大盤振る舞いの予算を明日は明るくと言葉で飾り立てて計画しているが、財政健全化は何処へ行ったのか、誰がつけを払うのか。日本の景気の先行きには暗雲が垂れ込めている。オリンピックにも陰りが出てきた。中々希望が持てない。な...あんまりだなあ、劣化に烈火
今朝は寒さが和らぎ、のんびりと歩いてきた。旧聞だが将棋の永瀬拓也八段が二冠になった。世間では藤井聡太のようには注目されていないが、将棋ファンの私は以前から此奴は違うと評価していた。棋士にエリートコースと雑草コースがあるわけではないが、永瀬は雑草的地道で、勝つことよりも負けないことを目指す独特の将棋観と勝負術で勝ち上がってきた。私の棋力だから正確に理解できているか疑問はあるが、当たらずとも遠からずと思う。こういう棋士が出て来なくては将棋は面白くならない。イケメンでもなく辛口で女性ファンは少ないかも知れないが、藤井聡太に負けずこれからの将棋界を背負い面白くする男だと思う。どういうわけか、この頃囲碁将棋界の話題が大きく取り上げられる。誤魔化しのない世界をみんなが求めているからだろう。理詰めのようでも人間のドラマはある...永瀬拓也という棋士
今朝は寒くてポケットに手を入れて歩いた。頬と耳が冷たかったが北国の人ならなんだこれくらいだろう。二酸化炭素排出を削減するには、どうすれば良いか。これを阻む二つの壁がある。人間の心と頭脳だ。それは少ないエネルギー消費を受け入れられるかということと、二酸化炭素を排出しないエネルギー産出方法の開発ができるかという二つだ。中々一度憶えた贅沢は止められない忘れられない、たとえ九割の人がそれを受け入れても一割の人が贅沢三昧に耽れば、折角の努力も水の泡だろう。科学技術が進歩しているが、それでも高々十年そこらで二酸化炭素を固定あるいは排出しないエネルギー産出技術を生み出すのは難しそうだ。そうした能力のある人はどう多く見積もっても0.1%程度で、自分の脳味噌を棚に上げて勝手に我が国は科学技術が優れているなどと威張るような人が蔓延...出来ない相談?
今年79歳のS氏、事故の後遺症で左手が不自由だが、認知は軽微で何とか自力で通院できる。奥さんは脳梗塞で寝たきりだったのだが、半年前に入所し今は独り暮らしだ。介護の申請を希望され、医師の意見書を書いた。先日受診して要介護2になったという。えっ要支援の2じゃないのと言ったら、要介護だという。驚いたのを見て、動けない振りをしないと介護がもらえないぞと息子に指導され、歩けない演技をしたという。それは困るなあと看護師と顔を見合せたのだが、「いやあ、介護をしてもらうと元気が出る。飯も旨くなった」と嬉しそうで、注意することは出来なかった。確かに体重が1.5kg増え顔色も良く元気そうで、人と話をして世話を焼いて貰うことがSさんには薬以上の効果があるようだった。私の医師の意見書は正直に書いてあるので、意見書からは要支援の2くらい...演技力の問題
先日、景色の良い人気レストランに昼食を食べに行った。メイン料理は魚だったのだが、料理が冷めないようにか余熱で調理するのか、お皿が高温に熱せられていた。運んできた中年の偉そうな給仕が、「お皿が熱いのでご注意下さい、触るのは自己責任でお願いします」と奇妙なことを言う。えっ自己責任で?、どうしてそんな言い方をするのだろうと家内と訝ったことだ。誰か注意したのに皿に触って火傷して、揉めたことがあるのだろうか。そうとしてももう少し、レストランらしい言い方があるのではないかと思った。因みに皿は外縁は暖かい程度で、火傷するほどではなかった。揚げられた鱈は上手に味付けされており、とても美味しかった。医院に水のサーバーが置いてある。赤い方の取っ手を押すと熱湯が出るが、別に手に掛けて火傷しても自己責任ですとは書いてない。サーバーの会...自己責任の怪
問題は野党よりも与党内にある。なぜこんな単純明快なことが指摘されないのだろう?。私は安倍内閣の守護神であると紙に書いてあれば公的文書で電子媒体に落とせば廃棄できるメモに変わるなどという詭弁がまかり通るのは理解しがたい。肝心要なのは記録内容であって、記録の形態ではない。今は患者カルテも電子メディアに保存している医療機関が数多い。それが認められている。電子媒体に保存してあるカルテは拙いことがあれば破棄して良いのだろうか、良いわけはない。官房長官が優れたディフェンスなのは分かるが、誰を何を守っているのか。自民党議員でも守られていない人も多いようだ。中身の吟味などなく、兎に角官房長官の言うことは是という別働隊が居るように見えるのは錯覚だろうか。自ら考えず、反射でしているのだろうか、あるいはそれが何か利益につながるのだろ...単純明快なのに?
