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  • はじめに! 2010.4.3 更新

    はじめに! 2010.4.3 更新

    官能小説を書いています。18歳未満は禁止すので、これより下は閲覧しないでください。別のサイトに、誰でも読めるブログ小説を書いています。http://satosora01.blog112.fc2.com/また、性的な表現が苦手な方も、これより下は閲覧しないでください。男性、女性、どちらも読

  • 3章 椿(40)と柊(43) その15

    3章 椿(40)と柊(43) その15

    快感に身体だけではなく、頭も心も狂ってしまいそうだった。何も考えられなかった。感じるままに、身体が反応をしていた。身体中が濡れているようだった。感じることに貪欲になっていく。欲しいと思う。もっと、欲しいと感じる。何が欲しいのか?それさえも分からない。ただ

  • 3章 椿(40)と柊(43) その14

    3章 椿(40)と柊(43) その14

    莞爾の声が、何処か遠くから耳に届く。「柊さんも、椿さんを愛してあげてください。」椿には、そう聞こえた。それが、何を意味することなのか考えることが出来なかった。激しい快感の中で、思考が停止していた。愛という言葉だけが、心の中に残っていた。乳房に、莞爾の愛撫

  • 3章 椿(40)と柊(43) その13

    3章 椿(40)と柊(43) その13

    莞爾の指が、ヴァギナの中で微妙な振動を繰り返している。小刻みで優しい振動が、椿の性感帯を探しながら、ヴァギナの中を動いている。『そこ。』椿は、声ではなく、身体が激しく反応をした。莞爾の指が、椿の感じるスポットを見つけると、指の移動が止まった。ヴァギナの壁

  • 3章 椿(40)と柊(43) その12

    3章 椿(40)と柊(43) その12

    恥ずかしさが消えていく。ちがう。恥ずかしさが消えたのではない。高まる快感が、恥ずかしさよりも勝ってしまった。この快感の奥を、もっと覗いて見たいと思ってしまったのだ。過去や未来を、思うことが出来なくなってしまっていた。頭の中が真っ白になり、今、身体が感じて

  • 3章 椿(40)と柊(43) その11

    3章 椿(40)と柊(43) その11

    莞爾の指は、椿の乳首を刺激していた。椿の身体は、莞爾の愛撫に感じ、白い肌に赤味が差してきた。椿の足は、自然に開き、腰が何かを求めるように淫らに動いていた。 柊は、椿を見詰めていた。椿の喉の奥から喘ぐ声が、柊の耳に届いた。 柊の心が乱れていた。それは、椿に対

  • 3章 椿(40)と柊(43) その9

    3章 椿(40)と柊(43) その9

    椿の身体に巻かれていた、バスタオルが外された。灯りを落とした部屋に、椿の裸体が晒された。椿の両側に、裸の男性が2人、椿の裸体を見下ろすように眺めている。見られている。それだけで、感じてしまっている自分に驚いた。身体が、視線に愛撫をされているようにうずき始

  • 3章 椿(40)と柊(43) その9

    3章 椿(40)と柊(43) その9

    椿は、バスタオルを一枚身体に巻いただけで、仰向けにベットに横たわっていた。椿の右に莞爾、左に柊がいた。2人の男性の視線が椿の身体に注がれていた。莞爾も柊も、既に、全裸だった。普通には、ありえないことだった。あってはいけないことだと思った。あってはいけない

  • 3章 椿(40)と柊(43) その8

    3章 椿(40)と柊(43) その8

    落ち着いた雰囲気のする部屋だった。莞爾は、部屋に入るとお風呂の準備をすると言ってバスルームに消えていた。椿と柊は、大きなベットに並んで座っていた。 いつも慣れしたんでいるはずの、柊と2人きりの空間に、莞爾がいるということが、なんとなく違和感が有った。それ

  • 3章 椿(40)と柊(43) その7

    3章 椿(40)と柊(43) その7

    喫茶店の中は、冷えすぎるぐらいに冷房が効いていた。並んで座っている椿と柊の前には、莞爾と名乗る性感マッサージ氏が座っていた。性感マッサージに付いて、莞爾の説明が終わった所だった。椿は、話をしていて、莞爾を不思議な男だと思った。それは、決して嫌な意味ではな

  • 3章 椿(40)と柊(43) その4

    3章 椿(40)と柊(43) その4

    「女性向けの性感マッサージって知っている?」柊が突然に言った。「昔、何かで聞いたことがあるような気がする。それがどうしたの?」椿が言った。「ネットで色々と調べてみたんだ。」「何を?」「色々とエッチなことだよ。」柊の言葉に椿は反応をしていた。「どんなエッチ

  • 3章 椿(40)と柊(43) その5

    3章 椿(40)と柊(43) その5

    次に柊に会ったのは、一ヶ月後のことだった。椿は、この一ヶ月の間、何度も自分の心と葛藤をしていた。何故、私は、あの時、あんなにも興奮をしてしまったのだろう。淫らな自分の姿を他人に見せると言うことに、暗い背徳の喜びのようなものを感じてしまった。他の誰かに話す

  • 3章 椿(40)と柊(43) その4

    3章 椿(40)と柊(43) その4

     椿は、他人に自分の恥ずかしい部分を見られるなどと想像をしたことは無かった。ましてや、そういったことを想像することで、興奮を覚えるなどと思ったことは無かった。初めて見た、裸の男女の絡み合い。視線の合った男性の笑顔。あの2人は、確実に繋がり合っていた。その

  • 3章 椿(40)と柊(43) その3

    3章 椿(40)と柊(43) その3

    椿は、502号室の前を通り時に、少し開いているドアから一瞬中を見た。裸の男女が、椿の目に飛び込んできた。ドアの隙間から見えるような部屋の入り口付近で、女性は立ったまま壁に手をつき、男性が後ろから女性の腰を支えていた。男性の腰が動いていた。2人が、今、結ば

  • 3章 椿(40)と柊(43) その2

    3章 椿(40)と柊(43) その2

    柊の遊び心が始まりだった。その日、何時ものように、椿と柊は、平日の昼間に逢った。2人で、お昼を食べた後、ラブホテルに向かった。柊と知り合った頃、まだ、明るい時間にラブホテルに入ることに抵抗があった。抵抗感を持ちながらも、反面、背徳的な感覚な喜びがあった。

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