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インド百景 2019 https://museindia.typepad.jp/2019/

バンガロール在住ライター坂田マルハン美穂のブログ。NY、DCを経て、2005年にインド人の夫とインドへ移住

MIHO S. MALHAN
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住所
インド
出身
福岡県
ブログ村参加

2010/02/15

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  • 当ブログ『インド百景 2019』は、終了しました。

    新しいブログ『インド百景 2020』をご覧ください。

  • 迷いの朝に。心丈夫な、先達のことば。

    ◎果物採集(ラビンドラナート・タゴール) 危険から守り給えと祈るのではなく、危険と勇敢に立ち向かえますように。 痛みが鎮まることを乞うのではなく、痛みに打ち克つ心を乞えますように。 人生という戦場で味方をさがすのではなく自分自身の力を見いだせますように。 不安と怖れの下で救済を切望するのではなく、自...

  • ⛪️教会で「愛と平和、希望」を思う/クリスマス到来を超コンビニ「トムズ・ベーカリー」で感じる

    ○バンガロールに20年前創設された混声合唱団「ロイヤルエコー」の助っ人メンバーとして、今日はカニンガム・ロード沿いにある「Seventh-day Adventist Central English Church」へ赴いた。バンガロール移住直後の1年余りをその近所に暮らし、何度となく前を通過していたは...

  • 😻猫も人間も、しっかり食べますマルハン家

    クリスマスを前に、ケーキをたっぷり焼いてます……と思わせておきながらの、猫餌😼 5年前、元野良のNORA姉さんが我が家を住処に決めるまで、わたしは猫のことについて、何も知らなかった。ペットといえばセキセイインコしか飼ったことがなく、中でも最もわたしに懐いていた「ピコちゃん」が不慮の死を遂げた時にはも...

  • やすやすと時空を超えて、2000年前の仏教遺跡が日常。

    インドという国は、数千年規模での人間の歴史が、現在のライフに溶け込んでいる。違和感なく、途絶することなく。インド全土に散らばる世界遺産の数々は、特別に指定されている場所を除けば、連綿と生活の場であり、日常の祈りの場であり。 仏教が生まれた国にも関わらず、ヒンドゥー教やイスラム教の勢力に凌駕され、駆逐...

  • 🎸Fantastic Night! Amazing U2!!

    会場だったナヴィ・ムンバイから1時間余りのドライヴを経て、バンドラ・クルラ・コンプレックスにあるホテルに戻り、久しぶりに大きなバスタブで湯船に浸かり、ベッドに入っても、興奮覚めやらず、今朝は早くから目が覚めた。 半年前、ニューヨークの帰りにロンドン経由でダブリンに降り立ち、U2の故郷であるアイルラン...

  • 😍久々のシルクマーク・エキスポ。麗しき布に高揚

    米国在住時、「ジーンズ&Tシャツ」が定番ファッションだった我。それがインドに移住してからというもの、テキスタイルへの興味に火🔥がついた。 一人であちこちのサリー店や展示会へ赴き、布のことを学んだ。やがては『インドのテキスタイルとサリー講座』を開くようになり、ミューズ・クリエイションのメンバーを対象に...

  • 🍓今週も、いちご、なのだ🍓

    思えば、子どものころから、「いちご」及び「いちごをモチーフとしたなにか」が好きだった。いちごの形のハンドバッグとか、いちご柄のハンカチとか、いちごの絵皿とか。いちごに練乳をかけて食べるのが、殊の外、好きであった。 夫と出会ったばかりの20数年前。子どものころから「ニックネームなし」で生きてきたわたし...

  • 🍔このごろ、食べた、おいしいもの。

    最近は、食のブログも放置気味。とはいえ、もちろん、毎日食べている。バンガロールでもおいしいもの、いろいろあります。 ◎慈善団体訪問のあと。遅い遅いランチ@1MGロードのCafe Felix。ビーフバーガー。ジューシーでおいしい。切ってもらわず、丸ごと、がいいのだ。 ◎昨夜の夕飯。マナガツオはオーヴン...

  • 初の試み。日系企業にCSR予算を託され、慈善団体訪問

    インド移住直後、一人で慈善団体訪問を始めた2007年に遡れば、かれこれ12年に亘って、地元の慈善団体を訪問してきた。ミューズ・クリエイションを創設した2012年はわたしにとって、個人的な活動から多くの人を巻き込む活動に変化した節目となった。 そして今回の訪問はまた、大きな節目の一つである。 在バンガ...

  • もっと余白を! 時間を止めて、ぼんやりしていたい年の瀬

    🐱ジャーナル。スケジュールノートを、予定で埋めるのは好きではない。ライフの随所随所に適度な余白を入れることは、27歳でフリーランスのライター兼編集者になったときから、ずっと心がけている鉄則。 睡眠不足や疲労した状態で、編集や執筆をしてはならないと、会社員時代に身をもって学んだ。25歳のころ。手掛けた...

  • 🎄変化するバンガロールを痛感する年の瀬

    ◎昨日は、バンガロール東部郊外のホワイトフィールドにあるショッピングモール、VR BENGALURUにて、ミューズ・クリエイションは出店&パフォーマンスを実施した。 ◎わずか15年ほど前までは、テックパークはできていたものの、ショッピングモールやホテルばかりか、スーパーマーケットもなく、生活にはかな...

  • 師走は別れの季節でもあり。ミューズ・クリエイション。

    ミューズ・クリエイションを創設して7年余り。すでに200人近くのメンバーを見送ってきた。 今月はまた、別れの季節。今日のSTUDIO MUSEが最後のメンバー、4名。 久しぶりに、タルトを焼いた。フルーツやカスタードクリーム、生クリームはセルフトッピングで。これが楽しいのだ。 そしておいしい。 明日...

