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渋谷のんべい横丁、横浜野毛、都橋商店街を起点として居酒屋、バーでのひとときをスケッチしてます。

お酒の場だけでなく、町の中、電車の中、近所の散歩、旅先などで、 人を描くのがいちばん面白いです。

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磯子区
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岡山県
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2010/03/09

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  • 4月11日(木)高校三人組同窓会

    無事にお墓参りを終えて今回のもう一つの目的は高校三人組の同窓会。ずっと年賀状のつきあいが続いていたところにLINEがきっかけとなって同窓会をやろう!と盛り上がって実行。エルグレコの前、4時半集合。「久しぶりじゃのぉー 元気にしとったんかー!」Kとは10年ぶり、Tとは34年ぶりの再会。著しい経年劣化もにもかかわらずそれぞれが、パッと見てすぐわかった。声は変わらない、喋り方も。話していくうちに高校生の頃に戻る。...

  • 4月11日(木)倉敷二日目 お墓参り

    今回の旅の目的のひとつ、お墓参り。弟と倉敷駅で待ち合わせて霊園に向かう。午前中に墓参りを終えて倉敷を散策。花見の名所、酒津。鶴形山トンネル スケッチ 肉のいろは観光客にも大人気のコロッケ40円と価格も佇まいも昭和。私の倉敷の定番みやげ、森田酒造の荒走り。...

  • 4月10日(水)倉敷『とん平』

    繁華街から一歩入った路地の奥に明かりが灯る。倉敷らしい佇まいの『とん平』縄のれん越しに格子戸が透けて店内の様子が窺える。一枚板のカウンターで店主のカエさんとは同級生という女性が静かに呑まれていた。酒のアテは刺身、天ぷらからどじょう汁まで日本酒を美味しく呑むための揃えでなかでも今回は食べれなかったけどこの時期ならではの地元特産の乙島しゃこ(穴ジャコ)が味わってみたい。カエさんおすすめの倉敷の地酒『備...

  • 4月10日(水)倉敷

    夕刻、倉敷に無事到着、6年ぶりの故郷。一番街がすっかり変わった。かつて千秋座というストリップ劇場があり千秋座通りと呼ばれた。それを抜けると川西町。この辺りは昔の風情が残ってる。そろそろ灯りが立ち始めてきた。夜、地元ののんべいにすすめられた一軒の店に。隠れ家のような路地の奥にポツンと明かりが灯る。帰省のたびに寄ってたBARの北側と聞いてたからなんとか見つけることができた。一見さんではなかなか見つけにくい...

  • 8月12日(木)倉敷市鶴形1丁目『佑明次』ゆめじ

    【2010年8月12日(木)のスケッチをリニューアル】倉敷のかつてのメインストリート、センター街を西へ抜けると昭和感たっぷりの通り抜けに倉敷デパートの看板が目に入る。地元ののんべいが集う『佑明次』煮物、焼き物、刺身、とにかく魚が旨い。となると、日本酒が旨い。久しぶりの帰省、母、弟、妹、我家と家族が集まった。ありがたいことに弟、妹、三兄妹そろってのんべい。親に感謝です。...

  • instagram024

    instagramあります。●寅さんスケッチ●映画スケッチ●溝の口西口商店街●旅スケッチ/京都...

  • 第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』

    【寅さんがいた鉄道風景】因美線 美作滝尾駅とうとう最後の作になった。久しぶりにリリー(浅丘ルリ子)登場。満男の元彼女、泉(後藤久美子)。オカマライダーからテキ屋、役所の職員、車掌、旅館の主人、泥棒、…とあらゆる役をこなしてきたシリーズにはかかせない笹野高史。役所の職員(第17作)、神父(第35作)、ラーメン屋店主(第37作)…、今作は美作滝尾駅の駅員、桜井センリ。巡査(第7作)、旅館の主人(第21作)、大工(...

  • 10月吉日 横浜 中区宮川町

    (2014年 10月のスケッチを再描き)休日のチャリ散歩。この界隈は、まだまだ昭和っぽさが残っている。京急日の出町駅からすぐのところにある飲食店。あの大人の映画館『光音座』のはす向かい。野毛に明かりが灯るにはまだ早い時間。日曜日の昼間は、場外馬券売り場が近いということもあって競馬オジさんたちが、路上のあちこちでゴロゴロと腰をおろしのどかに競馬新聞を広げている。。。。。。。。。。。。。。。。。。『ハマ柴そ...

  • 第47作『男はつらいよ 拝啓寅次郎様』

    今作の舞台は、滋賀県長浜市。そこで満男と寅さんがそれぞれマドンナと出会う。柴又に帰ってきた寅さん、夕餉の時間、みんなが揃ったところでセールスの仕事に就いたばかりの満男に手元にあった鉛筆を手にして商売の極意を説く。「俺は鉛筆を見ると おふくろのことを思い出してしょうがないんだ…」寅さんの語る鉛筆ストーリーにみんなが引き込まれていく。ここはテキ屋稼業で鍛えた寅さんの真骨頂。このシーンはいままでのダメな...

  • 第46作『男はつらいよ 寅次郎の縁談』

    寅さんスケッチ第46作『寅次郎の縁談』就活に疲れ果て、家出した満男がたどり着くのが香川県塩飽諸島。瀬戸内のおだやかな波、小さな島々、だんだん畑、この島の暮らしの風景がいい。原田泰治の描く世界そのもの。満男が世話になってる家の住人がマドンナとして2回目登場の松坂慶子(葉子)と島田正吾(父)。瀬戸内の海を背景にして満男と地元の看護師/亜矢、寅さんと葉子、と前作に続きふたつの恋ストーリーが展開される。島め...

  • 3月9日 野毛小路

    初めての溝の口で『たまい』『十字屋』と2軒呑む。溝の口駅前で同行のyoshiと別れて帰途につく。日本酒の呑み足りなさもあって久しぶりに野毛へ。通い慣れた野毛小路を歩く。にぎやかな野毛小路も大通りを越えてここまでくると喧騒から解放される。かつて足繁く通った一軒の店にたどり着く。スタッフに懐かしい顔がいた。「金太郎みたいだね」「ほかのお客さんからも 言われたコトあります」Sさんが応えた。かつて20代で独身だっ...

  • 3月9日 溝の口駅西口商店街

    酒場スケッチ川崎市高津区 溝の口駅西口商店街一度行きたいと思ってた町のひとつ、溝の口。かつて田園都市線沿線に住んでいてこの町に馴染みのあるyoshiに連絡。東急線改札口、午後5時集合。待ち合わせよりも1時間ほど早く着き町をぶらぶら。初めての町はワクワクしてしまう。西口商店街あたりは昭和感たっぷりの風情。立ち上る煙にのんべいが群がる。そんなのんべいとしてはそそられる店が軒を連ねている光景は壮観だ。人気店の『...

