関西のジギングをメインに、美味い魚を求めて日夜彷徨う者の日記である。
ジギングが大好き！ 明石、丹後、和歌山を主なフィールドとし、エギング、ワインド、メバリング・・・ルアーマンを名乗りながら、美味いお魚が釣れるなら、こだわり無くエサ釣りもこなすマルチアングラーである。
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わしが好きな青物料理に「ブリポン」という調理法がある。これは、わしのオリジナルではなく、以前ブログ友達に教えてもらったものである。試してみたところ、あまりの美味さに以降定番となった。魚料理の手法の一つとして、炙り、焼き霜、タタキといった調理法がある。いずれも、皮目に炙ることにより、身又は皮目に湛えた脂の旨さを引き出すというものである。しかし、何でもかんでも炙ればいいというものではなく、脂の無い魚で...
明石から、青物の釣果がちらほら聞こえてくる。久しぶりに青物の引きが味わいたくなった。よし、行こうお世話になったのは、明石の人気ジギング船 愁輝丸さんアッキン船長に聞くと、まだムラはあるが、メジロ主体にサワラも入って来ているらしい潮的に少し難しいけど、頑張ってや～と話す。ポイントは、水深30メートル前後と浅い。そう、わしが最も苦手とする、西側の浅場である。攻めは底中心の狭いレンジになるのだが、いつも...
最近美味い魚を喰っていない。店で魚を買うという習慣が無いわしにとって、自分で釣らなければ魚を喰うことができない。つまり・・・ そういうことである。さて、釣り上げた特選素材を料理するのも楽しみの一つ手にした魚を捌きながら、魚と会話しながらどんな料理に仕上げるかを考える。そうして魚料理のレパートリーを増やしてきた。今では、「どんな料理にしたらいい？」とか、「ガキさんのブログをレシピ本代わりにしてい...
ジギングロッドは、いかに気持ちよくしゃくれ、いかにジグを操れるかが大事である。適当なジグを適当にしゃくっていても、釣れるときは釣れるが、自分のイメージどおりに釣れた方がおもろいに決まっている。だから、自分に合ったロッドが大事なのである。最近は、SLJやスピネギがメインになり、ハイピッチで青物を狙う機会が減った。だが、しゃくるロッドが途中でゴンと止まる強いアタリはいつ味わっても気持ちがいい。ジギングの...
久しぶりの、「美味い！！」編である。主人公は、先日の串本釣行で釣り上げた、キツネダイスローピッチで底を叩いていたら、ゴンっといういいアタリを見せてくれた。力強い引きで、良型のハタだと思ったが、その思いに反して姿を、見せたのは、口が尖った赤い魚とっさに、「キツネベラや」と口走ったが、後でネットで調べてみると、どうやらキツネダイらしい。暖かい海の岩礁帯に生息し、甲殻類などの底性動物捕食しているらしい。...
職場の釣り仲間が、3月末をもって退職することになった。この者は、とても誠実な性格で、仕事にもプライベートに全力で取り組み上司や仲間からの信頼も厚い。いろいろな事情があるのだろう。寂しくなるが、仕方がない。なので、皆で送別釣行会を開催することになった。行き先の選定は・・・季節風が強く海が荒れる冬季に出船率が高いことそして、よく釣れること釣りを終えれば、そのまま貸別荘で宴会晩餐のメニューは、当然自分た...
うぉ～ うぉ～ うぉ～ うぉ～ うぉうぉ うぉうぉうぉうぉうぉ～うぉ～ うぉ～ うぉ～ うぉ～ うぉうぉ うぉうぉうぉうぉうぉ～うぉうぉうぉ～うぉ～うぉ～うぉ～うぉ～うぉうぉうぉうぉうぉ～（お世話になったのは、賢島から出船するバックヤードさん）コツコツとアスファルトに刻む足音を踏みしめるたびに俺は俺で在り続けたいそう願ってた裏腹な心たちが見えてやりきれない夜を数えのがれられない闇の中で今日も眠った...
ルアーマンであるわしは、ジギングをメインにさまざまなジャンルをこなす。ジギング（青物・マグロ・SLJ・SPJ・スピネギ・中深海）、キャスティング(マグロ・青物）、タイラバ、ボートメバル、イカメタル（オモリグ）、エギタコ、サビキ(マダイ・メバル・アジ）etc・・・エサ釣りでは唯一カワハギをする。季節に応じてこれらをこなせば、1年が終わる。ただ、やや手を広げすぎな感があるが、美味いお魚を求めるわしとしては、どの...
