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  • 「ろうどくの小径」って?

    最近、札幌市内では“朗読”に関するイベントが目立つように思っていた。そこで「朗読のイベントってどんなもの?」という興味本位で覗いてみた…。※「ろうどくの小径」開会前のステージ上にはマイクが1本立っているだけでした。6月26日(日)午後、札幌市中央図書館においてドラマチックリーディンググループ〈さ・く・ら〉が主催する「ろうどくの小径」というイベントが開催されると知って参加してみた。入場者を50名と限定して開催したが、ここでも女性の参加者が多くおおよそ満員の参加者の中で開催された。今回の「ろうどく小径」には4人の読み手が登場し、いずれも有名な日本作家の短編を朗読した。そのラインナップは…、①瀬戸内寂聴「花情」より「ライラック」②林芙美子「緊急下車」③藤沢周平「日暮れ竹河岸」より「梅雨の傘」④川端康成「妹の着物...「ろうどくの小径」って?

  • 札幌市内にはたくさんの川が流れていた!?

    札幌市内は豊平川の扇状地に立地しているため、その昔は多くの伏流水が市内を縦横に走っていたという。それらの“失われた川”を写真や資料と共に紹介していただくという興味深いお話を聴いた。6月25日(土)午後、札幌市資料館が主宰する札幌市制100周年記念講演と銘打った講演会に参加した。講演会は(株)アイビー地質情報室の宮坂省吾氏が「札幌の川失われた川を尋ねて」と題して講演された。宮坂氏は北大で地質学を専攻された後、関連の企業に就職され、研究員的なお仕事をされてきた方だと拝察した。宮坂氏によると、宮坂氏の先達である山田秀三という方が昭和40(1965)年に札幌市内中心部を流れていた5つの川をアイヌの古地図から復元したそうだ。アイヌは川のことをコトニ(窪んでいるところ)と呼んでいたことから、川の名の多くにコトニの名が...札幌市内にはたくさんの川が流れていた!?

  • 札幌市のパークゴルフ場めぐり〈41〉平岡公園コ―ス

    平岡公園の一隅に緑豊かなコースが広がっていた。無料のコースではあったが、コースは良く整備されていて気持ち良くプレイを楽しむことができた。特にAコースはホール周りが微妙に傾斜しているために上級者にも楽しめるコースではないかと思われた。梅雨のない北海道はどこに行ったのだろうか?この日私は「平岡公園の湿生植物の観察会」に参加していたのだが、途中雨にたたられた。そのためもあったのだろう。私が訪れた時には誰もプレイをしている人の姿が見えなかった。コース案内では、9ホールのコースとなっていたが、実際にはA、Bコースに分かれて計18ホールが設けられたパークゴルフ場になっていた。※パークゴルフ場専用の駐車場ではなく、公園の第三駐車場ですが、コースは直ぐ先にありました。※ちょっとオシャレなパークゴルフ場を示すモニュメントで...札幌市のパークゴルフ場めぐり〈41〉平岡公園コ―ス

  • 吉村昭著「殉国 陸軍二等兵 比嘉真一」

    6月23日の「沖縄慰霊の日」を意識したわけではないが、偶然(?)私は吉村昭が著したこの書を読んでいて、このほど読了した。太平洋戦争末期、米軍が沖縄に侵攻した中、沖縄守備軍、そして沖縄住民が辛酸をなめ尽くした日々を少年兵・比嘉真一の視点で描いた一冊である。主人公・比嘉真一は昭和20年当時、沖縄県立第一中学校の3年生だった。年齢でいえば14~15歳である。真一は同級生の中でも特に小柄だったという。小説の中で彼の身長は記されていないが、小さなサイズの軍服でも袖を折り曲げねばならなかったというから、真一はかなり小柄だったようである。そんな年端もいかない真一たちを軍隊の一員として組織しなければならなかったのは、敗色濃厚で兵士の数も十分でなかったことにあった。日本陸軍は、比嘉たち中学校3~5年生も沖縄守備隊の一員とし...吉村昭著「殉国陸軍二等兵比嘉真一」