  • 2019年も終盤。季節感なき師走バンガロール。

    師走。師ではないので、走りません。しかし、歳月の流れは目まぐるしく、時間の流れに気持ちが追いつかない。 ◎月曜日。ダラムサラにて、ダライ・ラマ法王14世にお目にかかったときに灯った、心の中の灯火を、消さないように、大切にしたい。慌てず、焦らず、急がず、騒がず、日々を慈しみながら暮らそう。 ◎火曜日。...

  • [DAY 05/ Dharamsala 05] 旅から戻ってきたけれど、旅は永遠に続く。

    ダラムサラからアムリトサルまで車で約5時間、アムリトサルからバンガロールまで約3時間の旅を経て、今、ようやく自宅へたどりついた。猫たちにただいまを言い、お茶を飲み、一息ついているところだ。 昨年、ナーグプルを訪れ、佐々井秀嶺上人にお会いした後のように、いつもに増して、書きたいことが募る今回の旅。そも...

  • [DAY 05/ Dharamsala 04] 僥倖の朝。ダライ・ラマ法王14世とお目にかかる

    そもそもは、YPOフォーラムのメンバー8名でのダラムサラ旅3泊がメインで、うち3名はアムリトサルを加えての4泊となっていた。 そこに我が夫を含むメンバーの伴侶ほか、数名の親しいYPOメンバーが、アムリトサルとダラムサラ、それぞれわずか1泊ずつの滞在のために訪れたのは、ほかでもない、デッキーの計らいで...

  • [DAY 04/ Dharamsala 03] チベット音楽と瞑想の朝。そして夫ら合流。

    遂には旅の最終日。なんと濃厚な4泊5日だろう。 チベット伝統的な弦楽器にて、伝統的な歌、新しい歌、自由を叫ぶ歌を歌う活動家、ロテン・ナムリン氏。彼が朝、わざわざわたしたちのために、ホテル近くのカフェまで演奏にきてくれた。 「ぼくは、普段はこんなことをしないんだけどね。君たちがあまりにも、すばらしい女...

  • [DAY 03/ Dharamsala 02] ヒマラヤの懐に抱かれたチベット亡命政府の姿

    目を覚まし、カーテンを開けば、雪を戴くヒマラヤの山々。 清澄な空気を吸う。覚醒する五感。 夢を見ているような情景。 ここもまた、インド。 朝の街を一人で散歩。雪を抱いた山脈を望みつつ、チャイを飲む至福。 ホテルの近くにあるカフェで食べた朝食のホウレンソウ入りオムレツがとてもおいしい。 朝から元気な友...

  • [DAY 02/ Amritsar-Dharamsala 01] インドの中のチベット、ダラムサラに

    バンガロールを発った昨日の朝が遠い。まるで異国を旅しているような気分だ。 6割がスィク教徒、3割がヒンドゥー教徒、残る1割は主にイスラム教徒とキリスト教徒だとされるアムリトサル。 バンガロールではあまり見かけない、ターバンを巻くスィクの人々が、ここではマジョリティで、人々の風貌も、言葉も、ライフスタ...

  • [DAY 01/ Amritsar 01] 印パ国境、スィク教徒の都市アムリトサルへ

    久しぶりの国内線。その混雑ぶりに驚かされる。わずか10年ほど前までは、見るからにビジネストリップの、スーツ姿の男性たちばかりが目についた。数年前までは、セキュリティチェックは男女別になっていて、女性の搭乗客は少なかったから、速かにすんだものだ。それが今では全ての客が入り乱れ、カジュアルな服装で 各地...

  • 42年後、まさかインドでUFO! を踊るとは。

    ピンクレディのUFOを懸命に真似て踊っていた小学6年生の我。 まさか42年後、南インドの片隅で、張り切って踊って、新聞記事に載ることになろうとは、あったりまえだが、想像だにしなかった。 ドライヴァーのアンソニーに、「今日のデカン・ヘラルドを買ってきて」と頼んだ。戻ってくるなりニヤニヤしながら新聞を手...

  • デリーから義父ロメイシュ来訪。日本食で迎える夜。

    陽光降り注ぐ心地よい一日。木漏れ日に微睡む猫らを見ていると、人間も眠たくなってくる。 季節の変化が緩やかなバンガロールでは、衣替えの必要もなく、記憶に区切りをつけにくく、過去の出来事が前後しやすい。ゆえにジャーナルや、こうしてネット上に記録を残すことは、記憶を辿るのに不可欠だ。 木曜からの国内旅を控...

  • ジャパン・フードフェスト2019で歌い踊るミューズ・クリエイション

    本日は、市内のホテル、シャングリ・ラにて、在ベンガルール(バンガロール)日本総領事館主催のフードフェスティヴァルが開催された。 バンガロールにある日本料理店やオリエンタル、パンエイジアンレストランなどが出店しての賑やかなイヴェント。 ミューズ・クワイア&ダンサーズは、本日ステージ出演にて参加。歌って...

  • iPhone11のおかげで、写真のクオリティ向上

    「美穂さんの撮る写真、きれいですね」と言われる昨今。 iPhone11に買い換えたおかげで、写真のクオリティが格段に上がった。 基本的には、「壊れるまでは、新しいものを買う必要がない」と考える性分なので、ずっとiPhone6sを使っていた。 しかしiPhone11が出た直後、これは欲しい! と思った...

