真昼の暑さ夜のしじまに溜まる日付超えて溶けたままの朝に大地包み込む...潤いたたえる朝の気ゆるりかき回しながらはじめる暑中ただ中の気泳ぐ日。*熱帯夜:夜間の最低気温が25度を越えた夜のこと。暑さのため寝苦しい。夏
気象予報士(予報&キャスター)のつぶやき。天気、音楽、映画、スピなこと等等、のつれづれの日記。
こんにちわ、気象予報士、MC、ナレーター、ライターのmaple(三浦まゆみ)です。 私のオフィシャルブログ『Maple』http://blog.livedoor.jp/mak5-official/、心友のamiとの往復書簡『Tokyo〜Toronto往復書簡』 http://blog.livedoor.jp/tor_tok/にも、是非おいで下さい。
初日の神々しさに始まり雪待ちのほの明るい曇り空で終わりゆく...萌月晦日、ひとつの季節分ほどの濃密さで流れる日々に感謝送る日。*萌月:もゆつき。旧暦1月の異称。草木が萌える(芽を出す・芽ぐ)から由来する。☆つぶやき...
日々昼青く夜蒼い...刻々流れ行くうつろいはとまらない...初空月の空きょうも青と蒼変わらぬ日。*初空月:正月、または、1月の異称。冬の季語。☆つぶやき... ipadと衝突してしまい、夜中にほほ骨を思い切り打つ(奇妙ですもの
ひかりも風も何もかもひたすら透明すぎる一日にこころも露わにされて自身に戸惑う...満天の冬晴れ万物の表裏昼夜にさらす日。*寒晒:かんざらし。穀物などを粉にして水に漬けた後、陰干しをして寒気に晒すこと。 水に漬ける
いま目の前にある心のざわめきと脈々と奥底に流れ続けている心のざわめきが一つになりあふれる表面張力いっぱいの緊張(ストレス)...をどっぷりの読書でデトックスする・・・無数の言の葉と、部屋と珈琲でこころとからだの冷たさ融かす寒
空の色が水の色を染め変える...寒いほどに麗しく清らかに・・・水鏡に映る空色心に映しながら空も水もわがこころも同じ色に染まる日。*寒晴:かんばれ。厳寒中の晴天のこと。空気は乾燥し、遥か遠くまで冴え冴えと澄み渡る。
空が冷えるほどに透明度高くなるほどに光にひそんだ七色鮮やかにゆらめく...寒色の真冬の気濃くなるほどに陽の光の暖色豊かに遊ぶ日。*寒きびし:身も心も差すような冬の厳しい寒さのこと。強い北風の日が続くと体感的に
広がる徐々に広がる雲に徐々に覆われる...大きな日陰地上に広がる...雲間にこぼれる陽射しもこころもとない...寒の寒さ翳る空に地に大きく広がる日。*冬深し:一年で寒さの最も極まる時期のこと。冬の季語。☆つぶやき...
カラカラに乾ききった風に吹かれて肌も唇も求める潤い果てしなく...乾くほどに自然達は麗しく...透明な空風目には潤い見せる日。*空風:空っ風。晴れた日に吹く北西の乾燥した季節風。上州の空っ風は有名。 日本海側に
凛、とした冬の気そのままの気深く吸い込んで冬眠望むからだ鮮度取り戻す…早起きは心身の洗濯・・・日々生まれ変わるわたし、寒の陽浴びてきょうも始める日。❇︎青陽:せいよう。1月の異称。☆つぶやき…寒さに疲れ切り
当たり前のように続く冬晴れの陽射しを定点観測...空の青と光には日ごとに増す温もり...風はまだまだ真冬、誘う光を浴びる昼間も肌に冬の手触れる日。*冬芒:葉も穂も枯れ果て、枯れ尽くした芒。冬の季語。「芒」は秋の季語
眠れぬ夜からゆっくり目覚める朝...昼夜反転の街では月に映る地球の影にこころ躍る夜...バトンタッチされた満月夜、冴える月光見つめながら深い眠りであること祈る宵。*Wolf Moon(狼月):1月の満月の呼称の一つ。真冬の飢
降りそうで降らない雨を呼ぶ南風が寒中の空気をやわらかにする...束の間のまろやかさにほっとする...寒日和寒さの峠忘れる午后。*大寒:だいかん。寒(小寒 - 立春前日)の中日にあたり一年で最も寒い時期。 二十四節気の一つ。冬