以前、うっちゃんからトンボ(ビンチョウマグロ）を貰い、その美味さの虜になったきのさんあまり大物のジギングはやらないきのさんも、トンボを釣りたくなったらしい。是非とも自分で釣りあげて思い存分味わいたいのだという。紀州のトンボのシーズンは、大体11月末ぐらいからぼちぼち始まる。ジギングでトンボを狙うからトンジギという。今や冬のメインターゲットとなりつつある。初期は、タネトンと呼ばれる20～30キロの大物が出...
年明けとともに、北陸地方で地震が発生し、各地で大きな被害が出ている。輪島市は、毎年釣行に訪れるとても馴染み深い街である。その美しい街並みの無残に破壊された様がテレビに映し出されるのを、胸が締め付けられる思いで見ていた。そんな中で、早々の新年のあいさつも憚られる思いなので、2024年の初更新は少し時間を置くことにした。被災地の方々には、一日も早い復興をお祈りするとともに、心からお見舞いを申し上げたい。さ...
クリスマス寒波が列島を襲い、相次いで釣り船が欠航している。そんな中、わしらの今年最後の釣行も危ぶまれたが、何とか出られるという。天候は回復に向かうが、朝のうちはまだ風とうねりが残るので、ゆっくりめの出船となった。お世話になったのは、泉佐野漁港から出船するバグースさん柴船長は、もともとプレジャーボートで紀北を駆け回ってたそうで、2年前から遊漁船を始めたらしい。丁寧な操船に、的確なアドバイスそして、釣...
工作員達が、先日明石までショウサイフグを釣りに行ったらしい。ショウサイフグ釣りは、関東ではすでに人気の釣りだが、数年前から関西でも流行りだしたようである。わしも聞いたことはあったが、付けエサを喰いに来たフグをイカリ針で引っ掛けるという釣りに、特に興味は無かった。しかし、既に某大型店3でもショウサイフグ用のカットウ仕掛けが飛ぶように売れているという。その話を聞くだけでも、この釣りの人気がうかがえる。...
今シーズン2度目のカワハギ釣り今回は、いつもお世話になる、徳島県阿南市から出船する清和丸さん職場の釣り仲間たちと2隻をチャーターした。大船長に状況を聞くと、「がきさんやったら50枚は釣らなあかんなぁ～」というなるほど、好調だということか。しかも、わしの腕を認めてくれているということなのかこれは頑張らないといけない。わしの腕・・・確かにカワハギ釣りのキャリアは長い。まだ、日ノ岬沖の船で冷凍の湖産エビを...
冬の風物詩のような釣り季節が進み、水温が下がりはじめると、日の岬沖の70～80メートルラインに群れが固まってくる。「今年も始まった」と表現もされる、シオ祭りわしの楽しみの一つである。今シーズンも、ちらほらと釣果が聞こえだしたので、先日様子を見に行ってきた。お世話になったのは、和歌山県の三尾漁港から出船する泰斗丸さんこの日は晴天ながら、沖では10メートル以上の風が吹いている。船の揺れが激しくて、ロッドをし...
先日開催された、TeamGACHI主催のFriendlycupFinalの模様を、jiggerさんが丁寧にブログでレポートしてくれたので、その完結を待ってこれを書いている。改めて、わしらの釣りチームの話をしよう。チームの名はGACHI結成は2011年で、かれこれ12年になる。もともと丹後の老舗ジギング船の常連で、地元釣具店の客でもあった者達が連んでいたところ、折角なのでチームでも作ろうというのが発端である。当初は、10人そこそこのメンバーに...
何だか最近カワハギ釣りが人気らしいのよ～んアタシの周りのみんなもカワハギ、カワハギって言ってるのよ～ん釣具屋さんでは、仕掛け、針、オモリ、集魚板が飛ぶように売れて、いつも品薄状態なのよ～んどうしてこんなに人気なのかっていうと、釣って楽しくて、食べてむちゃくちゃ美味しいからなのよ～んでも、カワハギは、別名エサ取り名人って言われるように、油断してったらアタリもわからないままきれいにエサが無くなるのよ～...
先日お伝えした、FriendlyCupFinalの詳細が決まった。ここには、大会次第を載せておくが、TeamGACHIのブログに留意事項の詳細が記載されているので、参加される方は、必ず確認していただきたい。おしまい・・・混んでいる電車内で無理やりスマホを見るヤツゲームするヤツSNS見るヤツ意味も無くいじくるヤツ自分の前に無理やりスペースを作ろうとするので、電車の混み具合が2割増しになる。背中を、腕をスマホでつんつんするな(^^;...