中村哲医師が銃弾に倒れなくなった。これだけは起きてほしくなかったことが起きてしまったと奥様。言葉もない。痛い悲しみを感じる。起きてはならないことが
師走になり急に本格的な冬の天候になった。冷たい風が頬をなでる。朝は手袋が欲しい。桜を見る会の攻防が未だ続いているようだ。攻防といっても事実に関してではなく、要するに安倍的安倍式に味方をする人達と嘘で誤魔化すのは許せないと敵対する人達の鬩ぎ合いで、内閣が嘘をついているのはみんな知っているのだ。黙っている人達は、どう思っているのかよく分からない。昨夜は職場に置いていたコンピュータのメイルを自宅のコンピュータに移そうとして四苦八苦していた。出来るときは簡単でも不具合があると何処に間違いがあるのか見付けるのは結構難しい。出来るとその時使った資料を捨ててしまう悪い癖があるので移設に苦労した。これも出来てしまうとなーんだという僅か一カ所の間違いなのだが、果たして二三年後もこの間違いを憶えていられるだろうか、残念ながら無理な...組み合わせの妙
携帯電話を買い換えにショップに行った。前回も前々回も感じたのだが、携帯の店は普通の販売店と奇妙に異なる。まず店員が無表情で数が少ない。どういう用件か聞かれ順番の番号札を取らされる。十五分以上待たされることが多い。順番が来ると担当になった販売員に身分証明書を要求され、次いで携帯番号から本社?とパソコンで遣り取りしてIDと契約内容が確認される。いくつか質問されるが、洋服や洋菓子の販売店とは違い無表情で固い言葉遣いのせいか尋問のように感じる時もある。最近は警察の方がもっと柔らかい言葉遣いになっている。高々三回ほどの経験だが、関西などでもこうした紋切り型でロボットのような対応なのだろうか。契約完了までなんだかんだで一時間ほど掛かった。改めて携帯料金(機器の買い取り料金分割払込み)が高いのに驚いた。殆どの人が携帯を持って...携帯ショップの謎
今日は十二月二日、未だ三十日もあるのに今年も終わるという感じがしてしまう。師も走る程忙しいということらしいが、せいては事をし損じる。遠い昔医師に成り立ての頃、先輩に救急で呼ばれても走るなと言われた。走ると鼓動も早まり自然焦る気持ちが生まれる。落ち着いて診療に当たるために走ってはならないと言うわけだ。早速実行し、走りそうになったのでいかんと歩き始めたら、同級生のNにお前なんか走っても大丈夫、大勢に影響ないとからかわれてしまったのを憶えている。でもまあ走って現場について息が切れていては確かに良い判断は出来ない。長く様々な判断を迫られる仕事をしていて良い判断には経験知識に加え一分でも良いから落ち着いて考えることが大切と学んだ。焦ると思考停止視野狭窄に陥り、間違えやすい。未だ未だ完璧には遠いが、間違いは減った。今では訴...教訓を生かす
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長い間gooでブログを書いてきましたが、gooが店じまいするというので「はてな」に引っ越しました。ブログの仕様が異なり、よちよち運転ですが新天地で運転を始めました。ご興味のある方はまた読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。駅前糸脈店主敬白移転先住所https://higshimaru.hatenablog.com/https://higshimaru.hatenablog.com/引っ越しました
gooがブログを止めるというので引っ越しを始めた。うまく行くかどうか手探りだが、「はてな」に引っ越すことにした。新天地でさてどうなることか。お名残り惜しいが、心機一転。取り敢えずご報告。引っ越します。
家内が夕飯作りに草臥れたというので、老夫婦で回転寿しに行った。私は光り物中心に八皿、家内も巻物デザートなど八皿で合わせて十六皿。会計は三枚でお釣りが来て嬉しかった。お腹が空いていても十皿が限界なのだが、隣の若い二人連れは三十皿近く積み上げていた。男性の方は中肉中背で大食らいには見えないのだが、一人で二十皿くらい平らげていた。自分も二十歳の頃はあれくらい食べられたと思う。若い力を目の当たりにした。隣の客はよく食う客だ
