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えほんじかん https://blog.goo.ne.jp/9648rintarou

さほど本を読まない母と、全く絵本に食いつかない息子で読書にチャレンジ。そんな読み聞かせの記録デス。

3歳の息子とその母。 絵本を通じた育児なるものを目論むが、果たしてその通りになっているのか…。 とは言うものの、絵本を読んで思ったことを何気なく綴る日々なのです。

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2010/03/14

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  • おつきさん どうしたの

    「おつきさんどうしたの」作:エドナ・ミッチェル・プレストン絵:バーバラ・クーニー発行所:岩波書店初版発行:1979年9月がちょうのこどもが見たお月さまのお話ですバーバラ・クーニーの味わいのある絵が魅力的な作品です。ある夜、こどもたちを寝かしつけた後、がちょうのお母さんがおつかいで出かけることに。でも1羽のちびさんが約束を守らずに外へ出て行ってしまう…というところからお話が始まります。池で遊んでいると、頭上にはお月さん。そのお月さんに迫る白いキツネが!!ちびはお百姓さんに知らせなければ、とお百姓さんの家の前で騒ぎます。白キツネがお月さんを飲み込んじゃったと言いますが、空を見上げると、大きくて丸い金色の月が。白キツネは雲だったのです。お百姓さんはばかばかしいと思いながら、家へ入っていってしまいます。ちびが次に見たの...おつきさんどうしたの

  • ぶつくさモンクターレさん

    「ぶつくさモンクターレさん」作:サトシン絵:西村敏雄発行所:PHP研究所初版発行:2011年10月サトシンさん×西村敏雄さんの絵本ですこのおふたりのお話はこどもに大ウケなのではないでしょうか。こどものみならず、大人でも楽しめるお話なのも嬉しいところです散歩に出たモンクターレさん。「それにしてもなんだこの道は。グニャグニャ曲がってて、歩きにくいったらありゃしない!」と道に文句を言うのです。目の前に立ちはだかる山にも、川にも、天気にも…見たものに片っぱしからを言いながら、モンクターレさんは町へ向かいます。町に着いたら着いたで、「ああ、やっと着いた。しかし、どうしてこんなに遠いんだ。もっと近けりゃ、もっとすぐに着けるっていうのに!」と。洋服屋さんに入っても、帽子屋さんでも、靴屋の職人さんへも…とにかく文句しか出てこな...ぶつくさモンクターレさん

  • おつきさまはきっと

    「おつきさまはきっと」作:ケイト・バンクス絵:ゲオルク・ハレンスレーベン訳:さくまゆみこ発行所:講談社初版発行:2000年3月今まで読んだことのない初めて出会った作者の方です。でも絵には見覚えが。「ペネロペ」シリーズでお馴染のゲオルク・ハレンスレーベンです。日が暮れて、外はもう暗くなりました。窓から、お月さまが顔をのぞかしています。今ごろお月さまはきっと……夜が訪れた林をみていますよ。(中略)誰かの鼻歌が聞こえます。時計がちくたく鳴っています。部屋の明かりがぱちっとつきました。今ごろお月さまはきっと……窓に灯った明りや、野原で明るく燃えるたき火を見ていますよ。(中略)お父さんが絵本を読んでくれます。本の中のお話が、夜のむこうへひろがっていきます。今ごろお月さまはきっと……小さな女の子が寝る準備をしてベッドに入る...おつきさまはきっと

  • おばけサーカス

    「おばけサーカス」作:佐野洋子発行所:講談社初版発行:2011年10月1980年に銀河社から発行、後に絶版となっていた絵本が、講談社により復刊されたものだそうです。30年以上経っても全く色褪せることない、佐野洋子さんの描くちょっと不思議な世界ついついのめり込んでしまします。真っ赤な太陽が沈む真っ赤な広場に、サーカスがやってきます。あっという間にテントができ、そこには『おばけサーカス』と書いてあるのです。夜になると、テントの中には本物のおばけが。おばけのお父さんの団長さんと、おばけのお母さんと、おばけのおじいさんと、おばけのおばあさんと、おばけのお兄さんと、おばけのお姉さんと、おばけのこどものペロペロ。練習が始まります。お父さんはムチを鳴らしながら「おれたちが本物だとばれないようにな」「しかしあんまり人間そっくり...おばけサーカス

  • がんばれさるのさらんくん

    「がんばれさるのさらんくん」作:中川正文絵:長新太発行所:福音館書店初版発行:2006年1月※現在、絶版。お話は、名作「ねずみのおいしゃさま」の作者と同じです。絵は長新太さん。長新太さんの絵本デビュー作だそうで、今まで読んだ長新太さんの作風とはまたちょっと違った雰囲気を持っています。日曜日の朝、町の人々が動物園へ集まってきています。それにはちょっとした訳が。ある日、動物園の園長さんがオーケストラを作ろうと提案するのです。動物たちはそれぞれ楽器を手にして、稽古が始まります。けれど、さるのさらんくんだけはいくら稽古しても、トランペットを吹けるようにならない。そこで園長先生の娘さんが稽古をつけてあげることに。すかすかすーすかすかすーすかすかぷっすかすかたーすかすかたたーとてとてたたたー……トランペットが吹けるようにな...がんばれさるのさらんくん