  • お花の話題を二つレポします❣

    柄にもなく私はけっこう「花」に興味がある。とは言っても、そのレベルは「雑草が蔓延っているより、花が咲いている光景を目にするほうが気持ち良いでしょう」という程度なのだが…。今、札幌で開催されている「花」に関する二つのイベントを覗いてみた。今、札幌では「花フェスタ札幌2022」(会期6/25~7/3)と「サッポロフラワーカーペット2022」(会期6/24~6/26)が開催されている。昨日、私は札幌市資料館で開催された講演会に参加した後、その足で二つのイベントを覗いてみた。大通公園の西4~8丁目を会場に開催されていた。私がこのフェスタで楽しみにしているのは「北海道農業高校ガーデニングコンテスト」(通称:ガーデニング甲子園)である。今回のコンテストには北海道内の農業関係学科を持つ9校、14チームが参加していた。審...お花の話題を二つレポします❣

  • 脳卒中の治療最前線について聴く

    脳卒中を発症したら“時間”が勝負!「“おかしいな?”と思ったら迷わず救急車を!」と講師は強調された。気鋭の脳神経外科の先生から脳卒中の治療最前線の話を聴いた。6月22日(水)午後、北海道生涯学習協会主催の「ほっかいどう学」かでる講座の第3回講座が開講されたので参加した。講座は柏葉脳神経外科病院の高度脳血管病センター長の中山若樹氏が「脳卒中の治療最前線~明るい明日へ“つながる”医療~」と題して講演された。※講演をされる中山若樹医師です。私の場合、病気の話をうかがうと、自分が今にもその病気に罹ってしまうのではないか?という不安に駆られてしまう。癌の話を伺った時など、しばらくは心配で寝つきが良くなかったことを憶えている。今回もお話を伺ったことでなんとなく不安が増したように思われるのだが…。さて、話はごく初歩的な...脳卒中の治療最前線について聴く

  • 北海道・北東北の縄文遺跡群巡り〈4〉 キウス周堤墓群(千歳市)

    大小さまざまな周堤墓が連続する様は壮観だった。また、この遺跡では市民ボランティアの方々が遺跡案内をされており、個人で伺っても対応してくれる仕組みとなっているところが素晴らしかった。6月21日(火)念願だった千歳市の「キウス周堤墓群」に足を運んだ。この日私は直接「キウス周堤墓群」には向かわず、まずは「千歳市埋蔵文化財センター」に立ち寄ってから向かうことにした。埋蔵文化財センターは千歳市の田園風景が広がる長都地区にあった。そこはいかにも廃校校舎を再利用したという趣きの建物だったが、調べてみると「旧長都小中学校」の校舎を改造したものだと判明した。※いかにも学校々舎の玄関といった趣の「千歳市埋蔵文化財センター」の入口です。※センターのエントランスには世界遺産登録の喜びにあふれるデコレーションがされていました。千歳...北海道・北東北の縄文遺跡群巡り〈4〉キウス周堤墓群(千歳市)

  • 北区歴史と文化の八十八選巡り №9

    ※蔵出し第2弾である。この「北区歴史と文化の八十八選巡り」も6月6日に終えていたものである。なかなかレポする機会がなかったが無理して今日のレポとして押しこんだ。北区歴史と文化の八十八選巡りはこれまで1度に4ヵ所ずつレポしてきたが、今回は史跡などが新琴似神社境内一か所に集中的に保存されていることもあり9つの史跡等を一挙レポすることとした。〈●〉新琴似神社新琴似神社自体は八十八選に選定されているところではない。しかし、9つの史跡が一か所に設置されていることから、その場所等について簡単にレポしたい。神社の場所はJR新琴似駅、北区体育館の直ぐ近くに樽川通に面して立地している。比較的麻生の繁華街から近いところにある。比較的広い境内の一隅が神社の駐車場となっているが、その周囲に「新琴似屯田兵中隊本部」の復元建造物を中...北区歴史と文化の八十八選巡り№9

  • フォルクローレ ライブを楽しむ

    何故か私はフォルクローレの音色に魅かれるところがある。あの哀愁を帯びた音色がインディオたちの厳しい生活を思い出させるのだ。その音色に浸りたくて、ライブハウスに足を運んだ…。過日(5月10日)、札幌在住のフォルクローレ奏者岡田浩安さんのコンサートを聴いたときに、岡田さんがライブハウスに出演することを知った。そのライブで19日(日)夜、岡田さんが出演すると知って、中央区の北4条西28丁目にあるLive&DiningJAMUSICAに駆け付けた。※店の入口には今夜のライブゲスト名が表示されていました。※ライブ開始前のステージです。ところが私のことである、ライブの内容をよく承知していなかった。というのもライブ名は「ArbolyVientowith岡田浩安」となっていた。つまりライブの主役は岡田さんではなく、Arb...フォルクローレライブを楽しむ