ゆっくり伸びていく日脚ゆっくりと高く高く昇る陽の高さに比例して日差しやわらかくなる...冷たさ変わらずも真冬の固さはほぐれる...冷え込む夜も”からだ”は”こころ”もち温もる日。*寒昴:冬の夜空に冴え渡る星は美しいが
快晴の空に沈む陽射しが創り出す夕刻の虹色に十三夜月が昇る高く宵にはもっと高く...うつろう空色と昇る月、眺める時感じるしあわせ...素直に受け取る日。*冬天:とうてん。冬の空、冬の天気のこと。冬の季語。☆つ
冬の眠り暁を覚えず...部屋の中の日差しの温もりにもうたたね誘う...白昼の白い月登る空にもほのかな眠気覚える...朝昼夜の眠りに寒只中を知る日。*寒土用:春夏秋冬それぞれに土用はあるが「土用」といえば夏の土用 のこと
さわさわ、さわさわと音なき風に音なく揺れる常緑に反射する冬陽ちらりらときらめく...北風に吹き飛ぶ陽の温もり凛々と音なき寒さ肌にしみいる日。*冬の園:冬枯れの庭園。常緑樹を残して草も木もことごとく枯れているが、
曇り空の隙間に青空と雨空変則テンポで変わり行く...雨降るごとに澄み渡る気、青空と蒼空に輝く月の白光清らかに輝く日。*小正月:元日の大正月に対して1月15日を小正月という。満月の日を年の始とした 太古の名残であり
天空にあるすべての冷たさ地上まで透過する....夕空の澄んだむらさきに月の白いしずくひんやり輝く...寒の月、冷え込むあすの朝には霜として降りゆく日。*月冴ゆ:冴えきった大気の中で鏡のように澄んだ月の様子。冬の季語。
なつかしい...都心なのに、ふるさとの弘前に帰ったような場所。無駄のない都会的な建築のビルををエレベーターで上がると5階に突如現れる山小屋のような空間.... A to Z cafe。同郷であり、もしかしたら自分も入学していたかもしれない母校のご近所の高校出身
すっきりの冬晴れにきのうの雪雨空夢のよう...現(うつつ)のきょうの快晴に、冬の冷たさのみ置き去りにされる日。*冬旱:ひでりといえば夏だが、冬の日本の太平洋側は、一年のうちで雨量が 最も少なくなり旱魃になりやすく野菜の生
窓を開けた瞬間冷たい空気全力で室内に流れ込む...雨も雪に変わる冷たさ地上のおしゃべりも包み込む...街ゆく人のざわめきも凍る寒さに静まる日。*寒声:かんごえ。寒中に喉を鍛えておくといい声が出るということで、 寒
冬空に浮かぶアイスクリスタルと陽射し、透明な光どうしが綾をなす...彩雲という名の紅差して、冷え切る空もほのかに微笑む日。*寒紅:寒中に造られた紅は品質が良く、美しいとされる。特に寒の丑の日のものは 丑紅と言って最
高く広い空の下冬の空気に触れながら歩く...高速道路の喧騒も空に還り隠れた静かさ地上に姿現す...十日戎、松の内の残り香大都会の中心にいまだ残る日。*十日戎:とおかえびす。正月10日に行われる初恵比須の祭り。兵庫県西宮神
青が青いほどに澄む...紅が紅いほどに強まる...一点の曇りない朝昼夜、北風和らぐ宵にしんと冷え込む...”寒”一色に染まる日。*寒:寒中。寒の入(小寒の日)から立春の前日までの期間を言う。日本海側は雪、 太平洋側は冬晴
抜けるように晴れるまぶしい青空を通り抜けて抜けるように晴れる深い蒼空降りてくる..青と蒼のあいだにひっそりペーパームーンの境界線輝く...完璧な冬晴れ一日を貫く日。*暮新月:くれしんづき。陰暦1月の異称。冬の季
ひたすら穏やかに時が流れる澄み切った空に浮かぶ太陽と星のうつろいに刻々の時知る...まっすぐに晴れ渡る冬空光と色に時映す日。*七日:なぬか。一月七日のこと。この日までを松の内といい七種の行事が行われる日。 新
寒の入りに真冬の扉大きく開く...そよぐ風の冷たさ肌にぐっと染みこむ...真冬本番来りなば春遠からじ、きのうのぬくもり記憶に愛おしむ日。*小寒:二十四節気のひとつ、寒の入りの日で寒さが本格化する頃。 陰暦12月の節で
いつもとは違う...何かを体験すること。つれづれなるままにで、連れのおすすめに導かれての鎌倉散歩は、冬日和のぬくもりにも導かれて、気分もヨイヨイの小旅行。新年の参拝客でまだ賑わう大通りからはずれて、いつもは訪れない方向に歩く先に待つのは、竹の