  • 第45作『男はつらいよ 寅次郎の青春』

    旅先の宮崎、油津の町で寅さんが雨宿りしたのが今作のマドンナ蝶子(風吹ジュン)の営む床屋。蝶子と寅さんが飫肥(おび)城址を歩いてるところで友人の結婚式で宮崎にやってきた泉にバッタリ出会う。寅さんと満男、それぞれのラブストーリーが始まる。海岸ではしゃぐ満男と泉を眺めながら蝶子と寅さんが「港が見える丘」をそろって口ずさむ。二人の息が合った幸せなひととき。宮崎から柴又へ帰って静養し骨折も完治したところで旅...

  • 第44作『男はつらいよ 寅次郎の告白』

    第42作から続いてる満男と泉シリーズの第3作。回を重ねるごとに二人の距離が少しづつ縮まっていく。(スケッチ:落合川駅前)オープニングはポンシュウと寅さんが落合川駅で電車に乗り遅れるシーンから始まる。泉が就活のため上京、銀座の楽器店を受けるも願い叶わず名古屋に帰る。「寂しい海が私の寂しさを 吸いとってくれるようです」しばらくして満男のもとに就職のこと、家族のことで失意の泉から一枚の絵葉書が届く。【寅さ...

  • instagram023

    instagramあります。●渋谷のんべい横丁●赤羽●横浜野毛●旅スケッチ/中部●洲崎パラダイス●映画スケッチ●旧バラ荘●都橋商店街●コッコ堂●健さんスケッチ...

  • 第43作『男はつらいよ 寅次郎の休日』

    前作に続き満男と泉ちゃんの恋話がメインとなる。【寅さんが歩いた日本の原風景】食品から雑貨までいろんなものがあったよろず屋。いまでいえばコンビニのような品揃え。寅さんのお約束のシーン、旅先から柴又に電話をかける、懐かしい赤電話。(スケッチ:江戸川の土手を三平と歩く寅さん)柴又を訪れた泉が、別れた父親の暮らす大分県日田に向かう。東京駅まで見送りに来た満男が勢い余って新幹線にそのまま飛び乗ってしまう。青...

  • 第42作『男はつらいよ ぼくの伯父さん』

    オープニングは茨城県の水郡線 袋田駅。いつのまにか大きくなった満男。柴又に帰った寅さんと浅草のどぜう屋で一杯呑むことに。かがり(いしだあゆみ)と寅さんの鎌倉デートに同行した頃が懐かしく思える。満男が思いを寄せる後藤久美子(泉)を訪ねてバイクで佐賀へ向かう。(スケッチ:日本の祭り/浮立の天衝舞)佐賀市の松原左嘉神社で商売してる寅さんの脇を満男のバイクが通り過ぎる。佐賀の宿で偶然、同宿することになった...

  • 第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』

    旅先の宮城、電車に乗っているところで一人のサラリーマン(柄本明)に出会う。それがきっかけとなって寅さん、ついに海外へ。音楽の都ウィーン、バックに流れるチターの音色が心地いい。そこで現地のガイドをしているのがマドンナとして3回目の登場となる竹下景子(久美子)。大きくゆったりと流れるドナウ川、岸辺の木立ち、西洋絵画のような河畔の風景に和む。「あれを〜ごらんと指さす方に〜♩」美しき青きドナウを前にして寅...

  • 第40作『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』

    オープニング、秋色に染まリはじめた木立ちをバックに小海線が走る。車窓の景色を眺めながら一杯呑んでる寅さん。窓を開けて駅弁を買ってた頃の懐かしい昭和の鉄道風景。小諸の駅前で、ひとりのおばあちゃんと出会う。おばあちゃんの掛かりつけの医者がマドンナ、三田佳子(真知子)その姪が三田寛子(由紀)。「これが見納めだ」真知子先生に促されて病院へ向かうとき、自宅を眺めながらおばあちゃんがつぶやく。ここは身につまさ...

  • 洲崎パラダイス 赤信号

    金と力のない男、義治。強かに生きようとする女、蔦枝。百円札でしんせいを一箱買う。おつりの60円が二人の全財産。きょうの宿すらない絶望の二人が橋に佇む。二人がたどり着くのが赤線地帯『洲崎パラダイス』の橋のたもとにある『千草』という酒場。女将は橋を行き来する男たち女たちの母のような存在。洲崎パラダイスのネオンを見て「兄ちゃん、パラダイスってなぁに?」「天国さ」女将の幼い息子ふたりの会話。この橋が内(なか...

  • 12月19日 野毛呑み4軒め『旧バラ荘』

    『石松』→『コッコ堂』→『厘』3軒め『厘』でやっと初めての野毛ツアー一行3名が合流。グダグダな自己紹介から始まり久しぶりに厘の日本酒を堪能。4軒め『旧バラ荘』へ。旧き良き昭和テイストは残しつつ着々とリニューアルが進んでる店内。すきま風ビュービューだった窓枠、でっかいスピーカー、なかでもあの仄暗いトイレはピカピカになっていた。とくに壁面は左官職人の技がいきる見事な仕上がりになっていた。...

  • 第39作『男はつらいよ 寅次郎物語』

    【寅さんがいた鉄道風景】関東鉄道常総線 中妻駅オープニングは、ローカル線の駅のベンチで目覚める寅さん。一人の少年が柴又まで寅さんを訪ねてくる。亡くなったテキ屋仲間が寅さんに託した男の子、秀吉。そこから二人で幼い頃に別れた秀吉の母親探しの旅が始まる。大阪から和歌山、奈良、伊勢へ。道中、奈良の宿で知り合うのが今作のマドンナ、秋吉久美子(隆子)。秀吉が熱を出して寝込んだことがきっかけで三人がほんとの家族...

  • 12月19日 野毛呑み2軒め コッコ堂

    横丁つながりのYちゃんから、「友だちを野毛に案内してほしい」とのLINEが入る。約束の当日午後4時半、都橋集合。久しぶりッ!とハイタッチのあとYちゃんが撮ってくれた1枚。今回のゲスト、初めての野毛ツアー一行3名はロープウェイ(横浜エアキャビン)で赤レンガに向かい観光中とのこと。合流までの時間、Yちゃんにとっては未知の吉田町、長者町、福富町を散策。連絡が入るまで二人で『石松』へ。久しぶりの対面で近況を語り合う...

  • 『舟唄』

    (リール動画と連動)お 酒 は ぬ る め の 燗 が い ぃ〜 肴 は あ ぶ っ た イ カ で い ぃ〜昨年12月30日、歌手 八代亜紀が亡くなった。『舟唄』が沁みる1本の映画がある。冬の北海道、増毛は他を遮断するくらいの豪雪が居座る。かつて挙げた死刑囚の死を知り墓前に花をたむけにやってきた刑事の三上。赤提灯に誘われて居酒屋へ。女将の桐子と出会う。二人の出会いのシーン、つかの間の温もりのシーン、別れのシーンと、...