  • A Hundred Hands. 素晴らしき、インド手工芸のバザール(2)

    ◎A HUNDRED HANDSの10周年記念バザール。今週の日曜日まで開催されているが、ミューズ・クリエイションのワークショップは本日まで。 ◎昨日とは別のメンバーも参加しての、来訪者との交流。小人数ながらも、ゆっくりと書道や折り紙を体験し、みなそれぞれに満足そう。 ◎英国から1年間帯同赴任してい...

  • A Hundred Hands. 素晴らしき、インド手工芸のバザール(1)

    🇮🇳ボンベイ(ムンバイ)では「冴えない」弁護士だったマハトマ・ガンディ。仕事で南アフリカに渡った際、人種差別を目の当たりにしたことから、民族主義に目覚め、公民権運動に身を投じる。20年以上の歳月を経て故国へ戻ったガンディは、インド全国を列車で旅し、その広大な国土、膨大な人口、それを支えるべき農作物や...

  • ガーデンシティ、再び。木を植えよう。

    Dear Bangalorean, we should maintain our trees with our efforts. Just lamenting the loss, there is no future. Even small plants are fine. Let's grow g...

  • 取材最終日。Incredible Bangalore!

    KR Market Dakshin @ ITC Windsor Bangalore Palace BYG Brewski Brewing Company

  • 魅力的なバンガロールの光景を拾い集める

    Bangalore Club. 住み慣れた街を、旅人の目で、眺めている。 Traveller’s Palm。「旅人の木」。 30年前、シンガポール取材で初めて目にして、心を惹かれた。 「東西南北の人」でありたくて、 取り憑かれたように旅をしていた20代のころを思い出す。 形は変われど、今も、そしてこ...

  • 取材を通して、バンガロールの魅力を再認識

    Cinnamon Sunny's Mysore Saree Udyog Commercial Street Taj West End UB City

  • 🇮🇳インド生活15年目に入った日。バンガロール取材開始

    今週はバンガロール取材のコーディネーション。 久しぶりの、印刷媒体の仕事。インド移住以来、多くの日本人クライアントをアテンドしてきたが、フォトグラファーとバンガロールを巡るのは、実は今回が初めてだ。 20代、30代、旅行ガイドブックや雑誌の仕事をしていたときのことを思い出し、新鮮な気持ちで、住み慣れ...

  • 🇮🇳インドの宗教を思う週末 02/キリスト教の聖地ベランカニで起こった悲劇

    拙宅に勤続8年のドライヴァー、アンソニー。彼と彼の次男は今、長男の死を弔うべく、タミルナドゥ州のベランカニに滞在している。明日からの仕事に間に合うよう、深夜の列車に乗り、明朝にはバンガロールへ戻ってくるという。 2年前の今日の出来事を思い返せば辛く、しかし「インドの宗教」を思うとき、回想せずにはいら...

  • 🇮🇳インドの宗教を思う週末 01/スィク教徒にとっても重要な1日

    昨日今日と今週末は、公私に亘り、意味のある日となった。 11月9日。昨日は、アヨーディヤーの判決。ベルリンの壁崩壊30周年。 11月10日。2005年に米国より移住した我々夫婦のインド生活14周年。本日より15年目に突入。 11月10日。拙宅勤続8年のドライヴァー、アンソニーの長男アンソンが、キリス...

  • 🇩🇪ベルリンの壁崩壊から30年。その1年後のドイツ取材を思い出す夜。

    ベルリンの壁が崩壊してから30周年を迎えた今日。そのことに関してを反芻し、諸々記しておこうと思っていたのだが、アヨーディヤーの件を調べて綴るに終わってしまった。 連なる歴史について、綴りたかったが、すでに夕刻、ビールを飲んでしまい、半ば酩酊状態の午後8時過ぎ。しかし、このままでは不完全燃焼につき、メ...

  • 🇮🇳アヨーディヤーの判決を巡っての覚書と経過

    【インド関係者*重要なニュース01】(11月8日) インドにて、久しく争われてきた「アヨーディヤ問題」を巡り、明日10時30分、最高裁からの判決が下されるとのニュースが、先ほど流れてきた。 北インド、ウッタル・プラデーシュ州のアヨーディア。ヒンドゥー教徒とイスラム教徒、それぞれが聖地を主張してきた場...

  • 日本から戻って1週間足らず。日常にどっぷりと浸かっている。

    例年よりも少し早めに秋の一時帰国を終えたこともあり、今年は久しぶりにディワリ・ホリデーをインドで過ごした。そして今日はまた、ここカルナータカ州の祝祭日につきお休みで、3連休。 再来週から、バンガロール取材の仕事が入っており、諸々の準備をすべきなのだが、気持ちがどうにもホリデー・モード。昨日は集中した...

  • 【日本旅 Day 17】🇯🇵近くて遠い、遠くて近い。祖国日本、また来年。

    昨日の東京は暴風雨に見舞われ、空港へのリムジンバスや成田エクスプレスが運休し、空港にたどり着くことができない人もいたようだ。翻って本日。鮮やかな秋晴れ。昨日、困っていた人に申し訳ないくらいの速やかさ。 今回の日本は、夫が同行したことで、いつもとは異なる視点での経験が多かった。忘れずに書き留めておきた...

