岩波新書の『独ソ戦』は5年前に出版された本です。書かれている内容は83年前の戦争のことです。昔の、人々が忘れかけてる、戦った兵士はほとんど死んでしまった、古い戦争のことです。ところがこの本は飛ぶように売れた。2019年7月19日に発行。40日後には「第5刷」が発行されています。この本は「新書大賞」という賞を受けてます。ナチスドイツとヒトラーのことは、いまでも人たちが読みます。ディスカバリーチャンネルでナチスの戦争があつかわれれば、見ます。あの80年前のナチス・ドイツのことでは、戦争後多くの本が出されました。いろんなことが書いてあった。ナチスは〈悪者〉でした。内幕暴露の本がいっぱい出た。「売らんかな」とあやしい本も出た。シュペーアの書いた内幕本(『狂気の内幕』)も大いに売れた。ホロコーストに関わったのに「知...『独ソ戦』を読みました。