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2010/04/16

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  • 高齢者の好判断は

    今朝も晴れて寒かった。大体年内の寒さには耐えられるのだが、急に寒くなったせいかこれはこれはと手袋が欲しくなった。明日から師走だ、七十を過ぎて特にやっておかなくてはならぬことなどないのだが、何となく気忙しくなる。来年には院長を辞して勤務医に戻る。我ながら好判断と感じているのだがに、世の中には七十五を過ぎて大統領になろうする年寄りが居るのには呆れる。その意欲は凄いと思うが、脳力の方はどんなものかと思う。あの羽生でさえ、まだまだ強いけれども五十歳手前で勝率が落ちてきている。中々トップ棋士には勝てなくなった。スポーツ界でも五十過ぎてトップの力を保つ人はいない。スポーツの種類によって多少違うが、四十手前で引退を考え始める選手が多い。政治家にはまた別の体力脳力が必要なのかもしれないが、常識的には大統領が務まるのは七十くらい...高齢者の好判断は

  • 老年医学に時代

    今朝は冷たい木枯らしが吹き、秋の終わり冬の到来を告げていた。思わぬ寒さに歩行が遅く、いつもの電車を取り逃してしまった。歩行速度は実年齢を表し、1m/秒がまだまだ若い証拠とされている。この辺りはまだ微妙で0.8m/秒までは大丈夫などとする報告もある。個人差があるから1.2m/秒で歩いていた人と1.4m/秒で歩けていた人を同じには扱えないと思うが、医者が調査して科学的に基準を作ろうとする。いくら調査に基づいて科学的と言っても、複雑で覚えにくくては普及しないので、微妙に妥協し妥当な基準が出てくる。正確な歩行速度はともかく、悔しいことに女性(若め)に追い抜かれることが多くなったので、年を取ったのは嫌でも自覚させられる。若い女性に追い抜かれた場合には後姿を眺める楽しみもあるが、同年齢に見えるチョイ爺さんに追い抜かれると楽...老年医学に時代

  • 茨木県警はもう一つ

    茨城県警は栃木小山の誘拐犯宅を捜索したのに、少女居住の形跡がないと引き下がっていた。能力不足というか情けないと言いたい。茨城県警は松竹梅の梅だなあ。同業者ではないが潜んでいる怪しいものを見つけるという点では共通している。高血圧で通院中の70歳の男性に全く症状はないが僅かな貧血が出現した。小球性低色素性の傾向がある。ここでこれは怪しいと追及を始めないと消化器癌を進行する前に見つけることは難しい。怪しいと睨んだらしつこく追及しないと見逃すのは犯人も癌も同じだ。茨城県警は電話番号という貴重な手がかりを生かせなかった。しばしば犯罪者がおとなしいと報道されるが、それは皮相の観察結果で、よく知らないわからないと同義なのだ。おとなしいという印象は表に現れない出ていないためにそういう印象を与えるだけで、内面には別世界が広がって...茨木県警はもう一つ

  • シュレッダー通せんぼ

    シュレッダー見学通せんぼ、後出しで私が桜を見る会名簿責任者と言い出す、総理はホストではなくゲストのようなもの・・。親分を守る才能は傑出しておられるが、一番守らなければならない対象を取り違えておられるのではと思う。政策を磨き高めるのにではなく政権を維持することにだけ長けておられるように見えてしまう。もう支えるのに疲弊したと身を引かれたらどうでしょう、今からでも遅くないのではと申し上げたい。桜を見る会の誤魔化しなど細事という人は物事の本質は細事に露呈するということをご存じないのではと思う。騒ぎ過ぎという人は弱者の立場を理解しておられない。確かに見ようによっては責める方も責める方誤魔化す方も誤魔化す方という茶番のように見えるが、非力で歯が立たない者が、千載一遇の一矢報いる機会を捉えれば、ここを先途といきり立つのは理解...シュレッダー通せんぼ