  • 第38作『男はつらいよ 知床慕情』

    マドンナは第32作以来、2回目の登場となる竹下景子(りん子)。その父親、順吉役が黒澤映画には欠かせなかった世界のミフネ。舞台は北海道。札幌の大通り公園で啖呵売をする寅さん。第35作でリリー(浅丘ルリ子)とひと芝居打った傑作シーンが思い出される。釧網本線の札弦(さっつる)駅前で順吉に出会いドラマが始まる。知床の風景に知床慕情が流れる。この順吉と近所でスナックを営むママ(淡路恵子)との関係が軸となる。「今...

  • 2024 謹賀新年

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  • 渋谷のんべい横丁

    私にとって、渋谷の実家。「いやだぁ、早く描いて…」といやがるママに、じっとして動かないでと頼み描いたのがこのブログを始めたばかりの2006年5月のこと。そのうち常連さんたちを描くようになった。昼休み、スケッチブックを手に渋谷をぶらぶら、結局ここへ来た。つい描きたくなる、絵になる常連さんたちがいる。この小さな渋谷の一角で、ハシゴ酒するのも横丁呑みの醍醐味だ。雨の酒場は絵になる。横丁ガイドブックのイラストレ...

  • 第37作『男はつらいよ 幸福の青い鳥』

    第8作以降、何度か旅先で出会うたびに寅さんを「車先生」と呼び尊敬していた旅まわり一座の看板娘、大空小百合がマドンナ。ただし、大空小百合役はあの女優ではなく志穂美悦子。(下関 忌宮神社から柴又へ電話をする寅さん)ポンシュウを伴って萩から下関に、そして福岡へ渡る寅さん。(下関の赤間神宮で鳩笛を売る寅さん)飯塚の嘉穂劇場で贔屓にしていた一座の座長の死を知り、自宅を訪ねる。そこで成長した座長の娘、美保(大空...

  • 第36作『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』

    第33作で結婚したタコ社長の娘、あけみ(美保純)が家出したことからドラマが始まる。下田で合流したあけみと式根島に渡った寅さん。マドンナとして第4作以来2回目の登場となる栗原小巻(小学校の先生/真知子)に出会う。【今作の名シーン】式根島 大浦海岸島内を案内してたどり着くのが大浦海岸。はるか海の向こうを眺めながら「寂しくなるといつもここにくるの」「もう若いとは言えない歳になってしまった…」島で暮らし続ける...

  • 2023年 酒場スケッチ

    2023年酒場スケッチほとんど家呑みになったこの頃、今年も無事に一年を過ごすことができました。ありがとうございます。ことしの酒場スケッチです。◎1月~ お通しのうまい店にハズレなしhttp://mizusumashi.blog65.fc2.com/blog-category-189.html◎3月 横浜 野毛『串兵衛』http://mizusumashi.blog65.fc2.com/blog-entry-1363.html◎5月 渋谷のんべい横丁http://mizusumashi.blog65.fc2.com/blog-entry-1343.html◎6月 横浜 野毛...

  • 第35作『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』

    【寅さんがいた鉄道風景】上田電鉄別所線/舞田駅 長野舞田駅ホームで夢から覚める寅さん。【寅さんが歩いた日本の原風景】五島 長崎寅さんとテキ屋仲間のポンシュウ(関敬六)が長崎から五島へ渡る。そこでひとりのおばあちゃん(初井言栄)を助けたことからマドンナ、若菜(樋口可南子)との縁が始まる。のどかな海、寂れた船着場、旧い家並み、五島の景色がいい。キリシタンの島、五島には本土とは趣の違った教会があちこちにあ...

  • 渋谷のんべい横丁

    再開発で空がどんどん狭くなってきた渋谷の街にのんべい横丁がある。数年前、退職するまでは週に三日、四日…と足繁く通っていた。初めて足を踏み入れたのは30歳の頃か。40歳を過ぎ勤め先が渋谷になってからある一軒の店に通い始めた。小さなL字のカウンターに5、6人つめて7人、肩を寄せ合いながら呑む。知らない顔もそのうち馴染み、いやでも仲良くなる。座が興じると終電時刻を見送ってそのままカラオケに流れたり、朝まで呑み...

  • 第34作『男はつらいよ 寅次郎真実一路』

    【寅さんがいた酒場風景】上野の居酒屋からさくらに電話をかけて呑み代を無心する寅さん。その様子を見ていたサラリーマン、それが米倉斉加年(富永)。その奥さんが第22作『噂の寅次郎』以来のマドンナ大原麗子(ふじ子)。突然失踪した富永を探しにふじ子と共に鹿児島へ。富永の故郷、枕崎周辺の家並みがいい。丸木浜の海岸もおだやかで癒される。【寅さんが歩いた日本の原風景】枕崎 鹿児島やっとみつけた手がかりも途絶えて宿...

  • 第33作『男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎』

    【寅さんが歩いた日本の祭り】鹿踊り/岩手県盛岡市今作、渡世人として生きる寅さんの侠気が光る。マドンナはフーテンの風子(中原理恵)。風子のひとときの彼氏がサーカス団のバイク乗りのトニー(渡瀬恒彦)。【寅さんが歩いた日本の原風景】盛岡 岩手県盛岡でかつての舎弟、登に再会。登夫婦が営む小さな食堂で精一杯のもてなしの仕度を始めたところで寅さんが登を呼びよせて言う。「お前は堅気の商人だぞ 俺は旅がらすの渡世...

  • 11月8日 赤羽 まるます家

    亡くなったIwaさんを偲び、語ろう、ということで、Iriさんと10年ぶりに呑む。赤羽駅の北口改札を抜けて東口へ、1番街のアーチが迎えてくれる。予約していた『まるます家』へ。センベロの聖地赤羽のランドマーク的な存在、鰻と鯉が看板の『まるます家』赤星を3つのグラスに注いで、献杯。ここのルールにのっとりふだんは呑まない酎ハイのジャンボボトルを1本頼む。日本酒好きとしてはどうも酎ハイは、サイダーのように感じる。煮込...

  • instagram022

    instagramあります。●市民酒蔵『諸星』●お通しのうまい店にハズレなし●野毛『BASIL』●野毛『石松』●銀座『TARU』●男はつらいよ第1作ー第12作●男はつらいよ第13作ー第24作●侍ジャパン●ゲレンデヴァーゲン●奥沢『うの』●精霊流し...

