ハワイ在住のウクレレアーティスト、ジュニアのマネジャー・ジュニマネが綴る回想記です。
ジュニアのファンの皆さんのために始めた「ジュニマネ日記」の番外編とも言えるこの回想記には、ジュニアの両親や親戚から聞いたハワイの日系人の思い出話や、ジュニアの子供の頃のこと、日本で育った私自身のなつかしい日本の思い出や、大好きなサーフィンのこと、愛する友人たちの爆笑話などを書き留めて行きます。
昨夜、ひさしぶりにヒロヨの夢を見た。 私が「ひ〜り〜!」と大きな声で隣の部屋にいるヒロヨを呼ぶと、ヒロヨは「は〜い〜?」といつもの声で答えてくれた。 ああ、や…
原田は19歳半。よく、超高齢猫だね、と言われる。 一昨日、原田はコーヒーテーブルに飛び乗ろうとして計算を間違えたのか失敗して床に落ちた。 原田なりにこりゃカ…
あなたの脳は、一体どうなってしまったのか。 話したことも、聞いたことも、一瞬のうちに消えてしまう。 捻じ曲げて思い込んだことに対する怒りの感情だけをしつこく…
前にも書いたことだけど、私の母方の祖父は、宮大工だった。 私が覚えている祖父「美濃のおじいちゃん」は、落語家の林家ナントカみたいな風貌で私は彼が何をしている…
山の中の小さな無人駅の近くで熱い線路に耳をつけて遠くから来る列車の音が聞こえるかどうか仲良しの竹中ミホちゃんと二人、おそるおそる試してみた夏の日。 あれは本…
カレと娘が日本に行ったので、私は2週間ほど、ひとりで暮らすことになった。 でも猫の原田がいるので、正確に言えばひとりといっぴき。 原田のエサや水や猫トイレの…
今年の4月で19歳になった原田。 見た目はあまり変わらないような気がするけれど、耳が聴こえなくなったので以前はあんなにビビっていた掃除機の音にも「原田〜!ご…
おままごとで遊んでいた時のこと、覚えてる? 私が幼少時代を過ごした家は、名古屋の下町の小さな小さな借家だったのだけど、幼かった私には、とても広い敷地のような…
もう何ヶ月か前になるけれど、私はジュニアと2人でオータ家のお墓参りに行った。それはジュニアのお父さんが買ったお墓で、そこにはお父さんの両親とお父さんの妹とそ…
もう過ぎ去ったことだから「過去」なのだ。今、ここでどんなに恨んでも悔しがっても過去に起きてしまったことは変えられない。 そこから私たちは何かを学べたかもしれ…
先週か、先々週か、ジュニアのお父さんから電話があって「テレビで西郷どんを見るたびに、トクヨのこと思い出すんだ」と言われた。 「トクヨてだれ?」と私が聞くと「…
ずっと前、「他人の悲しみなんて救えない」という歌詞を聴いた時、ああ本当だ、誰にも私の悲しみなんて救えないし、私だって誰の悲しみも救えないのだ、と妙に納得し、…
ここ数年間毎日学び、心から大切にしているフィロソフィを私はこれまで一番身近な人と共有していなかった。 ケンともサシャとも会社のみんなとも一生懸命シェアしてき…
すべてのことは、自分が思い描いたようになる。それは、本当にそうなのかもしれない。 何もかも、まず「思うこと」から始まるなら私は善きことだけを思っていたい。 …
今朝、起きてすぐにニュースをチェックしてみると「犯人はまだ逃走中」というヘッドラインが目に入った。 私はケンに電話して安否を確認しようとしたけれど、ケンは電…
今日、ケンは親友ボーのママ、ジニーと一緒にサーフィンに行くはずだった。 ケンのことを実の息子のように愛してくれるジニーはサーフィンの後、自宅でケンのバースデ…
今日はヒロヨの誕生日。 ヒロヨが生まれてきてくれてよかったなあ。 ヒロヨに出会えてラッキーだったなあ。 ヒロヨと親友になれてよかったなあ。 だけど、もっと一…
たとえば学校の廊下で街の喧騒の中で波を待つ海の上でエアポートの待合室でライブを聴くレストランで たまたま偶然同じ場所に居合わせたまったくの他人と出会いちょっ…
私の前夫は黒人だったので、彼の祖先はおそらくアフリカから奴隷としてアメリカに売られて来て過酷な人生を送った人々なのだろうと思う。 彼の両親は、彼がまだ幼い頃…
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