  • 実力を出す力

    今朝は昨日と打って変わった冷たい雨風で、辛いなあとぶつぶつ言いながら出勤してきた。出かけるというのは家から出て異界の世間に出るという一線を跨ぐせいか、意識のスイッチが切り替わるので忘れ物をしやすい。携帯財布二つ鍵が二つというたった五つの小道具なのだが月に一回くらいどれかを忘れる。大きいせいかさすがにかばんを忘れることはない。いつもと違う予定があったりすると、頭が先の方へ行ってしまい足元のことに気が回らなくなるのだ。この五つを揃えるのはほとんど無意識にやっているので、よほど急いでいても忘れないのだが、昨日は新規開業の後輩を訪問する予定があったので小銭入れを忘れてしまった。小銭入れがなくてもさほど困らないのだが、どうしても失敗したという気分になってしまう。昼休みに訪問したのだが、普段行かない方向で思いがけず一方通行...実力を出す力

  • 香港インフルエンス

    香港の区議選で民主派が圧勝した。凄いことだ。香港は廃墟になると予想していたのだが、これで自主を維持する一縷の望みも出てきた。殆ど地球の反対側の遠隔地なのだがBBCもCNNも頻繁に報道し世界が香港の動静に注目している。習近平がどう出るか、彼に名案があるだろうか?。管理し飼いならした巨大な中国が香港のインフルエンザならぬインフルエンスで、熱発して体調不良になる恐れもある。取引き第一のトランプなので、習近平を不快にさせる上下院の香港の扱い非難の決議への署名に逡巡しているが、今回の区議選の結果で署名に踏み切るだろうか。損得存続最優先の政権が目立ってきた世界で、香港の動きは新鮮で勇気あるものに見える。そうはいっても窮鼠に噛まれた猫が虎になって猛威を振るう恐れが大きい。日本は果たしてこれを対岸の火事と見ていられるだろうか?...香港インフルエンス

  • ワインの深奥

    アルコールには強くなく、外で時々飲む程度だ。それでもワイン会なるものに入れて貰い、二ヶ月に一度ばかりこれはピノだね、一寸まだ若い、ブルゴーニュは難しいなどの講釈を聞きながらお相伴をしている。どうしてワインはこれほど微細な議論の対象になっているのだろう。フランスの食文化が深く関わっていると思われるが、今では世界中でワインが生産され世界中にワイン通がわんさかと居て、あれこれ言いながら飲まれている。日本酒も昔から辛口甘口吟醸大吟醸お燗冷酒・・・などが有り、全国に千を超す蔵元があるが、ワイン程には細かい議論はないように思う。勿論、利き酒という言葉がある位だから日本酒好きの人の間では相当の品評があるのだろう。唯、ワインほどには年代土地品種気候・・などの複雑な絡みはなさそうだ。これには異論もありそうだが、口から入る飲食物で...ワインの深奥

  • 船出に立ち会う

    今朝は雨が上がり気持ちの良い秋晴れで、気持ちも穏やかだ。街のあちこちに空き地が増え、人口減少の影響を直接感ずるが、中には新しい街作りを目指して飲食店や小さい芝居小屋のようなものを招いてどことなく活気を見せる界隈もある。有能果敢なプランナーが居るようで、贔屓にして繁盛していたイタリアンも店を少し大きくしてそこへ移転するという。街には相乗効果というものがあって、良い店が集まると1+1+1が3ではなく5の賑わいが出てくるものだ。移転先は小と言えども一軒家で、今の店の三倍くらいの広さがある。あと二週間くらいで移転オープンなので、どんな店なのかなあと先日帰り道午後八時頃、ちょっと遠回りして前を通ったら、シェフがポツネンと一人客席に座って考え事をしていた。新しいメニューでも考えていたのだろうか。覗いている私に気付き、近づい...船出に立ち会う

  • 旅行は三度美味しい

    雨のせいか少し寒さが和らいだ。特別旅行好きとは思っていないが、海外と国内を年に一度旅行する。長くは休めないので今までは国外は四泊五日、国内は二泊三日が多い。どうしても連休利用なので諸経費は割高で込み合うことが多いがやむを得なかった。来年から院長を交代するので多少旅行に行きやすくなるとは思うが、南米やアフリカは、まだまだ難しそうだ。そんなことを言っていると行く体力がなくなりそうだが、無理して行きたいと思わなくなった。それだけ心も年を取り始めているようだ。比較的近い東南アジア、ロシアには行ってみたいが、なんだか世界全体が不穏で安全かなあと思ってしまう。それに英語しかできないからツアーの方が良いかなとも思うのだが、二度のツアー旅行経験ではもう一つしっくりこなかった。旅行は我儘行き当たりばったりが面白いのだ。国内もまだ...旅行は三度美味しい