  • 第32作『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』

    オープニングで寅さんのバックに見える備中国分寺の五重塔が懐かしい。高梁川の渡しも子供の頃、乗ったおぼえがある。岡山県出身者としては、このあたりはなじみのあるところ。寅さんが博の故郷、高梁へ。博の父(志村喬)の墓前に立ち、語りかける。「葬式には来れなかったんで いまごろやってきた」第8作の二人で語り合ったシーンが思い出されて寂しい。あのときの酒屋の前の公衆電話からとらやへ電話をかける。【寅さんが歩い...

  • 第31作『男はつらいよ 旅と女と寅次郎』

    今作のマドンナは京はるみという名の演歌歌手、都はるみ。後にふつうのおばさんになりたいと引退する都はるみのドキュメンタリーのような展開。『矢切の渡し』『佐渡おけさ』『惚れちゃったんだよ』『涙の連絡船』とらやの縁側で町内の人たちを前に歌う『アンコ椿は恋の花』最後のステージで歌う『おんなの海峡』はるみ節がたっぷりと楽しめる今作は寅さんシリーズの中でも異色。見終わったあとも染み込んだはるみ節をつい口ずさん...

  • 第30作『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』

    【帝釈天参道】さくらが自転車でとらやへ出勤するところから一日が始まる。【寅さんがいた鉄道風景】久大本線 湯平駅/大分県今作のマドンナは田中裕子(蛍子)。その蛍子に恋をするのが、共演がきっかけで後に結婚する沢田研二(三郎)。寅さんは三郎を応援するキューピットとしての役回り。谷津遊園の観覧車で二人が思いを確認し合うラブシーンは役としての蛍子と三郎というよりも撮影している中でリアル恋愛に発展していく田中...

  • 10月26日(木)横浜 野毛

    東京都現代美術館で『デイヴィッド・ホックニー展』を観賞してからの流れ。今年2回目のホームグランド、野毛。老朽化でアーチが撤去された野毛小路は抜けがよくなった分、どこか寂しげに映る。かつての野毛呑みの相方、Iさんが亡くなったことを伝えに馴染みの店に。その店はオープンしたばかりの頃から通ってる思い出の詰まった一軒。野毛小路を歩いてるとハシゴしながら都橋へ辿り着き明け方まで呑んでた日々を思い出す。...

  • 10月吉日 東京都現代美術館から渋谷、野毛へ

    東京都現代美術館で開催されている『デイヴィッド・ホックニー展』へ。御年86歳の現在まで現役として活動しているまさに巨樹のようなアーティスト。現美収蔵作品展示の横尾忠則展もよかった。あの一世を風靡したポスターから画家として描き始めた油絵まで見ることができた。久しぶりの上京で東京をぶらぶら。●清澄白河/東京都現代美術館●現美収蔵作品/横尾忠則●新橋/銀座散歩して昼メシ●渋谷/ホームグランドの横丁で一杯と ...

  • 10月吉日 浜松 舘山寺温泉

    旅はプランしてる時から楽しい。9月初旬から何度かの修正を加えながらのプランニング。大阪時代の二十歳から50年のつきあいになる友人との呑み旅、前回、熱海以来3年ぶり。浜名湖畔、舘山寺温泉へ。(舘山寺温泉バス停)●舘山寺で御朱印を一つ●志ぶき橋●舘山寺から舘山寺港が見える宿は、浜名湖畔の好立地で最上階の部屋からはパルパルスタジアムやロープウェィの行き来が見える。温泉も露天風呂はじめ充実していて、朝夕の食事も...

  • 第29作『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』

    いつもフラれてばかりのイメージの寅さん。じつはシリーズに登場するマドンナたちの中には寅さんに思いを寄せるマドンナが何人かいる。ただし実ることはなく、結果、寅さんがふられた体で話しが終わる。その一人、かがり(いしだあゆみ)。京都は加茂川沿いで啖呵売をしていた寅さんが陶芸家、加納作次郎(片岡仁左衛門)と知り合う。そこでお手伝いをしていたのがマドンナ、かがり。かつて恋仲だった陶芸家の弟子との縁がなくなり...

  • 孤独のグルメ2021大晦日スペシャル

    五郎さんが京都から東京までをミニクーパーを共としてグルメ旅をする。舞鶴『カニ焼き』丹波篠山『ぼたん鍋』伊勢『伊勢うどん』松坂『とり焼肉』浜松『うな丼』東京『年越しラーメン』波の高い浜名湖をバックに志ぶき橋の上で五郎さん、「腹が減った!」のポーズ。浜名湖畔、舘山寺温泉での1シーン。...

  • 第28作 『男はつらいよ 寅次郎紙風船』

    【寅さんがいた鉄道風景】久大本線 夜明駅/大分県日田市【日本の原風景を歩く寅さん】 (スケッチ/秋月を光枝と寅さんが歩くシーン)久留米水天宮で啖呵売をする寅さん。テキヤ仲間、常三郎が入院してることを女房の光枝から知らされ秋月の町を訪ねる。【日本の原風景を歩く寅さん】沖端漁港/福岡県柳川市「俺が死んだら、 女房を嫁にしてやってくれ」常三郎が託した言葉を胸に沖端の宿を出る寅さん。【柴又駅の別れ】未亡...

  • 第27作『男はつらいよ 浪速の恋の寅次郎』

    【寅さんが歩いた日本の原風景】大崎下島 大長の雁木/広島県呉市旅に出た寅さん、瀬戸内の小島で祖母の墓参りにやってきた、ふみ(松坂慶子)と出会う。【寅さんが歩いた日本の原風景】豊浜の船着場/広島ふみ「お兄さんこれからどうするの」寅さん「風の吹くまま、気の向くままよ」ふみ「自由でいいねぇ、魚みたいに」寅さん、風の吹くまま大阪へ。ここで登場する顔ぶれがいい。かしまし娘、芦屋雁之助、笑福亭松鶴、大村崑など...

  • 第26作『男はつらいよ 寅次郎かもめ歌』

    【寅さんが歩いた日本の原風景】江差「かも〜め〜〜〜〜〜の♪」江差の海に江差追分の名調子が響く。若い頃は感心がなかった民謡がいま、心地よく沁みる。【寅さんが歩いた日本の原風景】奥尻島 北海道 北海道江差でテキ屋仲間の死を知り、墓前を訪ね奥尻島へ。奥尻で出会う一人娘のすみれ(伊藤蘭)。博打好きでろくでなしの父親のことを考えるとすみれが不憫に思えてならない寅さん。東京で働きながら高校に通いたいというすみれ...

  • 第25作 男はつらいよ『寅次郎ハイビスカスの花』

    5年ぶりにリリー、登場。【昭和っぽいシーン】博が小岩のキャバレーに、刷り上がったポスターを納品に向かうところでリリーと出会う。「私、いま病気なの…」リリーから一通の手紙が届く。寅さん、迷うことなくリリーの入院先、沖縄へ。無事、回復したリリーと寅さんの沖縄での半同棲生活が始まる。リリーと寅さんの会話。滞在先の娘から訊かれた、「私と寅さんは夫婦かって聞くの」「それでお前なんて言ったの」「まだ式はあげてな...