敵愾心を煽るのが得意な人達が活躍している。妬み辛み恨みを利用して他者を非難し不平不満を掬い取り、それで稼いだり支持を取り付けたりしている。人間には劣情がある。それを利用した戦術なのだ。昔、小学校でそれは醜いこと慎むべきことと教わったのでその感覚が身に染みている。それが絶対に正しいことかどうかは分からないが、それに人類の知恵が詰まっているのは確かだと思う。何でもあり、とにかく数を集めれば勝ち?の世の中では、人類の知恵がかき消されてしまう。今だけ金だけ自分だけには同感できない、明日もあなたも思いやりも大切だと思うのだが。敵愾心を煽る戦術
高い関税は脅しだろうと高をくくっていたら同盟国?にも掛け始め、どうも本気らしいと身構えたら僅か二週間で腰砕け、やっぱり脅しで交渉の手札だったと思わせる兆候が表れてきた。猫の目トランプに振り回される世界だが、アメリカが信頼できない国になったのは間違いなく世界秩序は変容した。色々な人が指摘しているようにこのピンチは日本が変わるチャンスだ。歴史の知識は乏しいが、日本は変わらない変われない国だいうことは歴史から分かる。革新する信長のような人物は例外で、故に本能寺の変が起きたと観測している。いつも変化をもたらしたのは外圧で、トランプは大きな外圧と捉えられる。これを利用して変らないと日本はじり貧になる。先送り隠蔽体質の自民党では駄目だ。ではどこにと代わる政党がないようでも変えないと、トランプがもたらした秩序破壊という...トランプという外圧
趣味は何ですかという問いに旅行という答えを時々見たり聞いたりする。今はそうでもないが、以前は旅行って趣味でするものかなあと妙な感じがした。史跡を巡るとか旨いものを食べに行くとか言われれば成程感が出てくるのだが、漫然と旅行が趣味と言われるとピンとこなかった。知らない土地に行ってみたいという好奇心が根底にあるのだろう。中には世界一周に出かける人もおられる。さすがに世界一周となると趣味を越えるようで半ば本業になってしまうようだ。世に転勤族と呼ばれる人達が居られる。お付き合いのある薬品メーカーの人はみなさん全国を何か所か転々とされており、住んだ土地の話を聞かせてもらうのは楽しかった。世の中で言われていることは概ね正確なようで、九州博多は良いですね。引退するなら静岡でしょうか。名古屋京都はやりにくいですと言われる。...旅行が趣味
備蓄米を放出しても米価が下がらない。価格は需要と供給で決まると思っていたのだが、何か別の絡繰りがあるらしい。米作の調整をしてきた政府は、この謎を解明して国民に説明する義務と責任がある。米食を減らして食パンやスパゲッティにしているという主婦がテレビに出ていた。需要が抑えられているのに米価が下がらない、どういうこと?。農家の販売価格が消費者の手に届く間に、どのように変化してゆくのか調査をして報道してほしい。もし米が不足しているのなら、備蓄米をすべて放出すればよい。新たな備蓄米は安くアメリカから輸入すればよい。カルフォルニア米は安くて十分美味しい。何故米価が下がらない
内科学会総会で大阪に行ってきた。自宅でオンラインでも受講できるのだが、長年の習慣で家内を連れて大阪に一泊した。私は勉強、家内は買い物。新幹線は半分が外国人で、何だか外国旅行気分だった。欧米人はともかく、どこかの国の人はエスカレータの乗り口を塞いで立ち話、思わず通り道ですと注意しようとしたら日本語ではなかった。大阪は二年振り、同じ大都会でもどこか東京とは違う。東京より立て込んでビルが多い、広告が多い、緑が少ない。関西と一口にいうが、関西はひとまとめにできない、京都大阪神戸で違うのだ。微妙というより大きく違う。好きかと言われると、すぐには返事ができないが、大阪にはエネルギーを感じる。大げさかもしれないが快適な新幹線乗って大阪の街を歩いて、まだ日本は大丈夫と感じた。大阪と新幹線
鶯の泣き声が聞こえる。初心者のはずだがきちんとホーホケキョと聞こえる。どこかで練習してから来たのだろうか。三月にも聞こえていた記憶があるから、きっとそうなのだろう。まだ時々冷え込むが、ずいぶん暖かくなった。桜も散り、あっという間に緑の若葉に置き換わり桜の木だった面影は消え、なんだか不思議な感じがする。そういえば今年はまだ桜餅を食べていない。柏餅に変わる前に食べておきたい。春夏秋冬と四季の味わえる日本だが、春は短い。五月は初夏で夏に入る気がする。新緑、青壮年には意欲の湧く季節なのだが、高齢者には少し重い。心が沈みがちの鬱傾向の人にも付いてゆけない感じがするようだ。多様を受け入れる柔らかい世の中がいい。鶯が鳴いている