  • 勤労感謝の日が来る

    体調は八分通り戻った。今朝は駅まで歩いたのだが、そこそこ寒く十一月も後半だなと思ったことだ。勤労感謝の日が来る。ブラタモリでなまはげに襲われ逃げ惑う林田さんが「働いています。許してください」と殆ど泣き声で謝っていた。勤労感謝というのは言い得て妙で、素朴に納得しているのだが、仕事がある有難さというのを人はどのように感じているだろう。私も小とはいえ、自営業の社長で最初五人から始まり今は10人と雇用を生み出している。組織がいつも円滑に回るとは限らない。当院はうまく回転している方だとは思うが、時々軋みや衝突がある。当院のトラブルは仕事内容や給与に関してではなく、人間関係が殆どで、院長としては妙薬がなく解決は中々難しく時に大きなストレスになる。何度か書いたことがあるが、背景に看護師不足があって、最悪の自主退職の場合おいそ...勤労感謝の日が来る

  • そうした手法は結果を毀損する

    首相主催の桜を見る会が問題になっている。一番の問題は不都合を隠して言い逃れようとする首相の手法にあると思う。税金を使うのは大問題だが、十歩譲れば支持者を優遇したい気持ちは分かる。人徳があれば勇み足だった、大いに反省している申し分けないで済む問題かも知れない。それを言い逃れようとするから、事実解明よりも強きに加担し弱きを挫こうとする勢力が出てきて、追求している奴こそ自分を棚に上げて告げ口をする性悪だと問題点がずらされて泥仕合になる。事実を積み上げ筋道を立てて考えなければ、問題を解明することは出来ない。今の政権は記録を適正な処理と称してどんどん破棄している。不都合があれば中止隠ぺいしてしまう。これでは政策の問題点を解明改善することは不可能だ。桜を見る会の予算が急激に膨らんだのは警備のためと説明しながら参加者名簿を提...そうした手法は結果を毀損する

  • 素顔とは何か

    高倉健の養女の手記が発表された。表題や紹介しか読まないので、断片的な情報からの印象だが、映像の高倉健とは違う高倉健が居たらしい?。喧嘩すると二週間口をきかないとか事実上の妻なのに孤高のイメージを守るために養女にした?など、なんだか変な感じがする。長嶋茂雄や高倉健のような熱烈なファンに作り上げられたイメージで崇められるスターは、そのイメージを壊さないために苦労工夫していたらしい。何が素顔かと聞かれると意外に難しいが、家族や友人と過ごす時の反応態度ということだろう。スターでなくとも仕事場の顔と家庭での顔は程度の差はあっても多少違うのが普通だろうが、大抵はさほどの落差はないと思う。以外ではあっても多くはさもありなんとむべなうことができるものだ。そうして多少イメージとは違っても、あり得ることだなるほどと受け入れられる素...素顔とは何か

  • 待たせても良い時間は

    久しぶりに総合病院を受診した。信頼するY先生があいつは大丈夫というのでM先生に診てもらった。まだ三十七、八で若造と言いたくなる外見だったがなるほどと納得の診療内容だった。しかし診察まで一時間二十分、採血検査に一時間二十分、会計処理に十五分とあんまりではないかいと待たされた。おかげで午後の診療に十分ほど遅れてしまった。初診だから一時間待たされるのは覚悟していたが、採血に五十分待たされたのは参った。結果が出るまでの三十分で昼飯を病院の食堂で食べた。カツカレーお安いが70点の味だった。思ったほど混んでおらずすぐ食べられたのは良かった。三時間掛かるのは病院の常識で驚くにはあたらないらしいが、待ち時間が長すぎると感じた。一昨日夕食を時々行く洋食のNで食べた。予約なしでも席があったのだが、シェフ一人なのでちょっとお待たせし...待たせても良い時間は

  • 人類は生き延びてきたが

    人類が生き延びてこれたのは採集、狩猟、牧畜、農業そして繁殖・・を持続可能効率的なものにする能力を持っていたからだ。これは多くの人が思い至る説明で目新しくは思わなかったが、その源泉が掟、慣習、宗教・・など人をまとめる思想思考を持つことできたからだという指摘にはなるほどそうだと目から鱗が落ちた。ハラリ以前にも、こうした分析はあったように思うが、私はこれほど明確に説得力を持って示された本を読んだことはない。家族から村そして国と人間はまとまり組織を作りしばしば争い移動し定着し生き延びてきたのだが、いつも神様や不可侵絶対の精神的原理が存在してきた。誰かが思いついた考えあるいは誰かに取り憑いた教えがいつの間にか人々の脳に浸透し、それによってまとまり組織として動くことが出来たらしい。それは時に理不尽ではあったが、不思議なこと...人類は生き延びてきたが