  • 札幌市のパークゴルフ場めぐり〈40〉丘珠空港緑地

    ※早くに体験しながら、なかなかレポできずにいた「パークゴルフ場めぐり」である。長く蔵の奥深くにしまっておいたが、いわば蔵出し的に本日のレポにすることにした。久々に非常に気持ちの良いコースでのプレイとなった。コースは非常に整備されていて、多くの市民がプレイを楽しんでいた。私もこのコースでは18ホールをプレイして楽しんだ。※「本日は営業中」という表示からして、パークゴルファーを歓迎しているようです。駐車場。※管理棟というか、クラブハウス的な建物です。※管理棟の前にはコ―ス全体のレイアウト図が表示されていました。丘珠空港緑地コースは、道路一つを隔てて丘珠空港に接している丘珠空港緑地内に設けられているコースだった。札幌市の「パークゴルフ場マップ」を見るかぎり、特別なパークゴルフ場ではないのだが、ここのコースには特...札幌市のパークゴルフ場めぐり〈40〉丘珠空港緑地

  • 西岡公園春の湿生植物観察ツァー

    当たり前と言ってしまえば当たり前の話だが…。前田森林公園や野幌森林公園とは植生がまったく違っていた。私にとっては見るもの、聞くもの全てが新鮮だった。右から聞いて左から忘れていく湿生植物の数々だったが、それでも楽しい観察ツァーだった。昨日19日午前、平岡公園管理事務所が主催する「矢部先生と歩くひらおか公園春の湿地観察ツァー」に参加した。物好きにどこにでも出没する私である。矢部先生とは、元札幌市立大学の教授で現在は同大学の専門研究員をされている方で、湿地植物の分布特性の解明や湿地の復元・再生の研究をされている湿地のスペシャリストであると紹介があった。※平岡公園の湿地について説明をする講師の矢部和夫氏です。観察会の参加者はここでも女性が中心だったが24~5名の参加者があった。平岡公園の湿地は大きく上流湿地と人口...西岡公園春の湿生植物観察ツァー

  • ベテランの味 読売サロンコンサート in 札幌

    読売日本交響楽団のOBの方々の深みのある音が会場の「ちえりあホール」内に響き渡った。私にとっては馴染みのある曲の演奏も多く、その意味でも楽しめたコンサートだった。昨日(6月18日)午後、札幌市生涯学習センターの「ちえりあホール」において読売日本交響楽団エルダーメンバーによるアンサンブル演奏会「読売サロンコンサートin札幌」があり、知人のS氏が入場券を手配してくれたことで鑑賞することができた。エルダーとは、年長、年上、先輩というような意味で、MC役の方の説明では読響のOBの方で編成されたグループとのことだった。メンバーは弦楽四重奏の4人に、トランペット奏者が加わった5人のグループに、ゲスト的にソプラノ歌手の北野里沙さんが加わった編成だった。その北野里沙さんのことだが、ステージに現れた時、その美貌に思わず目を...ベテランの味読売サロンコンサートin札幌

  • 我が国の財政は大丈夫だって!?

    講師は言う。国の借金は1,000兆円というけれど、それはまやかしであると…。国には671兆円の資産があり、差額は568兆円となり、その額は国としては問題のないレベルであるという。はてさて?もう少し詳しく話を聞いてはみたが…。昨日(6月17日)午後、西区民センターで開催された「札幌市高齢者市民講座」が開催され受講した。それは講座題が「わが国の財政の現状は」と知って、経済音痴を自認する私だが多少は国の財政のことも聞いてもいいかな?と思いから受講を決めた。講師は二木康博さんという方だったが、二木さんがどのような経歴をお持ちの方かは分からなかったが、お話しぶりからは公認会計士の方かな?と思いながらお話を聞いた。二木氏は昨年の文藝春秋誌の11月号で財務省の事務次官だった矢野康治氏が「このままでは国家財政は破綻する」...我が国の財政は大丈夫だって!?