トランプ大統領はあたふたと言うことが変わるが、実はこれも策略で裏に深い狙いを持っていると解釈する解説者が居る一方、ころころ変わるのは場当たりの表れで関税に捉われた視野の狭い愚策だと断ずる解説者も居る。当初、私もひょっとして深い戦略があるかもしれないと思わされたが、ここまで言うことがころころ変わると単なる乱心と思えてきた。誤った現状認識に基づいた愚策でパンドラの箱を開けて世界をカオスに陥らせた人物として記憶されることになるのではないか。しかしながら、決して自分の間違いを認めたり悪かったと謝罪しないから厄介だ。うまく行くと自分の手柄うまく行かないと誰か他者のせいにする。そうして岩盤支持層は繋ぎ留められ、一定の評価をする人たちは途切れないだろう。いくら何でも猫の目では
手品師ではないけれども、あまり手の内は明かさないほうが良いかもしれない。でもまあ、知って貰うのと理解が深まるかもしれない。病気というのは嫌なもので、中でも質の悪い病気は診る方も負担が大きい。有難いことに医学は進歩しており、癌と言えば死刑宣告のように響いた時代は過ぎ去り、早期のがんは治る時代に進行したがんもかなり生きながらえることができる時代になった。そうはいっても人間は心配から逃れることはできない。後医は名医と言われるように、早期に疾患を見付け適切に対処することは難しい。病気が少し進行してから診断することはさほど難しくない。市井の開業医はできる検査は限られているし、早期の疾患を診ることが多いので、簡単そうに見えるかもしれないが実は中々難しい。なんでも気軽に話せてご心配ありませんよと言ってくれる先生と思われ...手の内
見出しに本当や真相が踊る。実際に記事を読んでみると、たいてい本当や真相は書かれていない。そう思わせる状況や思惑が書かれているだけだ。人の目を引く釣り見出しなのだが、人はそれに釣られるし状況思惑でそうなのだと納得してしまう人も多い。どうも人間の遺伝子の中に話を信じてしまう思考回路が組み込まれているらしい。世に悪知恵のある人物は多く絶えることはない。どうすれば怪しい話うまい話・・に踊らされることから逃れられるだろうか。歴史と経験に学ぶことがその方策の一つなのは間違いない。万年の歴史から学ぶことは難しいかもしれないが千年の歴史からは学べる。千年の経験は不可能だが祖父母の伝聞まで広げれば百年の経験に手は届く、各々方今はその時と申し上げたい。本当と真相の語るもの
長くgooでブログを書いてきたが、gooがブログサービスを止めるという。どうしたものか。これが潮時とブログを辞めるか、あるいはどこかに移転するか。最初はブログというものがあるそうなと聞き、自分もやってみようと始めたのだが、いつの間にか習慣となり幾許かの仲間というか知己もでき、ボケ防止とストレス解消の効果もあり続けてきた。毎日三、四十分ばかり、最近は日記のように書いていた。サービス中止まで数か月あるので、一か月くらいどうするか考えたい。どうするか、思案投げ首
ユーチューブから世の中の情報を得るようになって三年ほど経つ、新聞は全国紙二紙を読んでいるが地上波テレビはほとんど見なくなった。ユーチューブの登録チャンネル数は三百くらいあり、ほぼ毎日チェックするものからニ三か月に一度チェックするものまで色々だ。三百以上はあまり増えない。というのは月にいくつか新たに登録するが同じくらい登録を外すものがあるからだ。視聴登録数がみるみる増えたチャンネルにPIVOTがある。比較的中立で経済に力点が置かれている。ゲストが適切でインタビュアーの質問も的を得ていて聞いてみたいことを聞いてくれる点が視聴者が増えている理由と思われる。竹下隆一郎氏が抜けても勢いに陰りはない様子だが、それには新しい魅力的な女性陣の力が与っているようだ。移転した竹下氏のCROSSDIGがどの程度伸びるか不明だが...PIVOTはPIVOT