うららかな冬の陽差しが降る真昼にとことことゆるやかな足取りで散歩する...気ままにこころのままにの速度で寄り道しながら冬散歩...心も穏やか冬うらら...の日。*冬麗:とうれい、ふゆうらら。冬の日光にてらされてうららかなこと。
北風がやわらいで冷たさだけが残る空気にゆっくりと戻り出す気配...日常のせわしなさという音冬のセールと仕事始め混じり合う街にかすかに聴こえる..正月四日冬日和。*羊日:正月4日のこと。三が日の正月行事を終えて4日を仕事
舞台裏を見せること。私の中の禁じ手の一つである。見せてはならない...なぜなら舞台裏にある物語こそ、それそのモノを物語っているから。断捨離のついでに始めた過去の原稿や執筆物の整理するうちに見つけたのがこの手書きの原稿です。FM局のナレーション番
空っ風を避けるように日差しもやわらぐ道を通り抜けて初詣....光あふれる境内で背中に温もり感じながらこの一年祈る...きょうの空もようのままに凛と穏やかであれ・・・くっきりと心もように祈り刻む日。*初詣:新年のは
しんと冷える夜の眠りは浅い...夢とうつつの間にあるようで霜夜の浅い眠りに見る空に彩雲たなびく...初夢から続くうつつの空にも彩なす色の雲次々と流れる日。*初夢:新年最初に見る夢。一般に元日または2日の夜に見る夢をいう。
これを”一瞥”というのでしょうか。 「この世は、やはり、微にいり細にいり美しさで満ちている」 初日参拝の早起きでほんの少しぼんやりするからだに 午睡でつかのま睡眠補給。 そのあとの夕方の散歩で目に映る世界は”すべて美しい”ものでした。 そ
あけましておめでとうございます本年もよろしくお願い申し上げます雲を貫いてなおパワフルな初日とともに (祈)2019年・平成31年 元旦
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真昼の暑さ夜のしじまに溜まる日付超えて溶けたままの朝に大地包み込む...潤いたたえる朝の気ゆるりかき回しながらはじめる暑中ただ中の気泳ぐ日。*熱帯夜:夜間の最低気温が25度を越えた夜のこと。暑さのため寝苦しい。夏
薄ら蒸した朝に目覚めるゆるり立ち上がる陽の明るさ浴びる…暑気盛る昼の間の熱想いながら心は涼やかに始める日。*白麻刈る(いちびかる:白麻はアオイ科の一年草。以前は、繊維をとるために栽培されたが、最近ではあまり省み
ふっくら蒸す暑気雨の気に導かれて真夏戻り来る…匂う夏の香ふわり濃さ増して…うっすら重き暑さ呼吸薄める日。*麦湯:殻付きのままの大麦を炒って煎じた飲料水のこと、冷やして飲むことが多く 香ばしい。今では麦茶
ゆるりくるり空色変わる青と白と灰色の間に間に時折の雨粒色散りばめて…潤い湛える空と気、夏日と夏雨掛け合いながら静かにうつろう日。*紫陽花:日本の梅雨を代表する花。花びらのような四枚の萼の中心に粒状の花をつけ
温もり微かに戻る潤い微かに増す…暑さの波さざなみ立てながら…真夏ゆるりしとやかな足取りで帰り来る日。*虹の帯:雨の後、太陽と反対側の空に現れるアーチ状の七色の帯。 虹が夏の季語とされているのは夕立の後あらわ
深まる緑達の香深まる暑気強まる分薫り強まる…ちょうど良き夏の塩梅、涼気引く分緑の香り心休ませる日。*掛香:龍脳、白檀、丁子などの香料を調合して袋に入れ、それを柱などにかけておくこと。 防臭効果もさることなが
涼風に陽の熱素直にやわらぐ光りやんわりまろやかになる…肌心地優しき東風、夏日という暑気もすんなり従わせる日。*夏炉:単に炉では冬の季語。夏であっても北国や標高の高い地域等では炉を焚くことがあり 冬とは異な
ふわふわ漂う暑気払うよにさらさら流れる涼風ここちよし…深緑の涼やかな奏聴きながら、一服する真夏の気配にわが心身もひと休みする日。*Summer Moon:サマームーン。夏月。7月の満月の呼び名の一つ。他にbuck moonなど。