  • 外来植物除去のボランティアに参加してみました

    「イワミツバ」と「ミツバ」の違いが難しいなぁ、と思いながら周りのベテランに尋ねてその根の除去に取り組んだ。う~ん、なんと地味な作業なのだろう。腰の痛みに耐えながら懸命に除去作業に取り組んだ…。※参加者は皆このようなプレートを胸から下げて活動しました。今日はボランティアフライデーの感があった。朝5時30分からは1時間半ほど、私が代表を務める「近美を愛するブリリアの会」の第6回目の活動で近代美術館前の路上の清掃活動に取り組んだ。そして9時30分からは「北海道自然保護協会」が主催する「外来植物除去」活動に参加した。各種団体の観察会に参加するだけでなく、一度ボランティア活動にも参加してみたいと考えていたのだが、近くの円山公園で行うと知って参加してみることにした。事前に参加申込をしたところ特に用意するものはなく、作...外来植物除去のボランティアに参加してみました

  • 楽しめた北海道神宮フォークうたごえまつり

    泉谷しげるの「春夏秋冬」、かぐや姫の「あの人の手紙」、吉田拓郎の「イメージの詩」等々…。懐かしい歌がアマチュアミュージシャンによって次々とステージ上(土俵上)で披露された。歌の巧拙はもちろんあったが、私にとっては懐かしさに浸ったひと時だった。昨夕(6月15日)は、北海道神宮祭の中日だった。北海道神宮祭では、神宮の土俵上をステージとして例年「フォークうたごえまつり」が開催されている。神宮祭とフォークソングがどのように繋がりがあるのかは不明だが、なにせ今回は2年間の休みを挟んで第18回目の開催ということだから、それなりに歴史も重ねたイベントなのだ。※ご覧のように土俵上にステージが特設されました。私はフォークソングと聞いて思わず駆け付けたが、神宮境内の人混みの凄さには驚いた。午後6時半すぎだったが、若者を中心に...楽しめた北海道神宮フォークうたごえまつり

  • 2030未来への分岐点 我々に未来はあるか?

    温暖化、食糧危機、プラスチック汚染、等々…、地球に、そして私たちに今大きな危機が訪れている。それらの危機に対して私たちに解決する術があるのか?「めだかの学校」の仲間と共に考えた…。昨年1~3月にかけてNHKスペシャル「2030未来への分岐点」という番組が放映された。大変な反響を呼んだ番組で再放送、再々放送されたので多くの方が目にされたと思う。見逃した方のために少し詳しく説明すると、地球は今さまざまな危機に直面しており、2030年までの10年間(すでに残り8年間だが)のうちにそれらの問題を解決することができれば「持続可能な地球」となり得るが、解決できない暁には滅亡の道を突き進むことになると警告するものであった。私たちは今その分岐点にいるという趣旨の番組だった。番組では特に顕著な危機を次の3回に分けて放送した...2030未来への分岐点我々に未来はあるか?

  • 近美の前庭は白い綿毛の海のようです!

    いよいよこの季節がやってきた。道立近代美術館の前庭に立つポプラの大樹から大量の綿毛が降り注ぐのだ。その半端ない量はたちまち前庭全体を白く覆い尽くすほどである。私にとっては迷惑な綿毛であるが、これはもうこの時期の風物詩と諦めるほかない…。今朝起きてみると、道立近代美術館の前庭に立つポプラの大樹から白い綿毛が大量に雪のように降り注いでいた。数日前からちらほらとその兆しが見えていたが、いよいよ本格的に降り注ぐ時期となったようだ。たった1本のポプラの樹であるが、その大きさが規格外(?)である。考えられないほどの大量の綿毛を周りに降り注ぐのである。まあ、ポプラにとっては大切な子孫を増やす行為だから致し方のないことなのだが…。私は早速、真っ白に染まった近美の庭を撮影しようと向かったのだが、近くを通った保育園児の集団が...近美の前庭は白い綿毛の海のようです!