  • 【日本旅 Day 16】🇯🇵雨にも負けず、風にも負けず、東京最終日

    風雨の中、六本木の森美術館へ。 まずは塩田千春展。魂がふるえる。 ランチを挟んで、バスキア展。そして見下ろす東京の街。

  • 【日本旅 Day 15】🇯🇵 バンガロール同窓会@東京 by Muse Creation

    昼間は銀座で買い物をすませ、ホテルに戻って身支度をし、恵比寿へ。 昨日は午後4時からの「お茶の部」と、夜7時からの「夜の部」の二部制で、バンガロール同窓会を行ったのだった。 お茶の部は、我がバンガロール初期、2006年〜数年間、バンガロール生活をともにした友人たちとの再会。彼女たちとは東京へ訪れるた...

  • 【日本旅 Day 14-2】🇯🇵旅の終着点、東京。夜の銀座に到着。

    1泊2日のわずかな時間を惜しむように、塩分の強い、しかしまろやかな黄金色の温泉に幾度となく浸った。わたしよりも温泉が好きで、わたしよりも長湯の夫にとっては、至福の滞在だったはずの有馬温泉。 夫は5年ぶりの日本。非日常の旅の記憶は、生涯に残る。今回の旅もそうなるだろう。部屋に露天風呂がついているのとい...

  • 【日本旅 Day 13-2】🇯🇵 苦行の如く乗り継いで、有馬温泉の極楽に至る

    非日常と呼ぶにふさわしい、直島の滞在だった。無論それは、ベネッセアートサイトに3泊できたからこそ、だったと思う。1カ月前に旅のプランを立てたときには、すでに満室で予約が取れなかったため、市井の民宿に滞在する予定だったのだが、既述の通り、アルヴィンドが旅の直前に、日々サイトをチェックし、1泊、2泊、3...

  • 【日本旅 Day 13-1】🇯🇵 ベネッセアートサイト直島の記憶。

    「光の教会」に向かい合っていたのは、ミノル・ヤマサキが設計し、2001年9月11日に崩れ落ちた、ワールドトレードセンター、だった。 そのことに気づいた瞬間、心臓を鷲掴みにされるような思いがした。 なんということ。 泣けてくる。 離れるのが、惜しくてならない。 3泊してなお、もっとここにいたいと思う。...

  • 【日本旅 Day 12-2】🇯🇵 ベネッセアートサイト直島の記憶。

    モネの食卓。黄色が、映える。 旅を終えてのち、こうしてブログに写真を載せながら見返すに、ため息が出る。本当に、すばらしい場所だ。また必ず、訪れたい。

  • 【日本旅 Day 12-1】🇯🇵直島から船で豊島へ。ひたすらの海を。

    島の人々曰く、「稀に見る人出の多さ」だというここ数日。日本は10月22日の天皇即位に伴って、4連休を取る人がいるのに加え、外国人客が極めて多い。ベネッセハウスも大半が外国人客で、ふとした瞬間、自分がどこを旅しているのか、わからなくなってしまうほどだ。 さて、今日もまた、綴っておきたいことがあまりにも...

  • 【日本旅 Day 11】🇯🇵直島にて。瀬戸内の海や山に溶け込む。

    無機質に有機的な建築物に、自らも溶けて一部となる。 直島のことを去年まで知らなかった……と書いたが、忘れていただけで、目にしていたのだ、ということを、思い出した。安藤忠雄ミュージアムで、彼のワークを辿っているうちに。 数年前、安藤忠雄著『ル・コルビュジエの勇気ある住宅』を読んだときのこと。同著には、...

  • 【日本旅 Day 10】🇯🇵瀬戸内海に浮かぶアートの島、直島へ。

    “ Naoshima was really fantastic!” 昨年、友人のバースデーパーティで知り合った米国在住のインド人男性と話していたとき、毎年のように日本を訪れているという彼はそう言った。ナオシマ? それはどこ? 彼から、瀬戸内海に浮かぶ直島がすばらしいと聞き、のちに調べて驚いた。 岡山...

  • 【日本旅 Day 09】🇯🇵ダリにデルヴォー、ギュスターヴ・モロー。福岡市美術館満喫。

    夫は太宰府へ行きたかったようだが、あいにくの雨。屋内で過ごすべく、大濠公園のほとりにある福岡市美術館へ。コンパクトながらも、好みの収蔵物が見られ、非常に満たされた。大好きなサルバドール・ダリの作品『ポルト・リガトの聖母』。最高。この絵の舞台であるスペインのカダケスを旅した若かりしころを思い出し、しば...

  • 【日本旅 Day 08】🇯🇵遂にはアルヴィンドが日本上陸!

    本日午後、夫もまた香港経由で福岡入りした。わたしは、昼ごろ、母と一緒に香椎へ夕飯の買い物などに出かけていたのだが、途中で別れ、夫を迎えに行くべく、香椎駅から博多駅経由で福岡空港へ。 市街中心部の博多駅から福岡空港までは、地下鉄で5分という利便性の高さ。無論、到着駅は国内線ターミナルなので、国際線のシ...

  • 【日本旅 Day 07】🇯🇵岩田屋にて、厳選の品々ショッピング

    昨日は、母と共に天神へ。折しも岩田屋で、昨日から開催されている「岩田屋定番コレクション」&「暮らしに寄り添う道具店」で、欲しかったものを購入するのが目的だ。 まずはパルコにある「コスメキッチン」で、愛用しているナチュラルコスメ、MiMCの化粧品を購入しようと訪れたところ、つい最近、専門店が岩田屋にオ...

  • 【日本旅 Day 06】🇯🇵 今年も母校で講演。すばらしき新校舎!

    瞬く間に日本旅も中盤に差し掛かろうとしている。昨日は無事、下関にある母校での講演を終え、夜、福岡市内に戻って来た。2時間程度の距離なのに、関門海峡の向こうの本州にあるというだけで、なぜか精神的に遠い山口県下関市。門司や門司港に差し掛かるころには、昔から、なにかしら、一抹の不安げな郷愁に誘われて、心が...