今年は、全国的にアオリイカの調子がいい様子明石をはじめ、和歌山全域、三重、丹後といい釣果が次々と飛び込んでくる。毎年、この時期に、丹後のナイトティップランを予定するのだが、毎回海が荒れて中止もちろん今シーズンも予約は入れている。ベストシーズンを迎え、状況は上々あとは好天を祈るだけである。船長に状況を聞くと・・・「今年はアオリ調子悪いねん」「えっ！？ ほかのところむっちゃ釣れてるやん」「いや、こおら...
チーム結成直後の2012年5月に開催した東日本大震災チャリティー大会以来、何度か形を変えて開催してきた。釣り仲間たちとの親睦・交流を目的として、その名をFriendlyCupと改めた。わしらのチームが育てたわしらイベントなので、それなりに思い入れもある。世界的なパンデミックも収まり、そのイベントが再び開催される。詳細は、TeamGACHIのブログで紹介されているので、是非ご覧いただきたい。おしまい・・・今季絶好調の大阪湾...
スピネギ徐々にそのメソッドこそ知られてきたが、スピニングタックルでネギングという概念だけが先立って、それをアドバイスする釣具屋スタッフから、船長に至っても、誤って理解されていることが多いと聞く。かくいうわしもそうであった。そこで、本物のスピネギを学ぼうと、先日、本場の船長からレクチャーを受けけてきたところである。この釣りは、一定の条件が揃わないと成立しない。水深ポイントの分布潮の流れ風もちろん魚影...
昨年予定するも、悪天候のために中止2年越しの挑戦となった。ターゲットは磯の王者グレ非常に繊細かつクレバーな魚で、なかなか口を使わない。地形を知り、潮と風を計算して撒き餌を打ち、ポイントを作る。そこに、仕掛けを馴染ませて、ややラインを張り気味に流してやる。ラインを微妙な変化を感じ取り、シャープに合わせると竿が大きく弧を描く磯釣り師の至福の時間が訪れる。特に冬場は、寒グレと呼ばれ、釣味も食味も最高の季...
従前は、釣行記に続いて美味い！！編を上げるのがひとつの流れだったが、最近は、めんどくさいありきたりの料理の繰り返しになるので、あまり美味い！！編は書いていなかった。また、釣魚料理は、SNSやYouTubeで多くの方がアップされており、今となっては新鮮味も無くなったようにも思う。とはいえ、極上のお魚に出会ったときには紹介したくなる。長くなったが、ここからが本題先日の勝浦釣行で釣れた美味いお魚の話まずは、ハチビ...
久しぶりに深いとこに行きたくなった。久しぶりに重いジグを落としたくなった。重いジグは、トンジギで散々しゃくったが、あのティップを抑え込むアタリを味わいたくなった。よし、行こう同行者は、職場後輩のうっちゃんとオータニさんわしの周りでは、なぜか中深海は敬遠されるので、貴重なメンバーである。お世話になったのは、南紀勝浦から出船する良丸さんこの日のメニューは、日が高くなるまではモーニングキンメのちオニオコ...
俺の名はR3訳あって、詳しいプロフィールは公表していないが、その道では結構名前が知れていると自負している。趣味は釣り主にタイラバが好きだが、ほかにはイカメタルやカワハギなんかも得意にしている。何よりも、自分なりに工夫して、それが結果につながるのが楽しい。時に友人からは頑固だと言われるが、自分らしさを貫くことが俺の美学だと思っている。ジギング？もちろんするさただし、トンジギ(ビンチョウマグロのジギング...
前々から予定していた、島根の寒ブリ釣行は、予想どおり悪天候で欠航これで、2年連続の中止となった。この時期限定のターゲットだが、厳寒期の日本海はハードルが高い。相談の結果、どこかに転進することにした。が、しかし太平洋側は天気がよさそうだが、折からのトンジギ人気で、前日に土曜日の予約が取れるわけがない。他にも心当たりを探したが、近海青物、根魚、SLJもどこのいっぱい縋る思いで、某船長に電話したら、「ええ...
先日のドラマチック釣行の嬉しいお土産コトン（小型のビンチョウマグロ）だが、これだけあればたっぷりと楽しめる。ご近所さんや親戚にも配っても、当分楽しむだけの量は残っている。ビンチョウマグロと侮るなかれ回転寿司のビントロとはまったくの別物で、生マグロ特有のねっとりとした口当たりが美味い刺身が大好きなわしは、基本的に刺身だけで十分満足しかし、それでは芸が無いので、ここで豊富なレパートリーを披露したい。こ...