  • 第24作 『男はつらいよ 寅次郎春の夢』

    今作はマドンナ、香川京子(圭子)との話よりもアメリカから渡ってきたアメリカ版寅さん、マイケルとの交流が主題になっている。【寅さんが歩いた日本の現風景】根来寺 和歌山県岩出市秋の紀州路、根来寺の山門の前を歩く寅さん。【今作の名シーン】今までの確執を水に流すかのように寅さんがサッと手を差し出す。一瞬、この場の空気が澄んだ。人格者、車寅次郎の潔さが、眩しい。「 I love you 」2階で帰り支度をしながらマイケ...

  • 男はつらいよ第23作『翔んでる寅次郎』

    タコ社長が営む朝日印刷の工員の結婚式シーンから話が始まる。ハネムーンへ旅立つ二人の車のリアウインドウには祝福のメッセージがデカデカと貼られている。実際には見たことないけど、かつて熱海が新婚旅行のメッカだった時代、旅立つ新郎新婦をホームで見送る象徴的なシーンがよくニュースにも流れた。日本が高度経済成長を遂げている頃。【寅さんが歩いた町】北海道 白老町支笏湖の南、虎杖浜神社でネクタイを手に啖呵売。「も...

  • 9月吉日 奥沢『 うの 』

    「明後日、奥沢にきてほしい」なんともぶっきらぼうな、しかも急なLINEメールが届いた。長男からの誘い。誕生日が近いから焼鳥をおごる、とのこと。かつて奥沢神社の向かいに『桃と蓮』があった頃は、よく通った奥沢。自由が丘の賑わいから一歩出ると閑静な住宅街、こじんまりとした商店街、静かで落ち着いた町並み、東横線、目黒線の踏切の音がいい。奥沢駅からすぐのビルの地下にある『焼鳥 うの』。店内はコの字カウンター席だ...

  • 第22作『男はつらいよ 噂の寅次郎』

    今作のマドンナは可愛いさと色気と甘いハスキーボイスの大原麗子(早苗)。「すこし愛して、なが〜く愛して」あの声でつぶやくウイスキーのCMは酒飲みでなくても男たちに響いた。【寅さんが歩いた町】大井川にかかる蓬莱橋静岡県島田市古い木造の橋の上で寅さんに雲水が呼びかける。「女難の相がでております」「お気をつけなさるように」「わかっております そのことで苦しみぬいております」寅さんが悟りきったかのような真顔で...

  • 男はつらいよ第21作『寅次郎わが道をゆく』

    大分県は国鉄宮原線あそづる駅で夢から覚める。柴又へ帰る早々、お約束のひと騒動。「ちきしょう!もう二度と帰ってこねぇぞ!」と飛び出した寅さん。旅に出た先が火の国、熊本。【寅さんがいた鉄道風景】国鉄高森線 阿蘇下田駅/熊本【寅さんが歩いた町】 通潤橋/熊本県上益城郡見事なアーチ型の石橋、灌漑のための用水路になっていて放水のシーンも見応えがある。田の原温泉へやってきた寅さん。小国町の阿弥陀杉のところで出会...

  • 第20作『男はつらいよ 寅次郎頑張れ!』

    今作は寅さんよりも、とらやに下宿している良介(中村雅俊)と近所の食堂に勤める幸子(大竹しのぶ)の若者二人の恋愛がメインになっている。いまや貫禄十分の大女優、大竹しのぶがまだ二十歳、初々しい。マドンナは良介の姉、藤子(藤村志保)。【寅さんが歩いた町】平戸 長崎瑞雲寺の塀に沿って歩く藤子と寅さん。寅さんが憧れのハワイ航路〜♩を歌いながらルンルンでチャリを乗り回し藤子の店のお手伝いをする。第5作で豆腐屋を...

  • 第19作『男はつらいよ 寅次郎と殿様』

    【寅さんがいた駅】予讃線 下灘駅寅さんが夢のシーンから目覚めるのが鉄道ファンならずとも一度は行ってみたい、ホームの左右180度いっぱいに海が広がる下灘駅。【寅さんが歩いた町】大洲 愛媛寅さんシリーズからは今まで知らなかった日本の町を教わる。この大洲も旧い佇まいが残る行ってみたい町だ。旅先の大洲で知り合うのが世が世なら殿様としてこの地を治めている藤堂家の末裔、嵐寛寿郎。亡くなった息子の嫁を探している。そ...

  • 精霊流し

    (2017年の記事、スケッチをリニューアル)子どもの頃、何度か夏休みを島原で過ごした。お盆になるとお墓に線香と花を供えて、お墓の前で花火をあげる。墓地一帯にヒューン、バチバチッと花火の音と煙、硝煙の匂いが立ちこめる中、にぎやかに故人を迎える。それが島原のお盆。8月15日はクライマックス、精霊船を海へ流す。初盆の家では親戚縁者から贈られた故人への思いがこもった切子灯籠をまだ陽の高いうちからひとつひとつ精霊...

  • 第18作『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』

    今作のマドンナは、柴又のお邸に住む母娘。光男の担任の先生、雅子(檀ふみ)とその母親の綾(京マチ子)。柴又とらやへ帰る早々、一悶着あっていつものように旅に出る。寅さんの歩く信州上田の秋の風景がいい。いつもながら昭和日本の原風景をみる。【寅さんがいた鉄道風景】上田電鉄別所線 別所温泉駅無銭飲食の寅さんを迎えに来てその行状に呆れたさくら。振り切るように駅へ向かう。【寅さんの歩いた日本の原風景】別所温泉 長...

  • 第17作『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』

    【酒場シーン】上野の居酒屋でみすぼらしい一人の老人(宇野重吉)を寅さんが助けてとらやで面倒をみる。オバちゃんがルンペン呼ばわりしたその老人が青観という名の画壇の大家だった。青観が故郷の龍野に凱旋してるところで寅さんとバッタリ再会。青観を迎える宴席で知り合った芸者、ぼたんが今回のマドンナ。一瞬にして二人は意気投合。別れ際、寅さんの「そのうち所帯もとうな」の言葉に「ほんま、嘘でもうれしいわぁ」あっけら...

  • 第16作『男はつらいよ 葛飾立志編』

    「己を知ること」それが今作、寅さんのテーマになる。【寅さんが歩いた日本の原風景】(山形県/寒河江市)(山形県/寒河江市)かつてお世話になったお雪さんの眠る山形県寒河江の墓所を訪ねる寅さん。「己を知ってこそ 世界も知ることができるというわけです。 あなたも学問なさるといい。」そこで出会った和尚から学問を勧められる。マドンナは大学教授助手の礼子(樫山文枝)、とらやに下宿しているのが縁で礼子から学問を学...