  • 【日本旅 Day 05】🇯🇵体育の日。思いがけず満喫する下関。

    西鉄名島駅からJR千早駅まで、「にゃん電」に乗って一駅。千早からはJR鹿児島本線上りで門司を目指す。門司でJR山陽本線に乗り換えて、関門トンネルをくぐって本州、下関へ。2時半ごろ、ホテルにチェックインしたあと、遅めのランチをとろうと外に出たら、「しものせき海響グルメフェス」が開催されていた。 30余...

  • 【日本旅 Day 04】🇯🇵千早、香椎。ご近所さんでお買い物など。

    濁流に浸かる無数の家屋の映像と、ラグビーの勝利で歓喜する映像とで、気持ちの置き場が定まらず、夕べは夜更かしすることなく寝た。 今日は、午後から下関へと向かう。明日、母校である梅光学院(旧梅光女学院大学)で講演を行うため、1泊2日で訪れることにしたのだ。ドア to ドアで、片道2時間程度だが、小旅行を...

  • 【日本旅 Day 03】🇯🇵「こんまり」と化して「禊」の如き一日。

    Due to Typhoon Hagibis, it was very windy today, so I stayed at home. I was just like “KonMari” today. My mother's atelier was almost abandoned for 15...

  • 【日本旅 Day 02】🇯🇵毎年恒例、天神でお買い物。

    Massive Typhoon Hagibis is approaching Japan over the weekend. Fortunately, my hometown of Fukuoka, where I'm currently staying, seems to be without m...

  • 【日本旅 Day 01】🇯🇵ただいま福岡。1年ぶりの一時帰国。

    I have arrived my home town Fukuoka, via Hong Kong airport. This is the beginning of an annual trip to Japan. 母の住む家からの眺め。多々良川河口あたりの夕映え。 バンガロール空港のラウンジ。...

  • 「紙製品」はプラスチックに等しく有害! Bluecat Paper再訪

    現代の製紙は、環境破壊の大いなる一因。紙はプラスチックに等しく有害である。 *A4サイズの紙1枚を作るのに平均4〜5リットルの水を使う。 *白い紙を作るに際し、80〜100種の薬剤を使用する。 *古紙は捨てるとメタンガスなどの温室効果ガス(グリーンハウス・ガス)を発生させる。 *現在、紙の93%は木...

  • 今年も楽しく社会貢献。第8回ミューズ・チャリティバザール&コンサート

    第8回ミューズ・チャリティバザール&コンサートは無事、盛況のうちに終了した。 ご来訪のゲストのみなさま、そして無償でパフォーマンスを提供してくださった方々、ありがとうございました。また、参加ヴェンダー、及びミューズ・クリエイションのメンバー、お疲れ様でした。 ★ミューズ・チャリティバザールの企画書よ...

  • インドの人々は、個人の携帯電話番号を抵抗なく公開する

    わたしの経験した限りにおいてだが、ドクターにしても然り。歯科医、婦人科医、獣医(!)、そして今回の皮膚科医……。万一、具合が悪くなったら、いつでも連絡をくださいと、言ってくれる。やさしい。それだけで心丈夫というものだ。無論、ドクターたちは、休む暇がなく、たいへんだろうけれど。 一昨日、皮膚科医を来訪...

  • 😳お前はもう、死んでいる (by ケンシロウ)/帯状疱疹につき。

    学生時代、49歳で死した夏目漱石をして、当時の日本人の平均寿命は40歳代前半だった……ということを、教授から聞いて、衝撃を受けたことを思い出す。 新生児死亡率が高かったがゆえの平均寿命の短さということもあるが、ともあれ人生100年時代と言われる昨今から思えば、隔世の感あり。1947年を過ぎてようやく...

  • 🐘HAPPY GANESH CHATURTHI! 🐘

    インドのホリデーシーズンが、本気出してきた。本日、月曜日は、ガネーシャ祭り。 アパートメント・コンプレックスのクラブハウスでプージャ(儀礼)が行われているので、先ほど顔を出してきた。 停電だ、漏水だ、騒音だと、何かにつけてトラブル多発のインド。ご近所との助け合い精神は重要事項につき、コミュニティのイ...

  • 🎻自分の身体を、大切な楽器のように取り扱いましょう

    過去十年以上に亘りお世話になっている、アーユルヴェーダの名医、ドクター・マンモハンの言葉だ。 「医者は薬などで一時的には病気の苦痛を取り除いてくれるが、その結果、人はかえって病気の原因(不摂生や油断)を戒めることを忘れる。よい薬、よい医者によって、肉体的苦痛を簡単に一時的に治してもらって健康になった...

  • 🌻8月31日。HAPPY BIRTHDAY TO ME!

    今年もまた、誕生日を迎えた。 昨日は、ミューズ・クリエイションの活動日、STUDIO MUSE。 メンバーのみなさんに、1日早く祝福していただいた。 ありがとう! メンバーからは、上品に甘酸っぱいレモンタルトと花束を。 ドライヴァーのアンソニー一家からは、チョコレートケーキを。 長女のアリスが届けに...

  • 🎂日常の中の多様性。例えば、言語。

    多様性の国インド。坂田の「インド・ライフスタイルセミナー〈必修編〉」では、冒頭で、「多様性の実態」を具体的に話す。「多様性=Diversity」という言葉の意味合いさえ、日本人と、非日本人とでは、根拠とするところが異なる。 「平均値」を出すことで、「最も多い層」を割り出すことができる日本。 「平均値...

