今年も半ばを過ぎて… 競馬予想小説 第18回

【 新・競馬予想小説 第18回 競馬の神様は本当にいるのか？⑫ 】もし「競馬の神様」が前日に予想した競馬新聞通りのメンバーで、何もアクシデント無くレースが行われたらどうなるのか？本当に予想した結果になるのか？僕はクシャクシャになった

嵐の中の日本ダービー、奇跡よ起きてくれ 競馬予想小説 第17回

【 新・競馬予想小説 第17回 競馬の神様は本当にいるのか？⑪ 】老人 「負けんな！負けんな！」しかし老人の思いが届かず、大外強襲してきた芦毛馬がハナ差で負けてしまったのだ。競馬オヤジからまた悲鳴が起きる。「あの馬、最低人気じゃ

オークスだ！もうオークスか！もうオークスなのか！？ 競馬予想小説 第16回

【 新・競馬予想小説 第16回 競馬の神様は本当にいるのか？⑩ 】「おい、放馬だよ！早く止めろよ！」東京第6レースの発走直前、なんと騎手を振り落として、馬が逃げ出したのだ。逃げ出した馬のゼッケン番号は「3番」、老人が買った本命の馬で

府中のマイルに思いを馳せて 競馬予想小説 第15回

【 新・競馬予想小説 第15回 競馬の神様は本当にいるのか？⑨ 】「自称・競馬の神様」である老人の本命は見せ場なく着外に敗れ去った。もちろん僕の買った馬券も紙屑としての価値しかないものになった。それでも老人は平然と道に唾をペッと吐き、こう言

マイルカップに参りましたよ 競馬予想小説 第14回

【 新・競馬予想小説 第14回 競馬の神様は本当にいるのか？⑧ 】老人 「この後のレース、全て当ててしんぜよう」何故か府中の立ち飲み屋で知り合った老人と競馬をする事になった僕。せっかくの休日がこんな事になってしまうとは。しかし、前歯の

ついにGW突入！私は仕事です！ 競馬予想小説 第13回

先週のアンタレスステークス、○－◎－▲の三連単が的中しました！やったぜ！【 新・競馬予想小説 第13回 競馬の神様は本当にいるのか？⑦ 】「競馬の神様は…いるよ。ワシは競馬の神様を知っている。」 府中の立ち飲み屋で前歯の無い老人が言

23年ぶりの東京開催ですって、競馬予想小説 第12回

【 新・競馬予想小説 第12回 競馬の神様は本当にいるのか？⑥ 】府中の立ち飲み屋でたまたま見ていたテレビ番組で「今から5分後に発走する競馬のレースの1着から3着までを完璧に当てましょう。 しかも、1点予想です。」そう言ってのけた超能力者

もう少しでGW、ゴールドはありませんが 競馬予想小説 第11回

【 新・競馬予想小説 第11回 競馬の神様は本当にいるのか？⑤ 】東京競馬場近くの馬頭観音像の前で泣き崩れる女を見てから数週間後、僕は府中の立ち飲み屋でテレビを見ながらホッピーを一人飲んでいた。「仕事も出来ないショボ独身サラリーマン、楽しみは酒し

いよいよ春のクラシックが開幕 競馬予想小説 第10回

【 新・競馬予想小説 第10回 競馬の神様は本当にいるのか？④ 】先輩 「東京競馬場の近くに住んでいると、何故か夜でも パカパカという音がベランダの外から聞こえる時があるんだよね。 正門前の道路をはさんだ向かい側に馬頭観音像が祀られて

まだ1回も馬券が的中してませんが、競馬予想小説 第9回

【 新・競馬予想小説 第9回 競馬の神様は本当にいるのか？③ 】東京競馬場の隅っこで一人ダウジング予想をする黒髪の女性、彼女は本当に競馬の神様なのか―？府中駅前の立ち飲み屋で一杯ひっかけた後、僕は千鳥足で家路へと急いだ。京王線の高