友人のS氏がコーヒーに凝りだし、豆を挽いて飲むと美味しいですよと言われるので自分も豆を挽いて飲みだした。実は二十年ほど前は自分も豆を挽いて飲んでいたのだが、ちょっと億劫になり最近はインスタントを飲んでいた。まあ最初はブラジルが良いかとブラジルから始め次いでグアテマラと飲んでみた。確かに香りがよく美味しい。ちょっと手間がかかるが色々な豆を試す楽しみもある。さて次はと迷っていたら、今月お得なのはペルー産ですというのでそれを買ってきた。お得と言ってもコーヒー豆は高騰しており100g700円もした。ペルーMべロニカ、果たしてどういう味がするだろう。職場に着いたら早速飲んでみたい。ペルーMベロニカは初めて飲んだが、マイルドで苦みは少なくわずかな酸味に旨味があり飲みやすく美味しかった。単独もよいがケーキも合いそうだ。ペルーのコーヒー
左足の親指が腫れて痛く、この二三日びっこを引いている。痛風だねというのが医者の反応だろう。ところが後期高齢者の場合違うことも多いのだ。実は階段を登る時、左足が思ったほど上がっておらず躓いてしこたま親趾を打撲してしまったのだ。幸いあと二段ほどだったので、二階に倒れこみ階段から落ちるのは免れたのだが、打撲の後遺症でびっこを引いている。年を取ると僅か1cmのことだが足が思ったほど上がっていないことが起きる。以前にも軽く躓くことがあり、気を付けていたのだが今回に懲りて、今は意識して足を挙げて兵隊の行進のように階段を登っている。それと階段は真ん中は歩かず手摺のそばを昇降している。転倒は高齢者に思わぬ障害をきたすことが多い。いつも段差にはご注意と申し上げているのに、自分が怪我をしてしまった。極めて遺憾だ。左足の親指が腫れて痛い
ユーチューブで政治経済の解説を視聴している。皆さん色々なことを言われる。バランスの取れた視野の広いものよりも自分の主張が正しいというニュアンスのあるものの方が多いかもしれない。そうしたユーチューブも結構な視聴回数なので、そういうものかと思っている。何十万という視聴回数を持つものには色々なゲストに様々な視点から解説を聞くバランスの取れた公平客観的な感じのものが多い。そうしたチャンネルに登場する中で成程と感じることを言われる三人に注目している。それはエミンユルマズ、ジョゼフクラフト、モーリーロバートソンの御三方だ。日本語も日本人以上に巧みで、見方はそれぞれ違うのだけれども視野が広く鋭いことを指摘される。ロジカルでしがらみがないせいかもしれない。とても参考になる。外国名だけれども
結構涼しいというか寒いといってもいい日が多かったので桜が長持ちした。入学式の日にも満開の桜が見られた様子だ。地方によって新学期の日は異なるようだが七日八日のところが多かったのではないか。七十年前で今では記憶も薄れたが、自分が小学校に入った日にも桜が咲いていたと思う。大した風もないのに桜は散る、桜吹雪の中を出勤している。株価が乱高下し、経済学者から評論家、素人のはずなのに色々口をはさむ人まで百家争鳴で解釈予想がネットで乱舞している。私も爺のつぶやきに過ぎないが、政治経済のことを書くので人間には世の中のことを色々気にしたり考えたりして発言したい性質を持った人間が居るのだと分かる。女性も居るが男の方が多い。自分の場合、多少のストレス発散になっている気がする。百家争鳴に参加
トランプ関税発表直後、証券アナリストの多くは米株価は下がるが日本株の下げは大きくない、35000円で底だなど色々勝手なことを言っていた。ところが、株価は下げ続けて大きく下落した。一体どこが専門家なのだろう。確かに明日のことはわからないのだが、わからなさにも専門性があると思っていたがトランプが相手では考えても分からないということか。トランプの関税は単なる脅しで、米株価下落を気にするから実際には高い関税は掛けないと言われていたが、現実は株価暴落もなんのそのしばらくすれば回復する我慢しろと突っ走っている。トランプ自身は意図も予期もしていなかったと思うが、パンドラの箱を開けてしまった。アメリカには頼れないアメリカは信用できないというパラダイムシフトが起き始めている。日本の政治家も経済人もまだそこまでは考えていない...パンドラの箱を開けた
毎朝二十分、駅まで歩く。信号のない横断歩道を二回、信号のある横断歩道を二回渡るので、歩行者の立場と気持ちはよく分かっているつもりだ。免許は返納していない、あと二回は更新したい。優良ドライバーの方だと思う。車を運転していると、不届きな歩行者にしばしば出食わす。横断歩道を携帯を見ながらゆっくり渡る。横断歩道から7,8m外れたところから斜めに渡って来る。止めて欲しい。歩行者過保護?