  • 病院にて。子どもたちと遊び、再起する人とその家族の中で歌い踊る。

    バンガロール郊外にある日本企業による総合病院、SAKRA WORLD HOSPITALからのご依頼を受け、今日は、ミューズ・クリエイションのメンバーとともに同院を訪問した。ミューズ・クリエイションでは、基本的に非営利の慈善団体を訪問するのが常である。病院とはいえ私企業。どのような名目で訪問すべきか、...

  • 脳もハートも胃も満たす🎸ロックンロールWセミナー

    昨日の午後は、スペシャルWセミナー。 親子2組、ご夫婦1組、ミューズ・クリエイションメンバー女子2名、そしてインド移住直後の男性1名。 インド生活が長い人にも、短い人にも、束の間の人にも。 伝えたい。 地球儀の中の日本。インド。取り巻く世界の国々。 歴史の、世界史の重要性。 わたしが日本で、海外生活...

  • 💐久しぶりに、サリーを着てのランチ会

    ミューズ・クリエイションでは、創設時から折に触れて実施していたサリー・ランチ。 『インドのテキスタイルとサリー講座』を受講してもらった後、実際にショッピングツアーに出かけ、その流れで仕上がったサリーを着用してランチを楽しむというのが定番だった。 6年前、最初に実施したのは、サリーを着用して「写真映え...

  • 🌳レインツリー。そして芳しく香る木の花サンピゲ

    所用でバンガロール市街の西側へ。久しぶりに、「レインツリー」と呼ばれるブティックを擁したバンガローを訪れた。ここはインド移住当初からお気に入りの場所。 バンガロールがまだ「ガーデンシティ」と呼ばれていたころ。今から20年余り前までは、街全体が樹木に覆われ、だから夏の最中でも、涼しい歩道を歩くことがで...

  • 🇮🇳インド独立記念日に連なる週末。静かに読書の日曜

    8月。日本も、インドも、殊更に戦争の匂いが強い時節。 昨日は、インド国憲法の草案者であるアンベードカルに因む書物を読もうと、日本のアマゾンから取り寄せたまま、未読だった2冊を書棚から取り出す。一冊は『夜明けへの道』という児童書。1993年に初版発行されたもので、アンベードカルの生涯、そして彼の遺志を...

  • 🗻一つの繭から紡がれる糸は1000m以上! 繭3つで富士山の高さに

    木曜日の独立記念日以降、4連休の会社も多い。ミューズ・クリエイションのメンバーも旅行に出かけている人が多い中、しかし一昨日金曜日のSTUDIO MUSEは、久しぶりに朝組をオープン。午後には小人数ながらもメンバーが集まり、9月6日のチャリティバザールに向けての準備にいそしんだ。 朝組のメンバーは、午...

  • 🇮🇳町中に、サフランと白と緑があふれた日。

    ●サフラン色は勇気と犠牲、そしてヒンドゥー教を表す。 ●緑色は公平と騎士道、そしてイスラム教を表す。 ●白は平和と真理、そして他の宗教を含む異宗教の和合を表す。 ●中央は、古代インドのアショカ王(仏教徒)の記念塔からとった法輪(チャクラ)。その青色は空と海を、法輪の中の24本の線は1日24時間を表す...

  • 🇮🇳ABBAに躍り狂うインド独立記念日前夜@バンガロールクラブ

    8月15日朝6時30分。拙宅に隣接するITCテックパークから大音響で流れてくるインド国歌「ジャナ・ガナ・マナ」の旋律に叩き起こされた。インドの詩人であり思想家、作曲家でもあるラビンドラナート・タゴールによって作詞作曲されたとても美しい曲だ。 しかし、国歌斉唱するには早すぎる時刻。毎年のこととはいえ、...

  • ミューズ・リンクス変化球⚾️スペシャルWセミナー

    昨日は、『インドのテキスタイルとサリー講座』と、『異文化コミュニケーション勉強会』という、かつてない組み合わせでセミナーを実施した。 サリー試着も楽しめる講座は、普通、女性を対象に平日実施しているのだが、今回は、JICAの青年海外協力隊よりバンガロール近郊の養蚕農家支援に派遣されている男子2名からの...

  • 8月9日。お誕生日おめでとう!

    怒涛のような、1日が終わろうとしている。 今日は夫の誕生日。STUDIO MUSE、即ちミューズ・クリエイションの活動日でもある。 明日は昼過ぎから熱血セミナー(懇親会付き)。 セミナーそのものの準備はできているが、懇親会用の買い物は前日にしたい。というわけで、午前中は諸々の買い出し。 誕生日につき...

  • 日々、学びながら語る。進化するセミナー、勉強会。

    今月は自宅開催でのセミナーが3本。小規模ながらも、いずれも濃いものになるだろう。 以前は「若者向けグローバル・キャリア勉強会」としていたものを、今回からは「異文化コミュニケーション勉強会」と表現することにした。すでにキャリアのある人にとっても、あるいはこれから先、子どもを育てる人にとっても、参考にな...

  • 昭和20年8月6日。広島の空に原爆を落とした戦闘機のこと。

    異国に暮らし、異国を旅するにつけ、なるたけ偏りの少ない視点から、歴史を学ぶことの大切さを実感する。学生時代、日本史にも世界史にも大して関心を持たなかったわたしが、しかし社会人になり、海外旅行のガイドブックを制作する編集者になってからというもの、紹介する国の背景について、学ばざるを得ない状況になった。...