  • 前ウクライナ大使マリーの証言

    昨夜、BBCとCNNで前ウクライナ大使の公開証言が放送されていた。残念ながら100%は理解できないが、三十分程見ていた。直截の鋭い質問にも誠実に誤魔化さずに答え、日本とは雲泥の差だなあと感じた。勿論、トランプのような自分に有利なように脚色しまくる人物も居るわけだが、正面から誤魔化さず証言するさせる人物機関が存在するのはアメリカの凄いところで、日本は物事を究明する力でアメリカに遠く及ばないと感じた。当然?、誤魔化す力も強いし、知識の乏しい人や差別に凝り固まる人も多いので、アメリカが真っ当とはそう簡単には言えないが、うやむやに誤魔化さない質問と証言は見習っても良いのではと思った。前ウクライナ大使マリーの証言

  • 医者も病気になる

    先生はいつもお元気でとよく言われるが、そうでもなくこの数日体調を崩して発熱し、それでも何とか働いていた。ブログを書く元気はなかった。未だ完全ではないが少し書いてみる。天皇陛下皇后様のパレード好天に恵まれ良かった。中継画像でお二人の笑顔が見られた。お言葉とお姿から伝わるもので直接理解できる機会があるのはとても良いことだ。テレビが生かされている。官邸には弱腰の週刊誌も宮中には随分なことを書いてきた。手のひらを返したあなたたちの褒め言葉でなく、沿道から手を振る国民の素直な気持ちが雅子様を感動させたと思う。桜を見る会に対する首相の答弁は何ひとつ聞かれたことに答えていない。よくまあ、関係のない、妙な言葉遣いで時間を費やすなあと感心する。言葉でまやかす安倍森田と並べてはお互いに迷惑だろうが、似ているから馬が合うらしい。泥沼...医者も病気になる

  • 小学校で学んだこと

    恩師というと小学校の時の先生を真っ先に思い出す。弱い者いじめをしないことなど小学校の先生に教えられたことを指針に生きてきたような気がするが、世の中は変わってしまった。人の足を引っ張り、苛めが横行している。真っ当な考えが、匿名で非難されている。実際には人間の本質は昔から大きくは変わらず、悪質な面が表に出てきただけかもしれない。価値観が変わった?と言えばよいのかもしれない。誰かが頭から腐ると書いていたが、そんな気がするのは錯覚だろうか?。幸い医療界ではそうしたことは殆なく、様々な異論はあっても、足蹴にされることはない。診療に恩師の教えを生かしてゆきたい。小学校で学んだこと

  • 待合室余聞

    稀だが中待ちを知らない?患者さんが居て、受付で呼ばれたからと直接診察室に入ってきてしまい困ることがある。殆どがお爺さんだ。カルテや書類を書いていることが多いのだが、仕事を中断させられるのは迷惑なのでもう一度呼ばれるまで椅子に座ってお待ちくださいと外に出てもらうことになる。もっと多いのが受付で呼ばれたのに中待ちに入ってこない患者さんだ。おしゃべりしていたり雑誌を読んでいたりで呼ばれたのに気づかないのだ。これは呼ぶ方にも多少責任があって、忙しくても名前を読んだ時に反応があったかを確認した方が良い。どうして中待ちというものが出来たのかよくわからないが、数多い患者さんを診る時に便利というか都合が良いのでできてきた工夫だろうと思う。待つ順番というのは守ってもらわないと困るのだが、せっかちな患者さんや順番を間違える患者さん...待合室余聞