不思議なことに日本に来て日本が住みやすいと褒める外国人(欧米人から中国韓国人まで)は多いのに、日本の知識人?には日本は駄目だと貶す人が多い。マスコミが偏って取り上げているのだろうか。どうも叩く方が視聴者が増えるらしい?。自然に適切に良い所は認める褒めるという心持ちと雰囲気をもっと醸し出したい。褒めるとなると大谷や藤井のように、完全無欠に崇めてしまう、それでは不自然だしそれでは食傷する。陰翳礼讃は何処へ行ってしまったのだろう。何だか変だ
活字中毒を自覚していたが、中毒症状が徐々に軽くなってきた。買う本の数が月にニ三冊と減って、重症だった頃の十分の一になった。本屋に行く回数も同様に減り月に一度くらいになった。本屋の数も減り、今では本屋と呼べる本屋は市内に僅か二軒しかない。その代わりユーチューブを見ている時間が増えた。果たしてユーチューブ視聴が読書の代償と言えるかどうか怪しいものだが、ユーチューブ鑑賞時間が読書時間に取って代わったのは確かだ。時代の影響か老化の影響かよく分からないが、老化の影響は確実にありそうだ。それが証拠にブログを書くのが億劫に感じる時が増えた。書くのは読むのと連動していると思う。話す聞くよりも読む書くの方が強い相関がありそうだ。おしゃべりは必ずしも良い聞き手ではないが、書く人は大抵良く読んでいるものだ。読書量が減ったのが何...中毒が和らいだ
ジャッカルの日を思い出す。きわどく銃弾が逸れた。事実は小説より奇と言われる。人間の業か恐ろしく忌まわしい、銃を持ち出す輩が居る。運命は数奇で皮肉、トランプは圧倒的に有利になった。許されない銃弾
連休で沢山ユーチューブを見た。運動不足になり、見過ぎかもしれない。玉塵混淆のユーチューブには玉も多い。教養番組のようなチャンネルがいくつもあり、中には珠玉のような授業を聞いている気になるものもある。例えば、LiberaryやTokyoCollegeを視聴していると新しい知見が数多くあり、ああそうかとかそれは知らなかったとか目から鱗が取れる。長く生きても知らないこと分からないことは山ほどあり、世界は広く深いと感じさせられる。中には何にでもわかったようなコメントをするユーチューバーも居てちょっと鼻白むこともあるが、そうしたスッパマンのユーチューバーの中でホリエモンは確か文学部出身のはずだが、文学はともかく医学から物理経済まで幅広い知識があり正確に理解しているので感心する。獄中読書の成果か、あるいは有罪服役とい...ユーチューブ三昧の連休
ウインブルドン男子決勝はアルカラスVSジョコビッチでアルカラスが勝ち優勝した。新旧交代、新しい王者の誕生と感じだ。昨夜NHK地上波だったか、現在の日本政治の問題を取り上げていた。データをチェックしながらでちゃんと見たわけではないが、政治には金が掛かりますからと釈明する自民党幹部と政治資金を誤魔化して税金を払わず懐に入れて問題になったことをお騒がせと支持者に詫びる自民党議員の言葉を聞いて、どうしようもないと感じた。政治に金が掛かる、つまり金で票を集める手法を是認する姿勢と政治資金パーティで浮かせた裏金を税金を払わず懐へ入れ追及されたことをお騒がせとお茶を濁そうとする感覚は同根で、日本が世界で後塵を浴び始めた原因だろう。国民の半数以上が気付き変えたいと思っている。マスコミが自立して事実をきちんと大きく報道すれ...変わる世界
もの心がついた頃からあれこれ夢見てきた。勿論、幼い頃はそれが夢とは知らず、ああいう風になりたい、あれが食べてみたい・・と考えていたと記憶する。長じて、やや具体的な夢というか希望を抱くようになった。思えば叶うと言われる通り、半分近く曲がりなりにも夢は叶った気がする。砕かれたて悲哀を残したものもいくつかある。四十前の人は夢や希望は若者の特権のように思われるだろう。確かに六十五を過ぎた前期高齢者の頃はもう院長や教授になるわけでもなく、新天地で医院を開業するわけもなく、新たに家庭を持つわけでもなく、先のことは考えず専ら昔を懐かしみその日を生きていた。ところが後期高齢者になると再び妙な夢を抱くようになった。それは西安や昆明に行ってみたいそうしてユーチューブで見た屋台の料理を食べてみたい、・・といった他愛もないが、で...夢見る頃を過ぎても