入れ替わる風に輝き変わるまぶしき光やんわり和らぐ陽の熱優しくなる...暑気に勝る涼の癒しに、ココロも柔和になる日。*サングラス:紫外線から眼、ことに網膜を保護するための色付きの眼鏡。 眼の保護以外にファ
まぶしき目覚めに朝風優しい…降り行く陽射しに夕風柔らかい…途切れることない暑気の剛さに朝夕の涼きょうも求る日。*涼む:夏に縁側や庭先、橋の上、舟など風が来るところで涼を求めること。 とくに夕風に当たることを
暑さの波押し寄せるひたすら押し寄せる昼の間熱の海作る…明け方の一瞬の涼の波立つこと待ちわびるきょうも熱き日。*日盛:夏の一日、最も太陽の強く照りつける正午頃から午後3時頃までをいう。 人間も動物も暑さにじっと
朝に涼求める夕に涼求める…昼間の暑気のも隙間に涼探す…フライングする大いなる熱さ、小暑の言葉忘れさせる日。*七夕月:7月の異称。七夕。夏の季語。☆つぶやき… 公式に....「暑中お見舞い申し上げます」と申し上げま
止む風に熱満ちる吹く風に微かな涼宿る...天も地も覆う真夏熱、大いなる杜の木陰で避暑しながらわが心身護る日。*冷索麺:ひやそうめん。そうめんをゆでて冷水にさらしたもの。醤油汁につけ、 葱や青紫蘇を薬味
熱放つ昼陽に汗ばむそよぐ風に汗ぬぐう…真夏日の乾いた光と風体感クールダウンする...微かな恵みに感謝送る日。*麻暖簾:夏用の暖簾。目の荒い麻や木綿の涼しげな柄物、絽を友禅染めにしたものなど、 涼感を出すた
開ける覆う緩やかに雲流れる照る曇る繰り返す…光りの加減うつろいながら暑気に差し込む時折の涼風ありがたき日。*照り梅雨:梅雨に入っても晴天が続き、ほとんど雨の降らないこと。梅雨前線の位置が はるか南方の海上
うっすら潤う風まとう昼の気暑さの体感強めるうっすらと...サンダルに着替えた素足で涼とりながら、肌にまとう真夏払う日。*跣:はだし。靴下や靴をつけず、素足で地面に触れること。はだしで砂浜を歩いたり、 はだ
湿りふっくら含む暑気ゆだちのごとき大粒の雨にざっと洗い流される...威勢よく幾度か通り過ぎる雨くっきりの涼置き土産する夏の日、らしき日。*半夏雨:はんげあめ。夏至から数えて11日目の半夏生(はんげしょう)の頃に降る雨。
真夏広げる陽の熱通りすがりの雨洗い流す…いっぷくの涼嬉しき文月朔日暑中フライングで開ける日。*文月:7月の異称。文拡月。涼月など。夏の季語。☆つぶやき… 人との出会いとそのおしゃべりと笑顔で、華やぎ溢れる7月の始ま
ひとしきりの雨に潤う明け空の光りに潤う…水無月の名そのままのみなづき、空洗われ氣清まる夏越...の日。*夏越:旧暦6月30日の祓いの行事。名越とも書く。水無月つごもりの大祓いといい、 宮中をはじめ民間においても忌
前のめりの盛夏の気覆う満遍なく昼夜覆う.…途切れることなく求める潤い、喉に肌に優しくしみ込む日。*黄雀風:梅雨時に吹く南東の風のこと。湿気を含み蒸し暑い風。この風が吹くことで 「海魚変じて黄雀(すずめ)となる」
いくどか通りすぎる雨見送る送り出すごとに冷める暑気受け入れる...優しき雨きのうの猛る熱の波やんわり払いて心身ホッとひと息つく日。*土用:春夏秋冬それぞれに土用はあるが
一段高く晴れわたる空一段強く陽ざし降らす...二段熱度あげる猛暑、ほてる体温冷ます夜一段恋しき日。*夏真昼:炎昼。真夏の昼間のこと。夏の季語。☆つぶやき... ミッションコンプリート、の瞬間に思わず心の中で万
降り注ぐ陽の熱まっすぐの直線で地上熱する沸き立つ暑気時空包み込む...肌にも染み込む真夏の気全身で跳ね除けんとする日。*盛夏:夏の真盛りであり、最も暑い季節である。梅雨明けから8月上旬まで。真夏。夏の季語。☆つぶや
日の熱ふつふつ地上暖める...風の息さらさらと地上冷ましゆく...体温上げんとする真昼の暑気、はっきりの自己主張する夏風に払い慰められる日。*夏座敷:夏らしく開放的な座敷をいう。襖や障子戸は葭障子に取り替えられ、畳には