  • 漸くの秋晴れに落ち着く

    この四、五日秋らしい好天が続いている。肌寒いのが心地よい。医院のごたごたも徐々に落ち着き、エンジンの回転がスムースになってきた。人間の組織も機械もうまく動いている時は静粛で音がしない。雑音は要注意のサインだ。時々ざわつく程度は問題ないというかやむを得ないが、摩擦や軋轢があると音がし始め効率が落ちる。雑音から振動が始まると、重症で故障が目前の徴候だ。たかだか十人の組織でもトラブルはつきもので、何年かに一度雑音がし始める。今回は雑音から振動まで進行し大きなトラブルだったのだが、人間の組織の場合は相性が悪いと言うか主導権争いというかそうしたことが原因のことが多い。機械の場合は摩耗や金属疲労といった経年的なものから、螺子のゆるみ錆び、根源的な設計ミスまで色々あり、中には人間がらみのものもある。人間の組織のトラブルも機械...漸くの秋晴れに落ち着く

  • 議事録のない会議は無効

    大学入試に英語の民間試験導入が延期された。荻生田文科大臣のうっかり本音発言がきっかけで突然の延期になったわけだが、いきさつを読むと何とも不十分で浅慮な導入決定だったことがわかってきた。萩生田大臣の迂闊な本音発言が問題を明るみに出した。功名ではないので不適切な表現かもしれないが、不適任命が生んだ怪我の功名と言えそうだ。民間英語試験導入を審議した識者による諮問会議の議事録が残っていないというから、信じられないデタラメが行われていたわけだ。非公開だから議事録がないというのは申し開きにならない。不都合に蓋をしてゴリ押しする政府のやり方が端的に露出している。議事録のない会議は無効だ。こうしたやり方は国民を愚弄するものなのだが、マスコミの追及が甘いのか国民側にもう一つ怒りが湧き起こってこないように見える。芸能人の滑った転ん...議事録のない会議は無効

  • 11月が好き

    日本の四季の変化は微妙で多彩、日本人の感性に大きな影響を与えてきたのだが、高々二十年で子供の時とは違う季節が巡ってくるようになった。尤も、日本の四季は百年単位では少しずつ変化しているようで、江戸時代はもう少し寒かったらしい。今は晩秋、どういうわけか私は十一月が好きで、枯れ葉が舞い落ちた歩道をしみじみ歩いている。どの月にもそれぞれの良さがあり、いつが一番と言うことはないのだけれど、何もないノーベンバーが好きというか趣味なのだ。何となく意外に同好の人が結構居られるのではという気もする。四月エイプリルや九月セプテンバーを謳った歌曲を知っているが、十一月ノーベンバーを謳った歌曲は知らない。歌にはしにくい季節なのかも知れない。しかし、文化祭があったりして春とは違う出会いがあり、秘かな恋の季節ではないかと思う。後付けの理屈...11月が好き

  • 言葉の意味を変える人

    適材適所の布陣と胸を張っていた人が僅か一ヶ月で、任命責任は私にあるのでお詫びすると立て続けに二度も頭を下げる。到底、納得できない。適材適所の意味を記せ、責任を取るとはどういう意味か説明せよという駅前中学の試験問題の模範解答を林先生に書いて貰いたい。三番目に辞任に追いこまれそうな萩生田さんは文部科学大臣には向いていない。睨みが利く存在感で価値ある人材なのだろうが適所でない担当では踏み外す。首相は責任逃れを逃れるために間髪を置かず責任があるという言葉を使い、非難の風当たりを避けるために頭を下げているように見える。矢面に立つのを避け付和雷同する日本の悪弊が再発しているように感ずる。五十六年前の東京オリンピックは秋空の下に開催され、大成功有意義だった。一年前に指摘したが、十月に開催すればよいのだ。アメリカのテレビ局の契...言葉の意味を変える人

  • 緒方貞子さんの言葉

    緒方貞子さんが亡くなった。おそらく世界での評価の方が高いのではと思う。勿論、日本でも、緒方さんの凄さ素晴らしさを分かっておられる方は多いと思う。私の知識などほんの少しだが、教えられた言葉がある。正確には記憶しないが、泣いてなんかいては駄目よというのがある。日本の女の子はね、難民を見て可哀そうって涙を流すのね。そこまでなのよ。それだけでは駄目と言いたいわ。可哀そうと思う、そうして涙を流すだけでは何も変わらないのだ。緒方さんの言葉の真意をどこまできちんと理解できているか自信はないが、五フィートの巨人と言われ、自ら難民が溢れる最前線へ出向かれた人の言葉には力がある。可哀そう気の毒と思う気持ちは大切と思うが、それだけでは本当の助けにはなりにくいし恵まれない人を助ける力にはならない。厳しく言えば自らの気持ちを和らげる側面...緒方貞子さんの言葉

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