今朝はシトシトと梅雨らしい雨が降っている。蛮人などという表現が今も許されるかどうか知らないが、熱帯の蛮人の中には数を数えることができず、一二三の次は四でなくたくさんという種族が居たそうだ。四五六などという数は分からず三止まりというのはとても示唆に富んでいる。これは孤、対、三角関係、その他に対応している。人間社会ではこれだけ分かればよい、あるいはこれが最重要とゆうことだろう。四五六どころか何百、何千、何万、何億の数まで扱う現代人も詰まるところ、孤、対、三角関係、その他で暮らしている。それが証拠に自民党長老否共産党幹部も、これで政治を考えている様子だ。政治を持ち出さなくても、会社でも家庭でも一二三たくさんを軸に動いている。まあ、人間社会はこれで足りても商売をしたり家を建てたり暦を作ったりとなると三までではこと...一二三たくさん
分かっていてもちゃんと対策が取れないのか取らないのか、少子高齢化社会が進行している。進行して現実になっても、だんだんそれに慣れて口先対策に終始してしまうのがこの国の対応である。どうもそれが人間の習性、正確には多くの人の習性なのだ。こうなることは四半世紀から前からわかり半世紀前から懸念されていた。多くの人は半径十数キロ明日明後日のこと、精々百キロ半年先のことしか念頭にないようだ。診察していて困るのが高齢者の独り暮らし次いで老々介護家庭だ。ケアマネージャー訪問看護師制度は良い制度だが軋み始めている。一見まとも真面目そうで敵愾心を煽らないのが長所??の岸田首相の答えにならない答えがまかり通っている。はぐらかしまやかす小池都知事により外苑の木々が伐採されてようとしている。確かに旧態依然の戦前ではないようだが、新し...新しくても旧い
ウインブルドンの季節になった。残念ながらもうWOWOWと契約していないのでライブで見る機会は減った。ジョコビッチはまだ頑張っているようだが、錦織も大阪なおみも姿を消しほとんどが知らない選手ばかりで観戦意欲がもう一つ湧かない。見続けていれば応援したくなる選手が出てきて、見たいという気持ちが出てくるとは思うのだが、NHKではカバーする試合が少なく時間も遅くほとんど見れていない。試合の観戦というのはどうも贔屓筋が居ないと面白味が薄れてしまう。勿論、サッカーなどティームゲームは日本を応援するので力が入るのだが、それでも気に入った選手が居た方がいい。人気と贔屓は不思議な感情で、時にそれが国の行方を左右するような決定に関わったりするので微妙でありながら重大な働きをする。贔屓が居ないと
明日から雨模様が十日間続く予報が出ている。コンピュータの性能が上がったせいか天気予報がよく当たるようになっているので、そうか雨が続くのかと思っている。しかし十日間は長い。先に行くほど精度は下がるので、来週末頃には晴れる日もあるかもしれない。二十一日に山小屋に出かける予定なので、そう願っている。山小屋もやがて三十年、大分ガタがきておりそろそろ山小屋での食事おしゃべり会もお開きかなと話し合っている。G氏が亡くなりN氏が寝たきり、H氏が引退し、七人のメンバーが四人になってしまった。F氏も自分で車を運転されなくなり送り迎えが必要になった。世の常も自分の身の回りとなると実感があり感慨が湧く、バイデン否同い年のトランプも重責には耐えられまい。まして日本の八十過ぎ政治家など。失敗は他者のせいと責任感が鈍麻しているからで...天気予報を聞いて
このところ暑い日が続いている。暑いのは先祖が東南アジア由来か割と平気なのだ。ところがうちのかみさんは暑いのも寒いのも嫌うエアコンなしには耐えられない人で、一日中クーラーをガンガン効かせる。やむなく私は書斎に引っ込んで本を読んだりパソコンでユーチューブを見たりしている。女王様と暮らすのは大変な時もある。暑さ寒さに
天邪鬼という妖怪が居た。今も居るような気がする。天邪鬼は人の気を読む能力があり、先回りして悪戯や意地悪をしたという。爺さんが囲炉裏端で竹細工をしていると天邪鬼がやってきて、そんなものを作っても時代遅れで売れないぞと茶々を入れてきた。黙って作り続けていたのだが、上手の手が滑り竹がはねて灰が天邪鬼の方に飛んで目に入った。天邪鬼は目に沁みると喚きながら逃げて行った。もし爺さんが不愉快な天邪鬼に灰を飛ばしてやろうとしたのなら、天邪鬼はそれを察して避けることができたのだが、意図していなかったので目に入ったのだ。天邪鬼ではないが、人間はどうしてそんなことをするのかと立ち止まって誰かの意図を読んだ方が良いことも多い。減税?、一万円配る?・・、代わりに何を削るなぜ今。動機も考える
英国で14年ぶりの政権交代、労働党政権が誕生した。フランスをはじめヨーロッパの大陸側で極右が勢力を伸ばしているのと対照的で、改めてイギリスは泳いでも渡れる狭いドーバー海峡で隔てられているだけなのに、大陸側とは一味違う文化を持っていると感じた。大体インド系のスナク氏をしれっと?首相に就かせたところから違った。もとより偏った知識経験しかないが、改めて英国の凄さというか強さというか、なかんづく深い伝統を感じている。イギリスという国