  • G280 CDi Edition 30. PUR

    ゲレンデという名のメルセデスベンツ...

  • 第15作『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』

    『男はつらいよ』シリーズの中でもこの第15作は濃い。いくつもの見せ場がある。【寅さんが歩いた日本の原風景】青森善知鳥神社(うとう神社)の縁日での商売を終えて日が暮れ始めた時間、宿に向かう寅さん。バックには青函連絡船 摩周丸が見える。【青春ドラマのようなシーン】第11作『 寅次郎忘れな草 』で出会った歌手のリリーと2年ぶりに函館の屋台で再会し謙次郎パパ(船越英二)との三人で珍道中から話が始まる。沈む夕陽をバ...

  • 第14作 男はつらいよ『寅次郎子守唄』

    いつものようにとらやへ帰る早々一悶着あって旅に出る寅さん。唐津、呼子へ。【寅さんが歩いた町】唐津(佐賀)唐津くんちの威勢のいいかけ声とともに曳山が町を練り歩く。寅さん、啖呵売の口上にもおのずと熱が入る。【寅さんが歩いた町】呼子(佐賀)踊り子「こんな景色のよかとこで 女の裸見てどこがよかすかねぇ」寅さん「姐さんの芸を見に来たと思えば 腹もたたねぇだろう…」呼子の船着場で出会った踊り子(春...

  • 6月29日(木)横浜 市民酒蔵 諸星

    かねてから行きたいと思っていた酒場の一軒。市民酒蔵『諸星』横丁つながりの呑み友、shikiちゃんと数年ぶりに呑むことに。開店時刻の午後4時30分に現地集合。開店前、近所を散策して戻ると店主が暖簾をかけていた。いよいよ開店!少々、緊張しながら引き戸を開けた。一見者としては入口付近に席をとる。旧くて使い込まれた清潔感のある長いカウンターが奥まで伸びる。背面には呑み食いのメニューが並びその奥に酒がびっしり壁を埋...

  • 第13作 『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』

    寅さん、ついに結婚か!?というところから話が始まる。【寅さんが歩いた町】温泉津(島根)、益田(島根)、津和野(山口)寅さん、さくら、タコ社長の三人がお嫁さんを訪ねて温泉津へ向かう。 日本海沿いを走る山陰本線の車内、向き合った席で弁当を食べるシーンがいまとなっては懐かしい。温泉津の温泉街、津和野の落ち着いた風情が旅情を煽る。【寅さんが歌子ちゃんの父を説得する】思いは言葉にしないと伝わらないという娘と...

  • きょうのお通し 2023年6月

    『お通しのうまい店にハズレなし』渋谷の実家ともいえる居酒屋のお通し。店主がSNSに日々アップする画像をスケッチしています。...

  • 6月25日(木)野毛 BASIL

    久しぶりに、横丁の呑み友と野毛呑みに。1軒め『石松』から2軒めは満州焼きの『庄兵衛』エンジンがかかりはじめ3軒め『BASIL』へ向かう。外も中も客で混んでいるそれをたった3人のスタッフがどこで息をしてるのかと思えるくらいキビキビと動いてる。ここは何食っても、何呑んでも、旨い。野毛イタリアンの王道。ワインを傾けるうちにだんだん出来上がり4軒めの都橋商店街の1軒へ。ハイボールを何杯か呑んでるうちに記憶が遠のいて...

  • 6月25日(木)野毛 石松

    久しぶりに、横丁の呑み友と野毛呑みに。momoと関内駅前、2時に待ち合わせ。いま、0.5ゲーム差で首位を争うDeNA vs 阪神ということで駅前はベイスターズブルーであふれている。1軒め、『石松』からスタート。3時になり、shoko、suzu ときょうが初対面のhira、nikiが合流。先週、BSフジの『ビルぶら』でぴおシティが取り上げられてここ石松が紹介されていた。2軒めは『石松』から『庄兵衛』に。名物の満州焼きをアテに呑み。3軒めは...

  • 第12作 『男はつらいよ 私の寅さん』

    今作のマドンナは画家を生業としているリツ子(岸恵子)。そのお兄さんが寅さんの同級生。かつて夜のヒットスタジオ、ゲバゲバ90分などでMCとして人気があった前田武彦。【寅さんが歩いた町】天草 熊本夢から覚めるオープニングシーン。連絡船で目を覚まし、あわてて下船。いつものトランクと女子高生のカバンを取り違えてる。今作、珍しく寅さんは旅に出ない。そのかわりオイちゃん、オバちゃん、博、満男とさくらが九州を旅する...

  • instagram021

    instagramあります。●男はつらいよ第1作〜第12作●渋谷のんべい横丁みや●お通しのうまい店にハズレなし●恵比寿さいき●渋谷十徳●渋谷門●根岸港●葛飾柴又●倉敷えびす饅頭●新橋烏森神社●アメ横●渋谷のんべい横丁●京成柴又駅●男はつらいよ...

  • 第11作『 男はつらいよ 寅次郎忘れな草 』

    北海道を旅する寅さん。網走に向かう夜汽車の中、車窓を眺めながら泣いてるひとりの女がいた。マドンナとして4回出演することになるリリー(浅丘ルリ子)の初めての登場シーン。【寅さんが歩いた日本の原風景】網走(北海道)なにか同じ匂いを感じる二人が波止場で語りあう。ポンポンポンポンと音を立ててゆく父ちゃんの船出を母ちゃんと子供が手をふって見送っている、二人には無縁の家族の日常を眺めている。(ここで流れる♪リリ...

  • 2007年 9月吉日 銀座 樽/TARU

    (2007年9月のスケッチを再描き)銀座6丁目、松坂屋の裏にある老舗バー「 樽(TARU)」。1953年の創業ということは今年54歳。ここのドアを初めて開けたのが銀座の会社の勤めていた25歳ぐらいの頃。先輩たちに連れてこられた。時が移り、住むところも都内から横浜へ、仕事場も銀座から離れ銀座界隈で呑むことが少なくなった。たまたま雑誌で再来年にビルの取り壊しで閉店するということを知り、ウレシなつかし気分で、なんとかいか...

  • 第10作 『男はつらいよ 寅次郎夢枕 』

    寅さんがマドンナに恋してフラれるのがいつものお約束の展開。ただし今作は、「寅ちゃんとならいっしょに暮らしても…」とマドンナから告白される。【寅さんがいた駅】中央本線『日出塩駅』長野県塩尻市日出塩駅の待合室で夢から覚めて大あくび。柿をもいで食べるも「かーッ!渋いッ!」で本編が始まる。【傑作シーン】(スケッチ/とらやでの団欒に電話あり)「あとは、お嫁さんですな」タコ社長の放った無責任な一言から寅さんの...