  • やどかり

    「やどかり」指導:武田正倫写真:久保秀一発行所:フレーベル館初版発行:2009年6月「だいすきしぜん」シリーズ。全てのページが写真で構成されている自然観察絵本なのです。このシリーズは“未就学児から楽しめるシリーズです”と書いているだけあって、4歳児のわが子にちょうどいいものでした。色々なものに興味を持ち始めるこどもに、本物の姿を伝えるのに最適な絵本だと思います。ヤドカリって誰もが知っている生物だと思います。…でも、その生態、なぜ貝殻に入っているのか、どうやって大きくなるのか、生まれた時から殻に入ってるのか、何を食べるのか…etc.意外と大人だって知らないもんです(母だけでしょうか?)わが子に読み聞かせながら、大人だって再発見!そんな中、旦那サンが図書館で見つけたもう1冊の“やどかり本”。作:草野慎二/監修:武田...やどかり

  • うみべのハリー

    「うみべのハリー」作:ジーン・ジオン絵:マーガレット・ブロイ・グレアム訳:渡辺茂男発行所:福音館書店初版発行:1967年6月夏になったらこれ!絶対外せない絵本ですハリーのシリーズです。ハリーは黒いぶちのある白い犬です。海辺が大好きなハリーも、かんかん照りのおひさまだけは嫌なのです。おひさまを避けようと日陰を探してビーチパラソルの下に入ろうとしますが、すでに満員で追い出され、こどもたちの砂のお城に潜り込もうとすればお城が崩れてしまい、追い払われてしまいます。そこでハリーは太ったおばさんの影に入って歩き……。おひさまを避けようと波打ち際まで来ると、後ろから大波が押し寄せて、頭の上からざぶりんこ。海に流されてしまったハリー、体には海藻がかぶさってその姿はもう犬ではなく、海の底から出てきたおばけ!海の中でも、海辺でも、...うみべのハリー

  • かぶとむしは どこ?

    「かぶとむしはどこ?」作:松岡達英発行所:福音館書店初版発行:1986年4月松岡達英さんの絵本。以前読んだダンゴムシに負けず劣らず、とにかく絵がリアルです母的には全くもってそんなに興味もないのですが、4歳男児…やはり避けては通れない道でありました春の林ではカブトムシの姿はまだ見られません。まるまると太ったカブトムシの幼虫たちは、まだ腐葉土の中。腐葉土を食べて過ごしているのです。夏の始め頃、幼虫はさなぎへと姿を変え、1ヶ月ほどで成虫へ。土の中から地上へ出たカブトムシは力強い羽音を立てて飛び、向かった先は樹液が出ている大きなクヌギの木。樹液は他の虫たちも大好物。なので場所争いの戦いが始まるのです。餌場で出会ったカブトムシの雄と雌が短い一生を終える頃、土の中に産みつけられた卵からは幼虫が。そしてどんどん腐葉土を食べて...かぶとむしはどこ?

  • むしのうた

    「むしのうた」作:三木卓絵:杉浦範茂発行所:講談社初版発行:2006年6月教育テレビの『てれび絵本』で見て、わが子がとりこになってしまった絵本です『虫をみつけたので、じっと耳をすましてみました。そうしたら、こんな詩がきこえてきました。』こんな前書きから始まる、虫たちを主役にした“詩”。アゲハチョウ、カマキリ、オトシブミ、ゲンジボタル、アリ…etc.様々な虫たちの、春夏秋冬を感じる詩がたくさん詰まっているんです。巻末にはそれぞれの虫の解説がついています。→解説って言っても、堅苦しい図鑑のようなものではなく、優しく分かりやすい言葉で、虫たちの特徴を解説してくれているんです。わが子のお気に入りはなんと言ってもこれ!『クワガタ』もりのクヌギのこくぎかんよわいあいてはあごのはさみでふっとばすつよいあいてにはやられちゃうし...むしのうた

  • あめだからあえる

    「あめだからあえる」作:さとうち藍絵:広野多珂子発行所:福音館書店発行日:1996年6月「かがくのとも」通巻351号雨と聞いただけでついつい憂鬱になってしまう人、必見です。何となく外にでてみようかなぁ~という気になるかもしれません雨が降り始め、屋根やバケツに当たる雨の音がだんだん大きくなったその時、ひとりの女の子が忙しそうにレインコートを着て、雨の中を出かけて行きます。落ち葉の下や、石の裏に隠れていたカタツムリが姿を現し、ヒキガエルも道具置き場の隙間からはい出して来て。草花にはキアゲハやモンキチョウの幼虫が散歩中。小さな池からは、アカガエルのささやくような優しいの鳴き声が。もうひとつの池を覗いてみると、こちらはおたまじゃくしでいっぱい。田んぼへ向かって歩いて行くと、周りの色に溶け込んで目立たないようにしている、...あめだからあえる

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