  • 前田森林公園「初夏の自然観察会」

    今回で3回目となる前田森林公園での観察会である。今回もまたガイドの方の豊富な知識とユーモアあふれる案内で楽しく初夏の前田森林公園を巡って歩いた。昨日、6月12日(日)「初夏の自然観察会」と銘打って前田森林公園で活動する凹凸クラブ主催の観察会が開催され、参加した。今回のテーマは「花見は続くよ、もう少し」というもので、初夏に花を付ける木々をあれこれと紹介いただいた。ガイドしてくれる方は、おそらく凹凸クラブを主宰されている方だと思われるが、いつもの石田さんという方だった。石田さんはとても博識の方で、非常に植物に詳しい方であるうえ、ユーモア精神も十分で、さらに声の大きいのも野外のガイドに適された方である。以下、紹介いただいたこの時期に花を付けた木々をレポートしていくことにする。◆ハマナス※白いハマナスの奥に、野生...前田森林公園「初夏の自然観察会」

  • 吉村昭著「漂流」

    絶海の孤島に12年余も閉じ込められた男の壮絶なノンフィクションである。以前に読んだ「大黒屋光太夫」の物語よりももっともっと過酷な話である。よくぞ生き抜いた。よくぞ帰還した。水主(船乗り)長平のタフネスさには驚くばかりだった…。時は江戸時代、天明5年(1785年)長平が舵取りをする御蔵米を積んだ三百石船が、長平が住む土佐の赤岡村を出航した。しかし、船はシケに遭い舵も帆柱も無くなり漂流を始めた。大黒屋光太夫の場合もそうだったが、当時は船がシケに遭い漂流することが多かったようだ。まさに「板子一枚下は地獄」の世界で、船乗りは相当に危険な職業だったようだ。船には水主頭の源右衛門、水主の音吉、炊ぎ(炊事係)の甚兵衛、そして舵取りの長平の4人が乗っていた。水も食料も途絶えそうな中、漂流を始めてから13日目に長平たちは瀕...吉村昭著「漂流」

  • 恐るべし! フェルメール人気

    開幕して1ヵ月半が経過したというのに、フェルメールに関する映画会は満員御礼。展覧会は牛歩の歩みどころか、カメさんの歩みである。フェルメールがこれほどの人気とは!美術の世界に疎い私には驚くばかりだった。恐るべし!フェルメール!過日、道立美術館で開催中の「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」の招待券をある方からいただいたと拙ブログに書いた。その際に札幌市民ギャラリーで上映される「謎の画家・フェルメール追跡」という映画を観賞後に実際の画と対面しよう、と書いた。その映画を観るため6月8日(水)に市民ギャラリーに赴いた。ところが!フェルメール人気は凄まじいものだった。私は上映開始の午後2時より30分前に到着したのだが、すでに定員の100名を超えていて、さらに長蛇の列が続いていた。市民ギャラリー側の臨機応変の措置で...恐るべし!フェルメール人気

  • 縄文遺跡の価値は何か?

    講師は「縄文人の高い精神性が世界に評価された」と胸を張った。昨年度、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録にあたり、その中心の一人とした活躍された講師のお話を聴いた。昨日(6月9日)、石狩市の花川北コミュニティーセンターにおいて「いしかり市民カレッジ」の講座が開催された参加した。実はこの講座は6月7日に行われた縄文遺跡群の現地見学の前に行われる予定だった事前講座が、講師の都合で事後に行われることになった講座だった。講師は北海道の縄文世界遺産推進室特別研究員の阿部千春氏で「縄文遺跡群は世界遺産としてどのような価値があるのか」と題して講演された。阿部氏はまず、縄文文化の特色について触れられた。縄文文化とは、「日本列島に多様な自然環境のなかで、漁労・狩猟・採集を生業として定住生活を実現し、1万年以上も大き...縄文遺跡の価値は何か?

  • 北海道・北東北の縄文遺跡群巡り〈3〉 北黄金貝塚(伊達市)

    解説してくれた学芸員の方は強調された。「貝塚はけっしてゴミ捨て場ではない!縄文の人たちにとっては生き物に対する祈りの場であった」と…。小高い丘の上に、二つの貝塚や三棟の竪穴住居が復元展示されていた。※貝塚や竪穴式住居の復元家屋がある「北黄金貝塚公園」の入口です。「北黄金貝塚」は、伊達市の中心部から離れた伊達市北黄金地区の小高い丘の上にあった。貝塚は国道37号線沿いにあるので行きやすい遺跡と言えるかもしれない。※貝塚のある丘陵の麓にある「北黄金貝塚情報センター」の入口です。貝塚の近くにはガイダンス施設である「北黄金貝塚情報センター」があるが、センターには入らずいきなり貝塚を巡ることになった。貝塚は竪穴住居が並ぶところから急坂を息を切らせて上がったところに展開していた。貝塚にはA地点貝塚、B地点貝塚と名称が付...北海道・北東北の縄文遺跡群巡り〈3〉北黄金貝塚(伊達市)