朝の風に夜の風に涼求める...真昼の真夏冷ます恵み、一日のはじまりと終わり微笑みに感謝する日。*七夜月:ななよづき。7月の異称。夏の季語。☆つぶやき... まあまあ色々と変化、大きな変化が起きる、あちらでもこちら
陽の熱ふくふくと昼の時暖める凪ゆえの暑気ふわり地上包み込む…ほんのり熱帯びる肌立つ夕風に嬉しく冷ます日。葛水:葛粉に砂糖を入れて葛湯を作り、それを冷した飲み物。酒毒を消し、胃腸を 整え渇きを止め汗の出るのを
涼やかな音なきメロディー奏でる風そっと肌撫でる…人肌微かに冷ます夏風季(とき)フライングして“爽やか”ここち良き日。 *円座:渦巻状に丸く平らに編んだ敷物のこと。藁、藺草、菅などを材料とする。 縁側や板の
淡くのどやかな空色淡く穏やかな陽の光り振り撒く地上淡き夏色に染める.…木陰の日傘も心地良し、気分涼やかに過ごす日。 *夏霞:なつがすみ。「霞」といえば春の季語だが、 夏にも霞は発生する。基本的には「霧」
さらさらの暑さに包まれさらさらと時流れる...ほどよき暑気に時忘れでよしなしごとに過ごす昼の間、夏という季(とき)忘れさす心地よき日。 *夏切茶:なつぎりちゃ。初冬の「口切」を待たず、新茶の壺の口を夏の間に切って
真昼の日溜まりに暑気佇む...夕刻の風に暑気払われる...ほのかな熱溜まる肌そよぐ風浴びながらほどよき人肌まで冷ます日。*掛香:かけこう。龍脳、白檀、丁子などの香料を調合して袋に入れ、それを柱などに かけてお
朝の陽の時刻々雲覆う一面の白刻々灰色にうつろう...空洗う一陣の雨、夕に陽の時戻して昼の間記す日。*夏雨:夏の雨の代表的なものは梅雨、夕立など。夏の季語。☆つぶやき... ”過ぎたる”を見過ごしてはならない
曇り空に薄まる暑気淡く心地よく薄まる昼陽やわらかに心地よい...暑からずまぶしからずの風と光ほどよく肌とこころくすぐる日。*四葩の花:よひら(四片・四葩)。あじさいのガク・萼が4枚あるところから呼ばれる。
うっすらの潤い帯びる暖かさうっすらの蒸した暑さで肌に触る包み込む...かすかな涼含む夕風に、ひそやかな暑中の暑気払う日。*七月:しちがつ。地方によるが中旬頃までは梅雨の日が続く。梅雨が明けると本格的な 極暑
ゆるり流れる雲流れる時流れる緩やかに…すき間の陽射しやわらかなる小暑、空も時も心の中庸にほどよき日。*小暑:二十四節気のひとつ。だんだん暑さが増していく頃。梅雨明けも近くなり、 セミが鳴きだし湿っぽさの中にも夏
満天の青全天の灰色に塗り変わる断続の雨模様に彩られる…うつろう表情の空よそにして暑気ポーカーフェイスで居座る日。*ながしはえ:九州地方で、梅雨の頃吹く南風をいう。ながしとは長雨のこと。 梅雨の長雨をもた
足元の影淡く降り注ぐ光淡く...淡色のやわらかな昼風景、くっきりの暑気に包まれ夏色確かなる日。*夏シャツ:暑さをしのぐによい、木綿、麻、絹、化繊などの生地で作るシャツ。 純白や淡い色が多い。夏の季語。☆
刻々昇る朝日しずしずと地上に熱降らせる昼陽の刻にふんわり万遍なくの暑さで包み込む...まだやわらかき真夏の気、手をゆるませ優しき涼連れくる日。*明やす:夏の夜の明けが早いことをいう。科学現象としては短夜と同じ。
乾いた暑ささらさらと肌にこころにさらり触れる感触ここちよし....夏日和、軽やかな暑気にこころはしっとり潤う日。*夏襟:涼やかな布を使った半襟のこと。絹や麻、最近はレースも用いられる。夏の季語。☆つぶやき... 立
大粒の雨達引きおろすひややかさ朝にあふれる微粒の雨粒達引きおろす冷たさ昼にあふれる...きのうの真夏かきけして遡る春先陽気で始まる半夏文月初日。*文披月:ふみひろげづき。文月。7月の異称。夏の季語。☆つぶ
真夏日の暑さ纏いながら茅の輪くぐる抜けるこの半年を振り返る見送る...夏越に穢れ祓う、清(すず)しき心で暑気払う日。夏越:旧暦6月30日の祓(はら)いの行事。名越。茅の輪をくぐり、穢れを託した形代を 川や海に流すこ