  • きょうのお通し 2023年 5月

    『お通しのうまい店にハズレなし』渋谷の実家ともいえる居酒屋のお通し。店主がSNSに日々アップする画像をスケッチしています。...

  • 第9作 『男はつらいよ柴又慕情』

    吉永小百合(歌子)がマドンナとして登場。北陸を旅する歌子たち女子三人と寅さんが金沢の町で出会う。歌子のバックに流れるチターの音色が心地いい。【寅さんがいた鉄道風景】尾小屋鉄道『金平駅』石川県金平駅の待合室でいつもの夢から覚めてあわてて車両に乗り込む寅さん。【寅さんがいた鉄道風景】京福電鉄 永平寺線『京善駅』福井県京善駅前の店で知り合った歌子たち三人と記念写真を撮る。そこで寅さんの十八番、「バタ〜ッ...

  • 5月25日(木)渋谷のんべい横丁

    小野照崎神社をお参りしたあと根岸、アメ横、浅草と歩く。昼メシはヨシカミあたりでと思っていたけど時間が経ってしまい、空きっ腹のまま浅草から半蔵門線で渋谷へ向かう。一年ぶりの渋谷、来るたびに様子が変わってる。ホームグランド、のんべい横丁。実家をのぞくと店主がもくもくときょうのおすすめ、タコ飯の仕込みをしていた。口開けで、席に着き、『みや』さんにスケッチを持っていく。灯りも立ちはじめて、いい時間。実家で...

  • 5月25日(木)根岸→アメ横→浅草

    小野照崎神社でお参りをしたあと何年ぶりか…の鍵屋へ。ただし開店にはまだ早い時間、店の外観を眺めてるだけでもはるばるやってきた甲斐がある。ひさしぶりの東京下町。ヨシカミあたりで洋食を食おうか…と、上野、浅草方面まで歩くことに。夕方近くまでひたすら歩き続けて結局、渋谷の実家へ向かうことにする。...

  • 5月25日(木)小野照崎神社

    (鶯谷駅通路からの眺め、京浜東北線、山手線が走る)昔、ある役者が好きなタバコをやめるから仕事をください。とこの神社に願掛けをした。その後、願いは叶い主役の仕事が入ってきた。その仕事とはは四半世紀に渡って続く国民的人気映画の『男はつらいよシリーズ』役者はフーテンの寅こと、渥美清さんだった。(北西側の入口)(南側の入口)(本殿)(織姫神社、稲荷神社)(三峯神社、御嶽神社、琴平神社)(浅間神社/富士塚)...

  • 第8作『男はつらいよ 寅次郎恋歌』

    雨の降る小さな漁師町。長雨で客足が途絶えた芝居小屋で寅さんと一座のふれあいから話が始まる。「ハハキトク スグカエレ」博の母の訃報でさくらとともに高梁へ。葬式の当日、岡山で商売をしていた寅さんがひょっこり駆けつける。【寅さんが歩いた町】高梁 岡山店の看板や佇まい、荷を積んだトラック、小さな石橋、昔はどこにでもあった風景に昭和の懐かしさを感じる。【好きなシーン】「人間は一人じゃ生きていけない… 運命に逆...

  • 第7作『 男はつらいよ 奮闘篇』

    雪深い北国の駅、集団就職で上京する金の卵たちと見送る家族。NHKのドキュメンタリー番組のようなシーンから始まる。今回のマドンナは障害をもつ花子(榊原ルミ)。「私、寅ちゃんの嫁子になるかなぁ」花子が江戸川の土手で寅さんと将来を語り合う。【寅さん鉄道】只見線 越後広瀬駅ホーム今では見ることのできない窓から身を乗り出しての別れ。「元気でな しっかり やるんだよ!」故郷を旅立つ若者たちに声をかける。ここは寅さん...

  • 第6作『男はつらいよ 純情篇』

    旅先の食ででテレビを見ていた寅さん、画面に故郷柴又の風景に御前様、オイちゃん、さくらが映った。思わずお約束の赤い公衆電話でとらやに電話をかける。今作のテーマは、故郷。【寅さんの侠気が光るシーン】長崎から五島へ向かおうとする寅さん、今夜の宿代が足りないという母子を助ける。赤ん坊を背負った若い母親、絹代役がマルサの女、宮本信子。「もし妹が行きずりの男に… オレはその男を殺すよ…。」宿を世話になったお礼と...

  • 第5作『男はつらいよ 望郷篇』

    前半は今際の際で生き別れた息子に一目に会いたいと願う父と子の哀しい話。後半はおなじみマドンナに惚れてフラれる話の二本立て。マドンナはテレビ版『男はつらいよ』でさくら役をつとめた長山藍子。【鉄道シーン】世話になった親分のために息子を探し訪ねてゆくと小樽で蒸気機関車の機関士をやっていた。小樽築港機関区、転車台にのったC62形がゆっくりと回転する。【寅さんがいた鉄道風景】銀山駅 函館本線「僕には関係ありませ...

  • きょうのお通し 2023年4月

    『お通しのうまい店にハズレなし』私にとって、実家ともいえる居酒屋のお通し。店主がSNSで日々アップするお通しをスケッチしています。...

  • 11月某日 倉敷、直島

    (2017年11月某日のスケッチをリニューアル)岡山の名物といえば吉備団子。倉敷の名物といえば…、むらすずめか。子どもの頃、町へでると買ってもらってたおやつが、ふうまん。今川焼きのこと。地方によってはいろんな呼び方があるようで御座候もそのひとつ。いま商店街にあるぶっかけうどんの店『古市』がかつては誰もが知ってた、ふうまんの店だった。当時、倉敷市民にとってはソウルフードとも言えるポピュラーなおやつだった。名...

  • 第4作『新・男はつらいよ』

    【寅さんが歩いた日本の原風景】峠の茶屋を営むおばあちゃん宛に孫から葉書が届く。それを郵便局員が代読する。そこで目を覚ました寅さん、文面を聞きながら柴又の家族を思う。【傑作シーン 1】競馬で大穴を当てた寅さん。そのお金でオイちゃん、オバちゃんを引き連れて憧れのハワイ旅行へ行くことに。皇室のような帽子まで被ってお粧したオバちゃんとヨソ行きモードのオイちゃん、圧巻はオリンピック選手が着るような胸に日の丸の...

  • 新橋 烏森神社界隈

    (2017年6月26日のスケッチを再描き)打合せのため新橋へ直行。打合せまでの時間、烏森神社界隈を歩く。この路地がいい。『のんべい横丁』が何本か縦横に伸びたかんじ。店の看板、のぼりが隙間を埋めるようにそれなりの秩序をもって主張している。午前10時半、人影もほとんどなく店たちは夜の盛りに備えてまだじっと眠ってる。夜が待ち遠しい。(2012年6月26日のスケッチ)...