昨シーズンのトンジギは不調で、わしは3回の釣行でコトン1本のみ ※ トンジギとは、トンボ（ビンチョウマグロ）ジギングのことである。ところがこの冬は、トンジギブームが始まった2、3年前を彷彿させる釣れっぷりで、各地から続々と好釣果が聞こえてくる。この時を楽しみに待っていたわしらも、当然じっとしていられない。レッツゴーである。お世話になったのは、鳥羽から出船する漁盛丸さんまだ夜も明けきらない午前5時30...
新年明けましておめでとうございます。今年もこのブログを通じ、皆さんといいお付き合いができればいいと思う。拙いながら、わしの釣行記や美味いもんネタを綴っていくので、今年もご贔屓いただきたい。元旦に、地元の神社で引いたおみくじは「大吉」これは縁起がいい待人は、「おそけれど来る」とされている。わしにとっての待人とは当然お魚のこと今年中に素晴らしい釣果に恵まれるということなので、そのときを静かに待ちたい。...
先日の串本釣行で釣れたバラハタ鮮やかな紅色のこの魚、以前築地市場で間違えてスジアラとして売られていたとしてニュースになった。単に間違えただけではなく、バラハタにはシガテラ毒を持つ個体があり、その見分けがつかないという理由で東京都などでは販売が自粛されている。なので、市場で毒魚が売られていたというような内容の報道になり、騒ぎが大きくなった。シガテラ毒とは、毒性のあるプランクトンを甲殻類や小魚などが喰...
カワハギっていうお魚がいるんだってキレイな白身で、とてもおいしいんだってまた、肝は、大人がのたうち回るぐらい美味しいんだってお魚が大好きなボクは、とても気になるんだそのカワハギを釣るのが、またオモシロいんだって小さなおちょぼ口で上手にエサを食べるんだって釣り人が全然気が付かないうちにキレイにエサが食べられるから、エサ取り名人と呼ばれているそうなんだだから、釣り人達はアツくなるそうなんだ釣りの世界で...
底をとったら、ゆっくりと張る。また戻して、今度はテンションを抜く。そこからゆっくりと弛ませて、また戻す。ときに仕掛けを上下させてタタキを入れる。誘い上げる。誘い下げる。ロッドの先にぶら下がるのは、ジグではなくて胴突き3本針仕掛けにアサリエサそう、巷で大人気のカワハギ釣りである。わしがカワハギ釣りを始めた10数年前は、まさかこの釣りがここまで人気が出るとは思っていなかった。辛気臭い釣り難しい釣り変わり...
魚種が豊富で抜群のストック量を誇る串本の海浅場から深場砂底、ゴロタ、磯場かけ上がりにかけ下がりさまざまなポイントがあり、そこをドテラでゆっくり流し、いい付き場に入れば連続ヒットわしは、この釣りが大好きである。今回もお世話になったのは、サンマジックⅡさん綺麗に整頓された船内は、いつもながら土足で乗るのをはばかられる。「おはようさん」と船長は、いつもと変わらずゴキゲンに迎えてくれる。楽しい一日の始まり...
先日のカワハギ＆ティップランのリレー便では久しぶりに紀北の海に浮かんだ。かつてはホームとも言えるぐらい訪れた海域だが、長らくご無沙汰していた。久しぶりに紀淡海峡に並ぶ島々の光景を見て、とても懐かしい気持ちになった。この界隈も、明石と並ぶ激流で有名複雑な地形と潮の流れが豊富な魚介を育んで、有数の漁場となっている。よし、もう一度行こうそういえば、大阪湾のノドグロともいわれる美味いクログチもそろそろシー...
大そうなタイトルである。だいたい、こんなタイトルの時の中身は大したことが無い。昨年あらゆるアングラーを悩ませ、ジグ屋、タチウオテンヤ屋、ライン屋を喜ばせたサバフグが消えた。代わって今シーズンは、アオリイカにカワハギが近年になく好調である。それは歓迎すべき現象である。ここ数年不調だった明石の船アオリも復活し、ティップランも丹後、瀬戸内海、和歌山などで好釣果の便りが聞こえる。わしもあやかろうと、何度も...
天気がいいので明石まで行ってきた。島虎丸さんにお世話になったり久しぶりに友人と会ったりタイラバ巻いて、サクっと本命釣ってテイモンディ高岸になったり前もんのガシラ釣ったりぼ～っとしたりそのままナイターに突入したりむちゃくちゃ寒かったり夜の明石海峡大橋を見たり車で1時間程度走れば、こんなに素晴らしい海がある。それだけで、わしは幸せである。おしまい・・・この日は、釣り好きご夫婦にお会いできた。「いつもブ...