  • 無償で緩和ケア。ホスピスが救う患者の尊厳と家族の未来

    一昨日、ミューズ・クリエイションのメンバー、そしてバンガロールにある日本の総合病院、SAKRA WORLD HOSPITALのマネージング・ディレクターの方とともに、バンガロール市街東部、ホワイトフィールドにほど近い場所にあるホスピス、Bangalore Hospice Trust - Karuna...

  • 英語教育が貧困層の子どもの未来を照らす。OBLFの式典に参加

    貧困層子女への英語教育を支援する慈善団体、OBLF (One Billion Literates Foundation)が、年に一度主催している式典に参席するため、今日は夫と、バンガロール南部郊外のラクシュミサガラにある公立学校 (Government School) へと赴いた。 わたしが、OBL...

  • プラスチックだけじゃない。「紙」も地球環境に甚大なる負担を与えているからこその

    先日、友人のディッキから連絡があった。ディッキの友人カヴヤが、最近、紙づくりビジネスを始めたので、ミューズ・チャリティバザールで出店を依頼するのはどうかとの提案だった。 早速、カヴヤの立ち上げたブランド、Bluecat Paperのサイトを見てみる。製紙の主流である木材を使わず、綿や麻などを活用。「...

  • ☯陰陽の週末/インドを熱く語る土曜。一人黙する日曜

    2013年から「ミューズ・リンクス主催」として、定義付けてきたインド・ライフスタイルセミナー。頻繁に実施できるわけではないから、多くの人に伝えるのは難しいと思ってきたが、気がつけば43回目。これは自宅で開催するものだけを数えているので、一時帰国時の勉強会や講演会、クライアント向けや外部主催のセミナー...

  • 記録し、自分を見つめることの大切さを再認識

    幾度となく記しているが、わたしにとって記録することは、大切な習慣の一つである。 中学生の頃からつけている日記。これは途絶した時期もあったが、続いている。3年前からは「5年日記帳」を購入し、その意義深さを日々、実感している。 大学時代、心理学の授業で少しばかり夢分析研究をしていたころは、2年に亘り「夢...

  • 楽しき社会科見学! 改めCSRサポートのため、日系企業へ

    昨日は、バンガロール市街北部、国際空港にほど近い場所にある日系企業、アマダインディアへ赴いた。 ミューズ・クリエイションは久しく、在バンガロールの日系企業のCSR(Corporate Social Responsibility/企業の社会的責任)に関して、支援先の情報提供などをする旨、ホームページで...

  • インド移住当初に購入した、100年以上前の精工舎の時計のことなど

    昨日の午後、ムンバイからバンガロールに戻った。 ムンバイに住んでいたころには、1日に何度もシャワーを浴びていた。特にモンスーンの時期の蒸し暑さはすさまじく、ちょっと外に出ただけで、重い空気が、全身に膜を貼るかのように。 翻ってバンガロール。空港に降り立てば、曇天ながらも軽やかな空気。水不足が懸念され...

  • [Mumbai Day 3 & 4] ムンバイ小旅行を終えて。旅の名残をあれこれと

    🇮🇳本日午後、バンガロールへ戻ってきた。昨日は終日、雨。主にはホテルで過ごした。ランチを終えたあと、部屋に戻って読書をしつつ、買ってきておいたスパークリングワインを開ける。至福のひとときだ。しかし、平穏な時間は束の間、クリケットのW杯準決勝でインドがニュージーランドに敗れた直後、夫が部屋に戻ってきて...

  • [Mumbai Day 02-3] ゾロアスター教と、ボヘミアン・ラプソディと、タージマハル・ホテル。

    パールシーとは、インドに暮らすゾロアスター教徒のことだ。イスラム勢力の攻勢によりササン朝ペルシャが滅亡した西暦936年ごろ、ペルシャ(現在のイラン)から西インドのグジャラート地方に逃れてきた人々が起源だ。彼らは辿り着いたグジャラート地方のある土地で、その地を治めるマハラジャから、先住の人々と協調して...

  • [Mumbai Day 02-2] 新旧。老若。伝統と先端が並行して在る。多様性の渦、フォート地区

    南ムンバイのフォート地区。英国統治時代の面影を残すこの一帯は、商業、文化の集中するエリアでもあり、森羅万象、密度が高い。昔ながらの書店、雑貨店、衣料品店、飲食店、文具店にコピー店、露店などがひしめき合う中、モダンなブティックやお洒落なレストランが突拍子もなく現れる。 黒いスーツがお似合いの、長身でハ...

  • [Mumbai Day 02-1] 約100年前は日本の銀行だった。儀礼としてのヤズダニ・ベーカリー訪問

    先週は、途轍もない記録的豪雨に見舞われていたムンバイ。豪雨が続けばホテルでのんびり読書でもしよう本を数冊持参していたが、その必要はなかった。わたしにとって、ムンバイは濃すぎる。 ともあれ、記録しておきたいことを最低限に、しかしたっぷりと残しておこう。 インドのラグジュリアスなホテルのブッフェは、実に...

  • [Mumbai Day 01] モンスーンのムンバイ。日本人墓地とアンベードカルと

    昨日の午後、1年ぶりのムンバイに到着した。3泊4日の滞在だ。去年もちょうど同じ時期、ここに来た。初めてこの地を訪れたのは、米国在住時の2003年。捉えどころのない混沌、歴史の重さと文化の深さ、業が渦巻くこの土地に心を奪われた。超絶なる貧富の差。過去と現在、複数の時代が同時進行で流れるが如き異次元の共...