  • 北海道・北東北の縄文遺跡群巡り〈1・2〉 入江・高砂貝塚(洞爺湖町)

    ※今回の縄文遺跡巡りを契機にして、できれば世界遺産に認定された北海道・縄文遺跡群の構成遺産となった全17遺跡を全て巡ってみたいという野望を抱いた。実現できるかどうか分からないが、一応シリーズ物としてナンバーを打つことにしたい。なお、私のレポは素人の印象レポであり、専門性はまったく皆無と理解していただきたい。入江貝塚と高砂貝塚はとても近距離にあり、歩いて5分ほどの近さだった。両方の貝塚ともに紀元前8,000年から3,300年前のものとみられるが、二つの貝塚の関係性を示す明確に証拠(遺物)は発見されていないということだ。昨日、いしかり市民カレッジの講座「世界遺産登録となった北海道北東北の縄文遺跡群」の現地見学は、洞爺湖町と伊達市の三つの遺跡を巡るものだった。私が期待した千歳市の「キウス周堤墓群」を回ることは時...北海道・北東北の縄文遺跡群巡り〈1・2〉入江・高砂貝塚(洞爺湖町)

  • 北区歴史と文化の八十八選巡り №8

    今回も前回に続いて北区の中でも西側に位置する歴史と文化の史跡等を巡って歩いた。一日で巡る計画が私のミスで二日間にわたってしまった。そのミストとは?恥ずかしいほどの私のうっかりミスなので公表は差し控えることにする。※本日の私は午前7時から行動を開始して、帰宅するのが午後8時近くになる予定である。その理由は、「いしかり市民カレッジ」の講座に受講申請した「世界遺産登録となった北海道北東北の縄文遺跡群」の現地見学で千歳市、伊達市方面にバスで見学する予定なのだ。本来なら、先に座学を実施して見学先の予習をするのだが、講師の都合でいきなり現地見学ということになり、どこの遺跡を見学するのか、現時点では分かっていないのだ。私の期待としては千歳市、伊達市、洞爺湖町の4ヵ所の遺跡を回ってくれるものと期待している。しかし、今のと...北区歴史と文化の八十八選巡り№8

  • NHK朗読&トークイベント「自然を見る」

    北海道の自然を版画で、あるいは写真や映像で表現する二人の作家の作品をNHK札幌放送会館の8K大画面で観賞する機会を得た。二人の作品からは、いかに北海道が豊かな自然に恵まれているかを再確認させられた。※NHK札幌放送会館前に立てられたイベントの掲示塔です。昨日(6月5日)の午前と午後、NHK札幌放送局において午前と午後に開催された二つのイベントに参加する機会を得た。午前の部は「朗読イベント」と称して、木版画家の手島圭三郎さんの絵本(木版画)を、札幌を中心に活躍する俳優の斎藤歩さんと西田薫さんが朗読するというものだった。イベントは「手島圭三郎動物たちのものがたり」と題して、手島さんの作品(絵本)三冊が題材として取り上げられた。その三冊とは①「きたきつねのゆめ」、②「しまふくろうのみずうみ」、③「ピチャㇰカムイ...NHK朗読&トークイベント「自然を見る」

  • 札幌市のパークゴルフ場めぐり〈38〉&〈39〉

    〈38〉中沼リサイクル団地緑地コース、〈39〉丘珠ゆたか緑地コースと二つのコ―スを巡ったが、両コースにはある共通点があるように思えた。〈38〉中沼リサイクル団地緑地コースこのコースを見つけるのに少々戸惑った。というのも、このコースは主要道から中沼のリサイクル団地への取り付け道路に入ったところにあったからだ。※向こうに見える建物は「中沼プラスチック選別センター」です。コースは手前の看板のところから細い道を入ったところにありました。コースは「中沼プラスチック選別センター」とそれに続くリサイクル関係の工場が立ち並ぶ横に並ぶように設置されていた。※駐車場がありましたが、未舗装でしたね。ところが私が行ったところ、誰一人としてプレイしている人の姿が見当たらなかった。さっそくコースに入ってみたが、プレイする人がいなかっ...札幌市のパークゴルフ場めぐり〈38〉&〈39〉