今朝は朝から暑い。亜熱帯ジャパン到来だ。家庭での介護の際、患者さんが重いと家族が大変。大変とはどういうことかとゆうと、へなへなと倒れこんだ母を抱き起こすことができないのだ。母一人子一人の介護、華奢なお嬢さん(と言っても六十代)は認知で太めの母親を床から起こすことが出来ない。やむを得ず訪問看護師を呼んだところ、冷たく身体介助は訪問看護師の仕事ではありませんと言われてしまった。どうすればいいんでしょうかとお嬢さんが相談にやってきた。忙しい訪問看護業務にしてもちょっとそれはないのではと思ったが、突然呼ばれて来たら患者さんが持ち上げられないので手伝ってと言われ、そんなことでと思わず口を衝いて出たのだろう。医療費抑制のために総合病院では社会的入院と言われる長期入院が認められなくなった。自宅での看病介護を支援するため...現実となると難題
お中元の季節になり、いくつかお中元を頂いた。親がやり取りしていたから頂くから自分も続けている。適宜なものであれば、悪い習慣とは思わない。世の中の慣習を多くの人が深く考え込むことなく踏襲している様子だ。お中元もその一つ、自分の代で変えるというのは抵抗がある。それでも長い年月のうちには少しづつ変化しており、以前に比べると落ち着いた品が増えた気がする。一つには自分が院長でなくなったことも関係しているかもしれない。今年もKさんから定番のメロンを頂いた。もうそんな時季なんだと、箱を眺めている。季節の贈答品
今朝は薄曇りで涼しい。季節が分からない。今何月と聞かれてうっと詰まってしまう。あと二時間もすれば蒸し暑くなり日本の夏と気付かされるだろう。熟練医でも、黙って座ればピタッと分かることは少ない。いつからどこがどんな風にと、根掘り葉掘り聞かねばならない。困ったことに時々そうした質問をうるさそうにされる患者さんがおられる。病気の診断は医者でなくとも多少の知識と経験があれば、五割は当てることが出来るだろう。藪医者でも七、八割当てることが出来る。よくある病気を知っているからだ。しかし、我々専門医の仕事はありふれていない病気を見逃さないこと、ありふれている病気も患者の個性による変容に合わせて診療することにある。質問に答えないのは間違いのもとなのだが、不都合な質問をはぐらかす名人、詐欺から政治家まで、が世の中には数多い。...季節の分からない街
東京都知事選挙に五十六人が立候補している。選挙をおちょくっていると思う。立候補者に学科試験は馴染まないとしても、三時間教室に缶詰にして所信と公約を自筆で書かせるとよい。公約には具体的な実現方法と数値を書かせることだ。夢と嘘は紙一重、自筆の所信と公約を読んで鑑別しよう。なりたい人よりなってもらいたい人を立候補させたい。五十六人も居れば失礼な表現だが、中にはまだましな人が居られるはずで、都民の眼力が問われている。どうしてこんなに
囲碁将棋魚釣り機械いじり工作好きには女性は少ない。しかし映画好きな女性は男性に負けない、否男性以上かもしれない。働き盛りの頃は年に二三本、六十過ぎてから徐々に増えて年に七、八本見てきた。この数年は映画館に行かないでネット衛星でも見るようになり、月に二本くらい見ている。同年代の男よりは多いと思う。何を見るかは批評を参考にしている。それもユーチューブが多い。ユーチューブには視聴者の好みに合わせて、同系統の動画をホーム画面にアップしてくる機能があるようで、既に十種類くらいのおすすめ映画チャンネルを登録してある。好みには個人差があるしお勧めする人は力が入るから誉めすぎ?時々それほどでもないのがあるがそれはご愛嬌だ。本格的な映画好きは監督を気にするようだが、私はどちらかというと俳優の方が気になる、ダニエルデイルイス...女性も多い映画好き
バイデンとトランプの討論会はバイデンが自ら躓いたようだ。自分の眼では見ていないが、ユーチューブ新聞の情報ではバイデンが老化を感じさせ精彩を欠いたようだ。実際に見ないで判断するのはと言われそうだが、最近のバイデンの歩き方話し方からそうなるのではと予想していたのでやはりというのが感想だ。バイデンはまだ戦う意思を示しているようだが、退くべきだ。民主党員の諫言を受け入れないとしたらそれも老化の兆候と言える。奥さんの一言を期待したい。内助の功どころではなく、国を救う一言と言っても過言ではない。ギリギリだがまだ候補交代は可能なはずだ。そうしたことができるのがアメリカの力の源泉で、このまま戦うとしたらどちらが大統領になってもアメリカ衰退の始まりだ。それは全世界に波及する。引き際