  • 七夕。出会い記念日@ニューヨーク。延々と、ロング・バケーション

    7月7日。我々夫婦の、出会い記念日だ。 朝、夫からの花束が届いた。メッセージカードも添えられていて、うれしい。出会って23年も経っておきながら、未だ「異文化コミュニケーション不全バトル」が絶えないバカップルではあるが、今日のところは朝から互いに、平穏を心がけている。 七夕の飾りは、今年2月に開催され...

  • 手工芸品に息づくマハトマ・ガンディの精神など

    ボンベイ(ムンバイ)では「冴えない」弁護士だったガンディ。仕事で南アフリカに渡った際、人種差別を目の当たりにしたことから、民族主義に目覚め、公民権運動に身を投じる。20年以上の歳月を経て故国へ戻ったガンディは、インド全国を列車で旅し、その広大な国土、膨大な人口、それを支えるべき農作物や手工芸品の重要...

  • インド各地、深刻な水不足につき We must save water

    豪雨で水が溢れかえっているムンバイのニュースが届くかたわら、チェンナイのかつてなく深刻な水不足が案じられる。そして過去何度も記したが、このバンガロールもまた、水資源が枯渇するのは時間の問題。そもそも、山あり川ありモンスーンあり。灌漑インフラストラクチャーが正しく整備されれば、不可避ではない社会問題。...

  • クリケットW杯と、バンガロール日本人会主催の坂田セミナー

    【セミナー前の記録】 2019年も、まもなく半分が終わる。 ‪明日の午後は、バンガロール日本人会より依頼されての「インド・ライフスタイルセミナー〈必修編〉」を実施する。今年で3回目。普段、自分(=ミューズ・リンクス)が主催するセミナーは、自宅が会場だが、日本人会主催のこのセミナーは市内のチャンセリー...

  • [London 05] ロンドン最終日。ロンドン塔と、漱石と。

    ロンドン滞在最終日。天気予報に反して、朝から晴れ間が広がるいい天気。夫は嬉々として、クリケットのワールドカップ、インド対オーストラリア戦を見に行った。 妻は、12世紀ごろに誕生したという英国最大の食品市場、バロー(バラ)・マーケット(Borough Market)を訪れることにした。最寄りの駅は「ロ...

  • [London 04] ホテル界隈を散策。ミュージアム巡りなど

    LOVE NEVER FAILS。午後9時近くになってもなお明るい、青い空の美しさ。雲の動きが早くて、陰影がめまぐるしく移り変わる。 今日はホテルの界隈をふらふらと散策。ここ数日、外食疲れがピークに達していたので、ランチは日本料理店へ。刺身定食と銀ダラの西京焼定食を注文。久々に日本米と味噌汁で、胃が...

  • [London 03] ホテル界隈を散策。ミュージアム巡りなど

    LOVE NEVER FAILS。午後9時近くになってもなお明るい、青い空の美しさ。雲の動きが早くて、陰影がめまぐるしく移り変わる。 今日はホテルの界隈をふらふらと散策。ここ数日、外食疲れがピークに達していたので、ランチは日本料理店へ。刺身定食と銀ダラの西京焼定食を注文。久々に日本米と味噌汁で、胃が...

  • [London 03] 残念すぎる豚骨ラーメン。夜はバレエ鑑賞シンデレラ

    🍜クリケットに限らず、スポーツ観戦が好きな夫。朝はフレンチ・オープン(全仏オープンテニス)のナダルとフェデラーの対戦を見ている。妻は自分の仕事をしたり、ネットに溢れる情報を読みふけったりと、自由に過ごす。幸い、ホテルの部屋が広めで、テレビとデスクに距離感があるので、わたしは自分の空間を確保できている...

  • [London 02] ゴッホによる囚人の輪。ウエストミンスター大聖堂

    🌻アイルランドに引き続き、ロンドンの天候もまた不安定。朝から晴れたり曇ったり豪雨になったりする中、地下鉄を乗り継ぎ「テート・ブリテン」へ。特に下調もせず、ただ「ゴッホ展」が開催されていると知り赴いた次第。先日、アムステルダムを訪れた際、時間がなく、ゴッホ・ミュージアムを訪れることができなかったことも...

  • [Ireland 07, Dublin→London 01] そして旅の最終地点。1年ぶりのロンドンへ

    ✈️約3週間に亘る欧州旅も終章。ダブリンには、もう少し滞在したかったと名残惜しく思いながら、ホテルのダイニングルームで朝食をとる。コンパクトな空間ながら、フラワーアレンジメントも、インテリアも、そして料理のプレゼンテーションも、本当にすてきだった。朝食は控えめにコールドブッフェだけにしたのに、目に麗...

  • [Ireland 06, Dublin] 雨のダブリン。偉大なる図書館。ウイスキー蒸留所

    ☂アイルランド最終日。ダブリンは今日も雨だった。青空が広がるこの街の表情も見てみたかった。 ☂まずは、トリニティ・カレッジへ。1592年に、英国のエリザベス一世によって創設されたアイルランド最古の大学だ。今回の旅を通して、軽く表層だけではあるが、英国とアイルランド、北アイルランド、スコットランド、そ...

  • [Ireland 05, Galway→Dublin] ゴールウェイをあとに、再びのダブリン

    🌿3泊4日のゴールウェイ滞在も無事に終了。レンタカーでの旅は、ツアー参加よりも遥かに自由で、濃厚な経験ができる一方、慣れない場所での運転は結構、疲れた。夫は運転免許証を持っているが、インド移住以来、ほとんど運転していない。アクセルとブレーキの位置関係も忘れている……! つまり、頼れるのは自分だけ。ホ...

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インド百景 2019
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