  • 自然と幸せの国フィンランドを語る

    ペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使は臆することなく自国礼賛に終始した。それだけ自国を誇りにしていることを強く感じさせた。その誇りは国連調査による国民幸福度ランキングを近年五年連続して世界第一位ということが裏付けているようだった。※講演をするベッカ駐日フィンランド大使です。ペッカ大使は1時間という短い時間の中で「自然と幸せの国フィンランド」と題して、多岐にわたってフィンランドのことを私たちに紹介してくれた。その冒頭、フィンランドのジェンダーフリーがいかに進んでいるかについて触れた。現在の首相が女性のサンナ・マリン氏であることは、フィンランドのNATO加盟を申請したことを表明した際にメディアに露出したことで私たちも知ることになったが、ペッカ氏によるとフィンランドでは現在首相だけではなく、主要政党5党の党首が...自然と幸せの国フィンランドを語る

  • プロの音を堪能! Kitaraでクラシック

    あの印象的なトランペットのファンファーレが鳴り響くと、疾走感あふれる「ウィリアム・テル序曲」の演奏が始まった。ピッチの速い曲をヴァイオリンの集団が一糸乱れぬ音を紡ぎ出す。さすがにプロフェッショナルの集団である。お馴染みな曲の数々をプロの技で堪能したひと時だった。昨日(6月2日)午後、札幌コンサートホールKitaraにおいて「Kitaraでクラシック」と題するコンサートが行われ参加した。このコンサートは札幌交響楽団が主催する、いわばクラシックに縁遠い層の方々への普及活動の一環として行われたコンサートだと解した。何せ入場料が1,000円(65歳以上は500円)という格安料金である。”格安”というワードに弱い私はすかさず入場券を入手した。客層を眺めてみると、札響のねらいは間違っていなかったようだ。普段はクラシッ...プロの音を堪能!Kitaraでクラシック

  • フィンランドウィーク カンテレの響きに感動!

    フィンランドの伝統的な楽器カンテレの響きはどこか物悲しく私の耳には届いた。小国故に大国に翻弄され続けてきた民族の哀しみが込められているのだろうか?しかし、現在のフィンランドは国民の幸福度が世界一と、誰もが羨むような小大国である。5月31日(火)夜、札幌市民交流プラザ3階クリエィティブスタジオにおいて「フィンランドウィーク講演会」が開催され参加した。“フィンランドウィーク”とは、北海道国際交流・協力総合センターなどが主催し、札幌では初めて開催されるという。フィンランドの特色であるサウナや文化、教育&子育て、スタートアップ、ジェンダー平等など様々な分野について一週間かけて関係者が意見を交わすイベントということだ。私が参加した「フィンランドウィーク講演会」は、サイドイベントという位置づけで、いわば市民向けのイベ...フィンランドウィークカンテレの響きに感動!

  • サッポロ・ジューンがやって来た!

    待ちに待っていたサッポロ・ジューン(札幌の6月)がやって来た!一年の中で私が最も恋焦がれる季節の到来だ!さあ、サッポロ・ジューンをどう過ごそうか?あれこれと思いを巡らせているのだが…。私がサッポロ・ジューンを意識するようになったのは、次の一文に出会ってからだった。その一文とは…、そして、六月がやってきた。いつのまにか春はどこかへ行ってしまい、そのあとに来るはずの梅雨は気配も見せず、まさしく初夏と呼ぶのにふさわしい、緑の季節がやってきた。もう、寒くはない。さりとて暑くもない。そう、蒸し暑くないのだ。というよりもむしろ、さわやかな風が吹きわたる至福の気候だった。大気には活動を本格的に始めた植物たちの作り出す、新鮮な酸素が満ちあふれている。街には、ニセアカシアの白い花の甘い香りが漂っている。太陽の光は、すべてのものを...サッポロ・ジューンがやって来た!

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