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ブッダの教え http://budda.at.webry.info/

釈尊の教え、原始仏教、覚り、悟り、真理、縁起、空、諸行無常、諸法無我、一切行苦、涅槃寂静、四諦八正道

大乗仏教は、釈尊の教えではありません。

析空
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2010/02/16

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  • 覚り

    「さとり」という言葉は、もともと、日本語ではありません。 その証拠に、その辺の人を捕まえて、「さとり」って何ですか?と聞いてみれば分ります。 ほとんどの日本人は、「さとり」を説明できません。 かくいう私も、長い間「さとり」を追求してきましたが、結局、説明することはできません。 仏教学者の増谷文雄氏によれば、「さとりとは気づきのことである」とのことです。 これが一番、わかりやすい説明でしょう。…

  • 折伏はブッダの教えでは無い

    折伏とは、相手の主義、主張の間違いを指摘し、破折し、屈伏させることと教えられました。 一見、正しいようですが、どこが間違っているのでしょうか。 そもそも原始仏教経典には、他の思想を攻撃するような話は、見当たりません。 他人の過失をみるなかれ。他人のしたことと、しなかったことを見るな。ただ、自分のしたことと、しなかったことだけを見よ。 …

  • 民主主義について

    日本における民主主義は、基本は議会制民主主義です。 民主主義の理想はともかく、一般に、民主主義は、多数決主義と言い換えられるとされています。

  • 仏教は民主主義ではない

    何年も前のことですが、単一組織としては日本最大の某宗教団体が「仏教は民主主義」という表現を使いました。 この標語の背景には、僧侶の集団である某宗教組織(S宗)と、その信者の団体である某信徒団体(S会)の対立があります。 某信徒団体は、独立した宗教法人ですが、法要などはS宗の僧侶が担当していました。 S会で集めた「ご供養(お金)」は、建前上、そのままS宗に渡ることになっていました。 S会は、それが…

  • 正語 その4 次第説法

    仏教に於いて、その教えを説く場合、『次第説法』ということが大事とされています。 次第説法とは、なんでしょうか? 大乗仏教においても、ところどころで次第説法、あるいは対機が重要であるという話を聞きますが、大元の鎌倉仏教において、次第説法が重要であるという話をした祖師は、おそらく皆無でしょう。 しかし、この次第説法の話を世に広めたのは、日本の出家ではなく、仏教学者であるという点は、注意されてよいで…

  • 正語 その3 愛語

    ブッダの弟子達によって、伝えられた経典は、まさに正語です。 ここでは、ブッダのことば 中村元訳 岩波文庫の「第三章 三、みごとに説かれたこと」から引用します。

  • 正語 その2 無記答

    仏教を理解する上で、無記はとくに重要な概念だと思います。 一般に、無記と言えば、十難無記のことです。 無記とは、経典のあちこちに説かれているようですが、有名なものは、『マッジマ・ニカーヤ 中部経典 第63経 マールンクヤ小経 』に説かれる十難無記です。 1.世界は常住であるか。 2.世界は無常であるか。 3.世界は有限であるか。 4.世界は無限であるか。 5.身体と霊…

  • 正語 その1 聖正語

    正語は、SAMMÂ VÂCÂ(サンマー・ワーチャー):正しい言葉です。ブログの記事などの文章も、この「語」に含まれます。 正語について、他のブログでの説明は、おおよそ次の3種類に分かれているようです。 ひとつは、単に「正しい言葉」と、ウソをつかないという程度の話。 もうひとつは、注釈を引用して、次の四種の言葉をやめなさいという話。 (1)嘘(musâvâd&acirc…

  • 正思 その10 非戯論

    戯論(パパンチャ)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは特に重要な仏教用語であるとわたしは想います。にもかかわらず、あまり一般に知られていないのはどうした訳でしょうか? ひとつは、『戯論』という用語自体が、日常会話で使用されない仏教界の専門用語であるということです。 もうひとつは、スマナサーラ師が、パパンチャの説明として、戯論ではなく『妄想』や『捏造』という日本語を使用していることも…

  • 正思 その9 般若波羅蜜

    般若とは智慧のことです。波羅蜜とは至彼岸、つまり悟りに至る修行方法のことです。 般若波羅蜜とは、智慧を目覚めさせる修行方法ということになります。

  • 正思 その8 無分別智

    一般に分別といえば、もの・ことをわきまえていることをいい、無分別とは思慮がなく軽率なことをいいます。 仏教用語では意味が異なり、分別は虚妄分別(こもうふんべつ)といわれ、妄想とされています。それに対して無分別は、妄想を離れていること、さとりの智慧といわれています。

  • 正思 その7 不傷害

    八正道の正思とは、不傷害(ahimsa アヒンサ)の思いであると経典に説かれています。 『自分よりも愛しいものはない。同様に他の人々にも、自己は愛しい。故に自己を愛するものは、他人を害してはならない。』(サンユッタ・ニカーヤ 3.1.8)

  • 正思 その6 不瞋恚

    仏教用語に『瞋恚』(しんい・しんに)という言葉があります。「怒り」「怨み」という意味です。不瞋恚は、怒りを捨てる、怨みを捨てるということです。 怒りや怨みの思いは、自分に苦をもたらします。 怒りや怨みの思いを捨てることによって、苦を捨てることができます。 では、どのように「怒り」や「怨み」を捨てるのでしょうか? 答えは、そう、ただ単に「捨てる」だけです。 スッタニパータの一番目にある、「怒り」…

  • 正思 その5 離欲

    ものに執着する(貪欲)と苦を生じ、離欲(離貪)によって、苦を滅するということが、原始経典の随所に説かれています。 離欲(nekkhammasankappa)のnekkhamma(ネッカンマ)は「否定」という意味になります。sankappa(サンカッパ)は「思考」です。 もの・ことを「否定する思考」という意味になります。

  • 正思惟 その4 如理作意

    思考には2種類あります。ひとつは、仏教用語で「如理作意」。「如理」とは理に従って。「作意」とは考えること。つまり、「正しい考察」「理に叶った思考」です。もうひとつは、「理に叶わない思考」です。 如理作意について、マッジマ・ニカーヤ(中部経典)の第2番目にSabbasava sutta(一切漏経)というお経があります。

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