  • 第3作『フーテンの寅』

    【寅さんがいた鉄道風景】恵那山(長野県)をバックに煙をもうもうと吐きながら蒸気機関車が走る。木曽 奈良井宿の旅館で目を覚ます寅さん。ここで出会う若い仲居さんが2019年9月に75歳で亡くなった名優、悠木千帆(樹木希林)。【傑作シーン】茶の間での団らん、縁談話をもちかけられた寅さんが好みのタイプを訊かれて、「…贅沢は言えねえよ…しいて言えば、気立てが優しいってこと…」と謙虚な一言から始まり理想の嫁さん像を滔々...

  • 第2作 『続・男はつらいよ』

    柴又へ帰ってきた寅さん、かつての恩師と娘のマドンナ/夏子(佐藤オリエ)に久しぶりの対面。さらに旅先の京都で再会した恩師に諭され夏子とともに別れた母(ミヤコ蝶々)を訪ねていく。【寅さんがいた駅】国鉄『柘植駅』三重県伊賀市別れた母と再会した夢をみている寅さん、蒸気機関車の汽笛で目が覚めるところからドラマが始まる。【病院のベッドで啖呵売】「角は一流デパートでください、ちょうだい、いただきますと…700が600...

  • 7月21日(火)渋谷のんべい横丁『みや』

    (2015年7月21日のスケッチをリニューアル)のんべい横丁には呑み屋が40軒ほどある。20年通ってるけど一度も、入ったことのない店がまだ半分くらいある。10年以上前に、一度だけ来たことがある『みや』ここのママ、みやさん、たぬ公のitaruさんと同じく、力の入ってない感じがいい。それでいて昔からの知り合いのような気にさせる対応がいい。おばんざいのようなお通しのあとおでんをつつきながら日本酒。「ここ、いつ頃からやって...

  • 第1作『男はつらいよ』

    20年ぶりに寅さんが、柴又に帰ってきた。【記念すべき第1作の登場シーン】江戸川越しに故郷、柴又を眺める寅さん。ここではまだ、あのトレードマークのスーツではないけどやはり寅さんといえばこれがしっくりくる。【寅さん参上!】帝釈天、庚申様の縁日に飛び入り参加する寅さん。妹さくらとの久しぶりの対面、さくらとひろしの結婚、マドンナへの片思いと恋愛2本立て、第1作目から見せ場が詰まった濃い内容。風のようにふらっと...

  • きょうのお通し 2023年3月

    『お通しのうまい店にハズレなし』私にとって、実家ともいえる居酒屋のお通し。店主がSNSで日々アップするお通しをスケッチしています。...

  • 6月29日(月)渋谷『 門 』

    (2009年6月のスケッチをリニューアル)久しぶりにyoshiと『門』へ。懐かしい広いワンフロアーから3階建てのビルに生まれ変わっても若い人たちで賑わってる。バーテンダーたちも若い。かつての旧い『門』に、初めて来たのがちょうど30年前。大阪から上京したばかりの20代。あのスイングドアを開けると創業者であるオヤジさんが席に誘導してくれて息子さんたち三兄弟がバーテンダーとしてシェーカーを振っていた。その光景は壮観だ...

  • 3月26日 恵比寿『さいき』

    (2009年3月吉日のスケッチをリニューアル)久しぶりに同業仲間で、釣りキャンプ仲間でもあるtakeさんと呑む。恵比寿へ。恵比寿は以前、個人事務所をやっていた場所でなじみがあり好きな町です。それに渋谷と比べると落ち着いたいい店が多い。恵比寿で呑むなら『さいき』。引き戸を開けると「おかえりなさい~。」で迎え入れてくれる。マスターのお母さんの代から続くこの店の客への迎え言葉。カウンターは満席なのでテーブル席へ...

  • instagram020

    instagramあります。●猿楽珈琲●倉敷 佑明次●ゲレンデヴァーゲン●弘明寺商店街●立石バーガー●都橋商店街●孤独のグルメ●野毛●鎌倉●寅さんスケッチ第1作〜第12作●寅さんスケッチ第13作〜第24作●寅さんスケッチ第25作〜第36作●寅さんスケッチ第37作〜第48作●根岸 鍵屋●渋谷のんべい横丁●横浜スケッチ散歩●下町商店街 横浜編●きょうのお通し●渋谷のんべい横丁 えのき...

  • 5月吉日 横浜市民ヨットハーバー

    (2018年5月吉日のスケッチをリニューアル)愛犬そらの散歩スポット。チャリ散歩のアイテム。045がマークの横濱帆布鞄、タフでカッコいい、気に入ってます。。。。。。。。。。。。。『ハマ柴そらの日記』より(2014年11月)(2015年1月)(2016年2月)...

  • きょうのお通し 2023年2月

    『お通しのうまい店にハズレなし』私にとって、渋谷の実家ともいえる居酒屋のお通し。※店主がFaceBookで日々アップするお通しをスケッチしています。...

  • 2月吉日 浜マーケット

    「お買い物なら何でも揃う」のキャッチコピーどおり青果、精肉、鮮魚、漬物から衣料、履物、金物、駄菓子、花屋まで揃い、いまは人気の洋食屋まである。まさに、地元密着の小さな商店街。久しぶりにぶらっとのぞいてカネヒラさんで三角コロッケとカニクリームコロッケを買った。下町グルメの定番ともいえる昔ながらの肉屋さんのコロッケは旨い。ソースなどをかけずにそのまま食べるのがいい。ここの三角コロッケは横浜市の商店街連...

  • 寅さんがいた鉄道風景 01

    関西本線『柘植駅』D51形 693号機旅先の宿で、D51の汽笛に寅さんが目を覚ます。第2作『続・男はつらいよ』より 中央本線恵那山(長野県)をバックに煙をもうもうと吐きながら蒸気機関車D51形が走る。第3作『男はつらいよ フーテンの寅』より久大本線由布岳をバックに走るD60形。第4作『新•男はつらいよ』小樽築港機関区C62形2号機寅さんが世話になった親分の息子を訪ねて小樽築港機関区へ。第5作『男はつらいよ 望郷編』より函館...

  • きょうのお通し 2023年1月

    『お通しのうまい店にハズレなし』私にとって、渋谷の実家とも言える居酒屋のお通し。...

  • 8月11日(火)渋谷のんべい横丁『えのき2』

    (2015年8月11日のスケッチをリニューアル)着物姿の女将がいて、料理が並ぶ、小料理屋のスタンダード。ナナちゃんの着物姿がいっそう雰囲気を出してる。中通りの『えのき』の2店舗め。昔、ドラマ『時間ですよ』で女将の篠ひろ子が営む小料理屋で客の藤竜也がシブく吞んでたシーンを思い出す。...

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